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捨てるのが苦手な人でも、抵抗なく取り組めるプチ断捨離。今回は、まめに見直さないとすぐにたまる紙ゴミです。
今すぐ捨てても問題ない紙類を10種類、紹介します。ちょっとしたスキマ時間に捨てられます。
1.使いかけのラッピングペーパー(新品でも可)
日本では、お店で頼めば、きれいにギフト包装してくれるので、自分でラッピングペーパー(きれいな包装紙)を持っておく必要はありません。
また、専用のラッピングペーパーがなくても、家にある紙で、いくらでもラッピングができます。
どんなものが使えるのかは、こちらの記事で確認してください⇒お金をかけず家にあるもので間に合わせるギフトラッピングのアイデア
ついでに、シール、ステッカー、リボンなど、多すぎるラッピング用品も捨ててください。
2.誰からもらったのか思い出せない名刺
めったに人から名刺をいただかない私ですが、昔は何かのついでにもらった名刺を、いつまでも、カード類を入れる小さなケースに入れたままにしていました。
さっきも4月に銀行の人からもらった名刺をまだ持っていることに気づき、捨てました。
名刺は人の名前が書いてあるから、なんとなく捨てられないのかもしれません。
そもそも名刺は何のためにあるのでしょうか?
名刺はビジネスマンが初対面のときに交換する小さな紙。そこにはその人の名前や役職、連絡先などが書いてあります。
自己紹介するときに使う小さな紙が名刺です。相手は、1枚の名刺から、ビジネスを広げようと思っているのです。
いったん名刺をもらって、そのまま使わずにいるのなら、名刺の使命は終わっています。
連絡先が必要ならば、パソコンに入力するなり、ノートに書くなりしておけば、名刺そのものをいつまでも持っている必要はありません。
名刺の整理の仕方はこちらに書いています⇒机まわりの断捨離と整理の仕方、私の工夫 「細いものをカテゴリーごとに片付ける」のところです。
3.古いチケット類
古い入場券、演劇、ミュージカル、映画のチケットなど。もう2度と使わないのに、なぜか持っている人が多いです。
古いチケットはゆるく「思い出の品」のカテゴリーに入っているのかも。
ですが、昔、行った場所をすべて覚えておく必要なんてありませんよね。
ずるずると持っていると、ガラクタ化してしまうので、私はチケット類は、用が終わったらその瞬間に、捨てることにしています。
4.いらないレシート
レシートも「なんとなくいるかもしれない」と思って持っている人が多いようです。
税金の申告に使わない、ふだんの買い物のレシートは家計簿などにつけたら、すぐに捨てても問題ありません。
「返品するかもしれないから」と思ってレシートを持っている人は、レシートをためる場所を作って、時期が来たら、どんどん捨ててください。
スーパーのレジでほかの人を見ていると、レシートをもらわない人がけっこうたくさんいます。使わないなら、そういう選択をしてもいいでしょう。
節約体質になれないでしょうが。
5.部屋の片隅に積んである古い雑誌
雑誌は最新号だけ残して、他は捨ててしまって問題ないのでは?実際に何かの資料として雑誌を使っているのなら、部屋に積んでおかず、わかりやすい場所(本棚とか)に並べておくべきです。
放置するとカビの元になります⇒意外と知らない、カビを防止するためにできる9つのこと。
どうしても読みたい記事は雑誌から切り離し、1週間とか2週間期限を切って、その間に読むといいでしょう。バッグに入れておくと、待ち時間などに読むことができます。
私は昔、ニューズウィークとタイムの定期購読を同時に始めて、ほとんど読めなかったことがありました。ともに数年間床にうず高く積まれていました。
ほこりがたまってどうしようもなかったです。
カタログ類は、雑誌よりもっとさっさと捨てたほうがいいです。よけいな買い物をする恐れがあります。
参考⇒持たない暮しをめざすなら、雑誌の定期購読はするべからず~ミニマリストへの道(21)
6.期限が切れた割引券
ポイントカードや割引券、クーポン券は期限があります。期限が切れたらただの紙なので、もう捨ててください。
実は、期限が切れてなくても、少額の使うあてのない割引券は持たないほうがいいです。
その割引券を「使わなければ損だ」と思ってしまい、そこまで必要でもないものを無理に買うことになるからです。
