ペンを断捨離

ミニマリストへの道

今の雑貨はほぼ嗜好品。なくても生きていける:ミニマリストへの道(67)

衣類、本を大量に持っていた私ですが、雑貨もたくさんありました。2年前、家の中にあった雑貨を娘のも含めて、9割がた断捨離しました。

この時、気づいたこと:

雑貨はほぼ嗜好品であり、なくても生きていける。食べ物の嗜好品と同じで、ありすぎるとかえって生活しにくくなり、ストレスが増えて、結局体に悪い。

みんな雑貨があると、生活がよくなると思っていますが、実態は、その逆ではないでしょうか?



そもそも雑貨とは?

私の愛用している電子辞書、デジタル大辞泉によると、雑貨とは「日常生活に必要なこまごまとした品物」です。

近藤麻理恵さんの本では、「小物(こもの)」という言葉で表されています。

辞書には「日常生活に必要な」と書かれていますが、私の持っていた雑貨は、別に必要でもなんでもありませんでした。

それぞれの雑貨はそれなりに用途がありましたが、使っていなかったのですから、どんなに素晴らしい使い道があったとしても無意味なのです。

昔の雑貨は必需品だったかもしれません。ですが、現代における雑貨は、なくても全然大丈夫な嗜好品と呼べましょう。

人々は必要なものはすでにすべて持っているのです。

市場は飽和しているので、メーカーは、さらに便利な、時にはなくてもいい機能や付加価値を付け加えたものを安く売り出し、「これがあるともっと便利で楽しくなる」と宣伝しています。

雑貨の1つ1つの値段はそこまで高くありません。感情的な買い物をして、こういう雑貨を増やしてしまうと、あとで大変な思いをします。

感情的な買い物とは?⇒罪悪感しか生み出さない、感情的な買い物をやめる3つの方法。

私が捨てた雑貨

2年前の今頃、引っ越しにそなえて、毎日せっせと断捨離していました。すでにシンプルライフになっていると思っていましたが、物入れを片付けていると、細々としたどうでもいいものが出るわ、出るわ。

毎日ため息をつきながら捨てていたものです。

こんなものを捨てました。

断捨離した雑貨。

・古いクリスマスカード
・木の小さいクリップ(洗濯ばさみみたいなの)
・ダラーショップ(日本でいう100円ショップ)で買った拡大鏡(中央の水色の)
・鉛筆削り
・ボールペン
・耳かき
・スタンプ台
・ボタンたくさん
・古いカレンダー
・その年のカレンダー(もらったものの使わない)
・封筒
・ハロウィンの飾り(袋に入っているもの)
・小さい飾り物
・用途のわからないひも状のもの
・その他、何かよくわからないもの





無駄なものを買って無駄なことをしていた

たくさんの雑貨を引っ張りだして捨てながら、自らの数々の無駄な行動に思いをはせました。

無益な行動

写真には入っていませんが、捨てたボタンの中には、わざわざヤフオクで買ったものがあります。

昔、黄緑色のヘチマカラーのコートを持っていました。1990年代に購入したもので、すでに断捨離済みです。

このコートをよく着ていたある日、ボタンが1つ取れて、どこかに行ってしまいました。替えのボタンがなく、形や大きさが似ている木のボタンを探しまくってオークションで買ったのです。

ボタン1個だけ売る人はあまりいません。このボタンのセラーも、10個ぐらいセットで売ってました。

使ったのは1個だけなので、残りの9個、引き出しの中にずと眠っていたのです。

1つだけ必要ならなんとかして1つだけ調達すればよかったのに。

むなしい行動

洋服についてくる予備のボタンも捨てました。

新品の服を購入すると、その服と同じ布地の端切れと、スペアのボタンが小さなビニール袋に入って、値札といっしょに服についてきます。

ファストファッションの服にはついていないかもしれません。昔、私がブティックで買った服にはみんなついていました。

この、布地とボタンが入っている小袋、ほとんどすべて取っていました。裁縫をしないというのに。

裁縫をしない話⇒「いつか使うかも」の「いつか」は来なかった:ミニマリストへの道(66) 「手芸をしないのに手芸の材料を持っていた女」をお読みください。

洋服本体はとっくの昔に捨てたのに、予備のボタンと布地だけをいつまでも持っていたのです。

無駄遣い

もう一つ、無駄だったな~と思うのは、ダラーショップ(日本で言う100円ショップ)で買った拡大鏡です。

実はこれは、手芸用。老眼がすすみ、針の穴に糸を通すのが難しくなったので、買ってみました。

老眼の話⇒なぜ老眼になるのか?老眼を遅らせる方法はある?

