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プチ断捨離の記事では、すぐに捨てられる簡単な捨てプロジェクトを紹介しています。
今回は、夏休みの終わり、9月になる前に見直すべき物を4つ紹介します。
9月になると新学期ですし、秋物が並ぶ時期でもありますから、学用品やバッグを新調する人も多いと思いでしょう。
しかし、新しい物を家に入れる前に、古い物を捨てないと、物だらけの部屋になります。
入れる前に出すくせをつければ、物はたまりません。
1.チューブに入っている物
たとえば日焼け止めクリームや虫よけローション、カーマインローションなどです。
こういう商品、夏の始めにドラッグストアに並びますし、買いやすい値段なので、ついつい買ってしまったり、旅行先で買ってしまったりするので、数が増えがちです。
洗面所の棚や、洗面台の下に、古いチューブやボトルがいくつも入っているかもしれません。
あまりに古い物はもう捨てたほうがいいです。
コスメの使用期限の目安⇒化粧品の収納に悩む前に断捨離を。コスメの捨て方9のステップ。
残り少ない物も、今シーズンで使い切れるよう、使い切り計画を立ててください。
使うものを1つだけにしぼって、残りは出番が来るまでしまっておくと、確実に使い切れます。
使い切るコツ⇒持たない暮しをめざすなら、ぜひマスターしておきたいボールペンを使い切るコツ
自分や家族だけでは、使い切れそうにない量があるなら、もらってくれる人がいればそういう人にあげ、そんな人がいないなら、余分は捨てるしかありません。
もったいないですが、買いすぎてしまったのだから仕方ないです。
何も考えていないと、中途半端に使ったチューブ類を、来年まで持ち続けることになります。
断捨離は、これまでの買い方を振り返ったり、今後はどんなふうに買えば、物を大切にできるか考えるチャンスです。
残したものは、最後まで使い切り、これからは安易にチューブ類を買わないと決めれば、ボトルやチューブがあふれる洗面所を手放せます。
2.おもちゃや雑貨
アウトドアで過ごす機会が多い夏場は、フリスビーやプールで使うおもちゃ(ビーチボールや砂場グッズ)など、カラフルな雑貨を使うことが増えます。
身の回りにいろいろころがっていたら、こわれていないかチェックしてください。
こわれていて、今後も使うつもりなら、今のうちに修理をしておくと、来年も気持ちよく使えます。
修理する気がないものは、捨てます。
ポイントは、修理するのも捨てるのも、今年のうちにやっておくことということです。1番でも書きましたが、シーズンの始めには、新品の素敵なグッズが売り場に並ぶし、メディアでも盛んに宣伝するため、新しいのが欲しくなってしまうのです。
しかし、今のうちに、すぐに使えるようにスタンバイさせ、しまっておけば、新しい物をふらふらと買ってしまう誘惑に負けません。
使えるのか使えないのかよくわからない薄汚れた物が、箱の中に入っていると、誰だって新しい物を買えばいいと考えてしまうでしょう。
値段もそんなに高くないでしょうし。
ですが、これから、消費税もどんどんあがって庶民は生活が苦しくなるので、今のうちに、1つの物を大事に使う練習をしておいたほうがいいです。
1つの物を大事に使うコツは、逆説的ではありますが、中途半端な物はすべて手放すことにあります。
以前、映画『万引き家族』の家の話をしましたが⇒『万引き家族』の汚い家を筆子ならどう片付けるのか? などの質問に回答。
あの家は、不要不急の物があふれています。本当に必要な物だけを持つことができれば、使うかどうかわからないたくさんの物に囲まれて暮らさなくてもすみます。
3.この夏使わなかったもの
夏場だけよく使うもので、まとめて箱に入れてあるけれど、今年は使わなかった、という物は、見直しをして、余分な物は捨てます。
夏グッズとして、私がすぐに思いつくのは
・サングラス
・うちわ、扇子
・タオルハンカチ
・水筒
・ペットボトルや水筒のケース(保冷仕様)
