砂糖断ちをするとどんな効果があるのか? 筆子の場合。

健康・アンチエイジング

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砂糖をやめたらどんなことが起きましたか、という質問をいただきました。

この記事で回答します。

まずお便りをシェアしますね。くまきちさんからです。

砂糖をやめたらどんな変化がありましたか?

件名: 砂糖断ちの効果について

筆子様

はじめまして。いつも楽しく記事を拝見しています。ありがとうございます。

約1年前、片づけをしなくても自然と片付く部屋を目指して物を減らし始めた頃、筆子さんのブログに出会い、ミニマリストへの道を最初から最後まで一気に読みました。

まだまだ道半ばではありますが、それ以来徐々に物が減り、理想とする暮らしに近づけています。

物への執着はかなり手放せたものの、手放したいのにどうしても手放せないのが食べる事、特に砂糖への執着です。

物を減らしてシンプルな暮らしを目指し始めてから、体の中に入れる食べ物も余計なものは摂りたくないと頭では思っています。

特に白砂糖は体に良くないとわかっていて、砂糖に関する筆子さんの記事も一通り読み、他にも砂糖の害に関する本も何冊か読みました。

少しずつ減らそうと試みても、どうしても甘いものを食べたい衝動に駆られ、その度に少しでは満足できず大量に食べてしまう事を繰り返して自己嫌悪になっています。

筆子さんは白砂糖は控えているそうですが、実際に摂取をやめてから何か変化はありましたか?

以前のブログにイライラしなくなった、穏やかな気持ちで生活ができるようになったと書かれていたと思いますが、もしそれ以外にも何かあれば是非教えてください。

筆子さんの砂糖断ちの効果を聞いて、自分への戒めや励みにしたいです。

くまきちさん、こんにちは。

ミニマリストへの道をすべて読んでくださって本当にありがとうございます。

さて、砂糖断ちの効果ですが、人によって違います。

私に起きたことがくまきちさんに起こるとは限りません。これはあくまで私の場合です。まず、砂糖断ちをしている3年間、どんなものを食べていたか一通り紹介しますね。

私の最近の食事事情

甘いものを意識的に控えるようになったのは西式甲田療法の本を読んでからです。本はこちらで紹介⇒西式甲田療法で健康とダイエットのために朝食を抜くはずが夕食を抜く日々

次に、「白砂糖の害は恐ろしい」という本を読んで、本格的に甘いものを食べるのをやめることにしました。この本はこちらで紹介⇒白砂糖はこんなに体に悪い~私が砂糖をやめた理由とは?

朝食抜きを含めて食事の内容を変えたのは2013年の秋ですから、砂糖を控えてまる4年3ヶ月です。

それまでは手作りの焼き菓子を朝からたくさん食べたり、夫につきあって、ポテトチップスなども時々食べていました(決して好きではありませんが、こうしたスナック菓子は食べだすと止まりません)

その後、食事の内容が変わることもありましたが、今は、基本的に以下のような食事です。

◯朝食はなし。たまにナッツ、またはフルーツ、味噌汁、グリーンスムージーを食す。

◯野菜を多めに食べる

◯肉はあまり食べないが、たまにチキンを食べる

◯卵はたまに食べる

◯ご飯は玄米

◯砂糖(お菓子)はできるだけ食べない

◯パスタや麺類はめったに食べない

◯パンも基本的に食べない。しかし、去年の秋、娘にすすめられてエゼキエルブレッド(Ezekiel Bread)を食べ始め、2斤目を消費中。

◯過去3年、ケーキを食べたのは3回。

◯ナッツは食べすぎている

◯外食はめったにしない。するとしても、たとえ値段があがっても、玄米や野菜など、ヘルシーなものを意識的に選ぶ

◯ジャンクフードは食べない

◯カフェインは取らない。しかし、最近、「YOGI グリーンティー コンブチャ」のティーバッグを飲むことあり。Kombucha は紅茶キノコのことです。

食べ物はオーガニックフードの店で買っています。

ケーキもオーガニックフードストアで買ったもので、主材料はスプラウト小麦(発芽小麦)です。

1度だけ、娘が私の誕生日に買ってきた、ふつうの小麦で作ったカップケーキを食べました。2016年のことです。

夫が買ってくるスーパーのパン、ケーキ、スイーツは食べません。

エゼキエルブレッドは、小麦(wheat)、大麦、キビ、レンズ豆、大豆、スペルト小麦(普通の小麦の原種で品種改良が行われておらず自然に近い)でできたパンで、もっとも健康的なパン、と言われています。

