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スマホ時間を減らした方法を教えてくれた読者のメールを紹介します。
差出人は、リトルブルーレディさんです。
スマホ時間を減らすことに成功した
毎日アップされる記事を楽しみにしています。
筆子さんがよくおっしゃるように、自分が何をしているかを時間を計ってみる、というのがとても効果的だったので、報告させていただきます。
まずは時間を計った
スマホに触る時間を計りだしたのは、筆子さんのブログを読み始めて3ヶ月くらいたった頃です(2022年8月)
夜、スマホにある機能で、その日使った時間がわかるので、それを転記するだけです。
エクセルで1週間の合計を出し、1日当りスマホ時間を出していました。
初めの頃は1日4時間も触っていました。
そして頑張ってみたものの、年間の平均は、2022年3時間21分、2023年3時間45分でした。
2023年途中からは、何に何分使ったかも記録していたのに…(これもスマホの機能ですぐわかります)
2024年はこれを改善したいと思い、今年2月の目標として、スマホは1日1時間と決めました(電話の時間のみ除きます)。
そのためには、具体的に何を減らすか、がポイントになりました。
やらなくなったこと
まず隙間時間にやってしまうゲーム。
これはやらない、と決めました。
それまでも、1日20分まで、と決めてやってはいたのですが、それはそれほど気分転換になっているか? と考えると、それほどでもない、ということに気づいたからです。
そのうえゲームがうまくいくと達成感があって、時間を超えてもっとやってしまうのです!
それからSNSで友達の近況を知ること。
朝に夕に休み時間に、とつい見てしまっていましたが、見たからどうということはないのです。
コロナが五類になって、友達と会えるようになったので、会いたい友達に会う方がずっと大切な時間だと気づきました。
SNSは今は朝5分だけ見て、あとは見ません。いずれは1週間に1度くらいでいいかなと思っています。
それから、何かを調べているときに気になることを調べだすと、あれこれ気になりどんどん沼のように検索沼にはまっていく、
それも大事なことならいいのですが、どうでもいいことが多いので、それを止めました。
そして、ついに2月の1日平均は1時間を切れなかったものの、1時間14分で済みました。
3月に入ってからも、具体的に、電話は出る、連絡(line)は仕事のみ通知音を鳴らせる、という風にして、短縮をはかることにしました。
そしてついに、昨日は28分で済んだのです(電話の時間のみ除きます)。
スマホ時間を減らした代わりに得たもの
スマホに触る時間が減ってよかったこと…
それは、電車に乗るとついついスマホを見ていたのが、一切見なくなり、読書時間が増えたこと。
また、SNSを見ないため、人の生活が入ってこないので、自分軸でいろいろなことが考えられるようになったこと。
つまり生活がシンプルになり、やりたいことをできるようになった、ということがあげられます。
記録を取ることで、対策が立てられました。
対策を立てることで、前進することができたと思います。
いつもブログを読むと励まされます。本当にありがとうございます。
筆子さんもどうぞお体に気を付けて、お過ごしください。
リトルブルーレディさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
スマホ時間を減らすことができてよかったですね。
検索の沼、私もデスクトップで調べ物をしているとき、はまることがあります。しかも全然重要でないことを調べてしまいます。
問題を解決したいとき、まっさきにすべきことは、現状を調べることなので、データを取ったのはとてもよかったと思います。
現状を調べ、目標を設定し、その目標を達成するためにアクションプランを考えて実践する。
今回、ブルーレディさんが取った方法は、ほかの悪習慣を変えたいときにも使えそうですね。
ブルーレディさん、これからも、シンプルライフを楽しんでください。
スマホの使いすぎの弊害
スマホは便利なツールですが、必要以上に使うとデメリットのほうが多いです。
たとえば
・情報を過度に取得してしまう(それによってストレスが増える)
・時間の浪費
・健康によくない(眼精疲労、首や肩がこる、睡眠不足と運動不足を誘発)
・メンタルヘルスによくない(人と自分の生活を比較して、自己肯定感を下げたり、孤独になったりする)
SNS依存に注意。FOMO(フォーモー:取り残される不安)を捨てる方法
・人間関係構築に害がある(身近な人とのリアルの交流が少なくなる)
・集中力や深い思考力の低下を誘発
・人によっては衝動買いやお金の無駄遣いを誘発
・人によっては致命的なダメージを受ける(SNSでまずい発言をして失職するとか。ネットに書かれる悪口は容赦がないので、メンタルが弱い人は高い確率でつぶされる)
便利なツールほど、節度をもって意図的に使わないとツールに支配されてしまいます。
自分はスマホを使いこなしいてるつもりでも、現実は、スマホにお守り(おもり)をしてもらっている状態になるわけです。
スマホ時間を減らしたい方は、ブルーレディさんの取った方法を参考にしてください。
スマホ時間を減らしたい人におすすめの過去記事
スマホ疲れしてませんか?~簡単デジタルデトックスで心の余裕をとりもどす
ソーシャルメディアはやめなさい:カル・ニューポート(TED)
スマホやYouTubeがクセになってしまう行動様式を知り、悪習慣を改める(TED)
デジタルツールを使いすぎない:シンプルライフにするのに役立ったこと(その9)
スマホがもたらすデジタルなノイズを片付ける:視覚的ノイズ、番外編。
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スマホを過度に使っていると、だんだん衝動的になります。
みながスマホを使いすぎてしまうのは、「いますぐに!」何かを簡単に得られるからです。
知りたい情報やほしい情報にすぐアクセスできるし、ほしいものはワンクリックで購入できます。SNSでの自分の投稿に「いいね!」がついたか、つかないかも通知機能を使っていれば、即座にわかりますよね?
即時にいろんなことが手に入るのが快感だから依存してしまうんです。
しかし、実際の人生(アナログの世界)はそんなふうには進まない。
スマホの時間の流れに慣れていると、リアルの世界には、まだるっこしいことがいっぱいあるでしょう。
だからストレスがたまって、ますますスマホを使ってしまう。
衝動的になると、感情的になりやすく、深い思考をしなくなります。
「ネットに書かれる悪口は容赦がない」と書きましたが、多くの人は衝動的に、何かに反射して、感情優先で書いているからです。
頭に浮かんだことをすぐにアウトプットすることが最優先で、自分の発言が、相手やそれを読んだ人にどんな影響を与えるかみたいなことは、ろくに考えていません。
自分の意図がちゃんと伝わった文章になっているかなんてことも考えません。
相手を攻撃したい、傷つけたい意図はあるかもしれませんが、それは感情的になりすぎているからです。
冷静になれば、人を傷つけたり、血で血を洗うような争いをしたい人はいないはず。誰かと争うとき、双方が傷つきますから。
SNSは短絡的なやりとりをするのに適したプラットフォームなので、そうなるのも仕方がないでしょう。
楽しいことや有意義なこともたくさんあるソーシャルメディアですが、その危険性は知っておいたうえで使ったほうがいいですよ。
それでは、あなたも伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。お待ちしています。