・日傘
・夏っぽい雑貨(透明のケースや、パパイヤモチーフのキーホルダーなど)
・虫除けグッズ
・ガーデン用品(庭で食べる専用の食器)
こんなところです。100均では、もっといろいろな物が売られているでしょう。
来年も使いそうにないと思う物や、そもそも数が多すぎる物は減らしてください。
もしシンプルライフにしたいなら、雑貨は通年で使えるデザインを選んで、1年中同じ物を使えば、数が増えません。
昔、食器の記事で書きましたが、あまり物で季節感を出すのにこだわらないほうが、ミニマルに暮らせます⇒なぜ日本人はこんなに食器を持っているの?~食器が増える理由と増やさない方法
私は、年中似たような物を使って暮らしていますが、食べ物や自然の変化で季節感を感じられるのでそれで充分です。
4.ずっと捨てそびれている物
8月が終わると今年もあと4ヶ月で、わりとすぐ来年になります。
お正月に「今年こそは捨てよう」「ちょっと整理しよう」と決めたにもかかわらず、未だに捨てていない物を捨てます。
物がいっぱい詰め込んである開かずの間や、ずっと放置していた実家を片付けるなど、大規模な作業が必要な場合は、タスクを細分化して、実行プランをたて、少しずつ取り組んでいきます。
物置きになっている部屋の片付け方⇒物置になってしまった離れの片付け方。ガラクタ部屋の断捨離はこうやる。
少しずつやっていけばいつかは終わります。
「やらなきゃ、やらなきゃ」と焦っていても、行動しなければ何も片付きません。
いったん、片付けに着手すると、何もやらず、ただ焦っていたときよりも、ずっと精神状態がよくなりますから、やる気も出てきます。
断捨離で成功するかどうかは、突き詰めれば、行動するかどうかにあります。
片付け方本を読んだり、収納ケースを探したり、片付け方を思案したりすることに時間とエネルギーを使って、実際に捨てる行動ができていないなら、片付けを先延ばししている状態です。
先延ばしはいいかげんにやめて、実行にうつしてください。
捨てたいと思っている物を箱に入れて、毎日少しずつはしから順番に捨てていくといいでしょう。
私は、書類をたくさん持っているので、書類は全部(ホルダーに入っているものを含めて)、箱に入れ、毎日右はしから一束ずつわしっとつかんで捨てています。裏が白いものはメモ紙として使っています。
この箱はクローゼットの一番手間に入っており、半年~1年たてば箱の中はカラになるでしょう。
そうしたら、箱は捨てて、その奥にあるものをまた右端から捨てていきます。
文字通り片っ端から捨てているわけです。
このように、順番に捨てていけばいつかはなくなるように、物を置いておくと、断捨離がはかどるんじゃないでしょうか?
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もっとプチ断捨離の記事を読みたいなら、まとめをどうぞ。
何を捨てていいのかわからないときは、こんな物から捨ててみては?:プチ断捨離のまとめ、その2。
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8月の終わりに捨てたほうがいい物を紹介しました。最近は日本は暑くて、私の友だちは、「9月もまだ夏だ」と言っていました。
きっとそうでしょうね。
ですが、夏休みは8月に終わるので、このあたりでまた仕切り直しをして、さらなるシンプルライフ化にむけて、作戦を練るのもいいのではないでしょうか?
特に中途半端に残っている虫よけみたいなものは捨てたほうがいいです。
そうしないと、ずるずると5年も10年も持ち続けてしまいます。
私の夫も、いつからあるのかわからない虫除けスプレーやらを、ジップロック袋に入れて、箱の中に後生大事にしまっていたので、数年前、私の独断で捨てました。
指摘されたら、新しいのを買って弁償するつもりでしたが、いまのところ、何も言われていません。
しまいこんでいると忘れてしまうので、せめて、箱や押入れから出して、白日(はくじつ)のもとにさらしてください。