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8月ももう終わり。「そのわりには、なかなか涼しくならない」という声もありますが、季節が変わるこの時期こそ、片付けを始める絶好のタイミングです。
涼しい風が吹き始める前に、家の中をスッキリさせてみませんか? この時期に、楽しみながら片付けを進められるアイデアを7つ紹介します。
1.生活スケジュールを変えてタスクを捨てる
夏から秋へと季節が変わると、気温や日照時間が変わり、生活リズムも自然と変化します。
私の場合、だんだん日照時間が短くなるので、春夏より秋冬のほうが寝る時間が早くなります。
お子さんが9月から新学期を迎える人も多いでしょう。今のうちに新しいスケジュールに備えて、うまく時間を使えるようにタスクを整理してください。
タスクの見直し例
・家事を見直して、やらなくていい家事は手放す
時間をやりくりするための家事の見直し術~やみくもに時短家事をするべきじゃない(前編)。
やらなくていい家事はやめてしまう~時間をやりくりするための家事の見直し術(後編)。
・SNSやYouTubeなど、だらだら視聴していることがあるなら、視聴タイムを決めてしまう
スマホやYouTubeがクセになってしまう行動様式を知り、悪習慣を改める(TED)
・ゲームに時間を使いすぎているなら、ゲームをしない日を作る
・モーニングページを書き始める
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
・この秋から、1日15分の片付けタイムを作ることを見据えて、いろいろな時間帯でやってみて様子を見る
2.衣替えを視野に入れて衣類を減らす
8月の終わりでもまだ暑いと思いますが、それでも9月中旬から多少暑さはやわらぎ、10月の始め頃はかなり涼しくなりますよね?
このタイミングで、秋冬の服を衣替えする人も多いでしょう。
今年、大がかりな衣替えをしないことを目標に、今から夏服の整理をしてはどうでしょうか?
秋物を買う前にやれ。1日でいらない服を捨てる方法(実例あり)。
衣類を整理するアイデア
・家のあちこち(場合によっては、実家など外部倉庫)にある衣類を一箇所にまとめる
・手持ちの服をしらべて、何をどれぐらい持っているか確認する
徹底的に在庫を調べる:本気で服の買いすぎをやめたいあなたへ(その2)。
・ワードローブリストや洋服ノートを作る
・この夏1度も着なかった服を手放す
・ソックスや下着が入っている引き出しを片付ける
・自分の定番を決める
どうしても服が捨てられない。そんな人は、先にユニフォーム(定番)を決めればいい。
たくさん服があって定番を決めにくいと思うなら、まずは、職場についてのみやってみてもいいでしょう。制服があるなら、通勤服について考えてください。
3.季節に合ったインテリアにするため雑貨を見直す
日本は四季がある国。四季折々の変化をインテリアに取り入れると、生活に彩りが加わります。
秋らしいインテリアにする過程で、不用品を断捨離するのはどうでしょうか?
季節を感じさせるインテリアにするには、いろいろな方法がありますが、手っ取り早いのは小物のデコレーションです。
秋冬の雰囲気を出すために、飾りものやインテリア小物を見直してください。
3週間ぐらい前に、買い物に出かけたらもう売り場にハロウィンアイテムが出ていました。
日本の100円均一ショップでも、かわいいハロウィングッズが出ているでしょうね。
1つ、2つ買ってみて、飾るのも楽しいのですが、その前に、すでに持っている雑貨を見直すのはどうでしょうか?
飾り物の見直し
・飾り物を入れた箱の中身を確認する
人によっては、どこにその箱があるのか思い出すのに苦労するかもしれません。
・子供の作品を見直し、整理する
・いらない写真を捨てる
・思い出の品をデジタル化する
・ここ3年使わなかった飾り物を処分する
「こんな部屋にしたい」「こんな場所でくつろぎたい」など、どんなふうにしたいか先に考えて、そのインテリアを実現するために、余分なものを手放してください。
4.夏の思い出を整理する
楽しかった時間を追体験するついでに、不用なものを捨てます。
思い出の品をためこむことが多いですが、写真を撮りっぱなし、記念品やお土産をしまいっぱなしにするからではないでしょうか?
