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物を捨てている読者のお便り紹介コーナーです。5~6月にいただいたメールから4通シェアします。
内容:
・不用品を捨てたら幽霊っぽいものが出なくなった
・はじめての断捨離をしてみた結果
・毎日、少しずつよくなっている
・私にとってのシンプルな生き方
まじ、もものすけさんのお便りです。
7割捨てたら家が明るくなった
件名:物を捨てたら、おばけが出なくなった!
いつも楽しく拝見しています。
『物を捨てて呪われる…』の方々のお話がありましたが、私は逆です。
嫁いできたところが、昔の城跡で、家が建っているところは、お堀だったそうです。霊感ゼロですが、家の裏の北側は空気が違うのが分かります。
いろんなことがあって落ち込んで、全部リセットしたくて、物を捨て始めたのですが、家の中のもの(私のものだけですが)を7割ほど捨てたら、風の通り道が出来て、家が明るくなりました。
家と一緒に私も明るくなりました。
そうしたら、いつも家になんとなく居た幽霊っぽいものが一切出なくなり、ビックリしています。
風通しが良くなり、光が入り、ジメジメした感じがなくなったからだと思います。
『物を捨てたら呪われる…』の方々は、おそらく付喪神(つくもがみ)のようなものを恐れているのだと思いますが、現代にはいないと思います。
国宝級の刀剣や能面など以外は。
物があふれて、暗くて雰囲気がジメジメしているほうが、もっと悪いものが棲みます。
スピリチュアルはあまり好きではないのですが、仕事柄、民俗学を扱うので、こんな考え方で、すみません…。
これからも、筆子様の記事を楽しみにしております。
お返事は不要です。読んでいただけるだけでうれしく存じます。
もものすけさん、こんにちは。
メールありがとうございます。いつもブログを読んでくださって、とてもうれしいです。
不用品を捨てて、明るくなれてよかったですね。
確かに風とおしがよくて、光があふれている場所のほうが、心身のためにいいですよね。
私、付喪神(つくもがみ)、という漢字が読めず、検索してしらべました。
付喪神:日本に伝わる、長い年月を経た道具などに神や精霊(霊魂)などが宿ったもの。人をたぶらかすとされた(ウィキペディア)。
実は、私もあまりスピリチュアルなことに興味がなく『源氏物語』が好きですが、読みながら、「なんでもかんでも悪霊や、前世の因縁のせいにするのは、安直な考え方だ」と思ったりします。
しかし、この記事でも書きましたが⇒持て余している物なのに、捨てにくい人は、捨てやすくなる儀式を考えてみては?
人それぞれだから、まあ、そういう考えの人も少なからずいらっしゃるのでしょう。
それでも、汚部屋でいるより、きれいな部屋にしたほうが、心身ともによい効果がありますから、たたりが怖い人は、いっそ、お祓いでもしてもらって捨てたほうがいいのではないか、と最近思っています。
それでは、もものすけさん、これからも明るい毎日をお過ごしください。
たたりを恐れているらしい人のお便りを紹介⇒断捨離をすると体調が悪くなる、は思い込みにすぎない。
次は茜さんのメールです。
人生初の断捨離をしてみた
件名:断捨離1回目、できました
筆子さんのブログを読み始めて2ヶ月ほどです。
この度、おかげさまで人生初の断捨離をできたことに感謝しています。
数々のお片付け指南、掃除ブログなど拝見しましたがここまで徹底的に捨てることにフォーカスできたのは筆子さんのブログがあったからこそです。
コロナ自粛で時間ができたことも合わさり、生活と自分自身を見直すことができました。
汚部屋歴が長く、結婚前の実家暮らしから汚部屋でした。
結婚して10年の節目で、なんとかきれいにしたいと思っていました。
収納するな、捨てろ。を胸にしっかりと、取捨選択し、お金はかかりましたが色々ながらくたを処分できました。
夫もたくさん捨てていました。
物が減ると片付けも掃除もとても楽です。頭もすっきりし、生理痛もマシです(笑)。
まだ捨てるべき物はありますが、どうやって捨てたらいいかわかったので、以前よりずっと気が楽です。
仕事にもより意欲が沸いています。
20~30代のほとんどを汚部屋で過ごして後悔もありますが、精神状態が良くなかったのでこれからしばらくは前だけを見て生きたいです。
昔の写真なども大量に捨てましたが、1枚ずつ見ていると、特に学生時代など、思っていたほど楽しくなかったわけではないのだ、と思いました。
昔も幸せで、今も幸せ、ということがなぜかいま気付いた、という感じでこれがわかっただけでも、きれいな家を手に入れた以上の収穫でした。
こんなにもやる気を出させていただいて、本当にありがとうございます。この2ヶ月で人生が変わりました。
これからも精進します。
筆子さんも元気でお過ごしください。
茜さん、はじめまして。
メールありがとうございます。ブログをご愛読いただきうれしいです。
不用品をたくさん捨てることができ、精神状態もよくなってよかったです。
