窓のそばにたたずむ女性

ファッションをミニマルに

もっと服を大事に着るすすめ。服を使い捨てる習慣を変えるには?

服を使い捨てる生活から、大事に着る生活に変える方法を紹介します。

服の断捨離に苦労する人は大勢いますが、あれこれ買いすぎず、1着1着をもっと大事に着る生活にシフトすれば、今後はこんな苦労から逃れられます。

「ああ、服が多すぎる!」と思ったときは、ファストファッションからスローファッションに切り替えるチャンスです。



1.スローファッションにする理由

最初に、なぜ自分はスローファッションにしていくのか、その理由を自分で確認しておきます。

スローファッションは、持続可能な社会にすることを意識して、服を購入し、消費してくことです。

服を使い捨てるファストファッションの対極にある考え方でありムーブメントです。

ファストファッションとは? ⇒ファストファッションとは? その仕組みと問題点を2分で学ぶ

スローファッションとは? ⇒スローファッションとは? 非おしゃれ系おばさんミニマリストの取り組み

私はスローファッションを心がけていますが、そうしている理由は3つあります。

・服に限らず、物をたくさん持ちたくない

・できるだけ環境に負荷をかけない生活をしたい

・服を使い捨てる生活(次々と消費する暮らし)は自分の性に合わない





2.手持ちの服を見てみる

次に自分の手持ちの服をチェックします。

在庫を確認すると、自分の買い方のくせがわかり、今後の方針をたてることができます。

たとえば、こんなことを調べてはどうでしょうか?

・どんな服をどれだけ持っているか?

・どんな素材の服が多いか?

・持っている服をすべて有効活用しているか?

・自分の服を好きか?

・自分は服を大事にしているか?

・どんなメーカーの服が多いか?

・ファストファッションの服が多いとしたら、その理由はなぜか?

・これからも、同じメーカーを利用したいか、それとも違うメーカーを使いたいか?

・今後は、どんな買い方、消費をしていきたいか?

服の買い過ぎ防止に効果がある「洋服ノート」の作り方。

3.買う量を減らす

ファストファッションからスローファッションにするのに、もっとも効果があるのは、買う量を減らすことです。

参考⇒どうしたら、エシカルファッションを実践できるのか?(TED)

買う量を減らすために、自分ができることを考えて実践します。

こんなことをすると、今より買う量を減らせます。

・常に流行を追うのをやめる

本当に必要な服だけを買う

・定番の服を決める⇒自分のユニフォームを決める12のヒント。おしゃれミニマリストになる道もある

・修理しながら着る(裁縫が得意なら自分で作る)

・飽きたらリメイクする

・シーズンごとに服に使う予算を決める(目についたものをやみくもに買わない)

・家族とシェアする(夫と同じセーターを着る、とか。私と夫はサイズが違いすぎるため、無理ですが、人によっては家族や兄弟姉妹とシェアできる服があると思います)。

・服を買わない挑戦をしてみる⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。

4.考え方を変える

当ブログでは、これまでもファストファッションの弊害や、少ない服で生活する方法などを書いてきました。

たとえばこれ⇒「真の代償」The True Costはファストファッションの真実を暴く映画 ~これでもあなたは安い服を買い続けますか?

内心、「もっとエシカルなファッションにしたい」と思っている読者は、たくさんいるでしょう。

誰もが、「このまま服をどんどん買って使い捨てる生活をしていたら、ますます地球環境にダメージを与えてしまう」ということに気づいています。

けれども、毎シーズン新しい服を買うことが習慣になっていると、なかなかその習慣を変えることができません。

理想は、「自分が好きな服を少数だけ持って大事に着る生活」であっても、街に出たとき、衣料品のセールに出会ったり、雑誌で、「この春はやりのファッション」という特集を見たりすると、新しい服がほしくなり、買います。

なぜなら、あまりにも服が安く、あまりにも買い物が簡単だから。

さらに「シーズンごとに服を買うのがあたりまえ」「新しい服を着ておしゃれをするのがあたりまえ」と思っている人が多数派なので、そういう消費者の行動に影響を受けます。

一言でいうと誘惑が多いので、また服を買ってしまうのです。

考え方を変える努力をすると、流されにくくなります。

考え方を変えるヒント

以下の質問に自分で答えてください。

・私は本当に毎シーズン、服を買う必要があるのか? 必要があるなら、なぜそうなのか?

・私は、流行を追う必要があるのか? 必要があるなら、なぜそうなのか?

・私は自分の着ている服を気に入っているか?

・すでに家にたくさんあるのに、なぜ私は新しい服を買うのか?

・たんすやクローゼットから服があふれているのに、なぜ私は新しい服を買うのか?

