田舎の大きな家

ミニマルな日常

最終更新日: 2018.07.22

田舎の大きな家と蔵に、たまりにたまった物をがっつり断捨離中。

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読者のお便り紹介コーナーです。今回は2018年6月にいただいたメールから、初めてお便りを送ってくださった方のメールを4通紹介します。

ブログに書いたことを、実際に生活に取り入れている様子を教えてくれたメールを選びました。

内容は以下のとおり。

・田舎の家と蔵の中身を断捨離中です。
・ニコちゃんマークを描いてみた。
・湯シャン、砂糖を減らすこと、断捨離を実践中。
・もっと服を大切に着ることにした話。

まず、田舎の大きな家にたまりにたまった物を断捨離しているえりりんさんのお便りです。



スッキリさせて人生の終盤を過ごしたい

件名:50歳の誕生日前にがっつり断捨離中です。

こんにちは。はじめてメッセージさせていただきます。

2~3年前に片付けのブログを検索していて筆子さんのブログに出会いました。筆子さんの本も22冊共購入し、時々読み返してます。

私は6月下旬に50歳になります。家族は主人と20代半ばの娘と20代前半の息子です。兼業農家です。

40歳前にカレンキングストンのスペースクリアリングを友人に勧められて読み、その後、こんまりさんややましたさんの断捨離本も読みました。その度に少しずつモノを手放してきました。自宅はおかげさまでモノは少なめだと思います。

昨年の6月に仲良くしていた職場の同僚を病で突然亡くし、人生について深く深く考えるようになりました。

そして家の状態をみると、母屋、農機具の車庫、自家用車の車庫、蔵と建物が沢山! そしてその中には、大姑さん、舅さん、姑さん(3人共に他界してます)が捨てられずに押し込めたモノモノモノモノモノ!

農機具の車庫は主人の仕事道具もあるので手をつけられませんが、開かずの間ならぬ開かずの蔵の片付けを本格的にやることにしました。

なんでこんなモノをとっておいてあるのか不明なモノが沢山沢山出てきました。

クモの巣だらけの場所を4月からの週末コツコツコツコツ片付けて、粗大ゴミ処理センターにコツコツ運び、2階建ての蔵の1階部分はほぼ片付きました。

2階には姑さんの箪笥が沢山あるのですが、主人や主人の姉に相談して片付けたいと思います。粗大ゴミ処理費用もこれからますます高くなると思いますし、私の体力は年々無くなると思いますし(苦笑)。

過去記事に、ゴミ屋敷となっている離れを片付けたい、というようなものがあったと記憶していますが、私も蔵を最初に片付け取りかかった時は私には無理かも、、、と気弱になりましたが、コツコツやってれば片付きますね! 実感です(笑)!

筆子さんもよくおっしゃってますよね、少しずつ片付けていればいつかは片付きます、って(笑)。

もし、大姑さん、舅さん、姑さんの荷物が詰まった蔵をこのままにして私が突然死んだら、これを片付けるのは娘で(主人も息子も片付け苦手)労力的にも金銭的にもかなりな負担になるのは目に見えていて、私は自分の出来る範囲で、思いつく範囲で身の回りをスッキリさせて人生の終盤を過ごしたいと思ってます。

私の私物はピーク時の3分の1位にはなったと思います。ムダを削ぎ落としシンプルに身軽に生きたいです。

これからもブログ楽しみにしてます。筆子さんのブログの大ファンです。





えりりんさん、はじめまして。お便りありがとうございます。

本も大事に読んでくださっているとお聞きし、とてもうれしく思います。

お友達が急逝してしまったのですね。それはショックでしたね。ですが、そのお友達は、えりりんさんに、大事なことを教えてくれましたね。

大きな田舎の家に、何世代かに渡ってたまった物を捨てるのは、大変だろうと想像しています。

ですが、コンスタントに捨てていけば、ちゃんと片付いていくし、そのうち周りの人も協力してくれますよ。

物と向き合うことで、自分の生き方も見直しできる、というメリットもあります。

えりりんさん、毎日、とても暑いと思いますが、お身体に気をつけて、シンプルライフを追求してください。

物置になった離れを片付ける話⇒物置になってしまった離れの片付け方。ガラクタ部屋の断捨離はこうやる。

カレン・キングストンについて⇒『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)

こんまり先生を知らない方はこちらへ⇒近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」の英語版の感想~ベストセラーの秘密は東洋の神秘にある?

