花瓶

ミニマルな日常

これだけは知っておきたい、きれいな部屋をつくる7つの習慣。

部屋がきれいな人と汚い人の差を考察するシリーズ。今回は、きれいな部屋に住んでいる人(私です)が毎日、ごく自然にやっていることをお伝えします。

掃除ではありません。

掃除以前のことです。

今回の結果は、私のライフスタイルと娘のそれを比較検討することで、導き出しました。

私は部屋を持っていませんが、もし、自分の部屋があったら、そこそこきれいにしているはずです。

残念ながら、私がおもに居住しているリビングルームの3分の2は夫が生息圏としているため、この部屋がきれいである、とは言えないのですが。



1.洋服をしまう

服をしまう、こんな単純なことが部屋をきれいにします。

私の洋服のありかは、私が身に着けているか、ハンガーにかかっているか、服を入れる箱に入っているか、ランドリーバスケットに入っているか、洗濯機の中か、洗濯物として干されている(乾かされている)か、のどれかです。

床の上に落ちていたりしないし、椅子の背にもかかっていません。

私は寝る前にお風呂に入ります。バスルームにパジャマと下着を持っていき、お風呂あがりにパジャマを着用。

お風呂に入る前に脱いだ服で、洗濯するもの(下着と靴下)は、お風呂のあと、ランドリーバスケットに入れ、その他のものは、服を入れている段ボール箱(クローゼットにあります)にのせてます。つまり、服を脱いだら、そのたびにしまっています。

ところが、娘は、お風呂でどんな動向をしているのかまでは知りませんが、靴下も服もブラも床の上に散らばっています。さすがにパンツ(下着)はタンスにしまっていますが、たまにしまい忘れていることもあります。

というのも、レギンスと一緒に、パンツを脱いでいるらしく重なって放置されていることがあるのです。そういうときは、靴下と一緒に下着も拾って(はずして?)私が洗濯しています。

「洋服をしまう」なんて当たり前のことですが、これさえできれば、きれいな部屋の半分は手に入ったと言えます。

関連⇒脱いだ服をどこに置くかという問題の考察~汚部屋改善 私が服を入れているクローゼットと箱の写真もあります。

2.余計なものは持たない

持たない暮らしは、部屋がきれいになる暮らし。

私、昔はたくさんの「余計な物」を持っていました。しかし、生活をシンプルにしようと決め、しつこく断捨離をやり、買わない挑戦も続けた結果、所持品を大幅に減らすことに成功しました。

洋服は13着ほどだし、化粧品は日焼け止めぐらいしかないし、シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア製品もありません。

一方娘は、洋服とコスメをたくさん持っています。特に化粧品が多いです。顔は1つなのに、なぜあんなにいろいろ必要なのか。

ズボラな私が部屋をきれいに保てるのも、物をあんまり持っていないからこそです。

3.紙が散らからないシステムがある

紙を制するものは、部屋も制す。

手持ちの書類はすべてファイリングし、バラになっている書類もマニラホルダーにおさめて、机の引き出しにしまっています。

私の書類の収納法⇒書類を捨てるために必要なたった1つのこととは?~情報デブはもう卒業

必要な紙それぞれに、きちんとしまい場所があれば、部屋は散らかりません。余計な紙を家の中に持ち込まないのも、紙を散乱させない秘訣の1つ。

さらに、いらない紙はどんどん捨てるのもポイントです。

娘は、いらない紙をさっさと捨てません。よく床にレシートが落ちています。店でもらったクーポンなども放置されています。

大事な紙も、そうでない紙もみんないっしょくたになって重なっています。

どこまで紙ゴミを制御できるかが、きれいな部屋と汚い部屋の分かれ目になると思います。





4.使っていないときは、物の表面には何もない

物の表面とは、床、机の上、テーブルの上のことです。

昼間、机を使っているときは、さすがにいろいろな物がのっています。ですが、一日の終わりに、すべて机の引き出しにしまい、机の上は、パソコンとライト、ルーター以外は何もない状態にしています。

