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何か嫌なことがあって気分が落ちこんだとき、手っ取り早く、ネガティブな感情を解消する方法を7つお伝えします。もちろんお金もかけません。
生きていれば、誰でも嫌なことがあったり、むかっと来たり、イライラしたり、みょうに気分がうつうつすることってありますよね。
多くは一晩寝れば治ると思いますが、今すぐ気持ちを切り替えたいときに有効な方法を知っておくと、時間が無駄になりません。
1.気分をあげてくれるおやつを食べる
おなかがすいていたり、必要な栄養が体に行き渡っていないと、何もなくても気分は落ち込みます。
その理由はこちら⇒セロトニンを増やす食品はあるのか?過度の糖質制限は危険
何か嫌なことがあったら、楽しい気分になるおやつを食べてください。
食べものが、人の感情にどんなふうに影響を与えるのか、科学的には、まだまだリサーチが必要です。
ですが、特定の食べものを食べると、脳内神経伝達物質の分泌が変わり、より情緒が安定するという研究はいくつかあります。
特定の栄養素が感情に影響を与えるのです。
今回はおやつとしてさっと食べられるものを2つだけ紹介します。
バナナ
バナナに含まれているビタミンB6,ビタミンA,ビタミンC、カリウムなどのミネラル、炭水化物のおかげで、気分がよくなると考えられています。果糖も入っているので血糖値も上昇して元気になれます。
ご存知のとおり、炭水化物は脳の栄養源です。炭水化物をブドウ糖に分解したり代謝するとき、ビタミンBが必要なので、この2つはセットで取っておくといいのです。
嫌なことがあったとき、スイーツに走る人が多いのですが、これは逆効果です。このブログで何度も書いていますが、血糖値が急上昇したあと急降下してかえって気分が落ち込みます。
詳しくはこちら⇒白砂糖はこんなに体に悪い~私が砂糖をやめた理由とは?
しかも、お菓子にはビタミンBは入っていません。「脳の栄養になる」と思って、糖分ばかりとってもしかたないのです。
この点からも、普段の食事もおやつも加工食品はなるべく避けたほうがいいです。まともな食べ物ならいろいろな栄養が含まれていますから。
バナナは栄養もあるし、通年で手に入るし、食べやすいし、携帯しやすいのもいいですね。
すぐに落ち込む人は、砂糖ベースのおやつはやめて、バナナを持ち歩くことをおすすめします。
くるみ
くるみの脂肪はオメガ3脂肪酸。ビタミンB6も含まれています。
オメガ3がじゅうぶん血液の中にあると、感情が安定し、うつになりにくいと考えられています。
ナッツは食物繊維も多く、便秘を解消して、美肌になるというおまけつき。
脂肪分が多いので、私はあまり食べないようにしていますが(ナッツを食べ始めると止まらなくなるため)。
ふだん、あまりナッツ類を口にしない人は、おやつに食べてみてください。ただし、ローストしてあったり、塩気がきついものはカロリーが高すぎるので避けてください。
ドライローストかロウ(生)をおすすめ⇒健康に気を使う私はまるごと栄養を取れるローストしていない生ナッツを食べる | 筆子ジャーナル
ハム太郎が好きなひまわりの種も気分を明るくしてくれます。カラをむくのが面倒なので、私は好きではありませんが。シード類(たね)もオメガ3が豊富なのでポリポリ食べてください。
シード類のいろいろ⇒チア、それともヘンプ?健康にいい6つのシード(たね類)とその効用
2.窓をあけて日光をあびる
太陽の光は本当にありがたいもので、窓から日の光をあびるだけで、気分が上向きになります。もちろん外に出て、そのへんを一回りするのも効果的です。
季節性のうつにかかるのは、日照時間が少なくなるからです。
日光の恩恵を得るために、朝一番にゴミを捨てるようにしてから2ヶ月ぐらいたちましたが、以前より気分がよくなりました。
まあ、前もべつに普通の気分でしたが。
もし、夜間、気分が落ち込んだらどうするか?その場合は3番の方法をお試しください。
3.2分断捨離
ガラクタを捨てると気分がスッキリします。
部屋の中に物がくしゃくしゃに置いてあったり、キッチンカウンターに、よくわからないものがごちゃごちゃと並んでいるとそれだけでストレスなのです。
2分で気分を変えるのですから、大々的な断捨離は必要ありません。
机の上に出ている書類のはしを揃えてみたり、散らばっているものをちょっと片付けたり、明らかなゴミを捨てて整理整頓してください。
それだけで気持ちが整ってきます(本当ですよ)。
自分の身の回りにほんのすこし秩序を作るだけで、嫌な気分を忘れることができるのです。
★2分より時間がかかりますが、こちらも参考にしてください⇒梅雨時のうつ症状を改善して楽しく過ごす10の方法
★ものすごくショックなことがあったときはこんな方法で⇒ものすごくつらい体験をして悲しい時に立ち直る10の方法。
4.無理やり笑ってみる
無理に笑顔を作っても、脳は「あ、楽しいんだ」と思います。無理やり笑ってください。
パワーポーズもいいと思います。
詳しくはこちらをどうぞ⇒2分で人生を変える方法「ボディランゲージが人を作る」(TED)
たとえいやな気分のときでも、楽しいふりをすることで、また楽しくなるのです。
5.ジャンピングジャックを2分間する
ジャンピングジャックとは、両手、両足を開いたり、閉じたりしながらジャンプすることです。
こんな説明ではわからないかもしれませんね。
やり方を説明している動画です(1分30秒)
ジャンピングジャックにかぎらず、エアロビふうの運動をすると、気分が明るくなります。
運動をしながら、次第に落ち込んでいく、なんてことは考えられません。運動は健康にもいいので、特におすすめの方法です。
6.無心になってやれることをする
野菜を刻む、プラモデルを組み立てる、折り紙をする、雑草を引き抜く、楽器を演奏するなど、手先を使ってする単純作業をやっていると、頭がからっぽになるので、嫌な気分もなくなります。
楽器を演奏するのは単純作業ではないかもしれませんが。編み物や塗り絵もよさそうです。
私はあまり落ち込むことはないのですが、別に落ち込んでいないときでも、紙によく落書きをしています。
スマイルフェイス(ニコちゃんマーク)や笑っている顔を落書きしていると楽しくなってきます。紙とペンがあれば、ほかにはお金がかからないのでお試しください。
7.古い写真を見る
物を食べるのと同じくらい効果がありそうなのが、古い写真(個人的な写真)を見ることです。
気分が落ちこんだら、子供が小さかった頃の写真や、どこかに旅行に行った時撮影した写真、自分が小さかった頃の写真を見てください。
ほっこりします。
思い出の品はこういう時に活躍させるべきです。
そのためにも、写真はくしゃくしゃのままにせず、見たいときにさっと見られるように整理しておくといいですね。
写真の整理の仕方⇒写真(紙焼きとデジタル)の整理の仕方と増やさないコツ
デジタルイメージにして、パソコンに入れておくと、見たいときにすぐに見られるので便利です。数が多すぎるのは問題ですが。
写真のほかにも、子供からもらったお手紙なんかを見るのもいいですね。私は、娘が小さいときサンタクロースやトゥースフェアリー(歯の妖精)に書いた手紙を1通ずつ保管しております。
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このほかにも、自分なりに気持ちを切り替える方法をいくつか考えておくと重宝します。
私は、ネガティブなことをうじうじ考えそうになったら、「ああ、もういい、やめた、やめた、次行こう」と言って、気持ちを切り替えるようにしています。
気持ちを切り替えるために必要な時間は、ほんの一瞬です。