虫よけグッズを買う前に。虫がつきにくい家にするために手放したい7つのもの

ミニマルな日常

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梅雨が近づくと、家の中で虫を見かける機会が増えます。

スプレーや虫よけグッズを買いたくなりますが、グッズを増やしても、虫が好む環境そのものはなくなりません。

虫が好む隠れ家やエサを減らせば、おのずと目にする機会も減ります。

今回は虫対策として、減らしておきたい7つのものを紹介します。

殺虫剤を増やす前に、足元の環境を整えていきましょう。

目次

1. 古い食品ストック

最初にチェックしたいのは、しまいこんだまま忘れている食品です。

小麦粉、米、乾物、シリアル、ナッツ、お菓子などは、開封後放置すると、コクゾウムシ、シバンムシ、メイガといった食品害虫の発生源になります。

賞味期限がまだ先でも、開封済みのものは要注意です。

パントリー、シンク下、コンロまわりの引き出し、冷蔵庫の奥に、買ったまま使い切れていないものはないでしょうか。

私はカナダで暮らしていますが、食べきることを意識して、余計な食品は買わないようにしています。

それでも、ときどき乾物のストックが棚の奥に眠っていることがあります。

見つけたらすぐ調理に使うか、それも難しければ思いきって手放します。

ためこむより、棚の中身が全部見える状態のほうが、使い切れるし、害虫の発生も防げます。

⇒パントリー(食品置き場)の中を片付けるときの7つの見直しポイント。

2. ダンボール・紙袋・空き箱

虫が近寄る最大の原因は、ためた紙類です。

ダンボールは湿気を吸い、においを残します。

波型のすき間は、ゴキブリやチャタテムシ、シミ(紙魚)が身を隠すのにちょうどよい大きさで、卵を産みつけられることもあります。

通販で届いた箱、引っ越しの残り、子どもの工作用にとっておいた箱が、玄関や納戸に積まれていないか、確認しましょう。

届いたダンボールは、中身を出したら、その日のうちにたたみ、玄関外やベランダなど、生活空間から離れた一時置き場に移しましょう。湿気やほこりがたまりにくい場所に置くと、虫のすみかになりにくいです。

紙袋や空き箱も同じです。

いつか使うかもしれない、と思ってためていても、ほとんど使われずに古くなっていきます。

ダンボールを収納用品として部屋に置いている場合は、洗える・拭ける素材の収納に替えると、害虫もほこりも寄りつきにくくなります。

⇒とりあえずが一番危険。ダンボール箱をすぐ手放すコツ

3. 水回りに置きっぱなしのもの

紙の次に見直したいのが、水回りに置きっぱなしになっているものです。

浴室、洗面所、排水口まわりは、湿気と水滴が一日中残りやすい場所です。

こうした場所にものを詰め込めば詰め込むほど、水分が乾かず、ぬめりやカビが残り、コバエやチョウバエが好む環境になります。

たとえば、

  • 使っていないスポンジやブラシ
  • 中身が少しだけ残った詰め替え用ボトル
  • 古くなった洗剤や入浴剤のストック
  • シャンプーボトルの底に残った水気

こうしたものを減らすと、使ったあとにさっと拭きやすいです。

私は、浴室の床にはゴミ箱しか置いていません。

ものが少なければ、湿気のたまるすき間も減ります。

4. 詰め込みすぎた布もの

押し入れやクローゼットの奥にたまっている布ものを整理します。

布ものを詰め込みすぎると、風が通らないので湿気とほこりがたまり、衣類害虫(イガ、コイガ)の好む環境ができ上がります。

何年も着ていない服、めったに使わない毛布、来客用のシーツ、古びたタオルがあるなら少し枚数を減らしましょう。

全部捨てなくていいので、風通しがよくなる量に減らします。

押入れはその名のとおりものを押し込みやすいデザインです。

詰め込みすぎず、開けたときに中身がぱっと見える状態にしてください。

5. 生ゴミまわりの容器や袋

キッチンの生ゴミまわりは、コバエやゴキブリが寄ってくる代表的な場所です。

便利グッズを増やすと、かえって汚れやにおいが残ります。

三角コーナー、ふた付きゴミ箱、消臭剤、レジ袋のストック、生ゴミ用の小分け袋など、きれいにするつもりでそろえたものが、虫を呼び込んでしまうのです。

容器やストックが多いほど、洗うのが面倒になり、ぬめりが残ったまま放置されやすくなります。

ゴミ関係のグッズを増やすより、毎日リセットしやすい状態にするのがおすすめです。

生ゴミはためず、その日のうちに袋に入れて口を結び、処分します。

三角コーナーを使わず、調理のたびに紙やビニール袋に直接入れて捨てるだけにすると、洗う容器がひとつ減ります。

ゴミ箱は、中まで丸洗いできるシンプルなものをひとつだけ。

毎日リセットできる仕組みになれば、不快なにおいも、それに寄ってくる虫も減ります。

私の住む街は、夏場は生ゴミの回収は週に1度です。収集日まで、小さな容器に入れて冷蔵庫のポケットに置いています。

⇒殺虫剤に頼らない7つのゴキブリ対策。持たない暮しが最強です。

6. 観葉植物まわりに放置しているもの

観葉植物を育てている方は、鉢のまわりに置いているものを見直してみてください。

受け皿にたまった水、湿った古い土、落ちて放置された枯れ葉は、コバエ(キノコバエ、ショウジョウバエ)の発生源になります。

水やりのたびに受け皿の水を捨て、土の表面が乾いてから次の水やりをし、枯れ葉はそのつど取り除く。

こんな手入れだけでも、コバエはかなり減ります。

それでも増えてしまうのは、たいてい、

  • 鉢の数が多すぎて手が回らない
  • 植え替えで余った古い土をベランダや床に置いている
  • 使い切れない肥料や活力剤がたまっている

このあたりが原因です。

私は、家の中で観葉植物は育てていません。

リビングにあるのは、IKEAで買ったフェイクグリーンが2つだけです。

最近、娘が観葉植物を育てるのに凝り始め、株が大きくなったから少し分けると言ってくれました。

ただ、もらえば水やりや土の管理が増え、コバエが出る可能性も高まります。

迷いましたが、わが家には植物を増やさないと決め、お断りしました。

植物の数が増えるほど、そのまわりで手をかけるものも増えていきます。

世話ができる数におさえると、コバエに悩む頻度もぐっと下がります。

7. 玄関まわりのもの

最後にチェックしたいのが、玄関まわりです。

玄関は家と外の通り道なので、虫が入ってくる入り口になりやすい場所です。

ここにものをためると、外から入ってきた虫が、居心地のよい隠れ場所をすぐに見つけてしまいます。

見直したいのは、

  • 傘立てに何年も差したままの古い傘
  • たたきに出しっぱなしの靴
  • 受け取ったまま玄関に置いている宅配のダンボール
  • 玄関収納に押しこんだ古いマットや靴磨きグッズ

このあたりです。

たたきには、靴を1〜2足だけ。

ダンボールに関しては2番を参考に、できるだけ早く処分してください。

何もない床は、ほうきでも掃除機でもさっと掃けます。

⇒虫を寄せつけない家にする7つのポイント。できるだけ自然な方法を使います。

****

私はベースメントに住んでいるので、夏が近づくと虫と遭遇する機会が増えます。

先日も、中型のムカデを足で踏みつぶしました。

私は床にダンボールを敷いて寝ているから、考えてみたら結構虫が好きな環境なんですよね。

せめて、ダンボール箱に入れている中身を見直して、箱の数を減らそうと思っています。 皆さんも、それぞれのペースで虫対策を進めてみてください。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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