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筆子ジャーナルに届いたお便りを紹介するコーナーです。今回は、2017年、9月はじめにいただいたメールから3通選びました。
まず、楽天市場の会員をやめて、買い物グセもおさまったというメール。2通目、3通目は、「断捨離が終わりました」という報告です。
断捨離が終了した、というメッセージは9月8日(カナダ時間)のほとんど同じ時間にいただきました。日本時間だと、7日の夜だと思います。
では、まずAさんのお便りを紹介します。
買い物グセを手放すことができた
件名:はじめまして、45歳、共働きです。
お気に入りに入れてほぼ毎日見ています。
皆さんのメールにもありましたが、本当にためになるのです。
今月で、楽天会員を退会して、ちょうど1年です。毎日何か買う物はないか、延々と見ていました。
購入→気に入らない→楽天オークションで売る→梱包、配送→評価を気にする。
6年以上こんな生活していました、他にやることもなく、仕事と家を往復するだけ。
そろそろやめたい。そんなときに筆子さんのブログに出会ったんです。
買い物癖、人とコミュニケーションを取らないこと、ネガティブ思考、おこりっぼい性格。
こんな自分を励ましてくれている、もう少し自分を認めてもいい。
こんなに心に響いたブログは初めてでした。
今は買い物もかなりきちんと考えて購入していますし、人との交流もしていこう、と他人と会ったりしています。
実は、筆子さんのお言葉で気になった箇所はメモ帳に書き写しとよく見ているんです。そこに自分の目標なども書いています。
以前より今の自分の方が好きです。
こんなふうに思えるようになったきっかけをくれた筆子さんに感謝したくメールしました。お忙しいと思いますので返信は不要です。
これからもブログ拝見しますね、お身体に気をつけて下さい。
Aさん、メールありがとうございます。
買い物で無為に時間を過ごすことがなくなってよかったです。
無駄なものを買ってしまうと、その後に無駄な行動が発生してしまいますよね。
毎日、何か買うものはないかとえんえんと画面を見ていた…身に覚えがあります。私の場合は、プチプラの衣類を眺めて無駄に時間をつぶしていました。
プチプラが好きだった話⇒筆子の物を増やした3つの危険な習慣とは?~ミニマリストへの道(10)
お互いに抜けられてよかったですね。
今後の人生でも、大変なことやつらいことがあると思いますが、大丈夫だと思えば大丈夫です。ご自身を大切にして生きていってください。
次は、ingさんのメールです。
テレビを捨てて断捨離が終わった
件名:断捨離終了♪次は30日チャレンジします。
いつも楽しみに読ませていただいてます。
筆子さんのブログを読んで、断捨離をスタートし、不要になった服靴バッグは教会のバザーへ、本は図書館へ寄付。靴は気持ちよく履ける物のみにしたらシューズラックへ収まったので、収納に使ってた靴の空き箱も全捨てし、一昨日TVが売れて終了しました。
TVは独り暮らししてからはご飯の友達のようになってたので、暫定的に箱へ収納しました。
寂しくなるかと思いきや、TVがあった時は、番組の区切りにあわせて動いてたので、気付いたら寝る時間になってたのですが、TV がないと食後に本を読んだり絵を描いたりする時間ができました。
意外にも寂しいとは1回も思いませんでした。何を怖がってたのか不思議です。
調子に乗って筆子さんが紹介された風水クリアリングの方の本も読みました。
この本も断捨離に加速をつけますね(笑)
文中に「ネガティブな思考の人はぶら下がってる物を好む」という記述があったのですが、私はワンルーム住まいなので狭い場所を活用するためにフック類を愛好してましたのでギョッ!としました。
早速フック3本(風呂場ブラシや台所のタワシ用)残し、後のフックは大量に処分しました。ベルトやストール類もフックを使って収納していたのでスッキリしました。
断捨離は物も減りますが、「これがある方が便利」と思ったものが案外なくても大丈夫と気付くところが、頭と心を柔軟にさせてくれてとても良いと思います。
高かったとか使ってないからもったいない…。ではなく「これは必要か?」と考える事はこれからも続けて行こうと思います。
今月も1/3が過ぎようとしてますが、今日紹介されてた30日チャレンジを早速明日からしようと思います。
いつも素敵なヒントをプレゼントしてくれてありがとうございます。
これからも楽しみにしてます。
ingさん、メールありがとうございます。
INGというお名前は、英語の現在進行形をつくるINGのことでしょうか。未来に向かって着々と進んでいる感じがしていいですね。
テレビは危険な家電ですね。気をつけて使わないと、テレビ中心に世界が展開していきます。私も学生の頃はふつうにテレビを見ていました。その頃は、毎朝、新聞を見るとき、テレビ欄から見ていたものです。
きのうの世界の動きより、きょうのテレビのスケジュールをチェックするほうが優先順位の上に来ていたのです。
確かに断捨離すると、思い込みを手放せたり、考え方が柔軟になったり、工夫する機会が増えて、いいことがたくさんありますね。
これからも楽しくお暮らしください。
風水の本とは、この本のことです⇒『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)
30日間チャレンジをご存知ない方はこちらをどうぞ⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