しかし、この拡大鏡、ものすごく使いにくいのです。スタンド状になっており、手元で立たせる仕様だと思います。ところが、買って袋を取り出したその時から、すでにしっかり立ちませんでした。

買ったその日にお蔵入り。しかしずっと持っていました。

拡大鏡の値段は1ドルなので、経済的ダメージは少ないと言えましょう。ですが、ガラクタはガラクタです。

この日捨てたものには、高いものは1つもありません。チープな雑貨や、もらいものばかり。

物がガラクタになるとき、値段やその侵入経路は関係ありません。

値段が安かろうが高かろうが、買おうがもらおうが、拾おうが、どんなものも、使いみちをしっかり想定せず家に入れてしまえば、ガラクタへの道をひた走るのです。

いったん物が家に入るといつまでもそこにある

私はどちらかというと物持ちがいいほうかもしれません。こうして捨てた物を見ていると、ずいぶん古い物も散見されます。

いったん物が家の中に入ると、勝手に自分から出て行ったり、行方不明になることはありません。

物が多すぎると、使いたい時に、必要な物が出てこない、ということはあります。ですが、その物が家の中から消失したわけではないのです。

別のときに、ふと掃除をすると、わらわらと出てきて、「あ、こんなところにこんな物があったのか」と驚くものです。

とにかく、物はいったん手に入れたら、使わない限り、ずっと家の中に存在し続けます。

きわめて当たり前のことです。

が、私、雑貨を大量に捨てるまで、この真実を身をもってわかっていませんでした。

日々の断捨離から、「使わない物を家の中に入れるのはとても危険だ」と身にしみました。

すでに、家の中に入ってしまったら、使わない物は、気づいたときに、どんどん処分するしかないのです。

「いつか使うかも」の「いつか」は来ないとわかっていても、人はいざ手放そうとすると、未練が出るもの。

そこで、私は「過去3年さわらなかったら捨てる」というルールをもうけて、コツコツと捨てていました。

しかし、そのうち、「過去3年じゃ甘い」と思うように。過去1年使わなかったら、もう使わない、と判断していいのではないでしょうか?

☆ミニマリストへの道を最初から読む⇒何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)

ダブリは捨てる。1つだけを大事に使う

ペンを断捨離
別の日、雑貨を捨てていたら、使っていない計算機が2つ出てきました。ペンも10本以上。

左の電卓は新卒で勤めた会社をやめるとき、大きくて使いやすそうだったから、経理の友達にゆずってもらったものです。長年使っていましたが、今はこれよりさらに大きなのを使っています。

新しい電卓を買ったときに、小さいほうを捨てればよかったのですが、捨てなかったので、用途のダブっているものが増えてしまったのです。

となりの小さい電卓は娘が小学校で使っていました。そのとなりはセイコーのストップウォッチ。たぶん二十代の頃に買ったもの。もちろん電池は切れています。

やたらと黄色いマーカーがあります。カナダでは同じペンやマーカーが5本、6本と複数まとめてパックされて売っていることが多いので、余分が出がちです。

とは言え、行くところに行けば、ちゃんとバラで買うことができます。うっかりまとめ買いすると無駄が出るばかり。

まとめ買いで無駄が出る話⇒まとめ買いが節約にならない4つの理由。むしろガラクタを増やす危険な買い方。

☆次の「ミニマリストへの道」の記事はこちら⇒引っ越し前に子供の絵、工作、自由研究を大量断捨離した話:ミニマリストへの道(68)

まとめ:連日、雑貨を捨てて気づいたこと

1.使い道が定まっていないものを買うとすべてガラクタになる。
2.新しい物を買ったら、古いほうを捨てないとすべてガラクタになる。
3.物をいったん家に入れてしまうと、捨てない限り減らない。
4.「あると便利そう」は、なくても大丈夫、むしろあると余計なものが増えて、結局暮らしは不便になる。

この学びを得て、私は行動を修正しました。つまり、

「必要にならない限り、2度と雑貨は買わない」。

家にあるものを使うようにしています。

針の穴に糸を通すのは、最近は娘に頼んでいます。自分でやるといつまでたっても通せないのに、娘に頼むと、ものの5秒ぐらいで通してくれます。

ミニマリストへの道、次回に続きます。





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