ページに広告が含まれる場合があります。
筆子の執筆記事が、ただ今発売中の『PHPくらしラク~る♪』2017年12月号(11月9日発売)にのっています。
昨日見本誌が届きましたので、私の記事の内容と雑誌の感想をお伝えしますね。
お金が貯まる8割捨て
12月号の特集は
手放すほどにリッチに♪ お金が貯まる8割捨て
というもので、8人の専門家の方が記事を寄せています。
私はこの特集の要ともいえる、物を8割捨てるにはどうしたらいいのか、という記事を書かせていただきました。
執筆記事のタイトルは、この記事のタイトルにも使いましたが、
「8割捨て」を叶える方法
です。
20ページから27ページの全7ページに渡って、以下のポイントについて書きました。
●なぜ物を捨てるとお金が貯まるのか?
●捨てられない人でも、8割捨てられるその理由
●実際の捨て方(4ステップ)
これまでいくつかの雑誌に筆子の記事が掲載していただきましたが、今回はじめて、全部自分で記事を執筆しました。
過去お雑誌の仕事は、メールやスカイプでの取材のあと、その内容をもとに、専門のライターが記事を書いていました。今回はテーマを与えられ、指定された文字数にきっちり合わせて原稿を書きましたよ。
『PHPくらしラク~る♪』とは?
『PHPくらしラク~る♪』という雑誌は、編集者によると、40~50代の主婦向けの生活実用情報誌だそうです。
私は、はじめて手にしました。
特徴は小さいこと。B6版(128×182ミリ)で全128ページ。グラビアページもありますが、ほとんどのページが、わら半紙みたいな紙なので、とても軽く、重さ90グラムです。
北米の雑誌でいうと、リーダーズ・ダイジェストみたいな感じです。リーダーズ・ダイジェストの紙はつるつるしていますが。
個人的に私は、わら半紙のような紙の雑誌が好きです。色鉛筆で塗り絵ができるから。
雑誌のイラストに塗り絵をする人がほかにいるのかどうかわかりませんが、私はたまにしていましたし、娘が小さいときも塗らせていました。
読んだあとオークションで売りたい人にはできないことですが。
ひじょうにコンパクトなのでバッグに入れて出先で読むのに最適ですね。環境にもやさしいです。
小さくて100ページ足らずですが、広告がほとんどないので、中身が濃いです。
「8割捨て」のほかの記事の紹介
今号の特集の主旨は、捨ててお金を貯めよう、というものなので、捨てる気にさせる記事が揃っています。それぞれの記事のポイントと感想を書いていきます。
モノには「気」があるって本当ですか?
認知科学者の苫米地英人(とまべじひでと)先生の記事。それぞれの物には「気」があり、それが部屋の空気を作っている、という話です。
だから、悪い気を持っているものは捨てたほうがいいのです。物のもつ「気」は「役割」と言い換えることもでき、その場で役割を持っていない物には悪い気がやどっているそうです。
私個人は1つひとつの物の気を感じることはないのですが、見て嫌な気分のする物は、まぎれもなく、悪い気を放っているはずです。
いずれにしろ、身の回りの環境は、自分が思っている以上に、自分の生活に影響を与えています。たまに見直してみるといいかもしれません。
「2大ムダ捨て」で貯まる家計に♪
ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんの記事。
横山さんによれば、お金が貯まる人の共通点はムダがなくシンプルなこと。
確かにムダな物ばかり買っていたら、お金はどんどん出ていきますね。
たとえどんなに安物でも、積り積もると大きな出費になります。しかも、買ったあともコストがかかっています⇒節約ではお金はたまらない。お金持ちになりたいなら、買わない暮らしが1番いい
部屋の中にある物はすべて、「お金が形を変えた姿」とありまして、確かにそうだなあ、と思いました。
まあ、中にはただでもらってきた物がたくさんある人もいるかもしれませんが。
必要な物だけを過不足なく持つことを目指すと、自然にお金が貯まっていくでしょう。
横山さんの著書では、「年収200万円からの貯金生活宣言」という本を愛読しています。こちらで紹介⇒お金を貯めるのに役立った5つのこと。できることを確実に実践する作戦が効く。
貯まる人の「カバン&ポーチ」風水