やましたひでこさんの本も紹介しています⇒やましたひでこの『基本の断捨離21のルール』をミニマリストの視点で読んだ感想

次は北海道にお住まいのじゅんさんのお便りです。

ニコちゃんマークを書いてみたら楽しくなった

件名: 試してみました!

筆子さん、初めまして。私は北海道に住んでいる40代後半の専業主婦です。

3年くらい前にもっとシンプルに暮らせないだろうかと色々とネットで検索するうちに、ミニマリストという言葉を知り、調べて試行錯誤しているうちに最終的に筆子さんのブログが終着点となりました。

うまく言えませんが、あなたのブログの言葉には読者に正直に真摯に向き合って伝えてくれて、そして強く引っ張り上げてくれるものを勝手に感じています。

色んな記事を読んでは忘れてしまったりということを繰り返してしまうのですが。。。

最近は筆子さんが紙にニコちゃんマークをたくさん書いて気分を上げているというようなエピソードを読み、私も試してみましたよ!

単純な作業ですが効果ありますね!

書いてるうちに笑顔になり夢中で書き続け、紙いっぱいになったので隙間に主人の似顔絵ニコちゃんマークを一個だけ書いて、ウォーリーを探せ状態にして主人が帰宅してから探してもらって2人で大笑いしました!

すごく楽しかったのでいまはネットで、簡単に書けるイラストの書き方を見本に、可愛くて面白いイラストを朝に紙に書いて、いい気分で1日を始めるようにしています。お金のかからない趣味にもなりそうです。

特に嫌なことがなくても、天気やちょっとしたことで気分が落ち込んだ時に、こういう単純で手軽なことで自分の気持ちをコントロールしていきたいと思います!

色んなヒントとメッセージを提供していただき本当にありがとうございます!

やっと伝えられました。感謝です。

じゅんさん、はじめまして。メールありがとうございます。

ニコちゃんマーク描き、試していただき、ありがとうございます。

ご夫婦、仲が良くてほほえましいですね。

私は夫の似顔絵を描こうと思ったことは一度もないです(娘の似顔絵は赤ちゃん時代からよく描いていました)。

イラストを描くのって楽しいですよね。クリエイティブなことは何でも楽しいのだと思います。

じゅんさん、これからも、ご夫婦仲良く、お元気でお暮らしください。

ニコちゃんマークを描く話はこちら⇒嫌な気分や落ち込みを2分で解消できる7つの簡単な方法。 私の描いた下手な絵ものせています。1つだけでなく、いくつか数を描くのがコツです。

次は沖縄にお住まいのUさんからです。

シャンプーを使う頻度を落としてみた

件名:感謝です!

筆子さん、初めまして。

沖縄在住のアラフィフ主婦です。

いつも心に響くブログ、ありがとうございます。

筆子さんのブログは、問題を深く掘り下げて、詳しく書いてあるので、過去記事を一から読んでいます。ようやく2017年1月に入りました。

こちらは暑く湿度も高いので、毎日のシャワーは欠かせませんが、体をタオルで洗うのと、シャンプーを使った洗髪を週1にし、それ以外の日は、体をお湯でサッと流し、2日に一度湯シャンをしています。

