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2024年7月15日から12月2日までに更新したTEDの記事を20本まとめました。
自己愛、孤独の解消、環境問題、健康、成功哲学、失敗への対処など、幅広いテーマのものを紹介しています。
プレゼンターの個人的な体験がもとになっていて共感できる内容が多く、自己改善や課題解決に役立つ具体的な方法も豊富に含まれています。
シンプルライフに役立つものばかりなので、ぜひ、ごらんください。
2024年後半に書いたTEDの記事
タイトルは、How to Love Yourself in a World That Says You’re Not Enough (あなたは十分じゃないと人が言う世界で、いかに自分を愛するか?)
起業家でヨガのコーチの Branden Collinsworth(ブランデン・コリンズワース)さんの講演です。
自己愛は、何をしてもしなくても、無条件にありのままの自分を愛する気持ちです。
世間で言う「成功」を手に入れても、自己愛がない限りむなしさは続くとコリンズワースさんは言います。
幸福でいたいなら、シンプルに自分を愛しておけばいいと教えてくれるプレゼン。
自信がない人や、落ち込みやすい人におすすめです。
タイトルは、Lessons from My Father’s Final Days (父の最後の日から学んだこと)。
作家の Laurel Braitman(ローレル・ブレイトマン)さんの講演です。
お父さんをがんで亡くしたブレイトマンさんは、最後にお父さんと電話で話したとき言い争いになり、そのまま電話を切ってしまったことをずっと悔やんでいました。
そんな彼女が、どうやって自分を許したか、そしてこの体験から何を学んだか教えてくれるトークです。
後悔や自責の念に悩んでいる人に特におすすめ。
タイトルは、Grit: the power of passion and perseverance (グリット:情熱と粘り強さの力)。
心理学者の Angela Lee Duckworth(アンジェラ・リー・ダックワース)さんの有名な講演です。
grit は「やり抜く力」と訳されますが、どんな苦難にも耐える根性や気骨、勇気、粘り強さです。
成功の鍵は、知能や才能よりグリットにあると教えてくれます。短いので時間のない方にもおすすめできるトーク。
タイトルは How to achieve your goals with a single page (1枚の紙を使ってゴールを達成する方法)。
ジャーナリストの Sarah Glova(サラ・グローヴァ)さんの講演。
大きなゴールを達成したいときも、紙1枚に計画を立てればできるという内容。
実際に何を書くか、教えてくれます。
一番最初に書くのは具体的なゴールです。
タイトルは、What I learned from getting rid of 99% of my stuff (所持品の99%を捨てて私が学んだこと)。
マーケッターの Eagranie Yuh(イーグラ二ー・ユー)さんのトークです。
ユーさんは、遠い海外の国に引っ越すことになり、持ち物をスーツケースひとつにおさめるため、ほとんどのものを捨てました。
そのとき、特にたくさん捨てたのは仕事柄、大量に持っていた紙類。
ユーさんが、自分の作品の掲載されたページなど、思い入れのあるものをどうやって捨てたか、そして捨てたらどうなったか教えてくれます。
タイトルは、A Way to Recover (回復への道)。
薬物依存を乗り越えた Trey Lewis(トレイ・ルイス)さんの講演です。
ルイスさんは、25歳になるまでに、薬物依存を治療する施設に10回も入院した過去がある人。現在は、同じ問題に苦しんでいる人をサポートしています。
彼は薬物依存から回復する道は必ずあると伝えます。
タイトルは Is the cure for loneliness hiding in your closet? (孤独の解決法は、クローゼットの中に隠れている?)。
ヴィンテージファッションで街に出かけ、見知らぬ人と交流する Mollie Kaye(モリー・ケイ)さんの講演です。
ケイさんは、もともと1950年代ファッションが好きで、コレクションしていましたが、ある日、その姿で街に出たら、いつもより人々から話しかけられることに気づきました。
そこで、毎週火曜日に、昔のファッションを出かけて初めて会った人たちと積極的に会話することを始めました。
