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片付けをがんばっている読者のお便りを紹介します。
今回は2通です
1.1ヶ月で1000個捨てた
2.実家の片付けプラン
まず、リトルブルーレディのメールをシェアします。小見出しは私が入れました。
不用品を1000個捨てた経過
件名:筆子さんのブログに出会えて感謝しています
ワーキングといっても、自営業なので、かなり時間は融通がつきます。
昨年実家の父が亡くなり、母が断捨離を始めたのがきっかけで、あまりにも大変そうなので、私もまだ50代のうちにもっと片付けておかなくてはいけないと思ったのでした。
筆子さんのブログを初めて見つけてから(5月15日)、今日で1か月と10日になりました。
1日も欠かさず筆子さんのブログを拝見しています。
1000個捨てを開始
初めて見た日から、いきなり1000個捨てを始めました。
とても気楽な気持ちで始めました。
片づけていると、気分が上がるときもあれば、下がるときもあり、そのたびに読み、考え、励まされます。
最初の日から、何を捨てたかを記録していきました。
何を捨てるか考えることは、自分の今後の人生を考えるうえで、とても有益でした。
2週間で506個のものを捨てることができました。
筆子さん同様、私もお菓子作りが好きで、道具が沢山あったのですが、子供も大きくなり、孫が出来たとしても、そんなに頻繁に作らないだろうと思ったこと、お菓子の糖分のことを考えるとあまり望ましい趣味ではないと思えました。
そのため506個のうち108個が台所用品でした。
あとは雑貨、文房具が多かったです。
思い出のものは捨てにくい
3週目に入ると、思い出のものが多くなり、捨てるのが困難になってきました。
なんせ、独身時代のものはかなり大事なものだけになっていたものの、結婚してからの年賀状が30年分もあったのです。
これらは以前1度断捨離をしたものの、思い入れが強く半分以上捨てられませんでした。
私は沢山書き込むタイプなので、下さる方も沢山書いてくださるのです。
でも、そうしたものも今となっては心の中で消化してしまえたかもしれないと、思えるようになりました。
亡くなった知人のものはとっておき、まだ続行している方は、節目のもの(お子さんが生まれたときとか)と1番最近のもの、ご縁が切れてしまった方は、その人によって、と自分の中で判断基準を作り、処分しました。
他に、学生時代の文集なども、おそらくもう2度と読むことはないと思われ、何度も読んだものだけれど、これらも自分の中に消化されていると思い処分しました。
また子どもたちの夏休みの研究など(模造紙に書かれたもの)もとってありましたが、子どもたちは要らないというので、写真に撮り、処分しました。
旅行に行った資料なども、すべてファイル化して、いつでも見られるようにしていたのですが、今の時代のように、ネットでいつでも情報が引き出せるなら、処分してもまったく差支えないわけです。
昔の情報の方が有益であるとか、価値がある場合は別ですが。
旅行に限らず、新聞雑誌の切り抜きも沢山あり、それらも処分しました。
1ヶ月で1000個捨てた
そして1か月で1000個達成することができました。
が、まだまだすっきりしているとは言えません。
収納箇所からはみ出したものが沢山あり、まだ片付けるべきものは沢山あります。
少しずつ片付け、暮らしやすくすることで、日々の生活を豊かにしていきたいと思います。
私は筆子さんのおかげで目が開かれた思いです。
今何をすべきか、を一番に考えること。
そのために、日常の家事がシンプルにできること。
そのために、道具はあるべき場所にあること。
本当に有難うございます。
感謝をお伝えしたくて、メールしました。これからも私も頑張ります。
筆子さんも、ますます素晴らしい日々を送られますように。
ブルーレディさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
1000個捨ての達成、おめでとうございます。
お菓子作りという趣味も、ある程度整理されたようなので、かなりすっきりしたのではないでしょうか?
年賀状を30年分も取ってあったんですか?
もう捨てたようですが。昔の年賀状なんて、わざわざ読まないですよね?
私もわりと年賀状やカードには、いろいろ書き込むほうですが、30年も取っておいてほしいとは思いません。
年始の挨拶なので、1回読んでもらえば、それで十分です。
今は、年賀状は全然書いていませんが。
年賀状を出すのをやめる方法。無理に出すのはおかしくないですか?
まだ、たくさん物があるそうですが、あまり根を詰めず、少しずつ捨てたほうがいいですよ。
それでは、リトルブルーレディさん、これからもお元気でお暮らしください。
1000個捨て⇒持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方。
次はみやこさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
実家の片付けプラン
件名:私のその後と実家のこと
まずは新刊『本当に心地いい部屋』ご出版おめでとうございます!
