断っている人

ミニマルな日常

最終更新日: 2024.05.17

しっかり断っても通じない人がいます~服を押し付けられて困っている人の記事を読んで。

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先週、会社の人に服を押し付けられ、それを着ないと叱られるから、服を捨てられません、という読者のお便りを紹介しました。

こちら⇒職場で服を押しつけられ、その服を着ないと怒られます。どうしたらいいですか?

この記事の感想を紹介します。今のところ4通届いただいていますが、全部紹介すると長くなるので、今回は2通シェアしますね。

最後にエッセオンラインの記事の告知もあります。

まず、杏さんのお便りです。



毅然とした態度で断っても全く通じなかった体験

件名:服を押し付けられるパワハラ問題の記事の感想

筆子さん、こんにちは。

いつも興味深く拝見しています!

今回は服を押し付けられる方の記事を読んで、思い出す経験がありましたので、お便りを書いてみようと思いました。

「押し付けられるものに困っている」という読者の方の記事を読むたびに、「なぜ、もっと毅然とした態度で断らないんですかね?」(そうしているように感じられない場合) と私も思うのですが、

毅然とした態度で断っても通用しない人も、信じがたいですが実際にいて、私はその人と縁を切るに至った話を聞いてください(笑)





食べ物をくれるおじいさん

アルバイトをしていた時にバイト先の前の公園でよく会うおじいさんで、出勤前に公園で腹ごしらえなどしているとよく会うのでそのうちに仲良くなったのですが、そうすると、会う度に毎回なにかしら食べ物などをくれるようになりました。

まず最初の数回は、抵抗なく受け取って普通に美味しくいただいていました。(まぁ、これが良くなかったのですが)。

だんだん、1度にくれる量が増えてきて、しかもそれがお裾分けではなくわざわざ私のために買ってきていることに気づき、

非常に重荷に感じるようになったので、毎回もうやめてとお断りするものの、「じゃあ捨てるだけだ、自分は食べない」と言われると、食べ物に罪はないので結局受け取ってしまうという段階がありました。(これも良くなかったのでしょうが、食べ物に罪はないと今でも思う…)

おじいさんに会わないように公園を通らず回り道してバイトに行くと、バイト先にまで押しかけてきて呼び出されるようになり、避ける作戦は上手くいきませんでした。

結局接触を断った

いくら断っても「本当は嬉しいのに遠慮して言っているだけ」と信じて疑わないのか?一向に貢ぎ物が止まなかったので、

「本当に迷惑なんです。これ以上くれるならもう一切ここには来ません」とはっきり通告しました。

「わかったわかった」と言いながら、やはり次も貢ぎ物を持ってきたので、「次にやったら会わないと言いましたよね。さようなら」と告げ、それ以来その人には会っていません。

バイト先が割れてしまっているので、バイトも辞めました。

ただ私の場合はバイトだから辞めるのも簡単だったし、相手もその辺のおじいさんだったので縁を切るのも簡単でしたが、

例えばもし正社員で働いていて、その会社の仕事がなんとしても自分のやりたいことで、給料も良くて、どうしても辞めたくない場合(そんな職場に私は出会ったことはありませんが)、

しかも相手もその会社の上司なんて状況だったら、どうするんだろうか? と思います。

大企業なら、パワハラで人事に相談すれば、その上司をよそに飛ばしてくれるかもしれませんが、数人の職場だったら?

辞めたくないとしたら何かをあきらめるしかないでしょうが(良好な人間関係か、スッキリしたクローゼットか…)、やはりあまり幸せな未来が見えないですね。

今回の相談者さんの環境がどのようなものか分かりませんが、「何度も口論になっている」というような文面から、はっきり断っていないわけでもないかも知れないと思った次第です。

まぁ、あるいは、本人にとって100%の「毅然とした態度」でも、若いからナメられているという可能性もありますね。

毅然とした態度で断っても通用しない人(縁を切る以外に解決策がない人)もいる、ということをお伝えしたかったです。

長文を失礼しました!

