散らかった化粧品

断捨離テクニック

最終更新日: 2020.06.3

毎日少しずつ片付ける、15のアクションプラン。誰でもできます。

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家や部屋を片付けたいなあ、と思いながら、ずるずると日がたってしまう人には、毎日少しずつ捨てることをおすすめします。

小さなステップを積み重ねていくうちに、部屋がきれいになるアクションプランを15個紹介しますね。



1.捨てたい物リストを作る

すきま時間や、日記や手帳を書いたついでに、捨てたい物はないか考えて、リストアップしておきます。

捨て終わったら、チェックを入れるか、線を引いて消し込みます。

リストを作ることで、ぼんやりとした「片付けたいなあ」という願望が、「Tシャツを捨てる」という具体的な行動計画になるため、行動を起こしやすくなります。

また、リストを作るとき、捨てることや、部屋をきれいにすることに意識が向きます。

片付けに限らず、何かをやりたいときは、そこに意識を向け、エネルギーを注ぐことが不可欠です。単に、「こうなったらいいなあ」とぼんやり思っているだけだと、なかなかそうなりません。

さらに、リストを消し込むとき、うれしくてドーパミンが出るので、リストアップ⇒消し込み、という作業がくせになり、片付けがはかどります。

そのへんにある裏紙に、ささっと書いてください(リストを作る段階で、完璧主義に陥らないように)。





2. 30日間チャレンジに捨て作業を組み込む

30日間チャレンジは、1ヶ月間だけ、特定の行動をすることです。

詳しくは⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)

たとえば、今月いっぱいは、毎日1着ずつ不用な洋服を処分しよう、とか、雑誌を1冊ずつ捨てよう、というように。

1ヶ月と時間を区切ることでより取り組みやすくなります。

毎日続けると習慣になるので、2ヶ月目からは意識しなくても片付けられます。もし、習慣にならなかったら、間をあけて、また30日間チャレンジをしてください。

習慣づけについてもっと知りたいなら⇒快適に暮らしたい人のための習慣づけに関する記事のまとめ(その1)

3.朝一番に捨てる

昼や夜でなく、1日がはじまってすぐに、物を捨てます。

どうしてもやっておきたい、と思うことは、朝一番に行うほうが、うまくできます。

朝のうちが、いちばんエネルギーが高く、体力がありますから。

特に家族のいる人は、後回しにすると、ほかの用事がどんどん入って、片付けまで手が回りません。

起きる⇒トイレに行く(身支度)⇒部屋の片付け、という順番にしてはどうでしょうか?

具体的なやり方⇒物置になってしまった離れの片付け方。ガラクタ部屋の断捨離はこうやる。

4.片付け本を毎日5分だけ読む

お気に入りの片付け本、断捨離本、雑誌、ブログ、なんでもいいですが、片付け方や、片付ける話を書いているもの、YouTubeなどを、毎日5分間だけ目を通します。

すると、片付けに意識が向きます。

1番にも書きましたが、部屋を片付けることが習慣になっていないなら、まずは「片付けること」を忘れないように、そこに意識を向けることが重要です。

私たちは、毎日、いろいろ思いつくものの、ふだんの生活を送ることでいっぱいいっぱいで、せっかくの素晴らしいアイデアも、やらずに終わります。

どうしても、片付けたいなら、忘れないようにしたいもの。

そのために、片付け本を5分間だけ読んでください。時間がなければ、3分でもOK。

ただし、だらだら読む必要はありません。目的は、片付けることで、片付け本を読むことではありませんから。

5.ゴミの日の前に捨てる

ゴミの日の前は、ふだんより意識して捨てます。

ゴミの収集は定期的にあるので、ゴミ収集日に合わせて捨てていると、捨てるリズムがつきます。

まずは、収集日をチェックするところから始めましょう。

かく言う私も、昔はよくゴミ出しを忘れていました。ゴミを出すことにあまり意識を向けていなかったので、忘れてしまうのです。

最近は、忘れない工夫をしているので(スケジュール帳に書く、付せんのリマインダーを貼る、など)、ゴミ出しできています。

6.ゴミ袋をいっぱいにする

ゴミを出すときは、袋をいっぱいにしてください。

ゴミ袋に3割入れて捨てるより、9割がた入れて捨てたほうが、家の中の物は減ります。

7.小さな場所を1箇所だけ片付ける

毎日、小さな場所を1箇所だけ片付けます。

小さな場所の例:

財布、化粧ポーチ、小物入れ、ペンケース、ペン立て、状差し、マガジンラック、バインダー、かご、収納ケース、薬入れ、冷蔵庫、フリーザーなど。

参考記事⇒箱の中を15分だけ片付けるすすめ(実例つき):プチ断捨離46

8.パントリーチャレンジをする

パントリーチャレンジとは、家にある食品を食べ尽くすチャレンジです。

詳しくは⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法

食品は食べるために買うのであって、ストックするために買うのではありません。

ローリングストックしている人も、ちゃんとローリングできているかチェックして、多すぎる分は食べてください。

ローリングストックとは、最低限の食品にプラスして少しだけ多めに買って備蓄することです。食べたら買い足すから、ローリングする(回転する)のですが、物をためこむ人のパントリーは、あまり回転が見られません。