2021年12月27日に「卒酒」を誓ったみやこです。あれ以来全くお酒は飲まずに過ごせており、当然のことながらケガもせず元気に暮らしております。
そして新刊は発売日にデジタルで購入いたしました。
もともと家が大好きな私ですが、在宅勤務も増え、ますます家にいる私のこれからのシンプルライフのバイブルとさせていただきます。
以前は見栄を張る部分もありましたが、他人に見せる部屋ではなく、「自分の心地よさを優先」という言葉がとても心に沁みて、よりいっそう不用品を手放せています。
毎日のブログも楽しみで、昼食時にサラダを食べて、筆子ジャーナルを拝読、それからたんぱく質→炭水化物という血糖値の急上昇を防ぐ食事のルーティンに一役買っていただいております。
TEDの記事は、筆子さんの抄訳を読んだのち動画を見ると英検2級(笑)の私でも少し聞き取れるので英語の勉強にもなっています。
実家の片付け
聞いてください、筆子さん。実家の母(今年83歳、ひとり暮らし)が年末に片づけをするといってくれ、明日業者に見積もりに来てもらうんです。
実家は6畳と4畳半という古い木造アパートで、かつて母は4畳半の部屋で靴の縫製の仕事をしており、当時のミシン台(業務用なので重い)が数台あり、押し入れの前をふさいでいます。
その押し入れの中にはもう何が入っているかもわからないし、部屋にも私のものもたくさんあります。
4畳半の方は丸ごと業者に引き取ってもらおうねと話しています。
でも私は母が普段生活している6畳の方にある大きなタンスや食器棚など、自分たちでは片づけられないものも引き取ってもらいたいな~と考えていました。
結婚のときに買ったタンスや鏡台(鏡はなし)などは思い出だから捨てたくないと言い、ガッカリ・・・。
でも先日の記事、カメラをたくさん持っているお父様の記事の中の筆子さんの「一番大事なのは、実家がきれいになることではなく、お父さんが幸せに暮してくれることですよね?」という言葉にハッとしました。
私もとにかくすっきりさせたいを優先していたんです。
私が4歳になるころから母1人子1人でミシン工として私を必死に育ててくれた母の仕事をしている姿が大好きでした。
そんな母が余生を幸せに暮らすことを一番に願うのが私にできることだ! と気づけました。本当にありがとうございます。
明日見積もりに来てもらい、実際の片づけは7月を考えています。
これから会話も増えるだろうし、楽しみにしています。
ただ、幸せには暮らしてほしいけれど、安全に暮らしてもほしいので、捨てるかどうか迷っているものを本人が納得して手放せるようなアドバイスがありましたら、筆子さんにご教示いただきたいです。
いつもたくさんの気づきがもらえるブログや書籍、本当に感謝しています。これからも毎日楽しみにしています。
またお便りします。
みやこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
本、早速読んでいただきうれしいです。お役に立てれば何よりです。
無事、お酒をやめられてよかったですね。
みやこさんは、返信を希望されていたので、すでにメールで直接返信していますが、その内容を改めて書きます。
もし、お母さんに、「これ捨てたほうがいいと思う?」と聞かれたら、「~したほうがいいと思う」と言ってもいいけれど、求められていないアドバイスはしないほうがいいです。
納得するかどうかは本人が決めることであり、他人がどうこうすることはできません。
さらに、「捨てたほうがお母さんのためだよ」とは言わず、「捨ててくれると私が安心なの」という言い方をするといいでしょう。
自分の都合で、捨ててほしいと思っているのに、「お母さんのためなのよ」と恩着せがましい言い方をすると、言われたほうは反発します。
まあ、肉親が相手だと、甘えが出て言いたい邦題になりがちですが、少しでも意識していると、違う言葉が出ると思います。
カメラが趣味のお父さんの記事にたくさん過去記事へのリンクを入れているので、そちらも読んでください。
趣味のフィルムカメラやデジタルカメラを大量に持っている父。どうしたら捨ててくれるでしょうか?
7月から片付け開始ということなので、今、片付けている最中ですね。
みやこさん、お母さんと楽しく片付けに励んでください。
筆子の本⇒新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
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いつもいろいろなお便り、ありがとうございます。
あなたも、質問、感想、言いたいことなどありましたら、お気軽にメールくださいね。
お待ちしています。