基本に戻る

ミニマム思考

片付けがうまくいかないときは基本に戻る~行き詰まったらやってみること(その1)

ちょっと前までは調子良く不用品を捨てて、きれいな部屋になっていたけど、最近忙しくて、またごちゃついてきた。

環境が変わって、心身ともに余裕がなく、片付けがおざなりになっている。毎日汚い部屋を見て、ためいきをついている。

そんなときは、基本に戻って、またシンプルに暮らすために歩き始めましょう。

これから数回に分けて、基本に戻る方法を紹介します。

今回は精神面の見直しについて説明しますね。



1.何をめざして片付け始めたのか?

自分がめざしているものを、再確認してください。

私はいったい何のために、不用品を捨てようと思ったのか?

何をめざして、断捨離を始めたのか?

この質問に回答しましょう。

人は、手に入れたい状況があるから、片付けを始めます。

私が断捨離した理由は、ぐしゃぐしゃな部屋にうんざりしたからです。

疲れない部屋にしたい。これが私が最初に目指したゴールでした。

あなたが断捨離を始めたのは、「スッキリした部屋」「探しものをしなくてもいい生活」「宅配便のベルに怯えない生活」を手に入れたかったからかもしれないし、「ストレスが少ない暮らし」、「持ち物を把握できる生活」、「物の奴隷じゃない自分」が欲しかったからかもしれません。

当初の気持ちをもう一度思い出してください。





ひとつ上のゴール

断捨離のゴールを確認したら、さらにその上にある究極のゴールについても考えてください。

それは、自分が本当にしたい生活や、生きたい人生です。

めざすところがさっぱりわからない人は、価値観の見直しをするといいですよ⇒自分の価値観に沿った暮らしをするには?:心を満たす方法(その2)

この記事もどうぞ⇒シンプルに暮らしたいなら物にこだわらず、価値観にこだわるべき。

そんなことを考えるのは、面倒だ、やりたくない、と思うかもしれません。

ですが、自分に向き合って、本当に大事にしたいことや進みたい方向が、ある程度わかっていないと、今後も、毎日、たくさん迷うことになります。

たとえば、

・何を捨てて、何をキープするか?

・何を買って、何を買わないでいるか?

・何を使って、何を使わないか?

・今日、何をして、何をしないか?

あれこれ迷うことに、頭と時間を使ってしまうのです。

目指すところを知る方法

核となる価値観(本当に大事にしたいもの)を知るのにおすすめなのは、いつもこのブログを読んでいる読者には耳タコでしょうが、書くことです。

毎回、モーニングページを書くことをおすすめしていますが、朝は忙しいせいか、モーニングページを書くことができない人が多いと最近気づきました。

そこで、きょうはブレインダンプをおすすめします⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

書き方にこだわらず、そのへんの紙に、自分が考えていることをつらつら書いてもOKです

家計簿やスケジュール帳、日記を利用してもいいです。

今、私が使っているプランナーは、マンスリー、デイリー、ウィークリー(ふつうに予定やタスクを書く)、ウィークリー・プランとレビュー(その週のゴール、うまくいったこと、改善点、学んだこと、来週の課題などを書く)のページがあるので、思わず、いろいろ書いてしまいます。

気持ちを書き出すのは、どちらかというと楽しい行動なので、やってみたことがない人、ちょっと書いてみたけどやめてしまった人は、ぜひ、再チャレンジしてください。

2.まめに心の中の掃除をする

心の中にガラクタがたまっていると、前進すべきときにものすごく停滞します。それは、びっくりするほどの停滞です。

そこで、日常的に、部屋だけでなく、心の中の掃除もしてください。

代表的な心のガラクタ

頭の中にある思考の中で、重要でないものはすべてガラクタ思考です。代表的なものを紹介します。

たいして重要でない情報

現代は情報化社会なので、意識していないとすぐにどうでもいい情報で頭の中がいっぱいになります。

人や状況に対する一方的な期待

日々の生活の中で、私たちはいろいろなことを期待しています。

何も言わなくても、夫は自発的にお風呂掃除をしてほしい、上司はこういう指示をしてほしい、パートさんはここにちゃんと気づいて欲しい、レジの人は、こういう対応をするのがあたりまえ、アマゾンはもっとさっさと物を送ってほしい(もう十分速いですが)、など。