キーボードも、モニターを乗せているメッシュの台の上に乗せています。

翌日、机の上に何もないと、とてもさわやかな気分で仕事を始めることができます。

娘は机を持っておらず、ランドリーバスケットを逆さにして使っています。このところずっと「大人の塗り絵」とサインペンがのっています。

きれいな部屋は何もない表面から始まる(プチ断捨離13)

5.物の置き場所が決まっている

自分の物に関しては、すべて置き場所が決まっています。

私が、個人的な物を収納する場所は、机の引き出し、本箱、クローゼット、バスルームの引き出し1つのみ。中身も把握しています。

すべての物の置き場所を決めるコツは
●とにかく所持品を最小限にする。
●細かい収納ルールを作らず、ざっくりしまう。

これに尽きると思います。

娘の場合、なんとなく置き場所が決まっているだけ。というより、所持品がタンスやクローゼットに入りきらず、部屋の片隅の床の上や、ベッドの下に押し込まれています。

物に置き場所を決める、という発想は全くないようです。

部屋がきれいな人の秘密⇒心地いい部屋の秘密~部屋がきれいな人の10の習慣とは?

6.使ったらしまう。出したらしまう

何か物を出して使ったら、ちゃんと元のところに置いています。

たとえば、はさみ。

私のはさみは、机の引き出しに入れてあるペン立て(マグを利用)の中に入っています。使うときは、引き出しを引っ張りだし、マグから抜いて使います。

終わったら、またマグに入れるだけ。

こんなことは小学生でもできるのに、なぜか娘はできません。

自分の部屋でできないのは無理もないかな、とも思います。床にいろいろな物が散らばっているので、そこにハサミを仲間入りさせても、何の違和感も感じないのでしょう。

ですが、娘は台所で、キッチンバサミを使ったときも、しまわないのです。キッチンの引き出しから出して使ったら、カウンターの上に置きっぱなし。

なぜしまえないのか?

不思議です。

夫は「私がしまうから、娘が片付けない」と言います。しかし、誰かがしまわなければ、家全体が汚屋敷になってしまいます。

片付けられない人の習性⇒あなたは大丈夫?片付けられない主婦の7つの習慣とは?

7.先延ばしをしない

先延ばしは汚部屋への道。

小学校の夏休みの宿題はギリギリまでやらなかった私ですが、片付けということに関しては、全く先延ばししないようになりました。

旅行から戻ったら、すぐにスーツケースの中身を取り出し、洗濯するものは洗濯し、それ以外のものは所定の場所に戻しています。

どんなに疲れていても、帰宅後24時間以内に荷解きしています。

荷物が届いたら、すぐに箱を開け、中身を確認。箱やビニール袋などの包装資材はまとめて、リサイクル用ゴミとして、ゴミ置き場に持っていき、届いたものは、しまうべき場所にしまっています。

ワンインワンアウト(1つはいったら1つ出す)をやっているので、入った物の量に応じて、必ず何か捨てています。

食事をしたら食器をすぐに下げて、洗って食器棚にしまいます。

こう書くと、なんだかすごく几帳面な人みたいに聞こえますが、単なる習慣です。

ズボラな人でも身に付けることができます。私は特にきれい好きではないけれど、事後処理みたいなものは早め早めにやっています。

そのほうがあとあとずっとラクだからです。

ラクをしたいから、先に片付けるのです。

娘の場合は…。これ以上書かなくてもおわかりでしょう。まあ、ティーンエイジャーだから、仕方がないのかもしれません。私だって、10代後半から20代半ばまで物でいっぱいの部屋に住んでいました。
~~~~
今回は、主婦と高校生の比較だったので、いわゆる家事については書きませんでした。

主婦の仕事も入れると、毎朝ふとんをきちんとたたむ(ベッドメイキングする)、寝る前にキッチンのシンクをきれいにする、寝る前に部屋をリセットする、まめに洗濯する、まめに掃除をする、料理をしながら道具を片付ける、前もって計画をたてる、といった習慣を身につけると、いつも部屋はきれいになるでしょう。

こういうことは別に難しいことではありません。

先にも書きましたが、そのつど作業を最後まで完了させたほうが、あとあとずっとラクなのです。





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