普通のパンは砂糖が入っていますが、砂糖やよけいな添加物は極力排除されており、小麦粉(flour)は使われていません。

日本語にすると、wheat も flour も「小麦でしょ?」となりますが、wheatは穀物の状態の小麦で、flour はそれを加工した粉(小麦粉)です。

私は白い小麦粉はなるべく食べないようにしています⇒白い小麦粉が健康によくない5つの理由

☆私がたまに食べているエゼキエルブレッド
エゼキエルブレッド

画像はメーカーのサイトより拝借しました⇒Sprouted Grain Bread | Ezekiel Bread | Sprouted Bread – Food For Life

私が食べているエゼキエルブレッドには砂糖は入っていませんが、塩は入っています(塩なしバージョンもあります)。

エゼキエルブレッドはふつうのパンに比べて栄養価が高く、消化もよいです。

しかしパンですから加工食品だし、グルテンは少なめとはいえ入っていますので、グルテンフリーの人にはもちろんおすすめできません。

完全に砂糖断ちしているわけではない

昔に比べて糖質(炭水化物)の量は減りましたが、糖質制限をしている人に比べれば、わりと食べているほうだと思います。

ブドウ糖は人のエネルギー源なのでこれを断ってしまったら生きられません。

糖質は野菜、果物、穀物にも入っています。私の砂糖断ちは基本的に、白砂糖そのもの、お菓子、加工食品に入っている砂糖類を控えるものです。

とはいえ、これらを100%断っているわけではありません。

30日間チャレンジで、ドライフルーツや甘い果物、調味料も含めてしっかり断つ月もあれば、ドライフルーツをナッツといっしょにぽりぽり食べているときもあります。

今年に入ってからは、ノーエスダイエットを意識しています⇒ダイエットで100%を目指すと失敗する~ノーエスダイエットをアレンジしてます

ノーエスでは、週末や特別なときは、おやつや甘いものをとってもよいので、週末にクッキーを食べることもあります。

去年(2017年)は、ダークチョコレートの入っていたトレイルミックス(ナッツやドライフルーツがミックスされたもの)にこって、よく食べていました。

また、母がやたらと大麦ダックワースを送ってきたので、週末に食べていました。

2016年も、おやつをよく食べていた時期がありました。本の出版前に執筆やら何やらで忙しかったので、ストレスがたまり、おやつに走った、という感じです。

今年はまだそういうことは起きていません。まあ、まだ1ヶ月しかたっていませんが。

砂糖をやめたら起きたこと

私は砂糖断ち以外にも身体に良さそうなことをいろいろしているため、砂糖断ちのせいだけでこうなったとは言い切れません。

が、砂糖をやめたせいでこうなったのかしら、と思いあたることを3つ書いておきます。

もともと花粉症、アレルギー、冷え性、頭痛、鼻炎、生理痛といった問題はかかえていませんでした。

病弱でもないし、ごく普通の体質だと思います。ただ、歯は悪いし、ティーンエージャーのころから小太りです。

1.イライラ軽減

あまり細かいことにこだわらず、おおらかになり、いつも平静です。いろいろなことに対して、怒ることが減りました。

ストレスが減った、と言えます。

もともと気分のアップダウンはそんなにないほうですが、わりと短気で、すぐにイライラしていました。

まだ日本にいたとき、一度、銀行のATMからすんなりお金が出てこず、ものすごくイライラしたことを覚えています。べつに急ぎの用事があったわけでもないのに。

様子を見に来た銀行員(男性)に、かなりひどいことを言ったようです。というのも、銀行員さんが「そんなに怒らなくても」と私に言ったのです。

私は、どちらかというと大人しく、あまり声を荒げるほうではないし、見ず知らずの他人にいきなり怒るなんてこともしないタイプです(内弁慶なタイプでした)。

砂糖をやめてからこのようなことはなくなりました。

前の私ならどう考えても怒っていたよね、という場面にあっても、「まあ、こんなこともあるよね」ぐらいですませられるようになりました。

夫や娘はささいなことでイライラするので、2人を見ていると、「この人たちは甘いものの食べ過ぎだからに違いない」と思います。

