ページに広告が含まれる場合があります。
掲載誌のお知らせです。
6月10日発売の『PHPくらしラク~る♪』7月号に、私の記事が2つのっています。
この号の巻頭特集は、『スッキリ8割捨て』で、この特集の最初の2つの記事です。
・持ちすぎ注意報:物を持ちすぎている兆候を9つ紹介、書き下ろし。
・「1週間で8割り捨てる」プログラム:物の捨て方。1冊目の本を編集部の方がまとめたものを監修。
それぞれの記事の紹介と、ほかに気になった記事について書きます。
あなたも物を持ちすぎている
最初の記事は、「こんな状態だったら、きっと物が多すぎますよ」と書いたものです。
こんなふうにイラストつきです。
私の母もそうだったのですが、物をいっぱい持っているのに、そのことに気づいていない人が意外といます。
むしろ、「我が家は物が少ないほうだ」と思っています。
物が少ない。数が足りない。
こう思っているから買い物するわけですよね?
「もう私は充分持っている」と認識していたら、買い物するスピードも落ちます。
わざわざ、買わない挑戦をする必要もなくなるでしょう。
どんどん買っているとしたら、どこかで、「足りない、少ない」と思っているわけです。
この認識を改めるためにも、一度、持ちすぎのサインが出ていないか調べてください。
家の中をじっくり見てみると、想像以上に物があることに気づきます。
1週間で8割捨てる
1冊目の著書に書いた1週間で捨てるプログラムを、イラスト付きでコンパクトにまとめた記事です。
筆子の1冊目の本⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」3月5日より予約開始
物の捨て方がよくわからない、と思ったら、読んでみてください。
月曜日は服を捨てる、火曜日はバッグを捨てる、というように日替わりで捨てる物を提案し、どんな物を捨てるべきか具体例を書いています。
ではここから、私が興味をもった記事を3つ紹介します。
まあ、『PHPくらしラク~る♪』は毎回、どの記事もおもしろいし、発見がありますが、その中でも、特に気になった記事です。
「無意識」にお任せで勝手に”片付く人”になる!
心理カウンセラーの方が書いた記事で、頭でいろいろ考えすぎるから、片付けられないので、いったん考えるのはやめよう。
思考をストップするために自分で自分に暗示をかけたまえ、という内容です。
確かに、片付けられない人って、いろいろ考えますね。
たとえば、
なぜ、私はこんなこともできないのか。
なぜ、私は片付けられないのか。
いったいどこから片付ければいいのか。
今日こそ片付けなければ。
など。
このような暗い考えは、右脳がやっており、その結果、感覚や直感を認識する左脳の出番が減っているので、動けなくなるそうです。
考え込みすぎるのをやめるため、特定の言葉をつぶやいて、自分で自分に暗示をかけます。
紹介されているつぶやきには、ちょっと長いものがあり、私には覚えられないので、唱えませんが、自分で自分に暗示をかけるという考え方には賛成です。
私たちは、いつも自分自身に暗示をかけていますから。
私は片付けられない人、というのもそうです⇒断捨離中に言ってはいけない12のNGワード。言葉が思考を作り現実を変える。
まずい暗示をかけてしまうと、まずい結果になります。
この記事には、片付けられない人は、「私は片付けられない女」という言葉で、自分に催眠をかけている、とあります。
片付けられないというイメージを自分で自分に植え付けて、日々そのイメージどおりの行動をしているわけです。
イメージや思い込みは、人の行動に大きな影響を与えます。自分の思い込みについて、考えるきっかけになる記事です。
マネーの”常識”を捨てれば貯まる家計になる!
ファイナンシャルプランナーの方が書いた記事で、世間一般でよく言われる、貯蓄や節約に関する常識に従うより、自分に合った方法をとったほうが、お金が貯まる、という内容です。
まあ、そのとおりです。
お金に関する思い込みで、捨てたほうがいいものが5つ紹介されています。1つめは、「家計簿をつけなければならない」、という思い込みです。
お金の出入りが把握できているなら、家計簿をつけることにこだわらなくてもいいのです。
家計簿って、どんなノートにつけるか、どういうふうにつけるかにこだわる人がいるし、単に惰性でつけているだけで、数字を分析・検討しない人もいます。
お金の出入りを把握し、改善につなげることができれば、無意味な家計簿つけをする必要はありません。
家計簿をつける習慣があるのは、日本だけだと思います。
主婦が、日々の収入や支出を細かい品目ごとに記帳する、というのは、カナダではありません。
収支の把握をしている人はいるでしょうが、「家計簿」というフォーマットはありません。
数年前から、ドミニック・ローホーさんが、Kakeibo という名の、金銭出納帳を発売していて、毎年、新しいものが出ています。
ほんのちょっと前は、カナダのアマゾンで見つかる Kakeibo というタイトルの本は、ローホーさんのものだけでしたが、いまはほかの著者や、会社から複数出ています。
Kakeibo: The Japanese Art of Saving Money (家計簿:日本のお金を貯める技術)や、Kakebo: The Japanese Art of Mindful Spending(家計簿:日本のマインドフルな消費の技術)のように、アートや技術として、紹介されることが多いです。
近藤麻理恵さんの本が、ベストセラーになったので、その影響でしょうね。
説明を読むと、「日本人はミニマルな暮らしの達人で、生活のすべてにおいて、少ないもので暮らしている。所持品を捨てたり、季節に合わせて上手に料理をしたり。そうした暮らしを支えているのは、家計簿なのだ」なんてことが書いてあります。
海外の人は、禅のイメージにひっぱられて、日本人全員がミニマリストだと思いがちですね。
実際は、全然違うのに。
一方、BBCのニュースで、何通も報告書を書いたり、印鑑を押したりしなければならないから、安倍政権のもとでは、なかなか新型コロナウイルスに対する対応策が決まらない、という話も聞きました。
イメージや思い込みっておもしろいですね。
にゃんしゃりで脂肪のお片付け
ダイエットに関する連載マンガです。
やせたい猫とオカンの絵がかわいいです。
やせたい猫が、いろいろ試行錯誤する中、オカンがアドバイスしています。
最初、雷さまだと思いましたが、両方とも猫なんでしょうね。
ほかにも、掃除のハードルの下げろという漫画や、年6万円トクする買い物術、など、興味深い記事がたくさんあります。
目次の1ページめです。
『PHPくらしラク~る♪』は、きのう『婦人公論』と一緒に届きました。
『婦人公論』は2週間に1回出るらしく、すでに店頭にはないため(アマゾンでは手に入ります)、ブログでレビューを書くことはありませんが、こちらにも、私の記事がのっています。
よかったらコンビニなどで見てください。
*****
巻頭のグラビアの、「作り置き食堂」というレシピのページにも作ってみたいものがありました。
『婦人公論』も、読むところがたくさんあるので、きょうから少しずつ読みます。この号の特集も、物を捨てることです。
新型コロナウイルスに関する記事に、リモートワークをするご主人が、「テレビ会議で家の中が映るから、片付ける」と言い出した、という話があって、笑いました。
デスクトップなんでしょうか?
よほどの汚部屋じゃない限り、映らないと思いますが。
以前、YouTubeで、汚部屋で(筆子基準)で塗り絵している人を見て(アメリカの方)、ぎょっとしたことを思い出しました。