私は、昔、東急ハンズの50円の割引券を使うために、さして必要でもないボールペンや絵葉書を買っていたのでした。
カナダに来てからは、グリーティングカードの店と、チョコレート屋さんで売っているアイスクリームのポイントカードを後生大事に持っていました。
名刺大のカードで、買い物をするたびにスタンプを押してもらい、カードがいっぱいになったら、いくらか割引を受けられたり、アイスクリームを1個もらえたりするカードです。
この手のカードは期限がありませんが、引き換えるところまでいったものは1枚もありません。
そのうち、スタンプが薄くなり、どこまで押してもらったのかすらわからず、「あ、これではちゃんと引き換えてもらいないかもしれない」などと心配したこともありました。
なんと小市民なのでしょうか。
今はこの手のポイントカードはもらわないことにしています。グリーティングカードも、アイスクリームも買わなくなりましたが。
7.古い紙工作
一時期、折り紙にこって、折った作品をしばらくためていることがありました。ただ、ためたところで、そのあとどうするのか、と言ったら、何も起きないわけです。
まったく何の目的意識もなく、折り紙作品をためていました。
折り紙は、立体ものなので、そのまま棚においておくと、どんどんほこりがたまります。
そこで、大きめのビニール袋にすっぽりと入れ直し、その後5年ほどしてから捨てました。
持っていても仕方がなかったのですが、それに気づくまでに5年を要したのです。
折り紙などの作品は、できあがったときに、使命を終えています。
その点ジグソーパズルと同じです⇒即断捨離できる、こんなにたくさん持っていてもしょうがない4つの物
折り箱など、使えるものはちゃんと使い、観賞用のものは代表作を厳選して、飾り、それ以外のモノは捨てましょう。
「傑作だから捨てられない」というときは、写真撮影(デシタル)をしておくといいでしょう。
私は娘が作った工作だけ、写真を撮りました。
8.使いかけのノート、もう使わないノート
ノート類や手帳は、使い切る気持ちがないのなら、持っていても仕方がないので、捨ててください。
私はこんなふうにして使いきりました⇒三日坊主なあなたに~ノートをきっちり使い切る方法はこれだ
この記事には私のノートのストックをのせていますが、残りはあとわずかです。
まだ使っているのは右側にあるバイブルサイズの手帳の中身(外側は断捨離)と、無印良品の4コマノートのみ。
この2つは、現在せっせと使いきっている最中です。
しかし、このように使いきるためには、それなりの決意が必要です。なんとなく持っているのら、捨てて資源にしたほうがいいでしょう。
9.古い手紙やカード、年賀状
古い手紙やはがきが、いくつか、引き出しに入っていたら、捨ててください。最近は、アナログの手紙をもらうことも少なくなったと思いますが、ダイレクトメールはまだまだ多いですね。
大事な手紙、ずっととっておきたい手紙があるなら、引き出しの中のごちゃごちゃと一緒にするのはやめて、手に取りやすいところに保管してください。
手紙の断捨離方法はこちら⇒手紙の整理・収納はマイルールを決めて増やさない
10.洋服のタグ
洋服のタグとは、新品の洋服についてくる、値段、素材、お手入れ方法などが書かれた紙です。ひもがついて、安全ピンで服にとめてあったりします。
最近は、タグを服の襟首に縫い付けたり、服の裏側にダイレクトに印刷することも増えてきました。
タグの情報を使って、洗濯やケアをしていないのなら、持っていても意味がありません。ほとんどの人がタグにそんなに注意を払わないのに、「もしかしたらそのうちいるかも」と思って、なんとなく持っています。
昔は、デザイナーブランドの高価な服を買うと、タグもおしゃれなものがついていました。ちょっと変わった糸に通してあったり、プラスチックのフレームがついていたり。
「しおりに使えるかもしれない」と思った私は、タグだけを箱に入れてためていたことがあります。
もちろん、しおりどころか、何物にも使いませんでした。このような、小さなラベルがそのへんに散っていたら、捨ててください。不用です。
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このほかにも、デリバリーピザのメニューとか、古いカレンダーとか、使わないメモ帳や付箋など、周囲を見渡すといろいろな紙があると思います。
この機会に捨ててスッキリすることをおすすめします。