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「なんとなく毎日さえないな」
「なんかいいことないかしら?」
そんなふうに思っているあなたに、今すぐ人生の質をあげる簡単な方法をお伝えします。
それは、家中にある「安っぽいもの」を捨てることです。
家の中に眠っているファーストクラスの品物
「もったいない」から、よい食器やタオル、文房具をしまいこんでいないでしょうか?きれいなのが家にあるのに、ずっと欠けたお茶碗や擦り切れたバスタオルを使っていませんか?
買ったはいいけど、「よそ行き」だから、ろくに着ていない服はありませんか?
おしゃれな服がたくさんあるのに、あなたが毎日着ているのは、よれよれのTシャツに、色あせたショートパンツ、ゴムの伸びた靴下なんてことはありませんか?
ちゃんとした「ファーストクラス」の物が家の中にあるのに、いつも「エコノミークラス」のもので我慢してる人って意外と多いです。
私の母もそうです。
エコノミークラスの物ばかり使うのは、自分で自分をちっぽけな価値のない人として扱っているようなものです。
長年そんなことをしていると、本当はほしいものがあるのに、無意識にいつもワンランク下のものでがまんしてしまうように。
もちろん、今自分が使っている物に、心から満足しているのならかまいません。
私もよれよれのTシャツを着てますが、私の場合、よそ行きも部屋着も一緒なので、今着ているTシャツはファーストクラスの服と言えます。
関連⇒ミニマリストの服全16着公開~非おしゃれ系50代主婦の場合(写真あり)
ファーストクラスをしまいこみ、エコノミーを使っている典型的な例は食器です。
きれいな食器を、お客さんのためにとってある家庭が多いです。
ですが、考えてみてください。あなたの家に住んでいるのはあなたと家族であり、その食器を使うお客さんはたまにしか来ないのです。
めったに来ない人のために、上等の品物をずっとしまいこんでおくのは、なんだか変ではありませんか?
普段使いの食器は捨てて、家族もお客さんも同じものを使えばいいのではないでしょうか?
あなたの人生で一番大事なのはあなたです。
チープな物を手放して、ファーストクラスの物を使うようにしてみると、それだけでとても幸せな気持ちになり、人生の質があがります。
そんな体験、私も身を持ってしたことがあります。
良い物を使うと幸せに~よれ過ぎたパジャマの思い出
昔、今よりもずっと貧乏な時期がありました。当時の私は「持たない暮し」というより「持てない暮し」をしていました。
長く着ていたパジャマがボロボロになってきましたが、新しいのを買わずにずっとがまんしていました。
それは子供用のパジャマでした。私は小柄ですし、昨今のお子さまは体格がいいので、ユニクロなどで売っている子供用の服で十分間に合うのです。
しかし、子供用の服は微妙に幅が狭く、ゆったり感に欠けます。袖もちょっと短かったです。
そんなキッズサイズのよれよれパジャマで毎晩寝ていました。ある日、あまりに袖周りが広がってきて寒かったのと、裾や腰のほつれがひどくなったので、意を決して新しい綿のパジャマを買いました。
今度は大人用です。
新品のパジャマを着てふとんに入った日のことは忘れられません。
とても心地良くて涙が出そうでした。
「もっと早く買えばよかった」心からそう思いました。
「フランス人は10着しか服を持たない」の著書、ジェニファー・L・スコットも、穴のあいたスエットを捨てて、ちゃんとしたパジャマを買い、それを着て眠った日の感激を本に書いていました。
⇒『フランス人は10着しか服を持たない』の著者、ジェニファー・L・スコットに学ぶ「10着のワードローブ」
ジェニファーは「自分を大事にすることはとても気分のいいもの」と言っていましたが、私も全く同じ気持ちでした。
たかが数千円のパジャマを買うことをケチって、自分で自分をないがしろにしていたのです。
家の中にあるエコノミークラスのものでがまんしているのは、これと同じことです。
難あり品はきれいさっぱり捨てて、ファーストクラスのものを使い始めましょう。
家の中にある安っぽいものリスト
私が思いつく、家の中にある「エコノミークラス」の物、安っぽいものをリストアップします。
こんなものがあったらすぐに捨ててください。
すりきれたシーツ
すりきれたタオル
伸びた下着
薄汚れた下着
穴のあいた靴下
膝がでたスエットパンツ
色あせたTシャツ
色あせたハンカチ
ほつれたブラウス
ボタンがとれているジャケット
毛玉ができているフリース
クリーニング屋さんでもらう針金のハンガー
くたびれている部屋着
縁が欠けた食器
ヒビの入っている食器
色がはげたマグカップ
さびたスプーン、ナイフ、フォーク(実際、実家にありました)
薄汚れたお椀
色や形がちぐはぐな食器
嫌いな食器
がまんしながら使っている食器
流行遅れのバッグ
かびくさいバッグ
底がすり減った靴
出が悪くなったボールペン
薄くなったマジック
ボテボテと固まった修正液
小さくて消しにくい消しゴム
買ったことを後悔しながら使っているもの
嫌いな色なのに着ている服
なんとなく無理して使っているもの
食べないでずっととってある食品も食べてみましょう。「お客さんが来た時のため」に、棚で熟成していたワインを開けて飲んでください。
「特別なこと」をいつまでも待つよりも、きょうを「特別な日」にしてしまえばいいのです。
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安っぽいものを捨てて、しまいこんでいた「良い方の品物」を使って、ハッピーになること。
これはぜいたくとは違います。
「物」が問題なのではありません。ファーストクラスの品物を使うことが、自分自身を大事にすることにつながるのです。
自分で自分を大事にしなかったら、他の人にもやさしくできません。特に、主婦の方は、いつも「自分のこと」は後回しにしがち。
自分の人生の主役は自分。
エコノミーではなくファーストクラスの幸せな生活を心がけましょう。