閉じ込められている人

ミニマム思考

不用品という足かせを捨てることがストレスの軽減につながる。

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日々、何かとストレスが多い人は、一度、不用品をきれいさっぱり捨ててください。

片付けをすることが、ストレスの軽減につながるからです。

捨てたほうが自分のため

このブログを読んでいる人は、不用品を捨てて部屋をきれいにしたいという意図があるはずです。

しかし、記事を読んでいるときは、やる気になっても、実際に捨てようとすると、「もったいない」「そのうち使うかも」と考えて、結局、捨てないことが多いのではないでしょうか?

捨てない決断をするのは、「捨てないほうが、自分のためだ、自分の未来のためになる」と判断しているからです。

しかし、何度も書いているように、不用品は捨てたほうが自分のためです。

特に、似たようなもの(思い出の品とか)をずらずらとたくさん持ち続けるより、本当に欲しいものを1つに絞り込んだほうが、ストレスが減ります。

信じられない人は、ぜひ、この先を読んでください。





ストレスの多い社会

現代社会は、スピードが速く、競争も激しく、情報過多のストレスが多い社会です。

インターネットのおかげで、どこにいても仕事ができますが、そのせいで、オンとオフの切り替えがしにくくなっています。

50年ぐらい前、会社が休みのときは、しっかり休みだったと思いますが、今は、休みの日でも、仕事関係のメッセージやメールをチェックしたりするのではないでしょうか?

ソーシャルメディアでいろいろな人とつながれる一方で、しなくてもいい「他の人との比較」をしてしまいます。

すばらしい業績を残す人や、素敵な物に囲まれて生活している人、世界中を自由に旅してまわる人、その他、あこがれるようなライフスタイルをあれこれ見ることができるので、自分もこんなふうになりたい、なれるかもしれない、なろう、といろいろ欲張ってしまうのです。

技術が進歩したおかげで、複数のことを同時進行できそうな気がします。何かを学ぶのも、インターネット上で、簡単にできます。

以前、やりたいことがいっぱいで気分が落ち着かない、という方の相談にのったことがあります⇒やりたいことがたくさんあって、気持ちが休まらないときの対処法。

逆にやりたいことが見つからないという方の相談にものりました⇒やりたいことを見つける7つの方法~やりたいことがわからない人へ。

一見、真逆の質問のようにも思えますが、問題の根っこは同じだと私は考えています。

つまり、あまりにも選択肢がありすぎるから、ある人は次から次へとやりたいことが見つかり、ある人は、どれをしたらいいのかわからないのです。

こうした選択肢の多さも、私たちにストレスをもたらします。

バリー・シュワルツに学ぶ『選択のパラドックス』(TED)~所持品をミニマムにすると生きやすくなる理由とは?

野望ガラクタ

選択肢が多くて、あれこれ目移りしていると野望ガラクタという名の不用品が増えます。

野望ガラクタとは、「これを買ったら、こんな自分になれるんじゃないかな」と思って買って、使わずにいつまでも持っている不用品のことです。

詳しくはこちら⇒なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法

私の例をあげると、いつかは編み物が得意になりたいと思って長年持っていただけだった編み棒セットや、そのうち時間ができたら勉強したいと思って、これまた長年持っていただけの中国語の教材が、野望ガラクタでした。

編み棒セットの話はこちら⇒私が捨てやすかったもの、捨てにくかったもの~30年近い断捨離を振り返る

中国語の教材の話はこちら⇒中国語の教材と本を断捨離するのに12年かかった私がとうとうたどりついた真実とは?~ミニマリストへの道(18)

野望ガラクタは、こうした物理的な物だけではありません。

参考になるかもしれない、とソーシャルメディアで大量にフォローしているアカウント、毎日、時間を費やすしてチェックしているタイムライン、あとで読もうとブックマークする記事なども野望ガラクタです。

それらの情報はどうしても必要なものではありません。必要ではないけれど、読めば、役立ちそう、あれば、あとで使えるかもしれない、フォローしておくとよさそうだ、と感じるものです。

