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どんなふうに生活にモーニングページを取り入れているか、さらに2人の読者の方からメールをいただいたので、紹介しますね。
2人とも、朝、3ページ書くことにこだわる必要はない、という意見です。
朝、モーニングページを書けずにストレスをためている方は、ぜひお読みください。
では、まず、みのくんのメールをシェアします。
1ヶ月、モーニングページを書いてみた
件名:30日チャレンジをやってみました
いつもブログを楽しく読んでいます。
先日、いろんな方のモーニングページの取り組みを紹介されていましたね。
わたしも7/15~8/15の間、30日チャレンジとしてモーニングページに取り組んでみました。
最初の数日で、頭の中にある様々な思考や感情が整理されていくのを感じ、「これは良い効果がありそうだぞ」という手応えを感じました。
でも、実際に大学ノート3ページを毎朝書くのは困難、とも気づきました。
今回はとにかく30日間続ける、ということが目標だったので、そこは外さないように頑張りました。
結果、きっちり30日続けることができ、達成感を味わうことができて嬉しかったです。
書けないときはこうした
1ヶ月続ける中で気づいたことと対処法。
1)仕事のある日は朝書いている時間がない。
→ 今回は書くことよりも続けることに重点を置いたので、日付と「書く時間がないからまたね!」1行だけの日もありましたが、それでも良しとしました。
2)3ページも書けない日がある。
→ 時間的に書けない時は、断片的にでも単語を書いておき、次回などに見返して、まだそのことが気になっていたら書くようにしました。
頭の中にあることを書き出す効果
以上のことから、たとえ1行でも、ペンを持ち、ノートを広げ、頭の中にあることを文字でノートに書き出す、という作業は心身にとても良い、ということが分かりました。
たとえば、今までは嫌なことがあっても「ムカつく! なんでわたしがそんなこと言われなきゃならないんだ! 」と負の感情を持ち、相手のことを嫌うばかりでしたが、そういう感情を書き連ねていく中で、
どうして相手はそのような行動に至ったのか。
どうしてわたしはそのことが嫌だったのか。
そのことに対して、なにかできることがあるのか。
あったとして、それはわたしが無理なくできることなのか。
など、感情以外の思考が広がっていき、無駄に相手を悪く思ったり、同じ状況になりそうなときに気をつけることができるようになったりしました。
これは普段からあまりモノゴトを深く考えないわたしにとっては大きな進歩です。
しかも、無理やり頭をひねって考えようとせずに、ノートにつらつらとその時の思いを書くだけで出てくるのですからびっくりです。
毎回そのような気づきがあるわけではないのですが、困ったらモーニングページ、というお守りのようなものが手に入ったような気がして今後人生後半戦、心強く思います。
現在は毎日ではなく(本来ならば毎日がいいのでしょうけど)自分のペースで続けています。
筆子さんのブログからはいつもヒントをいただいています。
ありがとうございます。
また新たにチャレンジしていることの区切りがきたら報告させてくださいね。
それでは。
みのくん、こんにちは。お便りありがとうございます。
30日間チャレンジとモーニングページを試していただき、うれしく思います。
頭の中にあることを書き出したら、いい効果があったのですね。よかったです。
確かに、何を優先するかで、取り組み方は変わりますね。
今回、みのくんは、続けることを最優先したから、3ページ書くことは、優先順位の下のほうにいったわけです。
時間、体力、意識、すべては有限なので、大事なことを優先順位の上のほうにもってくると、満足できる結果が得られますね。
それでは、みのくん、これからもいろいろなチャレンジをして、楽しくお暮らしください。
モーニングページの取り組み方を紹介するきっかけになった記事⇒モーニングページを書いていると睡眠不足になります←質問の回答。
ほかの読者の取り組み方⇒モーニングページの楽しみ方、私流。
次は、北欧の修道士さんのお便りです。小見出しは私が入れました。
気ままに書いているけど効果はある
件名:最近のいろいろについて
