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断捨離テクニック

なんとなく集めてしまった物を捨てる(プチ断捨離43)

プチ断捨離の記事では、すきま時間にささっと捨てられる小さな捨てプロジェクトを紹介しています。

きょうはなんとなく集めてしまった物や、知らないうちに集まってしまった物を捨てるすすめです。

人がためこんでいそうなちょっとした物を10個紹介します。

「家にもあるなあ」と思ったら今すぐ捨ててください。



1.不用品と判定したけど家に残っている物

「これ、もういらないわ」、と取り除けたものの、まだ捨てていない物があったら捨てます。

さらに、まだきれいだから、人にあげよう/寄付しよう/フリマで売ろうと思っている物が残っていたら、そちらも処理します。

あきらめて捨てるか、あげる/寄付する/フリマで売ることにつながるアクションを今すぐ起こすべきです。

家の外に出さない限り、断捨離が終わった/片付けが終わった、とは言えません。





2.年賀状/グリーティングカード

古いカード類をなんとなく集めているなら、捨てます。

もう来月は、年賀状やグリーティングカードを書く季節ですね。私はいつも11月の最終週に、クリスマスカードを書き、12月のあたまに投函しています(目標)。

市販の誕生日カードなど、自分で買ったものの、全然使っていなくて黄ばんでいたら、メモ紙として使うか、捨てたほうがいいです。

必死で絵はがきの使い道を考える日々:ミニマリストへの道(54)

年賀状を出すのをやめる方法。無理に出すのはおかしくないですか?

3.プログラム/パンフレット/ちらし

劇場でもらうプログラムや映画館で買うパンフレットはきれいだから、捨てそびれて、そのまま引き出しや、本箱の中にたまりがちです。

いい紙を使っているから(最近のパンフレットのことは知りませんが)、かさばるし、けっこう重いです。

もう見ないなら捨てます。

いま、映画の情報はインターネットでいくらでも調べられるので、情報として持っている必要はないです。マイナーな映画の情報はないかもしれませんけど。

この評論家のこの文章だけはどうしても残したい、と思うなら、写真にとったり、スキャンして、PDFファイルにしたりすれば、いつでも見られます。

私も、昔、もう30年~40年前の話ですが、映画館でよくパンフレットを買っていましたが、ある時、全部ばっさり捨てました。

日本の映画館に行っても、もうよけいなグッズは買いません。「買うこと」イコール、「いつか捨てること」ですから。

4.ラッピンググッズ

過剰包装の国、日本では、ラッピンググッズを常備している人もたくさんいます。

包装紙、OPP袋(クリスタルパック、透明な袋)、カラフルな袋、リボン、シールなど、プレゼントするときに使おうと思って、ためこんでいたら、在庫を見直して、少し捨てたほうがいいでしょう。

ラッピンググッズが好きな人は、自分で買うだけでなく、人にもらった物を包んでいた包装紙や飾りもとっておくので、ますます増えます。

美しく包装したい気持ちはわかります。私も、昔はハイセンスなどで、ラッピンググッズを買った覚えがあります。

しかし、ラッピングは、中身を取り出すときに、びりびりと破ったら、そこで用が終わって捨て去るものです。ラッピングにこることは、やたらとゴミを増やすこと、とも言えます。

ラッピングに対する考え方を変えると、物もゴミも減ります。

お金をかけず家にあるもので間に合わせるギフトラッピングのアイデア

5.タオル

タオルについては、以前、集中的に捨てることをおすすめしたので、もう持っていないかもしれませんが、もし残っていたら、今度こそ捨ててください。

タオルは何枚必要か? : ミニマリズムのすすめ(TED)

タオルを使い切る方法(読者の工夫)。

6.子供の作品

子供の書いた作文、図画工作も、もう捨てます。

すべて持ち続けるのは無理だし、持っていても仕方ないです。

私も、今の家に引っ越す前に、娘の作品や、授業で作ったポスター(展示物)を一気に捨てました。

娘が中高生の頃、大きくて分厚い紙(ポスターボード)に、調べたことをまとめて、人前で発表する宿題がやたらとあり、そうやって作った厚紙がいっぱいありました

全部捨てたからといって、その後、私や娘の人生が狂ってしまったとか、不幸になったとか、何かが大きく失われた、なんてことは何もありませんでした。

たった1つだけ考え方を変えれば、子供の作品、図画、工作は簡単に捨てられる

7.マグカップ、グラス、皿

マグカップはなんとなく集まってしまう物の典型です。

読者の中に、ディズニーランドのスーベニアカップを集めていたとメールに書いていた方がいましたが、マグカップは、手頃な土産物の1つですね。

自分で買ったり、ギフトでもらったり、景品でもらったりして、必要以上に集まっている家庭も多いのではないでしょうか?

