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読者から片づけが進んだという嬉しいお便りが届きました。
ただ、読んでいてひとつ気になることがありました。
一週間近く根を詰めて作業したので、疲れ果ててしまったそうです。
今回は、体力に自信がない人が疲れずに片づける方法を、お便りへの返信としてお伝えしますね。
まずお便りをシェアします。ロミさんからいただきました。
寝込んでしまいました
件名:高かったものを手放せました
筆子さん、こんにちは。
いつもブログを読んでいます。
ご報告したいことがあって、メールしました。
実は、一週間近く根を詰めて、家じゅうのものを捨てました。
洋服ダンスや押し入れ、食器棚と、思いついたところを片っぱしから片づけました。
山のようにあった服が半分以下になりました。
たくさん捨てられたんですけど、すっかり疲れはてて、とうとう寝込んでしまいました。
私はもともと体が弱いんです。
ちょっと無理をしすぎたみたいです。
片づけに火がついたのは、筆子さんのこの言葉でした。
「高かったから捨てたくない?じゃあ、一生使わずに持っているの?」
これが、ずっと捨てられずにいた私の心に刺さりました。
高かったものは、もったいなくて捨てられませんでした。
でも、この言葉のおかげで、ようやく捨てる決心がつきました。
本当にありがとうございました。
ロミさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
気にかかっていたものを手放せてすっきりできたんですね。
よかったです。
ただ、その先を読んで、少し心配になりました。
体調は大丈夫でしょうか。
片づけは、一気に終わらせなくて大丈夫です。
体をこわしたら元も子もありません。
ロミさんは体が弱いそうなので、自分をいたわりながら進めてください。
今回、無理をしない片づけについていくつかアドバイスしますね。
どんどん片づけてしまう理由
ロミさんのように一気に片づけようとして体調が悪くなった、五十肩になったとお便りをもらうことがたまにあります。
片づけには、つい無理をしてしまうわなが潜んでいます。体調をくずさないためにも、そのことを知っておきましょう。
部屋を片づけると目に見えてすっきりします。
気分がよくなるので、もっと捨てようと思って、手が止まらなくなるのです。
早く終わらせて楽になりたい気持ちや、きっちり完了させたい完璧主義も、一気にやり遂げたくなる原因になります。
どれも片づけに前向きだからこそ出てくる気持ちですが、自分でも知らないうちに無理をしてしまいます。
私も昔、片づけをバリバリやり始めたとき、朝から晩までやっていたことがあります。
何かを始めると最後までやりきりたくて、疲れているのに無理してどんどん進めてしまいました。
そのうち頭がもうろうとしてきて、捨てていいのかどうかわからなくなり、その後一週間ほど何もできなくなった経験があります。
人生後半の断捨離を成功させるコツ(前編)。ポイントはゴールをイメージすること。
気分が乗っていると体のサインを見逃す
勢いにのってどんどん捨てていると、肩や腰の違和感を見過ごし、休んだほうがいいタイミングを逃しがちです。
そもそも、ものを捨てることは、普段あまり使わない筋肉を使う作業です。
重いものを持ち上げたり、同じ動きを長く繰り返したりすると、腕や肩、腰に疲れがたまっていきます。
楽しいから気づかないかもしれませんが、体のほうはしっかり疲れています。
気づいたときには、ロミさんのように寝込んでしまうなんてことも起きるのです。
疲れたら休むのではなく、疲れる前に休むのがおすすめです。
楽しくて手が止まらないときは、自分では疲れていることに気づけません。
少し片づけたら、いったん座ってお茶を飲む。
そのくらいのペースでちょうどいいと思います。
いつも疲れない片づけを意識してください。
⇒汚部屋の片付けに疲れた人へ~やる気を回復する方法教えます。
疲れない片づけをする4つのコツ
完璧主義的な傾向のある私は、疲れないようにこんなことを意識しています。
1.時間を区切る
いちばんおすすめなのは、時間を区切ることです。
1回15分ぐらい片づけるのがいいでしょう。
タイマーを15分にセットして、鳴ったら手を止めてください。
始める前に終わりの時間を決めておくと、だらだら続けずにすみます。
タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法とは?
2.範囲を狭くする
一度に手をつける範囲を狭くします。
今日は引き出し1つ、明日は棚1段、もしくは、今日はアウター、明日はソックスというようにターゲットを絞ります。
量が多いものは、とりあえず後回しにしたほうがいいでしょう。
3.体への負担を減らす
可能なら座って片づけてください。
立ったりしゃがんだりを繰り返すと、腰や足に負担がかかります。
引き出しは中身ごと抜いてテーブルに置き、椅子に腰かけて仕分けると楽です。
また、重いものは一度に運ばないようにします。
本や雑誌は、紙袋に少しずつ小分けにして、玄関まで何度かに分けて出してください。
このぐらい大丈夫と体力を過信して、一気に持たないほうがいいですよ。
4.調子のいい時間帯にやる
片づけるのは、午前中など調子のいい時間帯を選びましょう。
疲れがたまった夜は、無理に手をつけないほうがいいです。
毎日やる必要もありません。
疲れたな、体調が悪いなと思ったら、迷わずお休みしましょう。
無理に手をつけても判断が鈍って、うまく片づけられません。
のんびりしたやり方でも、半年ほど続ければ、家のなかはずいぶん変わります。
少しずつ進めるのは地味でおもしろみがないと思うかもしれません。
ですが、体力に自信がない人や、年を重ねた人にとっては、このやり方がいちばん長続きします。
毎日少しずつ片付ける、15のアクションプラン。誰でもできます。
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片づけには、人生をリセットするというイメージがあるので、そのせいで一気呵成に片づけたくなる人も多いと思います。
祭りとして一気に完璧に片づけるというメソッドも人気があります。
しかし、長く断捨離を続けて思うことですが、いったん片づけても、生きている限り、ものは家に入ってきます。
無理しなくてもコンスタントに片づけられる習慣をつけるのが、部屋をきれいに保ついちばんのコツです。
早く終わらせたい気持ちはよくわかります。ですが、片づけは競争ではありません。
これからの暮らしを少しずつ軽く、自分仕様にしていく、長く付き合う作業です。
ロミさん、今後は、体と相談しながら、マイペースで進めてくださいね。














































