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数年前からちまたで大流行しているマスキングテープ。筆子もmtブランドのマスキングテープを4本持っています。マスキングテープは可愛いだけでなく、手軽にさまざまなことに使える便利グッズですね。
このテープを使えば、ほかの物の代用ができるので、結果的に筆子の所持品が減りました。
きょうは、マスキングテープのミニマリスト的活用法をお伝えします。
そもそもマスキングテープとは?
マスキングテープは、はがすこと前提で作られているテープ。塗装などする時に、塗りたくない場所を覆って保護をする、つまりマスクするテープです。別名、養生テープ、略してマステとも呼ばれます。マスキングは英語のmasking より。
現在、若い女性の間で人気のある、クラフト用に使われるカラフルなマスキングテープは英語ではwashi tape (和紙テープ)と呼ばれており、こちらでも大人気です。たまにWasabi tapeと間違えていう人もいます。
クラフト用のマスキングテープは、テープ本来の用途のほかに、デコレーションに使われることを想定して、色や柄が可愛いものが揃っています。
マスキングテープがこんなに人気が出たのは、表面に文字が書けること、貼ったりはがしたりが自由自在にできること、手で簡単にちぎれて、とても使いやすいからでしょう。
ミニマリスト筆子のマスキングテープの使い方
マスキングテープは、ノート、手作りカード、封筒、箱、手帳、アルバムなど、身の回りのものに貼って、デコったり、かわいくカスタマイズしたり、ラッピングに使うことが多いと思います。雑貨に貼ってインテリアのアクセントにしている人もいますね。
筆子はそういう装飾を施す使い方はあまりせず、物の整理など、もっぱら実用に使っています。
1. ラベルとして
マスキングテープは紙なので、表面に文字を書くことができます。よってさまざまなラベルとして使っています。
実例:プリンタのマニュアルの背表紙
背表紙に何も書いてなかったので、タイトルを書いたマステを貼り、本棚に並べていました(過去形なのはこのプリンタを捨てた時、マニュアルも断捨離したからです)。
こうしておくと、冊子の正体が背表紙だけで一目瞭然。
ノート(愛用のツイストリングノート)にもマステを貼って、タイトルを書いています。途中で内容が変わっても、何度も貼り直せるのがいいですね。
筆子は、すべてのラベリングをマステでやっているので、ラベルやシールは断捨離しました。子供が小さいときは、お名前シールとして、水筒や、ジップロックなどにも貼っていましたよ。
2. タグとして
タグ(tug)とは付け札のこと。荷札もタグ、商品につける値札もタグ。
私はパソコンなどのコードの両端にマスキングテープを巻きつけ、何のコードなのか、見てわかるようにしています。
昔、コードを区別するために、食品の袋の口をとめるプラスチックの札に何のコードなのか書いてつけておくアイデアを、雑誌で見たことがあります。
それのマステ版です。
袋のタグとはこんなのです。
このタグの穴の直径より太いコードもたくさんあるので、マステでやったほうがいいです。ただ、見た目はあまり美しくありません(私が丁寧に貼り付けないせいもあります)。
マスキングテープは、物に貼ったときは、簡単に剥がせるのですが、貼り合わせると、想像以上にしっかりくっついて、なかなか破れません。
このようにコードにマステで名前を書いておいたおかげで、引っ越したときも、スムーズにパソコンの設置ができました。
3. 両面テープ、あるいはプッシュピンとして
今住んでいるアパートは白壁で、画鋲を差し込むことができないので、マスキングテープを裏表にして(粘着部分を表にする)、輪っかを作り、写真やカードの裏に貼って、壁に留めています。
マステで作ったテープの輪っか
カレンダーをマステで貼っています。
簡単にはがせ、壁も傷つかないので便利です。ただし、あまり重いものはくっつけることができません。マスキングテープの粘着力でささえられない、ちょっと重いものは、ブルタック(blu tack)を使います。
ブルタックは日本ではあまり一般的でないかもしれませんが、両面テープのように、掲示物を壁などにくっつけることのできる、粘着性のあるゴムです。ゴムですが、さわっても別にベタベタしません。
ブルタックがマスキングテープよりすぐれているのは、凹凸のある表面にも貼れることです。テープと違って、はがしても跡が残りません。類似品はコクヨ プリット ひっつき虫。
ブルタックはちょっとしたものを固定するのにも便利です。たとえば、この記事で、筆記具の写真をのせていますが、ペンはころころ転がるので、ブルタックで固定して写真をとりました。
⇒大量に文房具を断捨離したあと、筆記具は手持ちのものを使い切る方針へ
娘が小さいときは、ブルタックを粘土替りにして、小さい人形や顔を作っていました。ブルタックはマステ同様、持っていると何かと重宝する便利グッズです。
4. 付箋、あるいはインデックスとして
最近よく使っているのが、本やバインダーで付箋として使う方法です。ふつうの付箋は便利ですが、時の経過とともに、丸まってきて、せっかく書いた文字が見えなくなりませんか?
丸まった付せんの実例:
そこで付箋の替りにマスキングテープを使用。適当な長さにちぎって、ページの任意の場所で貼り合わせるだけです。
作成例
ズボラ主婦、筆子は手芸が苦手で大雑把なため、見た目があまりよくありませんが、丁寧に美しく貼り合わせれば、もっと美しい仕上がりとなります。
マスキングテープを付せんの替りに使うアイデアは、『モノが少ないと快適に働ける』の著者、土橋さんが、インデックスとしてマスキングテープを使っているのを読み、真似しました。
⇒『モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術 』を読んで、だいぶ書類を断捨離しました
土橋さんは、テープをページの端にそろえて折り返して貼っています。色がついているから、付箋のように紙から飛び出した位置に貼らなくても目印になるとのこと。
彼は、丸いロール状のマスキングテープはかさばるから、あらかじめテープを切って、台紙(付せん)に貼って、持ち歩いています。
マスキングテープでインデックスも作れるので、筆子はデバイダー(バインダーのページを区分けするための紙)はほとんど断捨離しました。
5. デコレーション
あまり装飾には使いませんが、私がやる3つの使い方を紹介しておきます。
●封筒の封をしたときに、補強をかねて貼る。あたりまえすぎる使い方ですみません。
●爪楊枝に貼って、旗を作り、ケーキのデコレーションに使う。
こうすれば、わざわざケーキ用のデコレーションの飾りを買う必要はないので節約になります。ケーキの飾りって小さいのに高いですから。キャラ弁の飾りにも使えそうですね。
●クリップに貼って、しおりに。
簡単にできます。できますが、べつに付せんを貼っておけばいいような気もします。
いかがでしたか?
ほかにもアイデア次第でいろいろ使えると思います。ワックスペーパーも留めることができるので、サンドイッチのラッピングにもたまに使っています。
自分の好みの色のを一つ持っておくと、生活が楽しくなること請け合い。ただし、可愛いからといって必要以上に買いすぎると、ガラクタになってしまいますのでご注意を。