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ミニマルな日常

最終更新日: 2019.10.11

断捨離してるけど、これ以上捨てる物がない。そんなときにおすすめの10のタスク。

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ずっと不用品を捨てることに取り組んでいて、もう捨てる物がなくなった。捨てるべき物はすべて捨て終わった。

だけど、なんかスッキリしない、もやもやする。

こんなときにやってみるといいことを10個紹介します。



1.隠された場所にあるガラクタを捨てる

全部捨てたつもりでいても、目に見えない場所にガラクタがひそんでいることがあります。

そうした場所にある、不用品を捨ててください。

目に見えない場所の例:

・ふだん、扉をしめていたり、ふたをしている場所:物置き、押入れの中、開かずの間、収納スペースの奥のほうにある箱の中、下駄箱の中、流しの下の奥のほうなど。

・家具と壁のすきま、ベッドの下

・大きな家具で隠れている場所

・高いところにある収納庫

・車の中、トランク

・実家、別宅、友人の家

・めったに足を踏み入れない収納スペース(階段の裏とか)。





2.手持ちのものを使っているか調べる

いらない物をすべて捨て終わっているなら、手持ちのものをフル回転で使っているはずです。

家にある物をまんべんなく使えているか、調べてください。

特にチェックしたい物は、洋服、靴、バッグ、アクセサリー、化粧品、書籍、文具、ガジェット、食器、キッチンツール、調理家電あたりです。

衣類や靴は、使ったものを左から戻すというルールを作ると、使わないものは自然に右側にたまります。

食器やキッチンツールも、使ったことがわかるしまい方を工夫してみると、本当に使っているかどうか、判別しやすいでしょう。

もちろん、使っていない物が見つかったら、手放します。

3.デジタルなガラクタを捨てる

写真、古い文書、アプリなど、デジタルなものも、ためると生活がしにくくなるので(時間を奪われます)、スマホやパソコンの中身の断捨離をします。

やり方→月に1度は、ためこんでいるデジタルなゴミを捨てよう。

4.スケジュールを見直す

自分の時間の使い方を見直します。

・やる必要のないことをたくさんやっていないか? ⇒やらなくていいことを意識的に見つけ、手放していくすすめ。

・楽しいけれど、たいして意味のないタスクをたくさんスケジュールに入れていないか?⇒シンプルライフの始め方。物を捨てるだけが能じゃない。

・時間を奪う活動をしすぎていないか?

時間を奪うもの:

自分でも気づかないうちに、時間を失ってしまう5つの行動。

今すぐ捨てたい。時間を奪う5つの悪しき習慣

どうでもいいことで迷って時間を無駄にするのはもうやめる。

5.思考のクセを改める(こころの断捨離)

のぞましくない考え方のクセを捨てます。

たとえば、

・人と比較する→オレンジ対バナナ:人と比べることで生じるダメージとその修復(TED)

・見栄をはる⇒見栄を張るのをやめたいなら、まっさきに読むべき記事がここにある。

・やたらと言い訳する

・すぐに人のせいにする⇒被害者的発想をやめる7つの方法(前編)、悪いのは私じゃない誰かだと思い込みすぎていませんか?

・やたらと心配する⇒心配や不安でいっぱいの人生から抜け出すには?

・ノーと言えない⇒断る勇気を持とう。上手にNo(ノー)と言う方法

・愚痴や不満をたくさんいう

・他人のことにあれこれ口出しする

・過ぎたことをいつまでも悔やむ

・自分の利益しか考えない

・足りないマインド⇒足りないマインドがあると、物が増え、片付けもできない理由。

・完璧主義⇒完璧主義を克服する7つの具体的な方法。

6.無駄遣いをやめる

自分の価値観にそったお金の使い方ができているか見直します。

こんなことをやるといいでしょう。

・現状の把握

毎月入ってくるお金とそれを何に使っているか(お金の流れ)把握する

現在の資産を把握する

・無駄遣いしているものを洗い出す

定額課金サービスにお金を使いすぎていないか?