北欧の修道士です。
以前、お便りを差し上げてから、1年以上も経っているかと思います。
モーニングページ等、最近のいろいろな記事に関しまして、わたしなりに思うところをお伝えしたいと思い、久々にお便りいたしました。
夜、書きたいときに書いている
わたしは、モーニングページと(ジュリア・キャメロンさんが)呼ぶのだと知る以前から、自分の内面を書き出すということをしておりまして、もう15年以上は続けています。
最近ではとくに書くことがないので、書きたくなった時だけ書いています。
そして、3頁にはこだわっていません。書きたい分だけ、ぐちゃぐちゃな走り書きで書いて、数行でも「いいや」と思ったらそれでやめます。
ひどい時なんて、何か書きたいなーと思ってペンを持っても結局何も出ず、「そう思ったが何も出てこねーや」とか「しかし、とくに書くことはない」などと書いて、ほかにちょこちょこどうでもいい覚え書きのようなものを書いて、終わることもあります。
書く時間はほとんど夜、寝る前です。静かだし、あとは寝るだけなので時間に追われることもないからです。
朝書かなくても効果あり
朝書いたことなんてほとんどないです。
起きられないし、仕事をしていたりすると時間にも追われるし、寝起きから心の吐き出しから始めたくないとも思うからです。
そのかわり、書きたい時には昼となく夜となく、また3頁だけといわず書きたいだけ書いてます。
べつに朝イチ起き抜けに書かなくても、わたしは効果のほどを十分に実感しています。
「朝、書け」というのは、朝、寝起きは顕在意識と潜在意識があやふやな状態だから、より本当の自分の気持ちが出やすい、出しやすいから、朝起きてすぐがいいということではないでしょうか。
顕在意識のフィルター(ジュリアのいう検閲官)がかかりづらく、無意識の状態で書き出せるからだと思います。
そういう理由で「なるたけ朝、寝起きに書くことを勧める」のであって、厳密ではないと思っています。
「朝寝起きで、30分間、3頁」というのは始めるにあたっての単なる目安として、自分に合った時間帯、割く時間や頁数を、いろいろ自由にカスタマイズしてみるのがいいのではないか、
とこれまでのモーニングページに関する相談者さんの記事を読んで、思った次第でございます。(それで、自分はこうしている、というのを上記長々書きました)
スピリチュアル・レッスン
そして、筆子さん、デニス・リンという方の「スピリチュアル・レッスン」という本をご存じでしょうか?
「スピリチュアル」といっても、方向性はカレン・キングストンさんの本と似た感じだと思います。
要は、物質的なガラクタと心のガラクタを処分、整理して、自分本来の人生を送りましょう、という内容のものです。ジュリア・キャメロンさんの「The Artist’s Way」のようなエクササイズ本になってます。
この本を紹介したいなと思ったのは、9/4の読者様の「結婚さえすれば、子供さえいれば…」という文面からでした。
古い家電を買い替えたとき思ったこと~古いほうは捨てるのが当然よね?(2つ目のお便りです)。
著者のデニスもずっとそういうことを思っていて、ある日そんな気持ちがパンクして、それが本を書くきっかけになったというようなことを、冒頭に書いていたのです。
丁度、久々にこの本のエクササイズをやっていたこともあって、ハッとしまして。
初版が2004年のちょっと古いものなので、電子書籍版で出ているかどうかはわからないのですが、機会があれば読んでみてください。
自分の内外の断捨離実践本として、なかなか面白いと思いますよ。
ライトな記事について
「ライトな記事を書いてくれ」というのは、ブログの初期~中期にかけてくらいの内容や雰囲気のものを、というのがあるのではないでしょうか。
そういう希望だとしたら、わたしもそう思ってしまってるところがあります。
ご家族の話とか、失礼ながらちょっと笑える語り口だったりして、そういった日常雑記的なことを通して、断捨離関連の記事を読みたいなというワガママはありますね。すみません。
でも、「筆子ジャーナル」もけっこう長いので、筆子さんの状況も当然変わっておられますし、反論者さんの意見ごもっともなわけです。
リサイクルショップで買い取ってもらえず、もっと慎重に買って使い倒すことを決意。 (一番最後のお便りです)
