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10日ぐらい前に、今年中に手放したほうがいいものを5つ紹介しました。
今回は、その続きです。
もし、やめたいな~と思っていることがあるなら、2020年のうちにいったんやめてください。やめておくと、2021年、いいスタートが切れます。
出さないと入ってこないし、手放さないと新しい展開がありません。
こんなことはもうやめたほうがいいよ、と思うものを、今日は3つ紹介しますね。
1.無意味な会員登録
各種会員サイト、通販サイト、実店舗でも、いまは、登録を促されるところが多いです。
ほとんど使ってないサービスの登録は抹消をおすすめします。
よく使っているサービスに登録しているのは別にかまいません。
私も、最近、2週間に1回、食品を買っているオーガニックフードのスーパーのメンバーになりました(最近、メンバーシップ制度ができました)。
メンバーになると、リピートして買っている商品の一部は、割引きになるし、毎回払っている手数料(4ドル~5ドル)が無料になります。
以前は、手数料なんてありませんでしたが、今年は、新型コロナウイルスのせいで、スーパーの人の仕事が増え、それが手数料の徴収につながりました。
春のロックダウンのときは、運送に使っている箱も使い回すことができなったこともあり、経費が増えたらしく、それ以降、手数料を取られるようになったのです。
こんなご時世に、2週間に1回、食べ物を家まで運んでくれるのは、すごくありがたいことなので、手数料を払うのはべつにかまわないのです。
ですが、メンバーになってしまえば、もう少し、店をサポートできるかもしれない、と考えて、メンバーになりました。
今年の3月のはじめ以降、私は2~3度、アマゾンでナッツを買ったぐらいで、ほぼ、この店だけで、食品をまかなっています。
このように、いつも使っている店やサービスの会員登録は継続すればいいのです。
ですが、登録したまま、そのままになっている店舗やサービスもあると思います。
一度、自分がどこに会員登録しているか、書き出してみて(会員サイトの棚卸し)、今年、数回しか使わなかったサービスが見つかったら、やめることを検討してください。
数回なら、ゲストとして使えば充分ではないでしょうか?
SNSも、メインで使うものを決めて、あまり使ってないものはやめたほうがいいです。
2.昔のできごとについて考えすぎること
あーだ、こーだと、かつての失敗を考えこんでしまう思考のクセを捨てましょう。
年末なので、今年1年のできごとを振り返っている人も多いでしょう。
その時、「ああ、あのときのあれ、まずかったなあ」と、感じることがあるかもしれません。
そのさい、あまり過去の失敗や、悔やまれるできごとに、こだわりすぎないでください。
この点について、最近、こんな記事を書いています⇒物を捨てて後悔したというけれど、それが何だっていうの?
この記事、13日にアップしましたが、その10日後に、過去のことにこだわっている人からメールをもらいました。
その方は、自分が娘にしたことに責任を感じているそうです。
娘さんが、高校生のとき、本人の適性は無視して、自分がいいと思う職業につかせるため、理系のクラスに進ませ、その後、娘さんは、大学在学中に、課題が多すぎたせいか、心身ともに不調になりました。
この方は、かつて、あんなふうに強引に娘の進路を決め、本人につらい思いをさせてしまったことに対して、責任を感じると言います。
このメールに対して、私は、
今さら責任を感じても遅いので、いまできることをやっていってください
こう答えました。
だって、そうですよね? 今、責任を感じて、だから何なの?って話ですよ。
この方のように、過去に起きたあれやこれやについて、思い悩んでいる人から、よくメールをいただきます。
「今さら何言ってんの」という記事を、いろいろな角度から何度も書いているにもかかわらず。
昔のことにこだわる思考のクセがよほど強固なのか、私の記事に説得力がなさすぎるのか、原因は定かではありません。
定かではありませんが、似たような悩み相談がいまだに続いているので、もう一度、改めて、この思考のクセを捨てることをおすすめします。
昔、起きたできごとについて、うだうだと悔やんだり、どうこうしようとやっきになったりするのは、もうやめましょう。
ちらっと、「まずったな」「失敗した」と後悔するのはいいのです。そういう感情は無理に止めるべきではありません。
ですが、専門家によると、こうした、「失敗したわ、チクッ」という感情は90秒でおさまるそうです。
90秒説の詳細はこちら⇒いやな気分こそ大事にして、自分の感情とうまくつきあう(TED)
しかし、その後、事あるごとに、昔のできごとを、頭の中でリピート再生する人がいます。
現在、うまく言ってないことの理由を考えて、「あのとき、ああしていれば、こうしていれば」と考えてしまうのです。
リピートすればするほど、そのように考える思考回路が強化されます。
リピートするかどうかは、自分で決められます。再放送も、ほどほどにしましょう。
3.健康をないがしろにすること
感染症が流行った今年は、自分の健康について改めて考えた人も多かったと思います。
健康を維持するのはわりと簡単で、身体にいい物を食べ、夜はちゃんと寝て、定期的に運動し、意に染まないことは無理にやらないだけ。
どれもあたりまえのことですが、忙しいと、こうしたふつうのことを疎かにしがちです。
睡眠を削るのは、多くの人がやるだろうし(しかも、ネットフリックスのドラマを見たいから、という理由のときもある)、甘いものを食べ過ぎたり、コーヒーを飲みすぎたりする生活が、デフォルトになっている人もいます。
仕事が忙しいと、睡眠不足になりがちですが、自分の健康と、今やっている仕事を天秤にかけた場合、健康のほうが大事ですよね?