杏さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

体験談を教えていただき重ねて申し上げます。

杏さんが出会ったおじいさんは、ストーカー並に恐い存在ですね。

確かに、はっきり断っても、わかってくれない人はいます。

性格や社会性に難があるか、精神状態が不安定か、何らかの理由で常識が通用しない人が。

以前も、断っているのにわかってくれないというメールを読者からいただいたことがあります。

この方は、職場で好きではない男性からの食事の誘いを断るのに苦労していました。職場の人が相手だと、縁を切るのは難しいかもしれません。

こういう悩みをかかえる人に、私が言えるのは、「もっと徹底的に断れ」ということだけなんです。

今回の相談者さんについても、実際、どんな人に服を押し付けられているのか、詳しいことはわからないので、まずは断る、それでもだめなら、職場で人権を無視されたときに相談すべき場所や弁護士、場合によっては警察に相談するしかありません。

たいしたことではないと思うのではなく、きっちり対処してもらいたいと思います。

めんどくさいですし、エネルギーも必要ですが、先の記事にも書いたように、横暴な行動を見過ごしていると自分がメンタルをやられる恐れがあります。

ただ、しっかり断ると逆ギレされる場合もあるので、バランスを取ることが必要です。

職場で味方になってくれそうな人に相談できるといいと思いますが、そういう人がいたら、私に相談することはなかったでしょうし、なんとか問題が解決することを祈っています。

では、杏さん、どうぞお元気でお暮らしください。

次は、還暦捜査官さんのお便りです。

このままほっておくとエスカレートするかも

こんにちは。

「職場で服を押しつけられ、その服を着ないと怒られます。..」を読みました。

うーん、このままだと突然あげた服を返してくれとか言われて質問者さんが困るのではないでしょうか? 

どのような職場かは不明ですが質問者さんが女性、あげた人が優位な立場の男性だとすればやがて性的関係を強要されるとも限りません。

タイムリーな記事でトランプ氏の醜聞記事が海外のニュースサイトに掲載されていた。

筆子さんがおっしゃるようにもうパワハラだと私も思います。

以前勤めていた会社では盆暮れの贈答は禁止でした。まあ昇進とかに便宜を図ったと思われるからでしょう。

大事に至る前にもらった服は処分(精算)して他社に転職されることを望みます。

還暦捜査官さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

なるほど、相手が男性の上司だとそういう流れも考えられますね。

洋服をくれて、それを着るよう強要するのは、食べ物をくれるのとはちょっとニュアンスが違いますもんね。

人が着るものは、アイデンティティと強く結びついているので、本人が着たいものを着させないというのは、相手の人権を無視した行動ですから。

ただ、詳しい状況がわからないので、相手は上司じゃない可能性もあります。

次回紹介するつもりですが、べつの読者からは、「その職場にはドレスコードがあるのではないか」という意見をもらいました。

私もこんな職場はやめるべきだと考えていますが、相談してきた本人からはその後連絡がないから、どうすることにしたのかはわかりません。

こんなストレスはさっさと手放してほしいのですが。

それでは、還暦捜査官さん、これからもお元気でお過ごしください。

知らないうちに数が増えるもの

エッセオンラインに新しい記事がアップされたのでお知らせします。

今回は、多くの人が、持ちすぎてしまうものを書きました。

意外と「持ちすぎている」もの5つ。用途別に細かく使い分けないのが減らすコツ | ESSEonline(エッセ オンライン)

持ちすぎない方法も書いているので、気になる方はチェックしてください。

******

服を押し付けられる問題に関する読者のお便りを紹介しました。

相談メールをくれた人は、「怒られるから捨てることができない」と書いていましたが、もらった服を全部宅急便で相手に送ってしまうのはどうでしょうか?

相手も郵便で送ってきたりするとありましたので、住所はわかっていると思います。

火に油を注ぐ結果になるでしょうか?

相談者さんの年代もわかりませんが、上司や専門機関に相談するのが嫌ならば、同期の人や親兄弟に相談して、危機を切り抜けてください。





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