早めに整理し、今後、思い出品にアクセスしやすいようにしておけば、せっかくある思い出品を、放置しなくてすみますよ。
思い出品をためこむ前に
・夏の間に撮った写真を、できごとを振り返りながらチェックして、保存する必要のないものはどんどん削除する
・写真や旅先で手にいれたパンフレットなどを整理して、残したいものはデジタル化する
・とくにいい写真を紙焼きして、家族や友人と思い出を共有する
・楽しかった思い出を、ブログやSNSにアップして、多くの人と共有する
・持ち帰った記念品や土産物を整理する
イベントが多く、思い出品がどんどん増えてしまう人は、定期的に思い出品の整理をしてください。
5.夏の持ち物の見直し
夏の終わりは、この夏、頻繁に使っていたもの(ビーチタオル、サンダル、虫除けなど)を見直し、状態が悪いものや次のシーズンに使わないものを処分するいい機会です。
見直したい夏グッズ
・夏場買い込んだ食品を意識して食べる
このブログの読者に、そうめん、パスタ、青汁、コーヒー(たぶんインスタントか、ドリップパック)が家に大量にあるから、がんばって消費しているという方がいます。
こういうものは、つい買いすぎてしまうんでしょうね。季節の変わり目に意識して食べると、新たな買いすぎを防ぐことができるでしょう。
・旅行バッグを整理する
夏は旅行が多いですが、旅行用に買ったバッグ類(スーツケース、ボストンバッグ、バックパック、ポーチなど)を見直してください。
去年、里帰りする前に、スーツケースを新調したかったので、トラベル関係のYouTube動画をよく見ていましたが、本当にいろいろバッグが販売されていますね。
旅行好き、バッグ好き、買い物好きの人の家にはどんどんバッグが増えているかもしれません。
旅行や出張が多いなら、複数のトラベルバッグを持っていてもいいかもしれません。しかし、旅慣れている人ほど、使いやすい少数のバッグのみを持つと思います。
・バッグ以外のトラベルグッズの見直し
旅行かばんをチェックするついでに、細々としたトラベルグッズも見直しましょう。
特に、収納・整理関係のグッズです。圧縮バッグや折りたたみ式ハンガーなどいろいろあります。
6.新しい目標を設定して所持品を整理
秋に何をしたいか、どんな生活を送りたいか考え、その目標を達成するために身の回りを整理します。
いくつか例をあげます
・読書の秋
読書を楽しみたいなら、本棚の整理をしたり、読書スペースを作ったりするといいでしょう。
先日も、積読本を読むコツを紹介しましたが⇒「いつか使うかも」と思って溜め込んだもの、どうして使えない? その理由と解決策。
本を買い集めることにフォーカスしてしまうと、読むことがおろそかになるので気をつけてください。
秋を迎える前に、「新しい季節に何をしたいか」「どのような生活を送りたいか」を考え、その目標に向けて身の回りを整理するのも良い方法です。例えば、「秋は読書を楽しみたい」と思うならば、本棚を整理し、落ち着いた読書スペースを作るための片づけを進めることができます。
・食欲の秋
おいしいものをたくさん食べたい場合、自分で作って食べる、人に作ってもらうのと2種類あります。
自分で作る場合は、キッチンツールやスパイスなどを見直します。
人に作ってもらうなら(外食やデリバリー)、お金がいるので、もういらない不用品をフリマアプリに出して費用を調達しましょう。
・芸術の秋
美術館や博物館での展示、コンサートや演劇の鑑賞をしたい。
そんな人は、1でおすすめしたタスクの見直しをするといいでしょう。
また、集めすぎたファングッズを整理して、新しいものを入れるスペースを作ってください。
もし、この秋からミニマルライフにしたいと思うなら、こちらの記事がおすすめです⇒30日間ミニマリストチャレンジのススメ。1ヶ月だけミニマル思考で暮してみよう
7.自然を意識して外回りを片付ける
庭やベランダで植物を育てているなら、秋の庭の様子や収穫を意識してガーデデニングツールを整理するのもいいでしょう。
次のシーズンのために、庭に散らかっているものや、さまざまな肥料を片づける作業も効果的だと思います。
花づくりの場合、1年以上のサイクルを意識したほうが片付けはうまくいくかもしれません。
どんな庭にしていきたいのか長期的に考えて、必要なものともういらないものを見極めてください。
私はずっと賃貸住宅住まいで庭とは無縁だったので、具体的に捨てられるものをお教えすることはできませんが、植えるつもりで買ったのに、植えていない種は増えすぎているかもしれません。
私の元夫がそういう種をたくさん持っていました。
室内にあるグリーンも、チェックするといいですね。
観葉植物や植木を断捨離してもいいの? だとしたら、捨て方を教えて。
夏の終わりの断捨離、関連記事もどうぞ
お盆休みに片付けをがんばりたい人へ贈る、夏がテーマの記事22選。
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8月の終わりの季節の変わり目におすすめの片付けプロジェクトを7つ紹介しました。
夏の疲れで片付けのモチベーションがあがらないかもしれませんが、新しい季節の生活をデザインすると考えれば、楽しく片付けることができると思います。
どれかひとつ、ぜひやってみて、充実した秋にしましょう。