9.物を捨てる人と付き合う

不用品をため込む人や、買い物ばかりする人ではなく、物を持ちすぎない人や、いらなくなった物をさっさと捨てることができる人と時間を過ごします。

人間は人の行動に大きな影響を受けるので、シンプルに暮らしている人と長く時間を過ごしていれば、おのずと自分もシンプルになります。

物を捨てない人と行動を共にしていると、一事が万事、物がたまる生活に向かう決断をしてしまいます。

付き合うといっても、親友になったり、結婚したりする必要はありません。近所の人や、同僚などの浅いつきあいの人でかまいません。

自分は、もっとも時間を過ごしている人、5人の平均である、という話⇒知らないと本当に損をする、無駄遣いを防止する3つのワザ。

10.残りものを優先的に食べる

冷蔵庫に残りものをためがちな人は、そちらを先に食べる工夫をしてください。

たとえば

・奥に入れない、もっとも手に取りやすい手前に入れる

・「すぐに食べる」と付せんに書いて貼っておく(もちろん、目立つ場所に置く)

・翌日の弁当に強制的に入れる

・1週間で食べきれなかったら廃棄する

残りものの処理で疲れるなら、作りすぎているので、作る量を減らします。

食品ロス(捨ててしまう食べ物)を減らすためにできること(TED)

11.物をしまう場所の写真をとってながめる

「何ひとつ捨てる気にならない」と思うなら、写真だけでもとりましょう。

家の収納場所や、たんすや引き出しの中身をまめに写真にとって、ながめてください。

写真にとると、肉眼で見ているときより、グシャグシャ度が鮮明に出るので、不用品を捨てる気になります。

洗面所の全景、タオルの置いてある場所、引き出しの中、洗剤の置いてある場所、シャンプーのストックのある場所。

物が置いてあるありとあらゆる場所をばちばち写真にとって、SNSを見る代わりに眺めてください。物置きや、開かずの間になっている場所も忘れずに。

12.理想の部屋をイメージする

あなたはどんな部屋に住みたいのでしょうか?

自分の理想の部屋を具体的にありありとイメージしてください。イラストに描いてもいいです。

まるでもう実現しているかのように、本当にそこにあるかのように、臨場感をもって想像できると、脳はその状態を作る行動を促します。

頭の中で想像すらできないことは、実際に起きません。

イメトレについて⇒イメージトレーニングを利用して断捨離に成功する方法(汚部屋改善)

13.返品する

「なんとなく買ってしまったが、やはりいらなかった」。

そう思う物は返品します。レシートがないとできませんが。

買ったからといって、ずっと持っている必要はありません。

Amazonなど、一般に通販は返品が簡単です。

贈り物も返せるなら返してください。

実家からもらってきてしまった物は、また持っていけばいいでしょう。

「返す」という行動をすることで、「今後は、買う前(もらう前)にもう少し考えよう」という気になります。

何も行動しないと、明日も、きょうと同じ行動(捨てない生活)を続けます。

14.移動するとき拾う

その部屋からべつの部屋に行くとき、必ず、床の上にあるものを1つ拾って、捨てるか、もとあった場所に戻すくせをつけると、だんだん床がきれいになります。

ワンルームの人は、毎朝、出かける前に拾えばいいでしょう。

自分で拾わない限り、物はずっとそこにあり続けます。

床の物を拾い尽くしたら、次は、ソファーやテーブルの上、そこもきれいなったら、棚の上の物、というように、下から順番に拾っていきます。

水平面を全部きれいにしたら、壁など垂直面に着手しましょう。冷蔵庫の扉や壁にべたべたと貼ってあるものをはがしていきます。

15.デジタル化

写真はもちろん、手紙や書類、本の一節、雑誌のページ、料理本の中のレシピ、参考書のページ、音楽(CD)、DVD、思い出の品など、デジタル化できるものは、デジタル化します。

特定の情報を参照したいから持っているのですから、その情報だけデジタルイメージにすれば、ずいぶんかさが減ります。

私は、母親からもらった絵手紙の一部を、写真にとって、本体は捨てました⇒実例あり:今の生活の中で、もっと思い出の品を楽しむ5つのヒント

デジタル化のコツ:

・一気にやらない。少しずつ行う。

一気にやると疲れるので、きょうはこの手紙1通を写真にとる(スキャンする)、という具合にゆっくりやります。

・厳選する

デジタルイメージもありすぎると、すぐにアクセスできないので、厳選します。

・やり方にこりすぎない

デジタル化が目的ではなく、部屋にある物を減らすことが目的です。

******

どんな人にもできる、毎日少しずつ片付ける方法を紹介しました。

やってみてうまくいかないことがあったら、またメールください。対策や修正案を考えます。





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