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耳鳴りってすごく不快ですね。今回は家庭でできる耳鳴りの改善法をお伝えします。
私は過去に2度、2~3ヶ月の耳鳴りに悩んでいましたが、睡眠時間をガッツリ取ったら、治りました。
老化現象による耳鳴りが、疲労によって悪化していた、と自己診断しています。耳鳴りの原因の特定は難しく、また「これだ!」という治療法や止め方もありません。
まずは、健康的なライフスタイルの導入をおすすめします。
1.耳をいたわる
自分では気づきませんが、目や耳は毎日がんばって仕事をしています。耳鳴りは「ちょっと休ませてくださいな」という、耳の合図と言えなくもありません。
大きな音を聞きすぎると、耳鳴りが悪化します。耳の健康について意識して、耳を大事にしてください。
耳を守る方法はこちら⇒耳の健康も大事。若い人に増えているイヤホン難聴の予防法
2.老化を遅らせる
耳鳴りの原因で1番多いのは、難聴だと考えられています。難聴になる理由は2つ。1.老化、2.大きな音の聞きすぎ。
からだのアンチエイジングを心がければ、症状が改善されるかもしれません。老化を予防する方法⇒意外と知られていない、アンチエイジング効果のある7つの生活習慣
耳鳴りの原因はこちらに書いています⇒耳鳴りが止まらない7つの原因。ストレスに要注意
3.耳鳴りを悪化させる可能性のある飲食物をやめてみる
人によって、こんなものを食べると耳鳴りがひどくなる、というものがあります。これは、個人差がありますので、全員がそうだとは言えません。
もし、心当たりがあるなら、そういう食品を控えてください。
以下の飲食物や薬は、耳鳴りを悪化させると言われています。一度に全部やめると、どの影響なのか、わからなくなるので、1つずつ検証してみてください。
●カフェイン
コーヒー、コーラ、お茶、スポーツ飲料、栄養ドリンク、エナジードリンクなどのカフェイン飲料。この手の体を興奮させるものはよくありません。耳鳴りが大きくなる可能性あり。
●アルコール(お酒)
●鎮痛剤(アスピリンなど)、一部の抗生物質、その他の薬(いろいろあります)。
●塩。塩分を摂り過ぎると高血圧になる、というのはよく知られています。血行が悪くなってしまうのです。
ちなみに、飲食物ではありませんが、タバコは耳鳴りを悪化させると科学的に証明されているのでやめてください。
喫煙すると、聴覚器官の神経細胞への血行が悪くなるし(ニコチンが血管を収縮させるため)、ニコチンの興奮作用のせいで、鳴っている音が大きくなる可能性があります。
それでなくても、脳の血管はとても細いです。充分に栄養(血液)が行き渡るようにしてください。
4.充分な睡眠を取る
疲れていると耳鳴りがひどくなります。まずは睡眠時間を確保してください。実際、私は、しっかり寝たら、耳鳴りが治りました。
7時間~8時間は寝たほうがいいです。ちゃんとそれだけ寝ていても、睡眠の質が悪いと、耳鳴り改善効果が期待できないので、眠りの質をあげることも検討してください。
私はこんな工夫をしています⇒ぐっすり眠るためにミニマリストが心がけている8つのこと
さまざまな理由で、夜寝られない方は、昼寝で補う手もあり⇒疲れの取れる昼寝の方法。睡眠不足ぎみの人は試す価値あり
「寝ても耳鳴りが治らない」という方は多いのですが、1日、2日、寝ただけでそう言うのは早計です。少なくとも、耳鳴りが続いている日数分はしっかり寝るべきではないでしょうか?
3ヶ月~半年は、睡眠確保を心がけてください。
5.運動する
ほとんどの健康記事でおすすめしている運動。運動は、本当に重要なのです。現代人に動脈硬化、高血圧、糖尿病、肥満などいわゆる生活習慣病が増えたのは、その名のとおり生活習慣のせいです。
食べ物もずいぶん変わりましたが、もっとも変わったのは、運動の頻度ではないでしょうか。昔の人にくらべて、今の人は圧倒的に運動不足です。座りっぱなしです。
運動すると
●気分が明るくなる
●ストレスの軽減
●夜よく眠れる
こんなメリットがあります。これまでまったく運動経験のない人はウォーキングから始めるとよいです。ほぼ、コストがかかりません。
運動不足だとこんなことになります⇒運動をしないとどんなことになるのか。運動不足の6つの弊害
運動が続かない方はこちらをどうぞ⇒ふつうの主婦(インドアタイプ)が運動習慣を身に付ける8つのコツ
6.リラックスタイムを持つ
耳鳴りがあると、不快なのでストレスになるのですが、ストレスを感じれば感じるほど耳鳴りがひどくなります。
そこで、できるだけ気にしないようにし、ストレスが軽減される何かをやってみてください。
たとえば、
●瞑想
●ヨガ
●太極拳
●ゆったりとした音楽を聞く
など
さて、ここからは、耳鳴りが気にならないようにする方法です。
ほかの音を流してマスキング
静かな場所にいると、耳鳴りがすごく気になってしまうので、別の音を流して、マスキングします。
BGMやラジオがおすすめ。また、ホワイトノイズでもいいです。ホワイトノイズは、あらゆる周波数を含んだ音で騒音をかき消す作用があります。
こちらで説明しています⇒疲れの取れる昼寝の方法。睡眠不足ぎみの人は試す価値あり「気持よく眠れる道具を忘れずに」のところをお読みください。
ホワイトノイズを出す器械もあるし、今はアプリでも聞けます。
こちらで聞けます⇒SimplyNoise — The Best Free White Noise Generator on the Internet.
雨の音、波の音、水の流れる音など、いろいろあります。ホワイトノイズは、安眠も促すので、赤ちゃんのお昼寝のバックで流すママもいます。
特別な器具を使わなくても、何かのモーター音でもいいです。超音波アロマデュフューザーのモーターの音なら、アロマセラピー効果もあり、一石二鳥かもしれません。モーター音が大きすぎて気になるなら逆効果です。
気にしないようにする
老化による耳鳴りは気にしてもしょうがありません。気にするとますますひどくなります。疲れや老化現象のせいで耳鳴りがしているのなら、健康的な生活をするのが1番。貧血だと脳の聴覚器官がしっかり働きません。
耳鳴りは病気ではありません。耳鳴りに悩んでいる人は、たくさんいます。深刻な病気のせいで鳴っているケースは確率としては少ないです。
もちろん、何か病気のせいで鳴っている可能性もあります。しつこい耳鳴りである、耳鳴りがだんだん大きくなってきている、耳が聞こえにくくなっている、めまいがする、などの症状があるなら、耳鼻科に行ったほうがいいです。
医者に行くと、病気のせいではない、ということはわかるかもしれません。そう診断されるまで、かなり徹底的なチェックが必要です。
たとえ、病気のせいではないとわかったとしても、耳鳴りそのものをピタッと止めることができる医者はいないのではないでしょうか?
耳鳴りにいいサプリなども市販されています。ツボ押しや鍼療法もあります。ですが、そういう治療を試す前に、まずは、生活習慣を整えてみてください。