りんご

ミニマルな日常

最終更新日: 2019.08.27

簡単に暮らしをシンプルにできる7つのアクションプラン

ページに広告が含まれる場合があります。

 

もっとシンプルな暮らしをしたい人のために、今すぐできる実践的なテクニックを7つ紹介します。

「何をどうしたらシンプルライフになるかわからない」「いつも部屋が片付かなくていらいらしている」「忙しすぎて疲れが取れない」。そんな悩みがあるなら、まずはこんなことから始めてみては?

いずれもごく簡単なことばかりです。



アクション1:ダイニングテーブルの上からガラクタを取り除く

ガラクタはガラクタを引き寄せます。テーブルの上にはできるだけ何も置かないほうが、いつもきれいにしておけます。

我が家のテーブルにはフルーツがのっています。他に置くところがないからです。テーブルの上に何も置きたくない私ですが、これはよしとしています。

ダイニングテーブル

夫の祖母が使っていたものすごく古いテーブル

というのも、果物を置いておいても、ガラクタが集まってこないからです。

なぜか?

果物はガラクタではないので、引き寄せの法則が働かないからです。

どうしても、ダイニングテーブルの上に何か置きたいならこんなものがいいのでは?

●シンプルな入れ物に入ったフルーツ

●小さなプラント(サボテンとか)。
私はプラントを置くのは好きではありませんが、プラントの周りにガラクタは集まらないはずです。

●シンプルな花瓶。花が入っていても入っていなくてもよいです。

●ランチョンマットやテーブルランナー
私は置きたくありませんが、テーブルのデザインによってはよいと思います。テーブルランナーとは、テーブルの上で走る人ではなく、テーブルの真ん中におく帯みたいなものです(下の写真参照)。

●キャンドル
私は置きませんが、大きくて素敵な部屋に住んでいる場合、キャンドルを置いてもいいでしょう。

ちなみに、この写真のテーブルには、テーブルラナー、花瓶、キャンドルが置かれています。ちょっと物がありすぎですが、ガラクタがのっているよりはいいと思います。

花瓶ののったテーブル

キャンドル鳥の巣アレンジ

アクション2:シンプルな食器を使う

ダイニングテーブルつながりで食器のお話をします。手持ちの食器を少し断捨離して、シンプルなもの、そこそこ質のいいものだけを残してください。わざわざ買う必要はありません。

欠けた食器、薄汚れた食器、バラバラな食器は捨てて、統一感のある、きれいな食器を少しだけ使うようにすると、暮らしがシンプルになります。

もし、お客さん用にきれいな食器をしまってあるのなら、日常使いにしてください。カトラリーやお箸もちょっといい物を使ってください。

お気に入りの食器は毎日使ったほうが、気分がいいものです。

せっかくいい食器があるのに、今いちな食器を使うなんてもったいないです。「持たない暮らし」だからといって、皆が、私のような貧乏路線を取る必要はありません。

シンプルライフは自分を大事にする暮らしです。





アクション3:家中の紙ゴミを集める

1枚1枚はたいして場所を取らない紙類。しかしそれがあだとなり家のあちこちにひそんでいます。

チラシ、学校からのお便り、デリバリーピザのメニュー、保証書、パンフレット、マニュアル、レシート、クーポン券、メモ書き、DM、子供のお絵かき、お菓子の包み紙など、ありとあらゆる紙を拾い集めて一箇所にまとめてください。

そして、ゴミは捨ててください。

近藤麻理恵さんは、書類は全捨てが基本と言ってます。家の中にある8割の紙は不要なゴミである、という説もあります。

「書類全捨て説」が書かれている本について⇒近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」の英語版の感想~ベストセラーの秘密は東洋の神秘にある?

紙ゴミを拾い集めて、しかるべき処置をするだけで、毎日がかなりシンプルになります。

紙ゴミを増やさない方法⇒紙類をためこまない7つの方法。まめな断捨離に増やさないシステムをプラスする

☆2016/05/17追記:「家や土地の権利書や登記簿は処分しても本当に大丈夫でしょうか?確かこれらの書類は再発行は不可能もしくは困難と、聞いたことがあります。

家、土地の売買や相続の手続きには必ず必用な書類ですが、それらの書類を処分していた場合、こんまりさんはどう対処されるおつもりなのでしょうか?」

という質問が届きました。

もちろん、必要なものは取っておいてください。こんまり先生だって、パスポートやら種種の契約書はちゃんと取ってあるはずです。

私だって、必要なものまで捨てろと書いておりませんよ。

アクション4:余白を作る

家の中でどこか一箇所だけ何もない場所を作ってください。シンプルな生活には余白が必要です。

余白はどこに作ってもいいのですが、たとえばこんなところはどうでしょうか?

