シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

全部「ときめく」ときはどうする?こんまり式で失敗しないコツ



近藤麻理恵さんの、大ベストセラー「人生がときめく片付けの魔法」を読みながら片付けようとしても、うまく行かない場合があります。

以前、「別にときめかず普通のものはどうしたらいいんですか」というお便りをもらったことがあります。今回は、逆に、すべてのものにときめいてしまう場合の対処法を書きます。

実はこんまりメソッドの肝は「ときめき」ではないのです。

まず、近藤麻理恵さんの本をご存知ない方のために、内容をごく簡単にまとめます。
散らかった部屋

「人生がときめく片付けの魔法」のまとめ

近藤麻理恵とは?

こんまりこと、近藤麻理恵さんは5歳のときから片付けに興味がある特異な子どもでした。5歳ですよ?ふつう物を散らかしまくる年齢です。

高校生になって、真剣に「片付け」を学び始めたそうです。そして、若くして片付けをコンサルティングする事業をおこします。独自の片付け方を「人生がときめく片付けの魔法」という本に書き、それがベストセラーになりました。

2013年にはこの本が原作のドラマ、「乙女のお片づけ」が放映されました。

本は英語を始めとした外国語にも翻訳され出版。アメリカでもベストセラー。こんまりは2015年のTIME「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。

TIMEの100人に選ばれた話やこちら⇒「TIME」の100人に選ばれた近藤麻理恵と記事を書いたジェミー・リー・カーチスの意外な共通点

こんまりメソッドの5つの特徴

1.一気に片付ける
毎日少しずつ片付けるのではなく、ある時一気に片付けます。といっても一日二日では終わらないので、半年ぐらいのスパンでやります。

こんまりにとって片付けは非日常なので、「片付けは祭りだ」と彼女は述べております。

2.始める前に理想の状態を思い描く
片付ける前に、なぜ片付けるのかその理由を確認します。「スッキリした部屋に住みたい」では不十分。なぜスッキリした部屋に住みたいのか、究極の理由を追求して、理想の状態をイメージング。

究極の理由を知るために、自分の答えに、どんどん「なぜ」と重ねて行きます。

私はすっきりした部屋に住みたい。

なぜ?

そうすると、夜ぐっすり眠れるから。

なぜ夜ぐっすり眠りたいの?

きれいなお肌になりたいから。

なぜきれいなお肌にになりたいの?

お肌がきれいになれば、もっともてると思うから。

なぜもっともてたいの?

こんなふうに、自問自答を続けます。するとたいていの人が「もっと幸せな暮しをしたいから」に行き着くと思います。

3.物をカテゴリーごとに片付ける
場所ごとにやらず、物のカテゴリーごとに片付けます。同じ種類のものを一気に片付けるということです。

順番は衣類⇒本⇒書類⇒小物⇒思い出の品。

カテゴリーごとにやる片付けは、手持の物の全容がわかるのがメリット。しかし物が多すぎると、かなりしんどい作業になります。



4.ときめくものを選ぶ
片付けをするとき、そのカテゴリーのものを全部出します(全出し)。1つ1つを手にとって、「これはとくめくか、ときめかないか」を考え、ときめくものを残します。ときめかないものは捨てます。

「考え」と書きましたが、じっくり思考するわけではありません。直感的に「ときめく!」と思ったら、それは家に残すものなのです。

ただし、実用品はこの限りではありません。毎日使っているものは、たとえときめかなくても残します。

「ときめく」「ときめかない」はすごく直感的な決め方です。ときめきがわからない人は、たぶん理屈で考えるほうが向いている人。私もこのタイプです。

「ときめき」がわからない人におすすめの片付け方はこちら⇒こんまりの「ときめき」がよくわからないあなたへ。捨てる物を決める15の質問

5.先に捨てる、収納はそのあと
ときめかないものをすべて捨ててから、残りをきれいにしまいます。Tシャツは立ててしまう、など独特のたたみ方や収納法を提案しています。

半袖のTシャツのたたみ方はこちらの記事で紹介しています⇒こんまり流の片付けをする時間がない人には、こんな断捨離のやり方をおすすめします

すべてときめく場合はどうしたらいいのか?