中にはリーズナブルな期待もあるでしょう。

しかし、一方的すぎる期待もあります。自分では何の行動も起こしていないのに、状況が思い通りに動くことはそうそうありません。

一方的な期待が多すぎると、ストレスがたまるだけです。

先延ばしにしているタスクが引き起こす思考

何かをずっと先延ばしにしていると、「まだやっていない」「こんなこともできないのか、自分は」といったマイナス感情がたまります。

自己嫌悪

自分が嫌いな人は、何をしても、しなくても、自分に対する否定的な思考で頭の中がぐしゃぐしゃになりがちです。

自己嫌悪を手放す方法~過去のできごとにこだわるのは自分が選んでやっていること。

自己嫌悪と自己否定で勝手に不幸になっているあなたへ。

ネガティブ感情

感じていると決して楽しくない嫌な感情。心配、不満、不安、恐怖、イライラ、恥ずかしいと思う気持ち、怒り、妬み、嫉妬、後悔など。

心のガラクタの掃除法・ためない工夫

書き出す

ここでも、書くことをおすすめします。

筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

ひとりでじっくり考える

他の人と一緒にいることが多い人は、ひとりになる時間を作ってください。

自分1人の時間を持つ5つの方法。時には他人の声や視線を断捨離する。

他人と自分を比べない

意味のない比較をやめます。特に、他人の影響を受けやすい人、他人の暮らしにあこがれがちな人、自分軸がぐらついている人は、気をつけてください。

他人の人生と自分の人生を比べたあと、いいことはあまり起きないですよね?

洋服の野望ガラクタが増える理由の1つは、他人が着ていて素敵に見える服が、自分の着たい服だと勘違いしてしまうことです。

野望ガラクタとは?⇒すぐに捨てることができる野望ガラクタ~コツは現実を受け入れること。

1番でおすすめした、価値観や信条、ポリシーの洗い出しをすると、他人が素敵に着たり、使ったりしているものが、自分の求めているものだと間違えることはなくなるでしょう。

オレンジ対バナナ:人と比べることで生じるダメージとその修復(TED)

できるだけ怒りやうらみを捨てる

大昔のできごとに対して抱いている怒りやうらみは手放してください。

怒りが行動するエネルギーをもたらしてくれることもありますが、ネガティブなところから発生した行動は、それをやり終えたとき、あまりいい気分になれないと思います。

イライラや不安、心配、怒りを引きずるのをやめる方法~心の掃除が汚部屋解消につながる。

SNSの利用はほどほどにする

一見価値のありそうな情報や、他人の素敵な暮らしがたくさん流れているSNSは、ガラクタ思考を増やす元凶です。

承認欲求が強い人や、自分軸がぐらついている人は、使いすぎないことをおすすめします。

毎日長時間使うなら、自分の心と向き合う作業もセットで行ってください。

SNSに振り回される生活から抜け出す方法。

心のガラクタを捨てる3つの方法。解決策はすぐそばにある。

*****

断捨離が行き詰まっているとき、基本に戻る方法を紹介しました。

きょうは、メンタル面の見直しについて書きましたが、ここはとても重要なので、飛ばさないでくださいね。

毎日、あれこれ悩む人は、メンタル面の見直しをすれば、もっと楽しい毎日になると思います。考えすぎるのも問題ですが、感情に向き合うことを全くスルーしてしまうのは、土台を築かずに家を建てるようなものです。

大事にしたいものを見つけようと思っても、さっと見つけられず、苦しいときもあるかもしれません。

そんな時は、「こんな状態はいやだ」と思うものをあげてください。

いやなもの、避けたいこと、嫌いなものを考えて、それを外した生活がどんな生活になるのかイメージすると、求めているものが見えてきます。

100パーセントの正解を見つけようとせず、気楽な気持ちで自己観察をするといいですよ。

それでは、この続きをお楽しみに。





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