現代は、物を捨てるのにお金がかかりますが、そのままずっと持っていると、もっとコストがかかりますので、結婚10年目の節目にスッキリできたのは、すばらしいことだと思います。
汚部屋でもやもやしているよりずっといい、と実感した茜さんはもう大丈夫ですね。
これからもお元気で、さらに充実した毎日をお送りください。
次はOさんのお便りです。
毎日、よくなっています
件名:日々改善されています
今年に入ってから、ほぼ毎日ブログを拝読しております。
過去の記事も量が多どれも読みごたえがあってためになります。ありがとうございます。
もともと、シンプルな生活、モノを多く持たない、と心がけてきたつもりではいましたが、筆子さんの記事を読んでいると文字通り「それって、必要?」と思わされることもあり、勉強になっています。
片付けに関することでも、人間関係、自分の心の持ち方など全般的に、筆子さんの姿勢がすがすがしくてためになります。
今まで自分なりに不要なものは持っていないつもりではいましたが、モノはそれなりにあります。
たとえば、「化粧水がなくなった? ネットで注文」と今までなら自動的に注文していましたが、筆子さんのブログを読んでいるおかげで、「まずはサンプルを全部使い切ってみよう。それから注文しよう」という気持ちに変化しました。
いっきに断捨離はできないかもしれませんが、テーブルの上に何もない状態をキープし、なるべくいろいろなことをゼロにすることを意識するようにしています。
よいことを教えて下さり、ありがとうございます。
これからも、ブログを楽しみにしています。
Oさん、はじめまして。メールありがとうございます。
毎日、ブログを読んでいただき、重ねてお礼申し上げます。
少しずつ、暮らしがいいほうに変わってきてよかったです。
私も、いま、すでに持っているものを使うよう心がけていますが、なかなか挑戦しがいのあるプロジェクトです。
テーブルの上をきれいにしておくのも、いいアイデアですね。
生活環境って、大事だと思います。
Oさん、これからも、少しずつ改善しながら、楽しくお暮らしください。
最後はミネットさんのお便りです。
私にとってのシンプルな暮らしとは?
件名:シンプルな暮らし
私の住んでいるところは今、真夏のようです。
自己紹介をしていませんでしたが、私はアラフォー、独身です。
今日のブログを拝読しまして、私なりにシンプルな暮らしとはどのようなものだろうか、考えてみました。
たまたま読んでいた本からの引用(NHK出版の役に立つ古典という本の「おくのほそ道」のところです)ではあるのですが、俳諧的生活、ということでしょうか。
世の中を俳と諧で読み直す生き方なのだそうです。俳とはふたりでするお笑い、「和」のこと。
諧も諧謔、笑い、ユーモアですね。和とユーモアで世の中を読みかえる。
何か困ったり、イライラするようなことが起こっても、俯瞰して、ゆったりとした目線で見られるようになるというのが理想的ですね。
(なかなか難しいですが…)
そのためにモノを少なくして心の中に余裕を持つという作業をコツコツとしているのだろうなと思います。
(これも気の遠くなる作業なのですが…)
まだまだそのようになるにはほど遠いので、こんなこと申し上げていいのかわかりませんが、ちょっと思いついたのでメール差し上げました。
コロナ禍がまだ続きそうです、どうぞご自愛下さいませ。
ミネットさん、こんにちは。
メールありがとうございます。
ミネットさんにとってのシンプルな生き方は俳諧的生活なのですね。
俳は、芸人や、おどけることを意味すると知っていましたが、2人でするお笑いだとは知りませんでした。
1人でもお笑い生活ってできますけどね。
私は、よく思い出し笑いをするので、そんなときは、周りに人がいないほうが都合がいいです。
笑うべきでないとき、たとえば歯のクリーニングをしてもらっているときに、思い出して笑い出したくなり、がまんするため、顔が変になっているらしく、歯科衛生士さんに、「大丈夫ですか?(Are you Ok?)」と聞かれることがあります。
そして、そのことがまた思い出し笑いのたねになるので、ゆるい笑いの連鎖が止まりません。
ミネットさんも、お元気で、俳諧的生活をお送りください。
以前、ミネットさんからいただいたお便りはこちらで紹介⇒私がミニマリストになったきっかけと、いまもシンプルに暮らしている理由。
シンプルな生き方とは?⇒シンプルな生き方をするために実際に私がやっている7つのこと。
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いつも、たくさんのお便りありがとうございます。毎回、楽しみに拝見しています。
あなたも、何か伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。
それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。