キャッシュレスで薄れる金銭感覚を取り戻す5つの工夫

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キャッシュレス決済をしていても、現金払いのときのような臨場感を取り戻す方法を5つ紹介します。

タップひとつで支払いが終わるのは、本当にラクですよね。

私も以前はずっと現金派でしたが、コロナ禍をきっかけに、ほぼすべての支払いがキャッシュレスになりました。

便利なのはまちがいありません。

ただ、お金を使っている感覚があまりないです。

財布から紙幣や硬貨が減っていくわけでもなく、カードをタップしたりスマホをかざしたりするだけで買い物が終わります。

私は以下のような工夫をして、リアルにお金が減っていると感じるようにしています。

1. レジや注文画面の前で金額を声に出す

いちばん手軽にできるのが、支払った金額をその場で言うことです。

数字を見ただけではあまり頭に入ってきませんが、声に出すと耳からも情報が入ってくるので、よりしっかりと記憶に残ります。

私は店で買い物をすることもありますが、食品や日用品は、ネットから注文することのほうが多いです。

注文画面の最後に、合計金額がはっきりと表示されますよね。

このとき、画面を見ながら、金額を小さな声でつぶやくようにしています。

声に出してみると、「あ、思ったより高いな」とか、「これは送料を入れると結構な額になるな」と、数字が自分の中に入ってくる感じがします。

黙って確認ボタンを押したときは、いくら払ったかすぐに忘れてしまいます。

お店でタップ決済をしたあとも、レシートを受け取った瞬間に、合計額を頭の中で繰り返すだけでも効果があります。

ほんの2秒ほどの習慣ですが、続けていくと、お金を使ったという事実が自分の中に残ります。

2. 月に一度、手書きで数字を書く

デジタルで記録した支出を、月に一度、紙のノートに書き写しています。

紙の家計簿⇒iPadで手書きの家計簿とやってきましたが、今、私はExcelで家計簿をつけています。

Excelだと手計算する必要がないし、見やすくきれいに整理されます。

ところが、お金を使ったという感覚はあまりありません。

数字をセルに打ち込むだけなので、作業してそのまま流れていく感じです。

そこで、月末に一度、Excelの数字を手書きで紙に書き写すようにしました。

その月の支出の合計や、資産残高、前月との差額をよく書いています。

食費を使いすぎた月には、食費の内訳だけを書き出すこともあります。

手で数字を書くと、ペンを持つ時間のぶんだけ、その金額と向き合うことになります。

今月はこんなに使ったんだと、しみじみ感じます。

デジタルで記録したものを、あえてアナログに戻すなんて、回りくどいと思うかもしれません。

ですが、お金を使った手応えが戻ってきます。

3. 1週間単位で使えるお金を区切る

1か月単位でお金を管理していると、月の前半に使いすぎても、後半で取り戻せばいいと思いがちです。

ところが、そのまま月末まで来てしまって、結局予算を大幅に超えていた、ということがよく起こります。

そこでおすすめしたいのが、週ごとに予算を立てる方法です。

たとえば、1か月の食費が4万円なら、1週間あたり1万円、という具合に分けます。

私自身、数年前は食費と日用品を合わせて週40ドルという予算でやりくりしていました(金額はうろ覚えです)。週ごとに袋にお札を入れて使っていたので、残りがはっきり見えました。

今は銀行やカード会社のアプリを開かないと残高が見えないので、自分で区切りを決めてチェックするのがおすすめです。

頭の中で封筒にお金を出し入れする様子をイメージしてもいいでしょう。

家計簿アプリの予算機能を使ってもいいし、スマホのメモ帳に「今週の食費残高:○○円」と書いておくのもいいと思います。

私はiPadでつけているプランナーに数字を書いています。

口座の残高ではなく、今週あといくら使えるかを考えてください。

口座にはまだたくさんあるかもしれませんが、週の予算で考えると、残りが減ってきたと感じやすくなります。

私がどのようにキャッシュレス決済を利用しているか?(質問の回答)。

4. 支払う前に合計金額を予測する

レジに行く前、あるいは注文ボタンを押す前に、合計金額を頭の中で予測してみてください。

これは、お金を使っている感覚を取り戻すリハビリになります。

たとえば、カゴに入れた商品の値段をざっくり足して、「だいたい3500円くらいかな」と見当をつけます。

そのあとで、実際の金額と比べます。

予測と実際の差が小さければ、まだ金銭感覚は残っています。

差が大きいときは、値段をあまり見ずに商品をカゴに入れている可能性があります。

カナダではカード決済ばかりなのでやりませんが、日本に里帰りしたらいつもやっています。

ただ、日本は物価が安いので、思ったより安いと思うことのほうが多いです。

現金で払っていた頃は、財布の中身と相談しながら買い物をしていたので、誰でも自然とこうした見積もりをしていたと思います。

キャッシュレスではその必要がなくなった分、意識してやらないと使っている感覚が戻ってきません。

ゲーム感覚でやってみてください。

5. 支出の記録に短い感想をメモする

支出の記録に、短い感想を一言だけ書き添えるのもおすすめです。アナログでもデジタルでもかまいません。

家計簿やアプリに数字を入れて終わり、という人は多いと思います。

けれども、数字を見ているだけでは、あまり実感できません。

そこで、数字のとなりに、振り返りを一言だけ残してみてください。

満足、また食べたい、これは惰性、コンビニで買う必要なかった。

こんな感じでメモしましょう。

私の場合、サブスクの料金がチャージされたら、「先月あまり見なかったから今月はちゃんと見よう」「これ、来月はキャンセルだな」などと書いています。

感想を添えると、ただの数字の羅列から自分の暮らしが見えてきます。

この方法は2つ目で紹介した書き写しのついでにやるといいでしょう。

書き写しは数字と向き合う時間で、一言メモは数字に意味を持たせる時間です。

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キャッシュレス決済は便利ですし、これからの主流になると思います。

現金を持ち歩かなくていい安心感や、家計簿への記録のしやすさなど、メリットもたくさんあります。

問題は、便利さと引き換えに、お金を使っている手応えが薄れてしまうことです。

失ってしまった感覚は、今回紹介したような小さな工夫で、補うことができます。

すべてをやる必要はありません。一番やりやすいものをやってみてください。

お金を使っている感覚が戻ってくれば、無駄遣いが減ります。

買い物に対する満足度もあがるでしょう

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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