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読者の質問2つに回答します。
今回の質問は
1.仕事にどうしても必要なものの片付け方は?
2.床に寝るのって汚くないですか?
すでにメールで回答していますが、その内容に少し情報を付け加えてシェアします。
では、まずあおむしさんの質問です。
仕事で必要な本が部屋を占拠している
件名:仕事上手放せないもの
いつも拝読しております。
私はほとんど物を持たず質素な生活をしておりますが、学者の卵でどうしても本を手放すことが出来ません。
学術書なので電子書籍はもちろんのこと図書館にすらないない本や絶版書が多く、手元に置いておかなければ仕事になりません。
スキャンも試みましたが、分厚い本ですと字がつぶれてしまうこともあり、結局途中で挫折しました。
仕事上どうしても必要なものだけれども部屋を占拠してどうにかしたい場合のものとの向き合い方をご教示いただければ幸いです。
必要な物は捨てなくてよい
あおむしさん、こんにちは。
メールありがとうございます。
仕事でどうしても必要なものは、自分にとってのニーズですから、捨てる必要はないですし、邪魔だと感じることもないと思います。
邪魔に感じるとしたら、
・そもそも、部屋・家が、物量に対して、狭すぎる
・本の整理ができておらずカオスになっている
この2つが原因ではないでしょうか?
これを解消するために以下のことを試みるといいでしょう。
・仕事に関係のない物を極力減らして、本を収納するスペースを作る。
・それでもスペースがないなら、もっと広い物件に引っ越す
・本をそのへんに積みっぱなしにせず、それなりに秩序だてて収納する
仕事に関係のないものを徹底的に捨てて(それらは限りなくゼロにする)、スペースを作り、大きな本箱を入れて、アクセスしやすいように、本をきれいに並べておくのがベストではないでしょうか?
もちろん、残す本は厳選します。
プロにスキャンを頼む
スキャンをしたら、文字がつぶれたそうですが、自分でやろうとせず、プロに依頼すると、うまくスキャンしてくれるかもしれません。
もっと高度な機器でスキャンすたり、スキャンの設定を変えると解決するかもしれません。
業者が、「無理です」と言ったらそのとき、あきらめればいいでしょう。
すべての学術書がスキャン不可ではないでしょうから、きれいにスキャンできるものはどんどんデジタル化すると、少しは場所があくと思います。
デジタル化しておくと、検索しやすいですし。
とりあえず、仕事に関係のない本は、全部スキャンしてしまえばいいでしょう。
抜本的な解決策
どうしても本を持ちたくないなら、本を持たなくてすむ仕事に転職するという方法もあります。
あるいは、仕事のやり方を変えます。
つまり、資料を所持せず、図書館やインターネットで利用できるリソースのみを使って論文を書くとか、独自の研究方法を編み出したり、資料がなくても論文を執筆できる研究分野を開発したりします。
ですが、それは、もっと大きな家に引っ越すことより難しいと思います。
転職はいや、仕事のやり方も変えられない、新しい研究分野の開発もできない、ということであれば、現在の環境で、工夫するしかありません。
必要だと思うものの片付け方
過去記事で参考になりそうなものをリンクしておきます。
家中に書類があふれているとき、紙類を上手に断捨離する7つのヒント。
ミニマリスト的節約術の極意は、「必要なもの」と「欲しいもの」をしっかり分けること
次はIさんの質問です。
床に寝るのは汚いと思いませんか?
件名:床に直接布団を敷く
筆子さんはじめまして こんにちは。
いつも気になってブログを読ませていただいています。
とてもひかれる事、ずっと知りたかかった事、どうしたらいいのか悩んでいることが多く書かれていて嬉しくなります。
実際に実践しています。スッキリです。
いつもありがとうございます。
本題に入ります
今とても気になっていることです。
題名の通りです。
筆子さんは直接床に敷いていますが、汚いとは思いませんか?
お住まいがカナダですので靴を脱ぐわけではありませんよね?
特に気にはしませんか?