体の垢が気になるので、手でポロポロ取ってしまいますが、特に問題なく、節約になるので続けていきたいと思います。

砂糖の摂取を減らしたせいか、かかとのザラザラと、アゴの吹出物が劇的に治りました。

断捨離は順調に進んでいます。タメコミアンの夫も物を減らすようになりました。

筆子さんのブログのおかげです。ありがとうございます。

現在までの分を読み終わったら、カテゴリー毎に読み返そうと思います。

カナダは涼しい夏でしょうね。沖縄は長い長い夏の真っ最中です。

どうかお元気にお過ごし下さい。ブログ、これからも楽しみにしております。

Uさん、はじめまして。お便りありがとうございます。

とてもしっかり、ブログを読んでいただき、重ねてお礼申し上げます。

ご主人が物を減らすようになってよかったです。

私も名古屋にいたら毎日シャワーをあびると思います。名古屋の夏ってそれはもう、むちゃくちゃ暑いですから。

けれども、湯シャンは、名古屋でもやっています。

刺激の強い洗浄剤は、そんなにひんぱんに使う必要はないですね。

かかとのザラザラやあごの吹き出物が解消されたのもうれしいですね。

私も、砂糖を真剣に控えて、163日目なのですが、見た目は何も変わりません。長い目で見ていこうと思っています。

おかげさまで私の住んでいるところはそこまで暑くありません。Uさん、暑い毎日だと思いますが、どうぞお元気でお暮らしください。

湯シャンについて⇒湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまと

砂糖断ちについて⇒砂糖断ちをするとどんな効果があるのか? 筆子の場合。

最後は自分の服は自分で作っているといういずみさんのメールです。

服を大切に着ることにした

件名:自分の分だけ服作りをする占い師より

初めまして。

つい先日、筆子ジャーナルにたどりついて、非常に興味深く内容を見させていただきました。

当方、ペンネームで占い師をしておりますが、体型が太いのと、肌が弱いので、仕事の合間に自分で着る服は生地(基本ダブルガーゼ)を探して手縫いで自作しております。

手持ちの服を少なくしておしゃれに着る方法がとても参考になりましたが、ファストファッションとエシカルファッションの記事は衝撃を受けながら読みました。

私が使っている生地はほぼ日本製で、縫製は自分でやっちゃうのでファストファッションは関係ないと言えば関係ないのですが、着ない服を作ることが環境に負荷を与えていることになるので、もっと自分が作った服を大切に着ようと思いました。

本当は麻を使いたいのですが、麻はちくちくして継続利用不可だったので、柔らかい肌触りのダブルガーゼを使っています。

ついでに、作ったは良いものの似合わない服は、ほとんど寄付して必要なものだけを残しまして、リフォーム出来そうなものは直して、作業用や親に見せるための服として改めて着ようと思っています。

確かに、色々作っても着る服はいつも決まっている感じでした。

それが結構溜まっている、しかも着ないものも多いのには驚きました。

私はノースリーブのような露出する服やポンチョ系の服が好みですが、親(特に母親)が好まないので、リフォームする服は「親に見せるようの服」にして、有効活用しようと。

なお、服を作って出来た端切れでふんどしおぱんつを作り、それが出来ない端切れはウエスにしています。

「下着は消耗品」という考え方もなるほど!と思いました。

元々ブラジャーは綿ですが、「捨てて良いのか」という思いがあって、ボロボロになっても捨てなかったのですが、「ボロボロになったのは捨てても良いんだ!」と思いっきり捨てました。

筆子さんのブログはホント、良いきっかけになりました。

ミニマリストは目指しておりませんし、おしゃれでもありませんが、元々環境保護や新興国の子供の保護に関心があることもあり、エシカルファッションを心がけていきたいと思っています。

これからもブログを楽しみにしています。

長文、失礼しました。

いずみさん、はじめまして。メールありがとうございます。

手縫いで服を作ってしまうなんてすごいですね。

私はミシンがあってもできません。

裁縫が得意な人は、服に限らず、いろいろ作りすぎてしまう、ということはあるかもしれません。過不足なく作って、持っているものは使い切る、という生き方が環境には一番よいでしょうね。

「親に見せるための服」っておもしろいですね。

私は娘がボディピアスをしたり、タトゥーを入れても、「もう大人だし、本人の好きにさせよう、元気でいてくれたらそれでよい」と思うほうですが、子供の格好にうるさい親もいますね。

いずみさん、よかったらお母さんにも、このブログを紹介してください。

これからも、お元気で、好きなファッションを楽しんでくださいね。

服の数を減らすすすめ⇒少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか?

ファストファッションについて⇒「真の代償」The True Costはファストファッションの真実を暴く映画 ~これでもあなたは安い服を買い続けますか?

エシカルファッションとは?⇒エシカルファッションの追求と節約を両立させる方法はある?私は買わない選択をした

下着を捨てる話⇒捨て時の下着、見逃していませんか?:プチ断捨離25

*****
皆様、いつもメールをありがとうございます。すべてありがたく拝見しています。

質問や悩み相談は今後もできるだけ取り上げていきたいと考えております。これからもよろしくお願いいたします。

それと、たぶん、当事者はここを読んでないと思いますけど、一方的な宣伝メールを問い合わせフォームから送りつけるのはやめてください。

サーバーに負担がかかりますし、全く宣伝効果がありません。ご自身のリソースとエネルギーをもっと有意義なことに使ったほうがいいですよ。人生は1度だけです。

それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。





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