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生きていると、時々妙に疲れを感じる日があります。
なんだかわからないけど、気分がどんよりして何もやりたくないなんて日が。そんなとき、簡単に気分を切り替えてエネルギーレベルをあげる方法を7つお伝えします。
科学的にも「元気になれるよ」と言われていることばかりです。私も実際にやっていて効果を感じています。ぜひお試しください。
A.すぐにエネルギーレベルをあげる方法
1.深呼吸する
深呼吸をすると、筋肉がリラックスし、体内に酸素が取り込まれます。
いつでもどこでもできます。まずは、ゆっくり呼吸することを意識してください。
疲れているときだけでなく、ものすごく頭にきたとき、イライラしているとき、不安でいっぱいなときも、深く呼吸すると、気分が落ち着きます。
椅子に座ったままでもいいですが、立ち上がってラジオ体操の深呼吸をやったり、横になって、5分ぐらいじっくり深呼吸するとさらにいいです。
全くお金はかかりませんので、やらない理由はないですね。
2.まっすぐ立つ
これまた、とても簡単なリフレッシュ法です。
現代人はパソコンやスマホに向かっていることが多いため、胸を圧迫しがち。
「疲れたなー」「何もやりたくないよ」と暗い気分になってきたら、ピシっとまっすぐ立ってみてください。パワー・ポーズもおすすめです。
パワー・ポーズとは?⇒2分で人生を変える方法「ボディランゲージが人を作る」(TED)
上の動画でも説明されているように、姿勢と気分は密接につながっています。背中を丸めて壁に向かっていると、それに応じて暗い気分になってしまうし、まっすぐ立てば、エネルギーが満ちあふれてくるのです。
余裕のある人は、ついでにストレッチをすると尚よいです。
3.近所を散歩する
次におすすめする方法は外に出ることです。近所をぐるっと回って来てください。10分ぐらいで充分です。
なぜ散歩がいいのか?
今さら私が書くまでもなく、歩くことは適度な全身運動だからです。人間は動物なので、時々は運動しなければなりません。
ウォーキングのメリットはこちらで紹介⇒ウォーキングはダイエットと健康に不可欠、暮しの質も高くなる
歩くことは、誰でも思い立ったときにできるし、特に道具もいらないし、コストもかかりません。それでいて継続すれば体調がよくなります。
本当にありがたい運動ですね。
「疲れているときは運動をしたくない」と思うかもしれませんが、適度に運動したほうが血行がよくなります。家でどんよりしているより動いたほうがいいのです。
天気がよかったら、太陽光線にしっかり当たることもできるため、ダブルで恩恵があります。
太陽に当たると気分が上向く理由はこちら⇒セロトニンを自然に増やす5つの方法。サプリは使わず幸せになる
疲労回復としての運動(アクティブレスト)については、こちらに書いています⇒ふつうの主婦(インドアタイプ)が運動習慣を身に付ける8つのコツ 6番の「疲れているときこそ運動する」をごらんください。
外に行けば、新鮮な空気を吸えるので脳も活性化されます。
室内の空気は思いのほか汚れています⇒部屋の汚れた空気が人を病気にする。室内空気汚染の8つの原因。
4.パワーナップ
パワーナップとは短い昼寝のことです。ちょっと寝るだけで体力を回復できます。15分から30分ぐらいがよいでしょう。
私は夜もしっかり寝ているのですが、昼寝もよくしています。
昼寝の仕方はこちらで説明⇒疲れの取れる昼寝の方法。睡眠不足ぎみの人は試す価値あり
長時間寝ると、夜眠れなくなるかもしれないので、ほどほどで切り上げてください。
5.気になっていたことを片付ける
1番から4番は身体の疲れを取る方法ですが、5番でターゲットにするのは精神的な疲れです。
日頃、「やらなければいけない」と思いつつも、ずっと後回しにしていたごく小さな用事を片付けてください。
たとえば、切れた電球を付け替える、ボタンが取れかかっているのをきっちりつける、提出期限の迫った宿題をやる、といったことです。
こうした日常の細かい用事、誰でも少なからずあるのでは?
掃除しなければならないのに放置しているから気になっている、なんて人もいるでしょう。買ったはいいけど、まだ袋から出していない商品、ありませんか?
やらなければいけないことを全部書きだして、上から順番に片付けていきます。
全部やる必要はありません。1つでも2つでもできれば、胸のつかえがとれてとてもすっきりし、元気になれます。
未完了のことを心にかかえていると、すごく重荷になり、これがエネルギーを低下させてしまうのです。
先延ばしにしていたことは、別に難しいことではないと思います。なんとなく面倒に感じて着手していなかっただけではないでしょうか?すぐにやりましょう。
6.15分で27個捨てましょブギをする
短い時間に一気に行う片付けや断捨離も、エネルギー回復に効果的です。
心が重いときは、身の回りも散らかっていることが多いです。
タイマーを15分にセットして、ゴミ袋を片手に持ち、家中を駆けずり回り、もういらない物をぼんぼん袋に放り込んでください。
詳しいやり方はこちらに書いています⇒「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)
別に15分じゃなくても、5分でも10分でもいいです。
短い時間にスピードをあげてやってください。
瞬間、瞬間に、「いる、いらない」と即座に決断する行為が、脳を活性化します。
脳のお医者さんもそう言っています⇒「脳が冴える15の習慣」(築山節著)から学んだこと:便利すぎるから不幸せになる
駆けずり回るので、血の巡りもよくなります。
7.好きな音楽を聞く
最後は、わりと定番の方法です。
気分が明るくなる、気持ちをあげてくれる好みの音楽を聞いてください。
モーツアルトなんかがいいのではないかと思いますが、自分の好みの音楽を聞くのが一番ですね。
一緒に歌ったり、踊ったりすると尚よいです。
1番から7番の方法を全部試しても、疲れがとれない人、気分が重たいままの人は、病気か、働きすぎて肉体的に疲れているか、ストレスが多すぎて、精神的に疲れている可能性があります。
病気の場合は治療をしてください。
心身の疲労に対しては、以下に即効性はないものの、継続するとかならずエネルギーアップにつながる方法を4つ紹介します。
B.長期的にエネルギーレベルを上げる方法
1.ストレスを減らす
ストレスは心身ともにダメージがあるので、不用なストレスの元を減らします。
ストレスの元にはこんなのがあります⇒イライラには理由がある。ストレスをおこす7つのものを知り、自分で取り除こう。
やりたくないことを無理にやっていると、健康によくないので、嫌なことはもうやめてください。
社会に生きていると、不本意でもしなければならないことはたくさんあります。法律を守るとか、税金を払うとか。
そのような行動をやめるわけにはいきませんが、自分の判断で、「もうやらない」と決められることもたくさんあります。
2.睡眠をしっかり取る
これは言わずもがなです。夜、しっかり寝てないと人間は疲れるようにできています。
人によって最適な睡眠時間は違いますが、たいていの人は7時間は寝ないと疲れると思います。
「何をやっても疲れが取れない」という人は、2週間ぐらい、万難を排して、睡眠を取ることだけにフォーカスしてください。ものすごくスッキリするはずです。
慢性睡眠不足の人は、それが普通だと思ってしまい、エネルギーに満ち満ちている状態を忘れています。
睡眠の質をあげる方法を書いています⇒睡眠の質を改善する簡単な方法。より長く、ぐっすり眠る6つのコツ。
3.日常的に軽い運動をする
日頃から運動していると健康になり、当然エネルギーも湧いてきます。
あまり運動していないのなら、週に2~3回、ウォーキングすることをおすすめします。
ウォーキングの始め方⇒ウォーキングを開始して楽しく歩く4つの工夫:メリットとコツを知り継続する
特に車の利用が多い人は、運動不足になりがちなので、意識して生活に運動を取り入れてください。
私はスロージョギングを7~8年していますが、病気知らずです(歯が悪いのは除きます)⇒50歳の私がスロージョギングを始めたらみるみる健康に~そのメリットとは?
4.砂糖を控える
砂糖を取りすぎると、血糖値の急上昇と急降下を繰り返し、身体に余計な負担をかけます。だから疲れます。
女性は甘い物好きの人が多いのですが、スイーツを食べるのは多分に癖です。私も基本、和菓子が好きな甘党で、大福や今川焼きが大好物でしたが、もう何年も食べていません。
食べないなら、食べないで平気になります。
何をやっても疲れが取れない人は、甘いものを控えることも検討してください。
砂糖が身体によくない理由⇒白砂糖はこんなに体に悪い~私が砂糖をやめた理由とは?
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今回は気力や活力が低下したときの回復法をお伝えしました。
病気じゃないけど、やる気がない、元気がでない。そんな状態のまま日々を過ごすのは楽しくないですよね?
いずれもコストはかからず、簡単なことばかりです。サプリやカフェイン、エナジードリンクに手を伸ばす前にやれることはたくさんあります。