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2017年初めての読者のお便り紹介コーナーです。今回は2016年11月後半にいただいたメールから紹介します。
・15年間汚部屋暮らしだったけど片付けられるようになった。
・40年間片付けられなかったけど片付けられるようになった。
・セルフエスティームの意味がわかってスッキリした。
・捨てたら新しくて良いものが入ってきた。
こんな4人の方のお便りです。では、まずCさんより。
15年間汚部屋暮らしの自分が変わった
件名:ありがとうございますー
ブログを読ませていただいています、Cと申します。ブログを読ませていただくようになって、2ヶ月くらいです。
ひとことお礼を伝えたくて、メールを送ります。
私は、15年以上一人暮らしをしていますが、そのほとんどの時間を汚部屋で暮らしています。
汚部屋を片付けられない理由はいろいろ出てきますが、どれだけ理由があっても、一人暮らしな以上、自分の責任です。
片付けに限らず自分をどうにかしようと、片付けの本も心理学や自己啓発やビジネスの本も読んだし、セラピーやカウンセリングも行きました。
精神科に行って病名がついたり薬を服用したりもしました。
それでも片付けも人並みに暮らすこともできなかった私ですが、筆子さんの本を読み、その後ブログを知って毎日読ませていただくようになり、本当に少しずつですが、片付けが進められるようになりました。
片付けに限らず、筆子さんの書いてくださるブログ記事のテーマは、私の興味のあることが多く、少しずつ、いろいろな記事を読ませていただいています。
片付けとあわせて、生活を整える参考にさせていただいています。
特に、30日チャレンジです。
先月は、帰ったらすぐマイボトルを洗うことにして、今は習慣になりました。今月は、帰ったらすぐ、お風呂に入るチャレンジをしています。
前に読んだ続ける習慣についてのビジネス書も一緒に参考にして、実行しています。
ダメダメなことのたくさんある私ですが、少しずつ自分への信頼が貯まるようで嬉しいです。
こういう気持ちの表現や相手に伝えることもほとんどできないのですが、そこも変えたいし、お礼の気持ちはお伝えしたいと思って、メールさせていただきます。
短い文でと思いつつ、長くなってしまいましたが、このまま送らせていただきます。
筆子さん、本当にありがとうございます。
Cさん、メールありがとうございます。30日間チャレンジの記事が役立ってよかったです。
楽しい一人暮らしを送るためにはほどよいバランス感覚が必要ですね。
私は完全な一人暮らしをしたことがなく、日本にいたときは実家で暮らしていたし、カナダで学生だったときはシェアハウスにいたので、ほかの住人と交渉がありました。
部屋では一人でしたが。
実家暮らしの人や、家庭持ちの人は自由な一人暮らしにあこがれますが、一人暮らしは一人ならではの困難があります。
一人だから自由すぎて、生活が乱れるという点です。
人間、ある程度不自由な状況にあったほうが幸せだったりします⇒私たちが幸せを感じる理由~制限がある方が幸せ?ダン・ギルバート(TED)
汚部屋で、夜更かししたり、ジャンクフードばかり食べる生活に向かう人もいれば、逆に、ものすごくストイックな生活を始める人もいます。
一人暮らしの人は、1ヶ月に1度ぐらいは友だちを部屋に招いたりすると、汚部屋化も防げるし、あまり極端な方向に流れることもないでしょう。
ふだん仕事であまり人としゃべる機会がないなら、意識して会話できる機会をもつと、心の健康によいかと思います。
今年はますます楽しい年になることを祈っております。
30日チャレンジはこちらで紹介しています⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
おすすめの30日間チャレンジ⇒人生を変えたいあなたに。30日間チャレンジのアイデア88選。
次はTさんより。
40年以上片付けられなかった私が片付けられるように
件名:目指せ、プチ筆子さん
筆子さまのブログを9月中旬に知ってから約2カ月、生まれてから40年以上、片づけらしい片づけをしてこなかった私が、「片づける」ことができるようになりました。ですので、お礼を一言お伝えしたくて、メッセージを送ることに致しました。
片づいた部屋で、陽のあたる中、読書をしたい、とずっと思っていました。
ささやかな望みでしたが、捨てる、ということが分からず、何でも収納、なんでも箱に入れてとっておいていた2ヶ月前の私には、とても無理なことでした。