ごくまれに娘が運転する車に乗ると、尚さらこう感じます。娘はとても運転が上手ですが、マナーの悪いドライバーにののしりまくっています。

そのたびに心臓に負担がかかっているはずです。娘はまだ19歳なので元気ですが、中年になってこの調子だったら、心臓発作を起こしてしまうでしょう。

2.風邪をひきにくくなった

以前は年に3回前後、人並みに風邪をひいていました。

しかし、過去3年でしっかり病気になったのは2回だけです。

1度目は娘から感染性胃腸変がうつったとき⇒感染性胃腸炎にかかった時の食事:食べていい物、食べないほうがいい物。

このときは、熱と身体の痛みと吐き気で苦しみました。トイレにしがみついて吐いていました。

ですが、娘に比べるとずっと軽くすみ、吐くだけ吐いて、一晩寝たらほぼ完治しました。熱が高かったときは、苦しいし、気持ち悪くて、うんうんうなりながら(気持ち的に)寝ていましたが。

翌日も多少ぼーっとしていましたが、ふつうにブログの更新もしました。

上の記事では胃腸炎のときの食事について書いていますが、何も食べずに寝ていただけなので、食事なんて考える必要もなかったわけです。

もう一度は去年だったと思いますが、なかなか咳が止まらない風邪にかかりました。先に夫と娘も発症していたので、どちらかがウィルスを家に持って帰ったのだと思います。

このときもそれなりに苦しかったのですが、熱はなかったので、ふつうに家事や仕事をしていました。

考えてみると、私は若いころ、風邪をひくと、治りかけても咳だけが残る、というパターンが多かったのです(これは娘に遺伝したようです)。

しかし、砂糖をやめたら風邪そのものをあまりひかなくなりました。

私はずっと在宅だから、勤め人に比べたら、風邪をひきにくいと思います。それでも、主婦になって15~6年は、基本的に在宅で、年に2~3回、風邪をひいていました。

3.湿疹や肌荒れがなくなった

以前の私はときどき、意味不明の湿疹に悩まされていました。

湿疹の原因はいろいろですが、1つは、身体の炎症反応です。

体内に、異物(ウィルス、細菌など)が入ると、白血球がリーダーとなった異物撃退チームがやってきて、これを殺したり外に出そうとします。

そのとき熱がでたり、戦いが怒っている場が赤く腫れたりします。これが炎症です。

炎症について⇒副腎疲労を改善する食事と生活習慣とは? 3.硬化油、植物油のところをごらんください。

老廃物も身体にとっては不用だし、たまりすぎると有害なのは、家にあるガラクタと同じ。老廃物が入りすぎると、炎症が起きて、身体はそれを外に出そうとします。

そのとき、湿疹が出ます。

病気でもないのに湿疹が出るのは、たいてい炎症のせいです。

甘いものを食べ過ぎるとお肌に吹き出物が出ますが、体内に老廃物が増えすぎるから、外に出している、と言われます。

砂糖をやめたら、この手の湿疹はパタっと止まりました。

以前は本当にひどい湿疹が出ることがあり、痒くてたまりませんでした。

まあ、疲れていたり、ストレスを感じていたり、胃腸が弱っているときも湿疹は出ますよね。

カナダに来て、最初の3年ぐらい、ファーストフードのハンバーガーを食べると、顔に湿疹が出るという現象がありました。

これもあって、あまりハンバーガーを食べなくなりました。

とはいえ、湿疹が出なくなったのは、ドライブラッシングのせいもあると思っています⇒手軽なデトックス。ドライブラッシングの7つの健康効果

ブラッシングをして、毛穴の中のゴミ(老廃物)を取れば、炎症も起きません。

以上が私の自覚する、「砂糖断ちの効果」です。体重はあまり変わっていませんが、これはナッツを食べすぎているからです。

体調はおおむね良好ですが、砂糖断ち以外にも以下のようなことをしています。

◯毎日定期的に運動する

通常はスロージョギングを1日に1時間ほど⇒50歳の私がスロージョギングを始めたらみるみる健康に~そのメリットとは?

ミニトランポリン30分⇒ミニトランポリン歴1年7ヶ月の私が伝える、7つの健康効果

スクワット⇒30日スクワットチャレンジを50代主婦が実践中~効果のほどは?

