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読者のペリーさんのリクエストにお応えして、最近の文房具事情を紹介します。
まずメールをシェアしますね。
文房具の話を読みたい
件名:記事のリクエスト
初めてメールいたします、ペリーと申します。
記事ネタ募集中とのことですので、ひとつリクエストがあります。
文房具の記事をまた読みたいです。
私は子供の頃から文房具が大好きで、必要以上に買ってしまう癖がありました。
特にボールペンが大好きです。
今でも新商品を見かけると欲しくなってしまいますが、そういう時は筆子ジャーナルで「文房具」と検索して上から記事を読み、「やっぱり買わずに今あるものを使い切るぞ!」と決意新たに頑張っています。
何度も何度も読みましたので、また新しい記事を読みたいです。
よろしくお願いいたします。
ペリーさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
文房具の記事を何度も読んでくださったのですね。うれしいです。
実は、最近は、文房具はいっさい買ってないんです。きょうはそんな話を書きますね。
使い切り状況(基本的な方針)
以前、私はたくさん文房具を持っていて、ほとんど断捨離し、当面、使い切れる分だけ残したことは過去記事に書いているので、ペリーさんも読んでいると思います。
これは、8年前(2015年4月3日)に書いたものです⇒大量に文房具を断捨離したあと、筆記具は手持ちのものを使い切る方針へ
その後、ノートやペンをどんどん使い、手持ちのノートはみんな使ってしまったので、現在は、必要になったらコンポジションブックというノートを買っています。
おもな紙の使い道
ノートや紙は以下のものを書くのに使っています。
■モーニングページ⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
モーニングページは9年ぐらい書いていますが、毎朝ノートを3ページ使うので、手持ちのノートや娘にもらったノートは、すべてモーニングページで使い切り、その後は、コンポジションブックを買って書いています。
私のノートはこちらで紹介⇒モーニングページの書き方、やり方を教えてほしいという質問の回答。
■趣味の語学のノート
問題集を解いたり、単語や表現、文法をメモしたり、書き取り(ディクテーション)をしたりすると、ノートはどんどん埋まります。
私はノートをきれいにまとめるタイプではなく、読み返すこともないので、1冊埋まったら、モーニングページと同じですぐに捨てます。
■ブログの構成案を書く紙
記事を書く前に、だいだいの構成を書くのに、そのへんの紙(ルーズリーフなど)を使っています。
コンポジションブックにネタをメモすることもしていましたが、最近は、ノートには書かず、思いついたネタをそのへんの紙に書いて、記事にしたら捨てるか、GoogleのKeepというアプリにメモしています。
■その他
家計簿や、30日間待つノート(ほしいものを書き留めておくノート)なども書いていますが、これは、新たにノートを用意していました。「していた」と過去形で書いたのは、今は、モーニングページと10年日記以外は、紙のノートに書かなくなったからです。
若い頃、レターセットやグリーティングカードも必要以上に買っていましたが、今は、クリスマスカードを必要な分だけ買っています。
ボールペンの使い道
上で紹介したノート類を書くのにボールペンを使用したから、手持ちのボールペンはすぐになくなりました。
その後、必要に応じて、アマゾンでBICやPaper Mate のボールペンを買ったり、娘が学生時代に使っていて今は使わないボールペンや、ゴルフ場でもらった景品をもらったりしています。
書く量が多いせいか、ボールペンの消費は早いです。
あまりにボールペンの減りが早いので、長く書けるボールペンを購入しました。
今使っているボールペンはこれ1本だけで、安いインクのリフィルをアマゾンで買って使用しています。
ボールペン1本生活をめざして。文房具を効果的に断捨離する7つのステップ。
塗り絵を始めて色鉛筆が増える