仕事は取替がききますが、自分の身体は取替がききません。
健康は、健康じゃなくなって初めて、ありがたみがわかるので、今、とりあえず生活できているのなら、自分が自分の健康をないがしろにしていることに気づかないものです。
しかし、ストレスの多い現代は、睡眠不足が続いたり、食生活が乱れたりすると、あっさり体調が悪くなります。
このブログを始めて、読者のお便りをいただくようになるまでは、こんなに、ストレスが多い人や、メンタルの悩みが多い人がいるとは思っていませんでした。
まあ、悩みがあるからメールを書くわけで、読者の大半の人は、私のように、「きょうもいい1日だったな。みんな、ありがとう」と思いながら毎晩眠りにつき、ふっと気づいたら、明日になっている、こんな生活をしているとは思います。
ただ、今はスマホやSNS、見放題、読み放題サービスなど、自分の健康を過信して、消費しすぎるサービスがたくさんあります。
体調が悪くなる落とし穴がいっぱいあるので、健康を軽んじていないか、客観的に考えてください。
もし、健康によくない習慣があると気づいたら、思い切ってやめましょう。
61歳の私と同年代の友だちのメールやカードには、「お互い、健康第一でいきましょう」なんて、よく書いてあります。
しかし、口でそうは言っていても、実際、健康にいい生活を具体的にちゃんとしているのか、というと、それは別の話です。
「健康でいようね」と言いながら、夜遅くまでドラマを見ていたり、コーヒーをがぶ飲みしていたり、運動を全然しなかったり、高カロリーのものを食べすぎて、気持ち悪くなったりしています。
部屋の片付けや、貯金と同じで、「健康でいよう」と思っているだけでは、健康を維持できません。
本当にそう願うなら、そういう状態になる行動をするべきです。
気をつけていても、病気になるときはなるので、努力するのはばからしいと思うかもしれません。ですが、生活習慣を変えれば、健康でいられる確率があがります。
つらいのは悪習慣を新しい習慣に切り替えるときだけです。
年末に捨てる・関連記事もどうぞ。
年末だからもう手放す。今年中にさよならしたい5つのもの(前編)
年末にお金を使いすぎないためにできる5つのこと。意識的な買い物が鍵。
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もう手放したほうがいいものを3つ紹介しました。
きょう、私が捨てたもの:
・WordPressのプラグイン(プラグインは、WordPressの機能を拡張させるものです)。
・あるストリーミングサービス(3ヶ月休む手続きをした)。
私は、複数のストリーミングサービスを使っていて、時々、ローテーションしています。
休む設定にしても、いつでも再開できるので、こうしたものをやめるハードルは全然高くありません。
ですが、人は、何かをやめたり、手放したりするのは、決して得意ではないですね。
日本政府が、いまだに、来年、オリンピックをやる姿勢を見せているのも、「女性の天皇は認めません」、と考える人がいるのも、「いったん始めたことをやめるのは抵抗がある」という心理と無縁ではないと思います。
しかし、やめたほうがいいときもたくさんあります。