こんまり式の挫折を回避するには?

こんまりメソッドで物をさわったとき、ほとんどすべての物にときめきを感じたら、3つの選択があります。

1.すべて残す
2.別のお片づけ本を買う
3.本の最初に戻って読みなおす

すべて残すと家の中はくしゃくしゃのままなので、おすすめできません。「物がいっぱいで満足している人は無理に片付けなくてもいい」という意見もあります。

しかし「片付けよう」と思って近藤麻理恵の本を手にした人は、「片付けたい気持ち」があるはずです。すべて残してしまっては問題の解決になりません。

別の片付け本に飛びつくのもよくありません。片付けるものが増えるだけです。

片付けをしたくて、片づけ本を買うのに、片付けられず、また片付け本を買ってしまい、どんどんたまってしまうのはよくあることです。

この悪循環に足りないのは1つだけ。「実際に片付ける」という行動です。多少、本のとおりに行かなくてもとにかく片付けることが大切です。

行動してはじめて、こんまりの言っていることがより深く理解できるのです。

私が1番おすすめなのは、本の最初に戻って読みなおすこと。特に理想の状況をイメージングするところをやり直すことです。

現在の自分の理想の暮しがわかれば片付けられる

誰しも片付けの究極の目的は「幸せになりたい」だと思いますが、その前の段階もいくつかノートにメモしてください。今の自分はどんな暮しをしたいのか、具体的なその暮しです。

すべてときめいてしまう人は、自分にとって大事なものがわかっていない人だと思います。別の言い方をすると、家にたくさんあるものがガラクタだと認識できないのです。

ガラクタとは何か?⇒あなたが捨てるべき4つのガラクタとは?~カレン・キングストンに学ぶ

自分の理想の暮しがわかっていれば、はたして今自分が手にしているものが、その暮しに貢献しているものかどうか、わかるはずです。

具体例を書きます。

小さなときから撮りためた子ども(女の子)の写真が大量にあるとします。子どもは今中学生ぐらい。「子どもが結婚するときに持たせてやりたいから、写真はすべてきれいにアルバムにまとめたい」。あなたはこう思っています。

かわいいスクラップブックを作りたいので、あなたはスクラップブッキングの材料を大量に持っています。アシッドフリーの糊はもちろん、両面テープ、マスキングテープ、シール、台紙や飾り用のきれいなペーパー、なみなみの線に切れるはさみ、かわいい形がくり抜けるクラフトパンチ、リボン、カッター。

そうしたものがたまりすぎて、大量の写真と一緒に居間の本棚を占領。コーヒーテーブルやキッチンのテーブルにものっています。

時間がなくて、なかなかスクラップブッキングに手が回りません。それなのに、かわいい素材を見るたびにどんどん買っているので材料ばかりがたまっていきます。

あなたにとってはどれも大事な材料。ものが細かすぎていちいち手にとることもできないし、手にとらなくたって「ときめく」に決まってる、とあなたは思っています。

だから捨てられません。

ですが、もし自分の理想の暮しがわかっていたら、こうしたものはすべてガラクタだとわかるでしょう。

あなたの理想の暮しの1つは「子どもと一緒に毎日笑顔で暮らすこと」だと思います。しかし、スクラップブッキングの材料がいっぱいで部屋が片付かないのでいつもイライラ。

子どもも、本棚を占領されて自分の物を入れることができません。しかたないから居間や子ども部屋の床に積んでいます。

子どもが結婚するときに持たせてやりたいという、まだ先の、本当にあるかどうかわからない「幸せ」のために、「今の幸せ」が犠牲になっているのです。

すべてがときめく、大事なものに思えてしまう人は、今の暮しを快適にすることにシフトすることをおすすめします。そうすれば、いらない物はおのずとあぶり出されるのです。

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こんまりの本では、「カテゴリーごとに捨てる」「全出しする」「ときめくか、ときめかないか」というところが話題になることが多いです。

しかし、片付ける前に、いかにありありと自分の理想の暮しを思い描くか、今現在の自分の理想を考える、ということも、とても大切なことだと思うのです。

片付けのための片付けをしようとすると失敗します。


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