日本のことは、わかりませんが、カナダでは、ギフト商品として、マグにティーバッグや粉末ココア、お菓子、ジャム、はちみつを入れ、中が見えるクリスタルパックで包装し、きれいなリボンをつけたものがよく出回っています(特にクリスマスシーズン)。

値段が手頃だし、それなりに見栄えもするので人気があります。

販売する方がたくさんマグを作るので、家の中にマグがたまっていきます。

最近はスターバックスのタンブラーを集めている人もいますね。

タンブラーにはプラスチック製と金属製のものがあるかと思いますが(スターバックスに行かないので詳しくは知りません)、プラスチックの物はあまり集めすぎないほうがいいと思います。

なぜ、今すぐプラスチックのごみを減らすべきなのか?

8.ショップの袋

物を買うと店の人がそれを入れてくれる袋を、ためている人もいるんじゃないでしょうか?

この袋、最近はショッパーとも呼ばれています。

「ショッパー」と書くと、なんとなく格が上がった感じがしますが、袋には違いありません。

作りがしっかりしていて、きれいな物も多いから、捨てにくいのかもしれません。

何かに使っているのならまだしも、ただ、ためこんでいるだけったら、捨てたほうがいいです。

捨ててしまえば、「いつ、どんなときに使うか?」「どうやって収納するか?」という2つの問題を考えることから解放されます。

ふつうのバッグやエコバッグ、レジ袋も見直してください。1人の人間がそんなにたくさんの袋を持つ必要はありません。

なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?

9.昔集めていた物

昔、積極的に集めていたけれど、いまはもう熱がさめたし、興味がない。しかし、ここまで集めたから、いまさら捨てるのはもったいない。

そんな中途半端なコレクションは手放してスッキリしましょう。

集めた物が、ペーパーナプキン、ソックス、マニキュア、マスキングテープ、シールといった実用品なら、自分で使う手もあります。

ですが、量が多いと使い切るのは、けっこう大変ですよ。

捨てるか、大量に使ってくれる場所を見つけて寄付したほうがいいのではないでしょうか?

10.日用品

べつに可愛くもない、きれいでもない、おしゃれでもない、どこにでもある日用品を集めている(捨てない)人もいます。

輪ゴム、割り箸、ボールペン、メモ帳など。

販促商品としてもらった物かもしれません。もらった物は必要だった物ではないので、捨てて大丈夫な物の筆頭です。

いま、使っていなかったら、この先使うことはありません。それどころか、その手の日用品がますます集まってしまうでしょう。

コレクションに関する過去記事もどうぞ

意味もなくなんとなくマグネットを集める人:ミニマリストへの道、番外編10

せっかく集めたから捨てられない?コレクションを少しでも減らす10の方法

収集癖に悩むあなたへ。物を集める理由を知ってコレクションを断捨離する方法

お香の収集癖を断捨離するまで~ミニマリストへの道(36)

人はなぜ物を集めたがるのか?~私はこうして収集癖を断捨離しました

集めすぎたマスキングテープを捨てる3つの考え方。やめる勇気を持て。

もっとプチ断捨離の記事を読みたい方はこちらをどうぞ⇒これで捨てまくる。「プチ断捨離シリーズ」記事の目次。

*****

今回は、積極的に集めている物/集めていた物、無意識に集めている物を見直すことをおすすめしました。

ほかにも、空き瓶、空き箱、スペアのボタン、端切れ、ポイントカード、昔プリントアウトしたレシピ(私もたくさん持っていました)、昔プリントアウトした勉強素材、資料なんかも、たまっているかもしれません。

コレクションが好きな人に、全部捨てろとは言いませんが、自分が納得して集めているもの、集める意味のあるものを集めたほうがいいと思います。

すべてはいつかゴミになりますから。





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