この活動は、とても手軽な孤独の解消法だとケイさんは言います。
大事にしすぎて、あまり着ていない服をたくさん持っている人におすすめのトークです。
タイトルはThe One True Solution to Plastic Pollution(プラスチック汚染の唯一にして真の解決策)。
海洋保護活動家の Wellsley Brown(ウェルズリー・ブラウン)さんのトーク。
海にはたくさんのプラスチックのゴミが流れこんでおり、動物、そして人間がプラスチックを食べることにつながっています。
この問題を解決する一番の方法は、企業がビジネスのあり方を変えることだと伝える内容。
プラスチックがどんなふうに海洋を汚染しているか詳しいことがわかります。
タイトルは、Own your mistakes(自分の失敗を自分のものにしなさい)。
アーティスト、Cristel Carrisi(クリステル・カリージ)さんのトーク。
カリージさんは、イタリアで著名な両親のもとに生まれたセレブですが、自分のブランドを立ち上げて、結局たたむことになった体験から学んだことを話しています。
イタリアでは、失敗は恥ずべきことだと考えられているそうです。
タイトルは、How to challenge your negative self-talk (自分のネガティブなセルフトークにチャレンジする方法)。
ジャグラーの Josh Green ジョシュ・グリーンさんのプレゼンです。
グリーンさんは、ジャグリングがろくにできないときに、ジャグラーとしてオーディションを受けた体験をシェアします。
オーディションに行く前、彼の頭の中には、「おまえにできるわけがない」というネガティブなセルフトークがうずまいていました。
やってみたいことがあるけれど、自信がなくて一歩踏み出せない人におすすめのTEDトークです。
タイトルは How to prepare for a longer, healthier life(より長く健康な人生の準備をいかにするか?)。
科学者で起業家のTiffany Vora(ティファニー・ヴォラ)さんのトークです。
人々の寿命が伸び、それはまさに長寿革命と呼べるほど社会は変わるとヴォラさんは言います。
余分にもらえる時間を、個人として、また社会としてどうやって活かすべきか考えておかなければなりません。
タイトルは、 Forgiveness in an Age of Anger(怒りの時代に許すこと)。
ラジオのパーソナリティの Brant Hansen(ブラント・ハンセン)によるユーモアあふれるトークです。
ハンセンさんは、SNS上で怒っている人が多い現代、簡単に怒るべきではない、むしろ許そうと伝えています。
むやみやたらに怒らないコツや、怒りが不正を正すことや問題解決に直接つながらない理由を学べます。
タイトルは、Is your T-shirt poisoning your skin? (あなたのTシャツは肌を毒していませんか?)
サステイナブルなファッションを提供するビジネスをしている、Priyanka Ladha(プリヤンカ・ラーダ)による講演。
ラーダさんは、皮膚が衣料品から有害物質を取り込んでいる可能性について説明しています。
ファッション産業は、人工繊維を素材にし、化学薬品を使って加工することが多いため、安さを優先すると健康リスクがあります。
今すぐできる解決策も提供されているので、ぜひ参考にしてください。
タイトルは、Secrets of the 6%: How to Achieve Your Goals in Business and Life (6%の人たちの秘密:仕事や人生でゴールを達成する方法)。
変化のエキスパート、Dr. Michelle Rozen(ミシェル・ローゼン)博士によるトークです。
ローゼンさんによれば、年始に立てた目標を実際に達成できるのは、たった6%の人たちだそうです。
この人たちと、ほかの94%の人たちの違いを教えてくれる内容。
紙1枚でゴールを達成できると伝えるプレゼンと同じように、具体的な目標を立てることが勧められています。
タイトルは、Unleashing the drive within: the obsession advantage(内なる原動力を解き放つ:オブセッションのメリット)。
医者の Emilio Justo(エミリオ・ホスト)さんのプレゼンです。