でも、それが、今はできるようになりました。
筆子さま、本当にどうもありがとうございます。
今、とても幸せです。
筆子さまのブログは、何かをする・しないための方法7つ、などと、ポイントがいくつあるかがはっきり分かるので、とても読みやすいです。
全てのポイントが自分には必要なことだと思ったらノートに書き取り、そのうちのいくつかでしたら、なるほど、覚えておこう!とするようにしています。
筆子さまが読んでいらっしゃる本も参考になります。
カーネギーさんの本を筆子さまが座右の銘のように何度も読んでいらっしゃるということを知り、私も読んでみようと思い、「人を動かす」を読み、カーネギーさんの他の本も読んでみようと「道は開ける」を読んでみたりしています。
時々紹介して下さる瞑想・節約に関する本なども、これから読もうと思っています。
仕事は事務職ですが、朝8時半から夕方5時半まで、基本的にずっとパソコンを見ていないといけないので、テレビを見る気にもなれない毎日です。
ですので、Kindleは悩んだ末にあきらめて、書店で本を買っています。アマゾンは便利ですが、なるべく現金で、という筆子さまのアドバイスに従い、散歩がてら本は本屋さんで買うようにしています。
自分で買いに行くと、本にも愛着がわきます。
部屋が片づくと、頭、心の中までこんなにすっきりするなんて、夢にも思いませんでした。
すっきりしたら、いろいろなこをを考えられるようになりました。
今一番考えているのは、私は人づきあいが苦手なので、それをどのように克服するか、具体的には、年末の会社の忘年会に参加するか、欠席するか、です。
些細なことなのですが、70名ほどの小さな会社ですが、ほとんどの人と挨拶程度のつきあいしかないので、忘年会は誰と話したらいいのか分かりません。
10年以上勤めていて、過去2回ほど参加してみましたが、プライベートなことをずっと聞かれて、疲れてしまいました。
でも、これは私の職場での人間関係が希薄だから起きたことで、仕方がないとも思っています。10年以上勤めているのに、挨拶程度のつきあいですし、独身で一体何者なのか、と思われていると思います。
普段なら欠席するのですが、同じ部署の人が2人も忘年会の実行委員で、忙しいなか打ち合わせをしたり、準備をしたりしているのを見ると、今年はなかなか欠席と言い出せません。
もう少し、考えてみたいと思っています。
デジタル断捨離も、実行しています。
自分では10分位しかみていないつもりだったスマホ、すぐに1時間経ってしまいます。1日は24時間しかないので、スマホばかり見るのはやめようと思います。Kindleもあきらめたくらいなので、スマホを見ていたら、意味がないですよね。
筆子さま、すべてを筆子さまのようにすることは難しいですが、エセ筆子さんにならずに、せめてプチ筆子さんになれるように、これからも筆子さまのアドバイスを心にとめて生活していきたいと思います。
これからも、ブログの更新を楽しみ心待ちにしています。
今日は、ウエスを使って、お酢でお風呂場のふたの水垢とカビを掃除しました。東京は今日は快晴で、後2時間位は陽もあたり暖かいので、読書をしようと思います。
Tさん、メールありがとうございます。忘年会は楽しかったでしょうか。
そうですね。1日パソコンのモニターを見ている仕事なら、オフは見ないほうがいいと思います。デジタル断捨離もおすすめです。
私自身はわりとパソコンの画面を見てますので、あまり目標にしないほうがいいでしょう。
Tさんのような方は、ブログを通して、私に対してとてもよいイメージを持っています。それは実際の私とは大きくかけはなれたイメージです。
あくまでTさんにとっての現実です。
そのいいイメージをうまく使って、自分の暮らしをよくしていけるなら、それはそれでよいと思います。
ですが、私はそこまで立派な人間ではないので、あまり目指さないほうがいいような気もします。あくまでも、ご自身のやりたいことや、価値観を大事にして、自分らしい生活を追求してください。
カーネギーの本について⇒1ヶ月文句を言わない挑戦中:1月の30日間チャレンジ
デジタル断捨離⇒私のデジタル断捨離15の方法~50代主婦ミニマリストの場合
ウエスについて⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
次はフロリダにお住まいのカオリさんより。
セルフエスティームの意味がわかってスッキリ
件名:感激です!