テレビの功罪はこちら⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの
最後は、同じく、「ほぼ断捨離が終わった」というこももさんのメールです。
物を捨てたらいろいろなことがラクになった
こももさんより
件名:暮らしやすさが実感できるようになってきました
7月の終わりに実家の片付けでメールを差し上げたこももと申します。
その際はブログに取り上げていただきアドバイスをもらえたことでずいぶん心が軽くなりました。ありがとうございます。
あれから2ヶ月ほどたって暮らしやすさが実感できるようになってきたので報告させていただきたくてメールしました。
まずアドバイス通り実家とは少し距離を置いて自分の片付けに集中しました。やりかけだった本や洋服、雑貨の処分を粛々と進めました。
それで気づいたのですか私の怒りのいくつかは親にとっては非常に不条理なものでした。
私は「自分の家を片付ける時間を犠牲にしてるのに」とか、実家から持ってきた荷物のせいで(自分の物なのに)散らかったとか思っていたのです。
そしてデキの良い兄達は遠くで所帯を持ってほとんど帰って来ないんだから、こんなにやってやってる私にもっと感謝してよ、とも思っていました。とんだ勘違いでした。
自分の片付けに戻って、さらに衣装ケース4つ分を資源リサイクルに出して、その空いた衣装ケース4つに、手放す雑貨や台所用品や食器、アクセサリーやバッグを詰め込んで、送料だけ負担すれば海外支援の為に無料で引き取ってくれると言う筆子さんのブログで知った所に持ち込みました。
あまりにたくさんのアクセサリーや先に手放した服を思うと自分の馬鹿さに泣けてきそうでした。
送料も大分かかりそうだったので持ち込んだら、なぜか引き取り価格がつきました。1140円でした。
そしたら不思議な気持ちになりました。持って行くときは引き取ってもらえるだけでありがたいと思っていたのに、値段がついたら損した気持ちになったんです。あれもそれもあんなにしたのにって。
筆子さんが、よく処分するときはお金にすることは考えないというのはこういうことでもあったんでしょうか。
残すところはリサイクルに出すのももったいないと思った洋服と小物、少しでも姪っ子たちがもらって行かないかなとお盆に見てもらいましたが、ほとんど興味なし…市の授産所に持ち込みました。
かくしてミニマリストにはほど遠いですが、私の断捨離はおおむね終わりました。
今は夫の仕事部屋以外はどこも散らかっていません。30日チャレンジで毎日1ヶ所片付ることにしましたが、途中でほぼ片付けるところがないことに気づきました。
散らからなくなったのは、筆子さんの、さわったものは最後まで面倒を見ると言うのを守っているからです。
朝の5分の瞑想や30日チャレンジを始めてセルフエスティームも上がってきた気がします。
最後のほうの不要品の処分は本当に量的にも辛くて、こんな買い物をした自分は馬鹿だ馬鹿だと自分を責めましたが、ついこの前「浪費図鑑」という今現在舞台や追っかけで浪費している女性たちの寄稿本を読んだら、ぱーっと自分の楽しかった日々を思い出して、自分を許すことができて、手放したものが楽しい思い出に変わりました。
昔も今もこれからも私は幸せだし大丈夫なんだと思えました。
筆子さん、ありがとうございました。
私は感情の一段下まで考えることが出来るようになったと思います。
物が少なくなって色んなことが楽になりました。これからは増やさないようによく考えて物と付き合っていきます。
長くなってしまいましたが筆子さんのブログに出会わなかったら、ここまでこれていなかったと思います。重ねてお礼申し上げます。
お身体大切にしてください。これからも毎日ブログを楽しみにしています。
こももさん、メールありがとうございます。お母さんへの怒りの気持ちがおさまってよかったです。断捨離も一段落して何よりです。
こももさんの最初のメールはこちらで紹介しています⇒収納できているからいい、と現状維持を決め込むと息苦しくなるだけ。 3通目の「徹底的な片付けをしながら自分に向き合っています」というお便りです。
不用品を持ち込んだら、引き取り価格がついた、というのは、少額だけど、お金をもらえた、ということですよね?
ラッキーだったじゃないですか。
私が、不用品を捨てるとき、売ろうとしないのは、そのときの私のゴールが、手放すことだからです。お金を作ることが目的で断捨離しているわけではないのですね。
私の娘も、ときどき、もう着なくなった服をインターネットを利用して、売っていますが、彼女のゴールは「お小遣いを作ること」です。私とは明確にゴールが違います。
私は、面倒なことが嫌いなので、販売に手間や時間をかけたくない、と考えています。私にとっては、お金より時間のほうが大事なのです。
まだ若い娘は、時間がたっぷりあるから、そういう発想はないのでしょう。
断捨離のプロセスで、いろいろ気づきがあってよかったですね。これからも、物とちょうどいいスタンスをとりながら生活してください。
捨てるとき売ることを考えないほ話⇒不用品を処分するときはお金にすることを考えないとシンプルにできる
不用品を海外支援に役立てている団体はこちらで紹介しています⇒上手な不用品の処分の方法~譲る、売る、捨てる
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それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。