obsession(オブセッション)は何かに取り憑かれることで、強いこだわりや執着です。
通常、オブセッションはネガティブな文脈で語られますが、このオブセッションをポジティブにとらえて、成功の原動力にする方法を教えてくれます。
タイトルは Attachment theory is the science of love(愛着理論は愛の科学)。
セラピストの Anne Power(アン・パワー)さんのトークです。
愛着理論は、幼少期の親子関係がその後の人間関係や心理発達に影響を与えるという理論です。
人は愛着のパターンが違うので、違うタイプの人がカップルになると、摩擦が起きることがあります。
愛着理論を知っておくと、人間関係の悩みを減らすことができるし、身近な人とよりいい関係を築く助けになります。
タイトルは、The science behind dramatically better conversations (会話が劇的によくなる科学)
ジャーナリストの Charles Duhigg(チャールズ・デュヒッグ)さんのトークです。
人とつながるためには、深い質問をしたほうがいいという内容。
深い質問は、相手の価値観や信念、経験などを引き出す質問ですが、簡単に言うなら、オープンクエスチョン(イエス・ノーで回答するのではなく、いろいろな回答ができる質問)です。
タイトルは、How to Conquer Stress and Do Hard Things(ストレスを克服して難しいことをする方法)
会社のエグゼクティブで、講演者でもある Sangeetha Rai(サンギータ・ライ)さんのトークです。
レジリアンスキットは、克服したい課題や問題(ストレス要因)ごとに、対策や解決法を考えたものです。
ライさんは、インド生まれで、大学卒業後にアメリカに来ました。
職業人としてライさんは、女性に対する偏見やアジア人に対する偏見と戦う必要があり、その過程で、レジリアンスキットを作ることを思いつきました。
タイトルは、How Long It Takes To Change Your Life? (人生を変えるのに時間はどのぐらいかかるか?)
医学生の Nwal Hadaki (フワル・ハダキ)さんのトークです。
新しい習慣は21日で身につくという説が有名ですが、実はこれは正しくないことを伝える内容。
実際は、2ヶ月から8ヶ月かかり、平均は66日です。
かかる時間は、習慣そのもの、習慣を変えたい人などによって変わります。
タイトルは、How stores track your shopping behavior(店がどのようにあなたのショッピング活動をトラックしているか?)
ビジネスの教授で、顧客インターフェース研究所の創設者兼ディレクターである Ray Burke(レイ・バーク)さんの講演です。
小売店は、顧客の買い物体験をよくするために、さまざまなツールを使って、買い物客の行動を調べていることを伝えています。
ここで述べられている知見をいくつか応用すると、自分自身の買い物習慣を変えることにも役立ちます。
これまで書いたTEDの記事のまとめ
過剰な思い込みをなくしたいあなたへ。TEDの記事のまとめ(7)
自分で問題を解決する力をつけたい人へ:TEDの記事のまとめ(8)
マインドセットを変えるヒントにどうぞ:TEDの記事のまとめ(10)
欲張るだけの人生をやめたいあなたへ:TEDの記事のまとめ(11)
脳の仕組みを知って、充実した人生を送る~TEDの記事のまとめ(13)
行動を変える秘訣を知りたいなら:TEDの記事のまとめ(15)
変化を恐れない! 常に成長したいあなたへ~TEDの記事のまとめ(19)
シンプルライフと自己成長に効く~TEDの記事のまとめ(20)
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大変、お待たせしましたが、TEDのまとめがようやくリアルタイムに追いつきました。
今回まとめた20本の記事の中には、レジリアンス、目標達成の方法、環境問題への取り組みなど、現代を生きる上で直面するさまざまな課題に向き合う内容が含まれています。
基本的に短めのものを紹介しているので、忙しい日々の中で役立てていただけると思います。
もし、「こんなテーマのTEDトークを紹介してほしい」などのリクエストがあれば、お気軽にお知らせください。
これからも、シンプルライフに役立つ情報をお届けしていきます。
このまとめが、あなたの生活をよりよくするきっかけになりますように。