私はScribdという、本の読み放題・聞き放題サービスを利用することがありますが(ときどき、休会する)、先日、自分がブックマーク(セイブ)している本(ドキュメントやポッドキャストなども含む)が、237個もあって、笑ってしまいました。

「あたし、馬鹿じゃないの? こんなに読める(聞ける)わけないじゃん。あと何年生きるつもりよ?」と思ったのです。

そんな私のことを笑えない人も、たくさんいると思います。

消化しきれるはずのない大量のコンテンツを追い続け、ためこみ続ける人、ほかにもいるんじゃないでしょうか?

ガラクタがストレスをもたらす

このように、持っていても、自分ではとうてい使うことのできない物やコンテンツを、私はガラクタと呼んでいます。

そのへんにずっと放置していて、ほこりをためている物だけがガラクタなのではありません。

きれいに整理整頓され、押入れの中におさまっている趣味に使う道具や素材、きっちりフォルダー分けされて、ハードディスクの中に入っているデジタル写真なども、使っていなければガラクタです。

新品同様で、「メルカリで売ればお金になるかもしれない」と思うきれいな服だって、着ていなかったらガラクタです。

このようなガラクタがたくさんあるとストレスが増えます。

物であれば、ぐしゃぐしゃに積まれていたらもちろんのこと、びっしりきれいに並んでいても、息苦しさを感じます。

数がたくさんあると、今必要な物や写真を探し出すのに、時間がかかります。

つまり、今、Aという物やデータにアクセスしたいのに、ガラクタが多すぎて、なかなかAにたどりつけないのです。

パソコンで特定のデータを探すとき、データベースが大きすぎると、探すのに時間がかかり、ごーごーとハードディスクの音が鳴り続けますが、それと同じです。

パソコンなら、少々ハードディスクに負荷がかかるだけですが、私たち人間が探す時は、もどかしさやら、何やら、いろいろなことを感じます。

探している最中に、全然関係のないことに気が散ることもよくあります。

必要な物をひっぱりだして、使ったあと、元の場所にしまったり、日々のルーティンである掃除をしたりするときも、物が多いと大変です。

たくさん物を持っている人は、その作業を当たり前だと思っていますが、いったん、物を減らしてみると、その楽さ加減にびっくりするでしょう。

限界を無視するな

もう使わない物をいつまでも持っていたり、消化しきれいないほど大量のコンテンツを追い求めたりするのは、欲張っているからです。

これがあるほうがいい、たくさんあるほうが豊かになれる。もっともっとたくさん欲しい、もっともっと豊かになりたい。

こんな具合に。

しかし、実際は、その「もっともっと」と何かを追い求める気持ちが、ガラクタを大量に発生させています。

当然です。

私たちが使えるスペースにも時間にも体力にも限界があるからです。

ガラクタをいつまでも捨てないのは、この限界を無視することです。

よく考えれば気づくはずです。そんなにたくさんあっても、とうてい使い切れないということに。

欲張れば欲張るほど、手元に引き寄せたものの管理をしなければならないので、ますます時間も体力もなくなります。

今、ストレスが多いとしたら、自分のキャパシティを無視して、たくさんの物や情報、データを集めすぎているからです。

もう使わない物、使いそうにない情報はきれいさっぱり手放して、部屋も頭の中もリセットしてください。

ストレスが減って、すがすがしい気分になります。

気をつけて。ガラクタが感情に与える悪影響を見過ごしてはいけない

******

ガラクタはストレスの元凶なので、捨てろ、という話をしました。

物をあまり捨てない人や、整理整頓が得意で何もかもきれいにしまっている人には、信じられないことかもしれません。

しかし、ガラクタは、確実にあなたの足かせになっています。





本を読む人本箱の中にあるガラクタを片付ける~4月の片付けプラン、その2。前のページ

工夫して生活する楽しさが見つかったのは、たくさんあった物をぐーんと減らしたから。次のページ食器棚の整理

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