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少し前に紹介した、5年かけて、実家を3軒片付けたミィさんのお便りの後半をシェアします。
こちらには、お母さんの遺品をたくさん捨てたあと、自分の所持品の整理を始めたことが書かれています。
小見出しは私が入れました。
自分の物の整理を開始
子供は2人ありますが、この実家と自宅(夫名義)もあるので、両方の私物を処分しないといけなくなります。
私は今58歳。
この苦労を子供たちにさせたくないと思い、遺品整理が終わってからは、自分整理に取りかかりました
筆子さんのブログを読んで、時々処分はしていましたが、まだまだ先送りしていた物が沢山あります。
母の遺品整理で仕分けや処分方法も分かったので、勢いもつきました。
しかしながら自分の物には愛着があって、思い切って処分することで、捨てた物を物すごく意識してしまい、捨てなければ良かったなどと思うことも多々です。
捨てた途端に必要になるのは、それまで忘れていたのに、捨てることであったことを認識したからだと思います。
あれば使ったのです。
物をしまいこまないようにしている
なのでまず、物を仕舞い込まず、使う場所に移動することから始めています。
使う場所に収まりきらない物は、持ち過ぎだと思うので、そこで決着をつけていきます。
多いのは本と服なのですが、パソコンを使うようになってから、あまり本を読まなくなりました。
本棚が4つあって満杯なのですが、全部捨てても大丈夫なのかも知れません。
服は自宅と実家を1ヶ月交代で行き来する暮らしをしているのですが、シーズン毎に3パターン程あれば、困らないことを実感しました。
時々困るのは、礼服。
コロナ太りで、それまでの物がきつくなってしまい、慌てたことも。
太るって、不経済ですね。
健康のためにも、節制していこうと思います。
私の終活プラン
まだ、自分の物の整理がついていませんが、また筆子さんのブログを学びながら、しっかりと60歳までに終活を終わらせたいと思います。
人に話すと、その年齢で終活なんてまだ早いよと笑われますが、夏休みの宿題を早く終わらせて、あとは自由に遊びたいというタイプだったので、人生の宿題も早めに終わらせておきたいと思います。
ミニマリストにはなれませんが、シンプリストまでにはなりたいと思います。
65歳位で、ミニマリストになれたら、老後は気楽で便利になると思います。
探し物もなく、部屋が散らからず、掃除がラクなのは何よりですね。
最近は色も気になって来たので、モノトーンで統一しています。
衣類も、真っ黒けコーデにしたら、本当に楽でした。
黒い靴やバッグは誰でも1つは持っているし、上か下が黒なら、他はどれでも合わせやすいですね。
さすがに夏場に黒ずくめは重いので、少し色を入れていますが、ベーシックアイテムの威力を感じています。
アクセサリーも、使うものはいつも同じようなものばかりです。
本当に必要なものは、少ないんだなと実感しています。
長々とすみません。
遺品整理ができたので、ご報告したくなり、メールを書きました。
筆子さんの「8割捨てて、すっきり暮らす」は、実家で実践できました。ありがとううございます。
スロージョギングと湯シャンも続けます。
固形石けんではありませんが、最近は液状のシャンプーとボディーソープの兼用のものが出ていますね。
日用品も、そういうのを取り入れて、減らしていこうと思います。
もう少し時間がかかりますが、引き続き、がんばっていきます。
ブログの更新も楽しみにしています。
コロナで大変ですが、筆子さんも元気にお過ごしくださいませ。
ミィさん、お便りありがとうございます。
ムックを読んで、実践していただき、うれしいです⇒ムック本:『8割捨てて、すっきり暮らす』、著者による紹介。
このメール、7月2日にいただいたのですが、それから6週間以上たってしまいました。
紹介するのが遅くなってすみません。その後片付けの調子はどうでしょうか?
ミィさんは、夏休みの宿題を早くやるタイプなのですね。私は、最後の最後に苦しみながらやっていました。へたすると9月にやってましたね。
きょうは8月20日ですが、20日あたりは、まだ何も着手していませんでしたよ。
終活について思うこと
60歳までに終活を終わらせるのが早いかどうかは、終活の定義によりますね。
終活は人によってやることが違いますよね?