・「お金がない」とよく言うのに、なぜまた新しい服を買うのにお金を使うのか?

・断捨離できなくて苦労しているのに、なぜまた服を買うのか?

・服を買うことで、私は何を叶えたいと思っているのか?

・たくさん服を買うことで、私は本当に得たいものを得ているか?

・たくさん服を買うことが、自分の人生の質をあげているか?

5.いつも同じ服ね、と同僚に言われるのがいやなら

服を少なくすることをおすすめすると、「人から、いつも同じ服を着ていると思われるのがいや」というメールをいただきます。

服は最低限にしたいが、人からおしゃれに思われたい、という相談の回答。

服をミニマムにしたら、貧乏オーラが出てると言われた。そんな時の対処法

そんな人には、こうアドバイスします。

組み合わせを変えて着る

いわゆる着回しです。アイテムが少なくても合わせ方を変えれば、「いつも同じ」ではなくなります。

真のおしゃれについて考える

世間で、「おしゃれな人」「すてきな人」と言われる人たちは、流行を追う人ではなく、独自のパーソナリティーやスタイルを持っている人です。

本当におしゃれな人の5つの特徴。おしゃれを知って、着ない服を断捨離する。

服装ではなく思想や行動で自己表現する

人の言うことにふりまわされない自分になる(他人の承認や評価を求めない)

人に認めてもらいたい気持ちを手放す7つの方法。もっと、シンプルに暮らしたい人へ。

6.その他、スローファッションにするヒント

服を大事に着るためのその他のコツをいくつか紹介します。

・できるだけ古着(ユーズド)を購入する

・ファストファッションの弊害についてリサーチする

ドキュメンタリーを見たり、関連書籍を読んでみます。エシカルファッションをめざしているメーカーについて調べるのもおすすめです。

死ぬほど素敵なファッション(TED)おしゃれで安い服の大きな代償。

『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』11月日本で公開。服を買い過ぎる人は必見です

・新品を買い続けるなら、心底好きな服、本当に必要な服だけを買う(中途半端な服を買わない)

・1着を着る回数を増やすことを意識する(とことん着る)

・お金や時間がかかることを覚悟する

エシカルファッションのメーカーの服は、ファストファッションの服よりかなり高価です。

ネットでファストファッションの服を注文したり、店に行って買ったほうが手軽だし、費用も少なくてすみます。

だから、大勢の人がファストファッションを利用します。

しかし、その便利さ、手軽さのせいで、地球上のごみが増えています。

「できるだけ安く、簡単に、おしゃれになりたい」。これを最優先にすると、スローファッションはできません。

ファストファッションを作っている人たちは、安い賃金で働いています。この人たちが、「安い賃金で働く犠牲」「地元の川を汚される犠牲」を払っているから、遠いところにいる先進国の消費者はそんなにお金を出さなくてすんでいます。

まあ、実際は、買う服の数をおさえ、量より質を優先すると、「安い服をどんどん買って、適当なところで捨てる生活」より、費用対効果(コストパフォーマンス。支払ったお金に対してどのぐらいの見返りがあるか)はあがります。

・現実的なターゲットを決める

買わない挑戦や、新品を買わない挑戦、ワードローブの数を削減するチャレンジなど、何か目標を決めて、実践するときは、実現可能な目標にします。

よくばって、とても実現できそうにない目標を立てると、すぐに挫折します。

ちょっとがんばればできそうなことを目標に、ゆるくやったほうがうまくいきます。

スローファッションに関係のあるほかの記事もどうぞ

服の使い捨てをうながすファストファッションの罪。

マインドレスからマインドフルへ、ファッションを変えていく(TED)

ファッション業界のゴミ問題を解決する3つの方法(TED)

長く洋服を着る方法。服を使い捨てるのをやめたい人へ。

着ない服ばかり買ってお金を散財する生活から抜け出す方法。

服を使い捨ててはいけない。着ているものがあなたの生き方を表している(TED)

質のいい服を簡単に見分ける7つのコツ。着ない服ばかり買わないために。

*****

現在、新型コロナウイルスが流行しているため、外出の制限がかかっている地域がたくさんあります。

日本の報道を見ていると、まだ、わりと皆、ふつうに移動しているようですが、私の住んでいるところは、「不要不急の外出は極力するな」「ほかの人と距離を取れ」、とかなりきびしく言われており、外出禁止令が出るのも時間の問題だと思います。

ふだんは、誘惑が多くて、服を買ってしまう人も、強制的に外出を制限されれば、習慣を変えやすいのではないでしょうか?

「外出できない、つまらない、きゅうくつだ」とぼやくのではなく、自分や地球のためになる新しいライフスタイルに変換するチャンスだと捉えるともっと前向きになれます。





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