参考記事

買い物をしすぎないための7つの具体的な工夫(前編)。地味だけど効果あり。

無理なく実践できる。買い物しすぎない7つの具体的な工夫(後編)

7.買わない生活をしてみる

不用品を捨て終わっても、前と同じように、物をどんどん買っていると、遠からず、また片付けに時間を使うことになります。

いらない物を一掃したら、買わない生活を試してみるといいでしょう。

買わない生活とは?⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。

8.食生活を改善する

食生活を見直すと、自然に生活も整ってきます。

ストレスが多いとき、何かから逃避したいとき、エネルギーが低下しているとき、忙しくて余裕がないとき、人はジャンクなものを食べがちです。

甘いものが好きな人が多いのは、たんなる習慣という理由もあるでしょうが、それを食べると、楽しい気分になるからだと思います。

砂糖への依存性はこうして起きる。甘いものをやめるために1番大切なこととは?

買い物と同じで、手軽に簡単に手っ取り早くハッピーな気持ちになるのに、スイーツの摂取は最適なのです。

甘いものを食べるのは楽しいことですし、文化の1つとも言えますし、コミュニケーションの1つでもありますから、100%やめることはないです。

ただ、目先の喜びのためだけに食べているのなら、少し回数を控えたほうが、体にも財布にもやさしい生活になります。

短絡的でお手軽な満足(インスタント・グラティフィケーション)のワナから抜け出すすすめ。

9.先延ばししていたことに取り組む

ずっとやりたいと思っていたのにやらずにいたこと、やらねばならないのに、ずっと先延ばししていたこと、気になっていることに取り組みます。

何をやるかは人によって違いますが、自分の気持ちに正直になれば、自分でわかります。

10.コンフォートゾーンから出る(新しいことをやる)

コンフォートゾーンとは、痛みがなくて、自分が心地よくいられる圏内です。

住み慣れた場所、やり慣れたこと、よく知っている人たち。そういうもので構成された世界がコンフォートゾーンです。

コンフォートゾーンは安全ですが、ずっとここにいると、人生がもたらすあらゆる可能性から、自分で自分を遠ざけてしまい、つまらない毎日になります。

すると、なんだか退屈でつまらない、という気分になり、しなくていい買い物をしたり、食べなくてもいいおやつを食べたりします。

なので、意識的にコンフォートゾーンから出たほうが幸福度はあがると思います。

何かを先延ばしにしているとしたら、たぶん、それをやるためには、コンフォートゾーンから出なければならないからです。

断捨離しようと思っているのに、しないのは、捨てるより、そのまましまいこむほうが、心地いいからです。

不用品を探してゴミ袋に入れるより、テレビを見ているほうが楽だからです。

しかし、この記事を読んでいるのは、すでにある程度、断捨離をすませた人だと思います。

全部捨てたのに、何か物足りないとしたら、人生のほかの部分で、コンフォートゾーンから出るときが来ているのではないでしょうか?

関連記事もどうぞ:

「これ以上捨てられない」~断捨離に行き詰まったその時から真の断捨離が始まる

断捨離がほぼ終わったあとやりたい5つのこと。

不用品を捨てることはゴールではなく、スタートにすぎない。

****

私もコンフォートゾーンでぬくぬくしているのが好きで、なかなか新しいことに挑戦しません。

自分がいやなことは無理にやるべきではないですが(それはそれで大きなストレスを生みます)、ちょっぴり負荷をかけたり、冒険したりといったことをしないと、コンフォートゾーンの中で腐っていくと思います。

べつに新しいことに挑戦しなくても、「こんな習慣は改めたい」と思うことを実際にやめてみると、いやでもコンフォートゾーンから出ることになりますから、おすすめです。

私もナッツを食べ過ぎるのをやめたいので、いろいろ試しています。





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