たしかに「読者やめます」宣言はどうかと(苦笑)。わざわざ書き手様にいわんでも、自分で自分のいいようにしたらいいやんけ、とは思います。
久々だからといって、駄文を非常に長々と書いてしまって申し訳ありませんでした。
カナダの気候はいかがでしょうか。
北海道とカナダは似ているだろうと勝手に思い込んでおりますが、こちらは日中はまだ暑い日も多く、しかし朝晩は平年通りの気温で寒暖差が大きくなっております。
カナダもそのような季節の変わり目かと思いますので、お体にお気をつけて。
修道士さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
おお、修道士さんは、モーニングページ(みたいなの)を15年も書いているんですね。私がモーニングページをはじめて書いたのは2014年なので(このときは、ほどなくして挫折)、ずっと先輩ですね。
はい、おっしゃるように、読者はもう大人なのだから、それぞれが好きにカスタマイズして、自分の性格と生活環境に合わせて、何かを書けばいいと思います。
私が朝書くのが好きなのは、毎日決まった時間(今は、5時半から6時)に書くのが好きだからだと思います。
夕方から夜にかけてのスケジュールもけっこう規則的なのですが、朝よりは、乱れることが多いので、朝、書いてしまいたいわけです。
それと、私はモーニングページにヘビーなことはほとんど書いていません(頭の中から出てこない)。
今朝は、「ノートパソコンの再起動にばかに時間がかかっている。いい加減、新しいのを買ったほうがいいのか、買うとしたらどこで買うべきか。それにしても時間かかるなあ。これを書いているうちに起動してくれなかったら、デスクトップを使うことになるのか」などと書いていました。
「スピリチャルレッスン」、はじめて聞きました。
これですね。
中古本、めちゃくちゃ安く売ってます。電子書籍はありません。
でも、原書(たぶん)のほうは電子書籍があります。
そして、この方、片付け本も出しています。
確かにカレン・キングストンの本と方向性が同じっぽいですね。
50歳の私が「ガラクタ捨てれば自分が見える」から学んだ3つのこととは?ミニマリストへの道(25)
この本はScribdにオーディオブックがあったので、さっき、最初の1行だけ聞いてみました。
家(home)は自分自身の鏡だ、と言ってました。
両方とも読みます。ご紹介ありがとうございます。
ライトな記事については、私もずっと考えています。
ご期待にそえるものを出すよう尽力しますので、気長にお待ちください。
私の住んでいるところは、もう秋です。今朝は9度、日中は22度まであがりますが、この週末からの予報は、、最低気温が8度⇒4度⇒2度、とどんどんさがっていき、最高気温も20度超えない人が増えています。
では、北欧の修道士さんも、お元気でお暮らしください。
モーニングページを知らない人のためのリンク
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
モーニングページの書き方、やり方を教えてほしいという質問の回答。
ほかにもたくさんあります。そのうち「書き出すこと」というカテゴリーを作って、ブレインダンプとモーニングページの記事をまとめようかと思っています。
☆トップの画像のクレジットです⇒© enginakyurt, 123RF Free Images
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読者のお便りを紹介しました。
記事のリクエストですが、「ミニマリストへの道」の続きを書いて、と言われることがあるのですが、もうミニマリストになってしまい、捨てる物もあまりないから、書くことないんです。
何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)
今後書けるとしたら、「老後サバイバーへの道」かな、と思いますが、まだサバイバルするほど、年を取っておらず、肉体的にチャレンジングなことも起きていないので、こちらもすぐには書けません。
よく考えると、老後をサバイバルしたあとは死ぬだけだから、「サバイバーへの道」なんてないですよね。
それでは、あなたも感想や質問、近況報告、その他なんでもお気軽にお寄せください。
お待ちしています。