「お金が貯まる財布」はよく話題になりますが、この記事ではカバンとポーチが紹介されています。といっても、「こういうカバンやポーチを買え」という話ではありません。私は、カバンもポーチも大事に使え、というメッセージだと受け取りました。
大事にするために、愛用するバッグは絞るといいでしょうね。たくさんカバンやポーチを持っていると、1つひとつを大切に使うことができませんから。
「大きいカバンは貧乏体質」とありますが、貧乏になるかどうかは別にして、不用なものまで持ち歩いていると、心身ともに負荷がかかります。
カバンの中身の断捨離法⇒重いバッグは肩こりとストレスのもと~バッグの中身の断捨離は欠かせない
あなたのムダ話&長話がお金を遠ざけている
会話の仕方で、金運が変わる、という内容です。この記事によれば、金持ちや成功者はネガティブな言葉を使わないとのこと。
確かに、いつも暗い話ばかりしていると、運に見放されるというのはあるでしょう。
言葉は自分にも他人にも、大きな影響を与えています。望ましくない会話のクセを修正すると、金運というよりも、その人の暮らしの充実度や幸福度が変わります。
たとえ自分は何も持っていないとしても、感じのいい話し方をするだけで、相手に贈り物を手渡すことができますね。
望ましい話し方を知りたい方はこちらの記事も参考になります⇒人に話を聞いてもらいたいなら必見。人を惹きつける話し方(TED)
「持たずにシェア」して、家スッキリ!
いまはいろいろなものがレンタルできるから上手に利用しよう、そうすれば物も増えないし、お金も節約できる、という記事です。
洋服、特別な日のアイテム、暮らし・趣味のアイテムという3種類の物、それぞれについて、借りるコツ、実際にレンタルしている業者などがのっています。
「買うのが当たり前」という発送を変えるきっかけになりそうな内容です。
洋服のレンタルについては、以前私も記事にしています⇒服が好きで買わずにいられない、どうしたらやめられますか、という質問の回答。
お金をかけない0円そうじ
そうじをするのに、さまざまな道具や専用の洗剤を買う必要はない、家であるもので掃除できる、という内容です。
「使ってないけど捨てるのはもったいない」と思っている物の中に、掃除道具として使えるものがたくさんあるかもしれません。
「不機嫌」を捨てる技術
「筆子ジャーナル」でもよく書いている、心を整えるヒントが書かれた記事です。
もともと自分の中に不機嫌の種(たね)になる考え方があるから、不機嫌になりやすい、とあります。そのとおりですね。不機嫌になる人は、不機嫌になるほうを選んでいるのだと思います。
まあ、私も、むっとすることはありますが、わりとすぐに気持ちを切り替えています。
「イヤな気持ちを捨てる魔法の言葉」が5つ紹介されているので、イライラしやすい方は唱えてください。
巻末にある、読者の投稿ページの今月のテーマも、「わたしのまわりの片付け上手さん、片付け下手さん」なので、断捨離をがんばっている人は参考になるでしょう。
その他、気になった記事
ほかにも、年末年始太りを防ぐ食べ方とか、ゲッターズ飯田さんのお金持ち論という連載記事など内容は盛りだくさん。
特に私が読んでよかったと思ったのは、「50代女子 大人になったらしたいこと!!」という4ページの漫画です。
50代と思われる主人公が、毎月いろいろなことに挑戦しているようですが、今号では、マラソンをする気になり、靴屋にランニングシューズを買いに行きます。
この靴屋、コンピュータで足の形を計測して、最適なタイプを提案してくれるのです。
ハイテクですね~。
私はマラソンに出場する気はありませんが、スロージョギングをしているので、靴の履き方や、ひもの結び方のコツが参考になりました。
主人公はスポーツ用品店の店員(かなりプロフェッショナルな人らしい)に、これからマラソンをやってみたい超初心者は、まず何をしたらいいのか、と質問します。
その答えが素晴らしい。これは片付けにも言えることではないか、と思いました。
このようにいろいろ楽しめる記事がのっていますので、気になる方は本屋やコンビニでチェックしてください。
アマゾンでも扱いがありますが、あわせ買い対象商品です。
*****
今回は筆子の執筆記事がのっている、『PHPくらしラク~る♪』2017年12月号を紹介しました。
この雑誌、派手さはありませんが、ほとんど広告がないので、読んでいるうちに、購買意欲が刺激される、ということがありません。