その他の自宅で行う軽い筋トレ⇒50歳すぎのおばさんが挑戦する、超初心者のための腕立て伏せ

◯睡眠はしっかりとる

7時間半~8時間寝ています。忙しいときは減りますが。

ほかにも、天然繊維の服を選んだり、科学的な薬品にできるだけさらされないようにしたり、いろいろやっていると思います。そのあたりは、健康の記事をすべて読んでいただければわかります。

健康維持は最大の投資。健康に関する記事のまとめ(1)

いつまでも元気で暮らすために:健康に関する記事のまとめ(2)

1年間、砂糖断ちした雑誌記者の感じたメリット

私はやせたり、お肌が劇的にきれいになった、という女性が期待しそうな変化を感じていないので、くまきちさんの励みにはならないかもしれません。

そこで、フランスの雑誌「ELLE」(エル)の健康ページの記者で、1年間、まったく砂糖を取らなかったダニエル・ジェルケンスが、インタビューで語っていたことを簡単にまとめておきます。

ダニエルは血糖値があがるのに時間のかかる糖質(パンや穀物)はふつうに食べて、急激に血糖値をあげる糖質(いわゆる砂糖やお菓子、砂糖が入っている加工食品など)を1年間食べませんでした。

その結果起きたことは

1.肌がきれいになった

一番最初に現れたのがお肌の変化だったとのこと。

ダニエルは2015年、41歳だったそうですが、砂糖をやめる前より、しわが減ったそうです。目の下のくまも出なくなりました。

2.体重が6キロ減った

特におなかまわり。セルライトも減ったそうです。

3.副鼻腔炎(ふくびこうえん)にかかりにくくなった

副鼻腔炎は鼻(及びのど、耳)に炎症が起きる病気です。簡単に言うと、鼻づまり、蓄膿症のようなものです。

ダニエルは、年8~10回、副鼻腔炎になっていたそうですが、砂糖をやめていたときは2回しか、かからなかったそうです。

4.花粉症に全くならなかった

彼女はアレルギー体質なのか、15年間、花粉症に悩んでいたそうですが、砂糖をやめたら、花粉症がパタっとおさまり、本人もびっくりしたそうです。

詳しくはダニエルの本に書かれています。

Amazonへ⇒Zéro sucre : Mon année sans sucre ; Comment s’en libérer

このインタビューはYouTubeで公開されています⇒Elle a banni le sucre pendant un an – YouTube

多くの専門家は、砂糖をやめると以下のことが起こると言っています。

◯心臓に負担がかからない⇒長生きする

血糖値があがると、インスリンが出ますが、これが交感神経系に働きかけ、血圧・心拍数をあげるそうです。

糖尿病の人は高血圧を併発しやすいですね。この現象がおさまるので、心臓に負担がかからず、心臓の病気にかかりにくくなります。

◯肌がきれいになる

◯睡眠の質があがる

◯イライラしなくなる・ハッピーになる

◯疲れにくくなる

肝臓への負担が減るからです。特に肝臓に負担をかけるのは(人工的に精製された)フルクトース(果糖)です⇒健康とダイエットの敵~加工食品の3つの害を知っていますか?

◯体重が減る

◯風邪をひきにくくなる

砂糖の摂り過ぎは炎症を引き起こすと言われています。これを控えれば、「◯◯炎」という名の炎症になりにくくなります。

にきびも、アクネ菌の炎症なので、大人ニキビも完治するでしょう。

「砂糖をやめればうつにならない」とか「砂糖をやめれば10歳若返る」といった本がありますが、これはあながち嘘ではないと思います。

脳にも影響があり、記憶力があがる、という説もあります。

グルコース(ブドウ糖)は脳のエネルギー源ですが、多すぎれば、害になってしまうのです。

それは、(しつこいですが)家の中にある物・ガラクタと同じではないでしょうか?

■砂糖関連記事もどうぞ■

砂糖の害について書いた記事のまとめ

甘い砂糖は病気や不調を引き起こすという不都合な真実。

甘いものをやめたら生理痛がなおった読者のお便りを紹介⇒みんなに伝えたい、捨てる生活が運んでくれた思わぬ効果。

こちらにも読者の砂糖断ち体験を紹介しています⇒砂糖をやめるのに1年かかった:読者の砂糖断ち体験談。

******

今回は砂糖をやめてから感じた変化を紹介しました。

最近は腸内環境を整えることを意識しています⇒腸はどのように脳をコントロールしているのか? 腸の状態が脳の病気を予防する(TED)

腸内には砂糖を食べると増殖してしまう細菌がいます。

せっかくなので、きょうから、もう少ししっかり砂糖抜きをしてみます。また、違いを感じたら記事にしますね。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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