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今日は、久しぶりに、手持ちの服を減らしたい人向けの記事です。
とっとと捨てるべき服を、7種類紹介しますね。
今日中に捨てても、まったく困らない服、困るどころか、生活の質がどんどんあがってしまう服。
そんな服、きっとあなたの家にもあると思います。
0.ここ1年着ていない服
タンスやクローゼットを目視して、「あ、これ、この1年、全然着なかったな」とはっきりわかるものは、もう捨ててください。
過去1年着ない服が、ぞろぞろあるということは、明らかに、ワードローブがだぶついていることを意味します。
だぶついているから、タンスもクローゼットもスッキリしないのです。
「これは喪服で、去年は葬式の集まりがなかった(新型コロナウィルスのせいで)」、「これは、特別な時専用の特別な服で、今年の後半には、その特別な時が必ず来るのよ!」
こんなふうに、この1年、それを着なかった理由がはっきりしていて、かつ、今後必ず着ると思うものは、キープしてもいいかもしれません。
さて、これ以降、捨てることをおすすめする服は、「たまには着ることがあるけど、でもほとんど着ないな」という「あまり着ない服」です。
1.ジャンク
ジャンク(junk)は、くず、がらくた、廃品という意味です。
潜在的ながらくた予備軍ではなくて、見た目がしっかりがらくたな服を捨てます。
たとえば、袖口がぼろぼろ、穴がたくさんあいている、毛玉だらけ、破れている、大きなしみがついている、とことん生地が薄くなっていて透ける。こんな服です。
もしかしたら、あなたはそんなジャンクな服は1枚も持っていないかもしれません。
服がたくさんあれば、どの服もあまり痛みませんから。
まだコアなミニマリストになる前、私は、ふつうに何枚かの服を所持していたので、1着の服を穴があくまで着倒すことはありませんでした。
以前、ブログに書いた気がしますが、現夫の家に遊びに行ったとき、夫のはいていたスエットパンツの裾のほうがすりきれて、穴があいているのを見て、ゾッとしたことがあります。
「え、この人、こんなに貧乏なの?」と。(実際、夫は今も昔も貧乏ですが)。
その後、カナダで長く暮らすうちに、「カナダでは、そこそこ金持ちでも、穴のあいたTシャツを着ることがある」とわかりました。
日本人は一般にボロな服はあまり着ませんが、もし「部屋着にする」という理由でキープしていたら、すぐに捨てましょう。
部屋着やパジャマにするから:着ない服を捨てない理由と、それを乗り越えて捨てる方法(25)
2.新品
ジャンクの次は、新品を捨てます。
タグがついたまま放置している服や、買ってきたままショップの袋に入れて床置きしている服です。
もらったときのまま、押入れに入っている服も捨てます。
ゴミ箱に捨てることはありませんよ。リサイクルショップや寄付センターに持っていく用の袋に入れましょう(そして最速で持って行ってください)。
新品のまま置いておくということは、あなたはそれを必要としていないのです。
必要ならとっくの昔に着ています。
まだきれいなうちに、着る人の手に渡しましょう。
新品同様だから:着ない服を捨てない理由と、それを乗り越えて捨てる方法(26)
3.誰かのために取ってある服
もう私は着ないけど、いつか娘が着るかもしれない。いつか孫が着るかもしれない。
今度、妹にあげようかな。そのうち実家に持っていこうかな。機会があるときに、夫に義理妹のところに持っていってもらおう。
服のリメイクが趣味の、友人のR子さんにあげよう。
こんなふうに、自分が着る気は全くなく、誰かほかの人にあげようと思っている服を捨てます。
その人たち、あなたの着ない服をもらいたい、着たいとは思いませんよ。
欲しくない贈り物をもらってしまったあと、もんもんと悩む人から、何度メールをもらったことか?
今、ほとんどの人の家の中で物が余っています。
ほかの人に古着を押し付けても恨まれるだけ。皆、もらう時は、作り笑いしながら、「わあ、ありがとうございます」と言うけれど、それは本心ではありません。
、「これ、着ないなら、捨ててくれていいから」と言って、あげるのも迷惑行為です。
捨ててもいい服なら自分で捨ててください。
4.いやな気分になる服
見ると不愉快になる服や、着るとなんとなく嫌な気分になる服を捨てます。
いやな気持ちの例:
・こんなの買うんじゃなかった。
・もらうんじゃなかった。
・なくてもよかったな。
・失敗したな。
・ちゃんと着なきゃ、だわね。
・邪魔なんだよね
・趣味が悪いなあ
・流行遅れすぎる
・は~~~っ(ためいき)
5.ときめく! でも着ない服
見ていて、気分が高揚するけれど、着ない服を捨てます。
近藤麻理恵さんの「ときめく服を残す」というやり方で残した服も、数が多すぎれば、ガラクタになります。
近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」の英語版の感想~ベストセラーの秘密は東洋の神秘にある?
見てるだけでハッピーになれるけど、実際には着ない服は、1着だけ、「元気にしてくれる用」として、持っておけばいいんじゃないでしょうか?
そのほかは、捨ててしまったほうが、スッキリ暮らせます。
すごくかわいいから見ているだけで満足:着ない服を捨てない理由とそれを克服して捨てる方法(その13)
6.にせのお守り
「全然着ないんだけど、あるとなんとなく安心する」。そんな用途をになっている服を捨てます。
物がなくても安心感を得ることはできます。
昨日紹介したTEDの講演では⇒哲学が生きることを助けてくれる(TED)
コントロールできないことと、コントロールできることをしっかり分ける話が出てきました。
自分にはコントロールしきれないこと(外側の状況)を、思い通りにしようとがんばると、焦りや不安、無力感が生まれます。
ちゃんとコントロールできることに注力すると、気持ちが落ち着いて、地に足がつきます。
自信や安心感の源(みなもと)は心の中にあり、物がたくさんなくても、それらを引き出すことができます。
むしろ、物がたくさんありすぎると、管理に時間とエネルギーを取られるので、自分の気持ちと向き合うことができません。
「これがあると安心できる」と思ってるその服が、本当の自信を生み出す邪魔をしているのです。
7.野望ドレス
なりたい自分になるために買ってみたけれど、現実の自分とあまりにもかけ離れているために、全く着ないでそのままになっている。
こんな服を捨てます。
自分らしさを受け入れず、他人みたいになろうとすると、不用品が増える一方です。
野望ガラクタとは? ⇒ なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法
半期に1度の野望ガラクタ捨て祭りのススメ。今日こそ現実と折り合いをつけよう。
雑誌やテレビ番組で、読者を変身させる企画(メイクオーバー)があります。
最近は、あまりないでしょうか?
垢抜けない女性に、プロがスタイリングしたおしゃれな服を着せて、髪型も整え、化粧をして変身させる。
見ているほうは、その変化がおもしろくて、「ほ~っ!」と喜びます。本人もうれしいかもしれません。
ですが、急に他人みたいになっても、長続きしません。
家に戻ってしばらくすると、元の自分にもどります。
人は、着るものや使うものを変えたぐらいで、変わりません。自分とまわりにある物とのギャップに、ストレスをためるだけです。
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久しぶりに服を買い、ボロボロになってしまった服を総入れ替えしました。
捨てたのは、半袖のTシャツ、長袖のTシャツ、コットンの薄手カーディガン、レギンス、パジャマのズボンの5着です。
すべて綿素材なので、ウエスとして使うために、洗面所の棚に移動させました。
前に着ていた服は、思いのほか早くあちこちに穴があいたので、今度は、ある程度ローテーションさせながら、着る予定です。
あなたも、もう着ない服は捨ててはどうでしょうか?