今年の5月からミニマリストを勉強して、モノを減らしてます。ミニマリスト生活のブログを見るのが好きで、先月10月に筆子さんのブログに出会いました。
筆子ジャーナルはモノの減らし方だけでなく、モノの考え方もありお気に入りです。少しずつですが毎日読んでます。
今日の朝、長年に渡りわからなかったことの答えを筆子ジャーナルで見つけ非常に感激してます。
セルフエスティーム(self-esteem) セルフエスティームとは「自分はこれで大丈夫だ」と思う気持ち。
この言葉、渡米当時からずっとわからなかったんです。調べたり人に聞いてもいまいち理解できなくって。筆子さんの記事には自尊心のコトも書いてあり、さらにすっきりできました。
英語辞典でself-esteemを調べると、自尊心と出てきます。自尊心自体が理解できない私はさらなる疑問を抱え、悶々としてました。
現在40歳で、メンタルが強くなく小さいころから割と鬱々と過ごしてきました。ものを減らすようになってから、心がすっきりしてきました。
筆子ジャーナルからライフスタイル、ミニマル思想を学んで、更にすっきりしていきたいと思います。
素敵なブログありがとうございます。カナダは冬本番でしょうか?フロリダも今日は冷え込んで5度です。
体に気を付けてください。
それでは。また。
カオリさん、メールありがとうございます。
セルフエスティームの記事が役に立ってよかったです。
こういう抽象的な言葉の意味は、「これだ!」と一つには限定できないので、そんなに気にすることはないのでは?
「まあ、こんな感じかなあ」ぐらいの理解でいればいいと思います。
1990年代に、ファジー(fuzzy)という言葉が流行ったことがあります。「あいまいな」という意味です。
fuzz(ファズ)は、綿毛とか綿ぼこりのことです。ファズは輪郭があいまいであり、ファジーは、境界線がぼんやりしている、という意味です。
正しい定義を知ろうとすることがかえってストレスになるなら、ファジーな考え方をしておいたほうがいいでしょう。
白黒つけるとか、正しさにこだわりすぎると疲れるので、物を減らしながら、柔軟な考え方も取り入れていくと、ますます楽になると思います。ぜひお試しください。
セルフエスティームについて⇒セルフエスティーム(自分を愛する気持ち)が高い人の12の特徴
最後はよくお便りをいただくアガサさんより。アガサさんは私より5歳ぐらい年上の方です。
捨てたらもっといい物が入ってきた
忙しい中メールのお返事をいただきありがとうございます。
筆子さんの書かれていることは「アドラー心理学」に非常に近いですね。「嫌われる勇気」の実践編として読ませていただいています。
時にくよくよしてしまうのですが、「悩みは自分で作り出している」を思い出すと吹っ切れます。
話は変わりますが、断捨離でも、「未来の心配をしない」という筆子さんの言葉が助けになっています。
実際あったことですが、書道を習うことになり、思い出したのは子供が使っていた書道セットを捨てたことでした。
捨てたことを一瞬後悔したのですが、よく考えてみると、とっておいてもあまりに古くて使えなかったと思い、必要なものを新たに買いそろえて、チョコレートの空き缶を硯箱変わりにしていました。
その話を母にしたところ、母が自分の硯箱をとってあるので使ってほしいというのでもらいました。とてもきれいな蒔絵の硯箱でした。
使っていなかった物を捨てたから必要な物が回ってきたのではないかと思っています。それに、新たに道具類を揃えた事で気分も良いです。
注意していれば、このようなことはほかにもあるかもしれないですね。このメールへのお返事は要りません。
アガサさん、こんにちは。メールありがとうございます。
別の人からも、アドラーの本に記されていることに似ている、という指摘を受けたことがありますが、私は、アドラーの本は読んだことはありません。
スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」とデール・カーネギーの「人を動かす」の2冊に書いてあることで、ほとんど対応できるので、自己啓発に関しては、あまり他の本を読む必要を感じていません。
アドラーの実践編なんて言われ、「読んだほうがいいのかしら」と軽いプレッシャーを感じております。
書道を始められたのですね。先日は別の人から、仏像の彫刻を習い始めた、というお便りをいただきました。
どちらも心が落ち着きそうでいい趣味ですね。書道は墨の匂い、仏像彫刻は木の匂いがしてさぞかし心楽しいのではないかと想像しています。
2017年はますます良い年になることをお祈りしております。
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いつもたくさんのメールをありがとうございます。
今週、新年の挨拶をたくさんいただきました。重ねてお礼申し上げます。今年もマイペースで更新していきますので、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。