●壁
●棚を1段だけ
●小さなテーブル(ベッドサイドテーブルとか)。もちろん大きなテーブルでもいいです。
●冷蔵庫の外側

余白を作る場所を見つけたら、そこから何もかも取り去ります。次に表面をきれいに拭きます。

その余白を最低1週間はキープします。

毎日その余白を見て、自分がどんな気持ちになるか、その気持ちに意識を向けてください。きっととてもいい気分だと思います。

1週間たって余白を何かで埋めてもかまいません。ですが、時々、また余白を作ってみてください。

冷蔵庫の表面をきれいにする方法⇒シンプルライフ、何から始める?~まずは冷蔵庫の表面をきれいにするとうまく行く

アクション5:寄付箱を作る

家の中から、箱を見つけてください。靴箱でもいいし、もっと大きな段ボール箱でもいいです。

通販を利用する人なら、どこかに箱が余っているはずです。

その箱がいっぱいになるまで、寄付したいもの、バザーに出したいものを入れてください。

箱がない人はトートバッグやエコバッグなど、ふだん全然使っていないバッグを寄付袋としてください。

アクション6:モニターの電源を半日切ってみる

モニターとは、スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム機のことです。

本格的なデジタルデトックスをやってもかまいませんが、まずは数時間、あらゆるモニターやスクリーンから離れてみてください。

デジタルデトックスのやり方⇒スマホ疲れしてませんか?~簡単デジタルデトックスで心の余裕をとりもどす

モニターの電源を切ると暇になると思います。その時間は、これまでやりたいと思っていたけど、なかなかやれなかったことをやります。

たとえば、読みたくて買ったけど、読んでなかった本を開いてみる。やりかけのクラフト(編み物とか)をやってみる。子供とプラバン作りをやってみる。

最近、なぜかプラバンアクセサリー作りが、大人の間ではやっているようです。

プラバンとはプラ板のことです。プラスチックの板に、マーカーで絵を描き、カットし、オーブントースターなどで加熱して、縮ませてアクセサリーや飾りを作ります。

作りすぎるとガラクタになるのでほどほどに。

流行りといえば、大人の塗り絵をしてもいいです。

そのように、アナログな遊びをしてください。ほかには、家族や友達に手紙を書いたり、創作したり、楽器を演奏したり、歌を歌ったり。散歩やハイキングなど外で自然と親しんでもいいです。

もちろん料理や掃除などの家事をしたり、昼寝や早寝をしてもOK。

モニターを半日切るだけで、いきなり時間がゆっくり流れるのを感じることでしょう。特に、夜間、モニターを切ると、ぐっすり眠れるのでおすすめです。

アクション7:シングルタスクをする

マルチタスクをする傾向がある人は、1日だけ、シングルタスクに徹してください。

シングルタスクとは、たった1つのことだけをやることです。

よくよく考えてみると、現代の人は、かなりの頻度でマルチタスキングをしています。

たとえば、パソコンやスマホを見ながら、ランチを食べたりしていませんか?喫茶店で本を読みながら、軽食をとったりしませんか?

おやつを食べながらテレビを見ていませんか?

物を食べるか、本を読む(テレビを見る)かのどちらかにしてください。

パソコンを使用中、やたらブラウザのタブを開くクセのある人は、1つだけにしてみます。

開けたタブにのっているものをじっくり見ます。

テレビを見ながらチャンネルをザッピングするクセがある人は、今日だけ、あらかじめ見る番組を調べ、その番組だけを見るようにします。

ザッピング(zapping)とは、リモコンでやたらとチャンネルを切り替えながら、テレビを見ることです。

家の夫もよくやっています。見たい番組がないなら、テレビを切ればいいのに。ちなみに、テレビばかり見ていると、自分で物事を考えることができなくなるので、見過ぎないほうがいいです。

テレビというのはあくまで受け身で楽しむものです。多くの人がテレビを習慣的に見るのは、何も考えなくてすみ楽だからです。考えるのはけっこう労力がいることですから。
~~~~~~~~
ほかにも、瞑想などをして、リラックするのもいい方法です。暮らしをシンプルにするのはそんなに難しくないし、お金もかかりません。

自分が何をしたいのか、自分の心の中の声に素直に従いさえすれば、単純な喜びを感じることができるのです。





オマキザル私たちがお金に関して愚かな決断をしてしまう理由(TED)前のページ

年をとるのも悪くない。若いときより老後のほうが楽しい6つの理由。次のページおばあさん

ピックアップ記事

  1. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  2. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  3. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…
  4. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  5. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…

関連記事

  1. 母の日のバラ

    ミニマルな日常

    センスのいい人なら知っているインテリア小物(飾り物)をガラクタにしない10のルール

    インテリア雑誌を見ると、おしゃれな雑貨がとてもセンスよく飾ってあります…

  2. そうじ

    ミニマルな日常

    隙間時間を活用する掃除と片付けのアイデア、5パターン。

    掃除嫌いが家をきれいにするシリーズ。今回は、ほんの数十秒からせいぜい1…

  3. 鍵を持つ女性

    ミニマルな日常

    引っ越しをする前にするといいこと~よりシンプルに暮らすために。

    もうすぐ引っ越しをしますが、その前にやっておいたほうがいいことを教えて…

  4. 予備のトイレットペーパー

    ミニマルな日常

    ストック品を持ちすぎないコツ(前編)~たくさんあればいいってもんじゃない。

    ストック品をかかえこみすぎない方法を前編・後編に分けて7つ紹介します。…

  5. きれいな部屋

    ミニマルな日常

    捨てることから始める居心地のいい部屋の作り方、9つのポイント。

    身の回りのスペースは思いのほか人の感情に影響を与えています。なんとなく…

  6. ガラスのジャーやコップがたくさん

    ミニマルな日常

    こんな思い込みが、あなたの所持品を増やしてしまう。

    家の中に物がたくさんあるのは、物を買いすぎているか、用が終わったのに捨…

文庫本『それって、必要?』発売中。

「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,827人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 大きな家具
  2. スマホを使いすぎている女性
  3. 自信がある女性
  4. 不用品を捨てようとしている女性
  5. キッチンの片付けに疲れている女性
  6. 服をチェックしている女性
  7. ゴールを達成
  8. 古い庭
  9. ブティックで服を見ている女性
  10. プレゼンをする女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 断っている女性
  2. スーパーマーケット
  3. 台所がぐしゃぐしゃ
  4. 散らかった部屋
  5. ストレスいっぱい
  6. ジーンズ
  7. 雑巾がけ
  8. 花をもつ少女
  9. 断っている女性
  10. タンポポ

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP