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7月になりました。
新しい月になり、今年も後半に入ったので、今回は時間の使い方に関する記事を書きます。
年初に「今年は、こうしよう!」と決めたことが、うまく進んでいないときは、時間の使い方を見直してください。
自分でいろいろやってみて、「こうすると、仕事に追われず、ストレスもあまりたまらないな」と思うポイントを10個紹介します。
1.To-doリストを書く
To-doリストは、これからやることを書き出したリストです。
いつも、To-doリストを書いている人は、「何をあたりまえのことを書いているのだ、筆子は?」と思うかもしれません。
しかし、To-doリストを書かない人もけっこういるんです。
全部、自分の頭の中で覚えておくことを選択する人です。
これは、とってもまずい戦略なので、もしまだ書いていなかったら、朝一番(または前の晩に)、その日やることを書き出してください。
忙しい人は、To-doリストのほかに、1日の流れを書いたテンプレートみたいなものがあると、なおいいです。
食事やお風呂、犬の散歩など、毎日必ずやることをする時間は、あらかじめ時間設定しておき、あいたところに、その日すべき家事や仕事を割り振っていきましょう。
2.先延ばししない・計画的に行う
用事を早くすませれば、余裕が生まれるので、仕事はできるだけ先延ばししないでください。
その時の気分で、適当に仕事をするのではなく、あらかじめ計画を立てて、1つずつ片付けていきましょう。
このとき、締切/ゴール/達成したい状況から逆算して、スケジュールを立てることをおすすめします。
「いや、私、もうリタイアしてるし、そんなに仕事もないし、ひまなんだけど」
そんな人でも、人生においてやりたことがあるはずです。
このブログを読んでいる人の多くは、不用品を捨てることや部屋の片付けをしたいと思っているでしょう。
それも立派なプロジェクトです。
それぞれのプロジェクトのゴールを考えて、いつまでに達成するか、どんな状態に持っていくか、先にゴールをイメージして、そこへ到達するための道のりを考え、今日/今週/今月やることを、リストアップしてください。
計画を立てれば、ずるずると先延ばしすることはないと思います。
先延ばししないコツで、もう1つおすすめなのは、タスクの細分化です。
細分化については、過去記事で何度も説明しています。たとえば、この記事⇒汚部屋の片付けに疲れた人へ~やる気を回復する方法教えます。
3.計画を立てる時間を作る
今日1日/今週/今月/今年などの計画を立てる時間を作ってください。
私は、その日の予定は、朝、モーニングページを書いたあとにプランナーに書き、週や月、1年の予定は、新しい週/月/年にはいったタイミングで考えています。
「私が片付けられないのは、自分のしたいことがわかっていないから」とか、「自分の本当に求めているものがわかりません」というメールをもらうことがあります。
たぶん、それは、まともに考えようとしてないからだと思います。
考える時間を作っていないから考えられないんです。
朝でも夜でも昼休みでも、計画を立てるための時間を作って、考える努力をしてください。
4.キャッチアップする時間を作る
家事や仕事が予定どおり進むことはまずないので、予備の時間(バッファータイム)を、多めに見積もってスケジュールに入れてください。
そうすれば、仕事が立て込んだ衝撃やストレスをもろに受けなくてすみます。
時間に余裕があるときは、趣味などを楽しめばいいのですから、キャッチアップする時間を作っておいて無駄になることは、何もありません。
5.カレンダーやスケジュール帳を有効に使う
他の人にならって、毎年、スケジュール帳を買ってはみるものの、結局、書かなくなってしまう。ちゃんと書き続けるにはどうしたらいいでしょう?
過去にこんな相談をもらったことがあります。
書くのをやめてしまうのは、そのスケジュール帳を書く必要がないからかもしれません。
仕事の計画を立て、ちゃんとやっていけるように、自分の状況や環境にあったスケジュール帳やカレンダーを使用してください。
もし、同僚や仲間、家族の予定に合わせて自分のスケジュールを調整する必要があるなら、同期できるデジタルのスケジュール帳を利用したほうが効率がいいです。
逆に、人のスケジュールは関係ないし、日々の予定もそこまでない、だいたい毎日同じだ、という私のような人は、シンプルなプランナーかカレンダーだけで十分です。
最近、私はペーパーレスを心がけているので、Googleカレンダーとデジタルプランナーを使っています。
自分の用途にあったもので、できるだけシンプルなものを手に入れて、使用しましょう。
6.「はい、やります」と言う前に少し考える
予定やタスクを入れすぎると忙しうなります。
タスクが増える理由の1つは、他人の仕事をやっているからだと私は思います。
べつに今、自分がやらなくてもいい仕事や頼まれ仕事が多いと、タスクが増えます。
頼まれ仕事に、すぐに、半ば反射的に「はい、やります!」と答えるのはやめましょう。
特に、断ることが苦手だと自覚しているなら、「一晩考えてから回答する」というルールを決めておくといいかもしれません。
仕事の計画を立てて、カレンダーやプランナーにまとめておけば、「はい、やります」と答えていいのかどうか、すぐにわかりますよ。
7.仕事場を片付ける
自分が仕事をするメインの場所は、いつも片付けておいてください。
事務仕事をする人なら、デスクやパソコンまわり。家事をする人なら、計画を立てるのに使う場所や、実際に作業をする時間が多いキッチンやリビングルームなどを。
こういう場所は、ダッシュボードのようなものです。
ダッシュボードは、複数のデータを一覧できるツールですが、これからするタスクに必要な情報やツールが家のあちこちに散乱し、まとまりがつかない状態だと、効率よく作業できません。
使うツールも数をしぼったほうがいいです。
なにごとも、増えれば増えるほど、管理の手間が増え、余計な仕事が増えます。
以前、私は文房具をたくさん持っていましたが、そのおかげで仕事が進んだ、ということは全くありませんでした。
探しものをする時間や視覚的ノイズが増えただけで、逆に、効率はさがっていました。
視覚的ノイズ(見た目のごちゃつき)を極力なくすコツ(その1)~飾り物を減らす。
8.シングルタスク
To-doリストを書いて、重要なものや緊急の案件から順番にやっていきます。
このとき、1つの作業に集中したほうが、うまくいきます。
仕事に追われて、頭がパンクしそうなときは、いろいろな案件が不安とともに、頭の中でうずまいています。
一度に、複数のことをやろうとすると、こうした不安が積乱雲のように、頭の中で広がっていき集中も思考もできません。
1つずつ確実に終わらせましょう。
9.健康管理
体調をくずすと、すべてのスケジュールが乱れるので、どんなに忙しくても最低限の健康管理はしておいたほうが、結果的に、パフォーマンスがあがります。
最低でも以下の5つは行いましょう。
・ちゃんと寝る
・休憩を取る
・必要なら医者に行く
・からだに悪いものの摂取を控えめにする
・適度に運動する
10.短時間でいいので好きなことをする時間を作る
どんなに忙しくて余裕がないときでも、1日15分ぐらいは好きなことをやって息を抜いてください。
楽しいと思えることをしていれば、メンタルを良好に保つことができますから。
特に趣味がない人は、散歩や読書なんかがいいでしょう。
時間管理に関する他の記事もどうぞ
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メリハリをつけて短時間に集中して行う~家の片付けをもっとラクにする工夫(その3)
時間がないんじゃなくてやる気がないだけ。大事なことに時間を使う方法(TED)
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きょうは、時間の使い方を見直すことをおすすめしました。
ひまで、自由な時間がたっぷりある人も、To-doリストなどを書いたほうがいいと思います。
リストを書くことで、主体的に時間を使っている意識が生まれ、まわりのことに振り回されなくなりますよ。