2018年に塗り絵を始めたので、色鉛筆、マーカー、ゲルインクボールペンが増えました。
今持っているのは、
・油性マーカー
・水性マーカーのまだインクが残っているもの
・ゲルインクボールペン
・色鉛筆(油性色鉛筆、水性色鉛筆)
・オイルパステル
・クレヨン
一時期はもっとありましたが、使い切ったり、手放したりしたので、現在のラインナップは以上です。
色鉛筆はかなり大きなセットを買ったので、たくさんあります。
つまり、2018年になっていきなり文房具(塗り絵グッズ、画材)が増えました。
2018年はわりと熱心に塗り絵をしていましたが、その後は、ペースが落ち、2020年にちょっと盛り返したものの、2021年以降は、ほとんど塗り絵をしていないので、、たくさんある色鉛筆の消費はとても遅いです。
とても消費が間に合わないないので、これ以上塗り絵グッズを買うことはしないし、手持ちのものも、そのうち、手放すかもしれません。
ゲルペンやマーカーは、モーニングページやメモを書くのにも使っています。
文房具が欲しいという気持ちはなくなった
私は、今も、文房具は嫌いではありませんが、これ以上買いたいという気持ちはなくなりました。
その理由は
・基本的に物を増やしたくないから
・使った物はきっちり使い切りたいから
数が多いと使い切りが難しくなるので、複数買いやまとめ買いなどには慎重です。
・ふだん使うものが決まっているから
ボールペン:上で紹介したセブンイヤーペンのみ。色が欲しいときは、塗り絵用に買ったゲルペンやマーカーを使っています。
ノート:コンポジションブックのみ
・ペーパーレスを目指しているから
別の記事で書くつもりですが、2023年の2月ごろ、ペーパーレスにすることに決めたので、文房具を買う必要がなくなりました。
付箋はまだ去年買ったものを使っていますが、使い終わったら、もう新たには購入しません。
・自分なりのスタイルに満足しているから
若い頃は、ノートやメモの取り方といった記事や、人がどんなふうにノートを取っているか紹介している記事や雑誌を興味深く見ていました。
しかし、今は、他人がどんなノートを取っているかということに、いっさい興味がなくなりました。
私は、かわいいノート(いわゆるインスタ映えするノート)や、勉強したことが頭に残りやすいノートを書きたいわけじゃないとわかったからだと思います。
ノートの取り方(バレットジャーナルの書き方など)は、ハンドバッグの中身と同様、多くの人が興味を持っているらしく、いろいろな本が出ていますよね。
でも、私は、今の自分のノートの使い方に満足しているので(そもそも、モーニングページとネタぐらいしか書かない)、他の人のやり方を参照する必要がないんです。
家計簿を作成するために、エクセルの使い方の動画を見ることはあっても、紙のノートの使い方を見ることはありません。
人が使っているところを見なければ、新商品を知ることもないので、新しいものが欲しいという気持ちもわかないのです。
ペリーさんも、定番のボールペンができれば、新商品が欲しくなることはないでしょう。
印象に残っている文房具関連の本
最後に文房具に関して、私が影響を受けた本を紹介します。
若い頃、哲学者の串田孫一さんの「文房具」という本をよく読んでいました。
古い本なので、すでに絶版で、今は、新しいものが手に入ります(といっても、2001年の発売)
串田孫一さんは、1915年(大正4年)生まれなので、当然のことながら、話が古いです。
彼の時代は、今のように、文房具があふれていなかったから、ノートもとても丁寧に使っています。
彼にかぎらず、昔の人は、ノートやペンを買ったら、ちゃんと使っていたはずです。
私も、数を集めるのではなく、使う分だけを買って、きっちり使いたいと思っています。
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きょうは文房具の話を書きました。
ペリーさんの読みたい記事になっていたでしょうか?
文房具に関する記事は、「文房具」というタグでくくってあるので、そこから読めますよ。
一口に「文房具の記事を」と言われても、いろいろな切り口があります。具体的にどんな内容を読みたいのか教えてくれれば、また書きますよ。