そのことがとても知りたいと思いました。
私は日本に住んでいます。筆子さんを真似して直接床に寝ることにしようと思っています。
突然のメッセージ失礼しました。
宜しくお願い致します。
特に汚いとは思いません
Iさん、こんにちは。メールありがとうございます。
う~ん、特に汚いとは思っていません。
日本のたたみの上に寝るのと同じ感覚です。
たたみの上って汚くないですよね?(汚部屋は別にして)。
それと、床にじかに寝てはいません。床の上に毛布を敷いて寝ています。
いつも寝ている場所の写真をとってみました。カーペット敷きの部屋です。
手前のオレンジ色のものは座椅子です。座椅子の説明はこちら⇒物の置き場所が決まらず部屋がカオスです。どうしたらいいですか?
このカーペットは取り外しできません。5年前に入居する前に、家主がリノベーションしたときカーペットも新しくしました。
それ以後、5年間、取り替えていないことになります。
ふだんは掃除機をかけ、イソプロピルアルコールで拭き掃除しています。
カーペットのアップです。
カナダの人は、室内では外靴をぬいでいます。
これまで外靴をはいたまま生活している人を見たことがありません。
靴を脱がないと、床が汚れます。
常に車移動だけしかしないなら大丈夫かもしれませんが。
11月半ばから4月はじめまで、通常、雪がとけないし、3月~4月の頃は雪がとけ始めて、地面がぐしゃぐしゃだし、5月~6月は日本ほどではないですが、雨が多いので、外靴をはいたまま室内に入ると、床が水びたし、泥だらけ、砂だらけになります。
日本のように、玄関の土間と居住する場所のはっきりした区別はないですが、一般の家の玄関(エントランス)には靴を置くところがあります。
歯医者では、外靴をはいたまま、治療室に行く人を見ることがあります。
上履き(クロックスなど)がおいてあるんですけど。
私は必ずクロックスに履き替えています。
現在は新型コロナウイルスの感染予防のため、別の措置が取られていると思います。
床に寝ると、冷える、ほこりが多いということはあると思いますが、私はべつに冷えないし(セントラルヒーティングだから)、ほこりも気になりません。
むしろ、ベッドに寝るほうが不衛生な気がします。マットレスはふつう洗わないし、日本みたいに太陽にあてないので、かなり汚れていると思います。
そこで、表面に掃除機をかけたり、ふいたりするのですが、そんなことするより、毛布に寝て、毛布を洗濯機で洗うほうが簡単です。
冬場、板の間にじかに寝ると寒いので、新聞紙を敷いたりして調節してください。
私が床の上に寝始めたのは、西式甲田療法の健康法で、平床寝台(へいしょうしんだい)という寝床をすすめていたからです。
本当は木の板の上に寝るのですが、手頃な板がないから、カーペットの上に寝ています。
寝床に関する過去記事
床(カーペット)の上に寝ていることについては、過去記事で詳しく書いています。よければお読みください。
ミニマリストはやっぱり布団でしょ、ベッドはいろいろ複雑だから
敷布団もマットレスも断捨離~ミニマリストのふとんはこれだけあればよい
ミニマルな寝床を実現~床に毛布をひいて寝るようになって4ヶ月、こんな変化あり
床にじかにシーツをしいて寝てみたら、グッスリ眠れて健康によいみたい
床に寝るミニマリストの必需品はこれ~ぐっすり眠るためのアイマスクと耳栓ご紹介
木枕でウソのように肩こり解消~健康にいいし、小さいし、床に寝るミニマリストには理想の枕です
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私は、ふだん床の上に寝てする運動(クランチなど)も、直接カーペットの上でしています。専用のマットや敷物をしくと、所持するものが増え、所持するものが増えると管理する(マットの場合は洗う)ものが増えます。
それを不衛生、ズボラ、野蛮、と感じる人もいるかもしれませんが、本人がよければいいのではないだろうか、と思っています。
あなたも、感想や素朴な疑問などありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。