就活のゴールは、就職先を決めて、就職することだから、たいてい、皆、同じことをします。
企業のリサーチをして、説明会に行ったり、履歴書送ったり、面接を受けたり。
終活している時間は、わりと短期間です。
一方、終活でやることは、人それぞれ違うし、活動にかける時間も人さまざまです。
終活のゴールを考えてみると、
1.どんなふうに死にたいか考える
2.死んだ後、お墓や葬儀はどうしてほしいか考える
3.死んだ後、自分の財産や所持品はどうしてもらいたいか考える
4.ほかに気にかかること、家族に伝えておきたいことはないか考える
5.以上のことが自分の死後、スムーズにいくように、今、できる準備をする
こんなところだと思います。
60歳になっても、まだ先は長いから、人生の後始末はつかないでしょう。
その後もけっこうな時間、生きつづけるわけですから。
夏休みは、8月31日で終わるし(学校によって違いますが)、宿題の提出期限は決まっているから、早めに終わらせることができますが、自分が死ぬ日はわかりません。
60歳過ぎても、仕事を続ける人はたくさんいるし、あまり、「60歳までに!」と気張らないほうが、ストレスが増えないと思います。
不動産や物がいっぱいあったり、子供や親族が大勢いたりすると、やることが増えるので、財産や持ち物を把握しておくことは、おすすめです。
考えてみると、私はあまり物を持っていません。財産みたいなものは何もないので、今日私が死んでも、夫が片付けに困ることはないでしょう。
家はもちろん、自動車も自転車も持っていませんから。
自分で持てない大きな家具は買わないことにしているので、私の持っている物で、「わりと大きいかな」と思うのは、デスクトップパソコンとモニター、プリンター、ミニトランポリンぐらいです。
どれも捨てるのは難しくないし、使いたいなら、そのまま使うこともできます。
銀行に預金がありますが、口座の情報は、娘に教えてあるし、そもそも、私の娘は私よりよほど自活能力が高いので、お金や物を残す必要はありません。
私は、自分が生きている間の生活費をまかなえるように、今も、貯金している最中なので、終活したい気分ではないですね。
私の母も夫もまだ生きている、というせいもあるでしょう。
遺言書は書いておいたほうがいいかな、とは思っています。
お墓については、こう考えています⇒大がかりな葬式やお墓は必要でしょうか? シンプルな葬儀はこんな感じです。
物を使い切るすすめ
いま、ミィさんは、物をしまいこまず、使うところに置くことを意識しているそうですが、とてもいいことですね。
ミィさんのように、物を捨てたあと、いつまでもその物のことを覚えていて、「ああ、あれがあったら使えたのに、なんで捨ててしまったんだ、私は?」と、今、できないことに意識が向きがちな人は、捨てるよりも、持っている物をとことん使うようにするといいですよ。
死蔵品を作らないことを目指します⇒死蔵品を作らないために、すでに家にある物を使う4つの戦略。
本もちゃんと読んで、読み終わったら手放していけば、4つも本棚はいらないでしょう。
今この瞬間にできることはたった1つなので、余暇に消費するコンテンツは、そんなにたくさんはいりません。
同じ用途の物がたくさんあるときは、月ごとにローテーションさせて使ってみると、存在を忘れていた物をちゃんと使うことができます。
私は塗り絵が趣味ですが、以前は、1冊ずつ塗り絵本を塗っていました。
しかし、このやり方だと飽きるので、今は、何冊か手元に置いて、毎月、ターゲット本を決めて、塗る本をローテーションさせています。
本によって、相性のいい画材があるので、この方法を使うと、画材もローテーションさせて使うことになります。
ローテーションさせると、手持ちの物は、万遍なく使うことができるので、おすすめですよ。
それでは、ミィさんも、どうぞお元気でお暮らしください。
ミィさんのお便りの前半はこちらで紹介⇒3軒の家にぎっしり詰まっていた母の遺品を5年かけて1人で片付けた話。
スロージョギングについて⇒50歳の私がスロージョギングを始めたらみるみる健康に~そのメリットとは?
湯シャンについて⇒シャンプーするのをやめたら、生活がとても楽になった:やめてよかったこと(その1)。
関連記事⇒生前整理のススメ~すべてを遺品整理に回すより、少しでも生前整理をしておくべき理由とは?
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捨てることが苦手な人は、いきなり捨てないで、押し入れや物入れ、クローゼットなど、自宅の主な収納スペースに、何を入れているか、在庫調べをして、書き出すといいですよ。
物の数は数えなくていいですよ(数え上げるのはとても大変です)。
この押し入れには、これとこれ、あの押し入れには、あれとあれ、というように、中身を書き出してみると、意外にいろいろな物を持っていることに気づきます。
たくさん物を持っていても、どこに何があるかちゃんと把握できていれば、しまってある物の活用度があがるでしょう。
それでは、あなたも近況、感想、質問などありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。