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そろそろ8月も終わりですね。
9月の予定を考えている人も多いと思います。
秋は行事も誘いも増えて、手帳がどんどん埋まっていく季節です。
今回は、予定を書き込む前に、その月に入れる用事の上限を決めることを提案します。
まだ秋とは呼べない暑さですが、この9月は予定を少し減らしてみませんか?
いくつ入れても、1日は24時間です。
たくさんやろうとして中途半端になるより、本当にやりたかったことができる月にしましょう。
予定を増やしているのは、頼まれごとではなく自分
予定が多いのは、人から頼まれることが多いからだと思うかもしれません。
でも、手帳に書き込んでいるのは自分です。
あれもこれもやりたくなって、自分でスケジュールを埋めているんです。
読者の方からも、やりたいことがたくさんありすぎて決められない、という声をいただきます。
習い事、講座、展覧会、友達とのランチ、ボランティア。
どれも、誰にも頼まれていません。
興味が多い人ほど、空いている日が減っていきます。
いや、うちは頼まれごとで埋まっていますと言いたい人もいるかもしれませんね。
そういう用事ももちろんあります。
ですが、先月の手帳を見返してみてください。
自分から決めた用事のほうが、多いのではないでしょうか?
もう1つ、忙しいほど充実している、という勘違いもあります。
空白の多いページを見ると、なんだか取り残されているような気がして、何か入れておこうとする人は多いです。
けれど、忙しすぎて、月末に何をしたのか思い出せないなら、それは充実した生活とは言えません。
詰め込んだ予定は、たいてい全部はできない
予定を書き込んでいるときは、全部できるはずだと思っています。
ですが、用事はたいてい後ろにずれ込みますよね。
支度に手間取る、移動に思ったより時間がかかる、終わったあとすぐには次に取りかかれない。
そうやって、時間どおりにはできないことが必ず出てきます。
私はふだんはゆるめのスケジュールにしていますが、日本に帰るときだけは違います。
数年に一度の里帰りで、滞在は2、3週間ですから、日本でしかできないことを全部詰め込みがちです。
友達に会う、パスポートの更新、役所の用事。
3年前に帰ったときは、実家を売る関係で司法書士さんとの面談もありました。
このときは夏の終わりから秋にかけて、暑い時期をずらしたつもりでしたが、それでもとても暑くて夏バテしました。
しかも、いろいろ心づもりをしてお土産もたくさん持っていったのに、会えなかった友達が何人もいました。
日本に着いてから「これから会える?」と連絡しても、相手にはもう予定が入っていました。
手帳にあれこれ書いているときは、自分の都合しか考えていません。
相手のある約束は、そうはいきません。
最近は、人と会う約束を先に決めて、日にちを早めに確定するようにしています。
返事が来てから、空いた時間に、自分ひとりでできる用事を置いていきます。
数えるのは件数ではなく、家を出る日の数
用事を入れすぎないようにと言われても、どうやったらいいのかわからないかもしれません。
私は、外出する日そのものを減らすのがいいと思います。
一口に用事といっても、時間のかかるものもあれば、すぐに終わるものもあります。
小さな用事なら月に15件でもいいかもしれませんが、大きな用事なら5件で精いっぱいです。
家を出る日の数なら、シンプルに決められます。
9月に家を出る日を何日にするか先に決めて、その数を超えないようにするのはどうでしょう?
用事が1件しかない日でも、その日は1日使うつもりでいてください。
午後2時に1時間だけお茶をする約束があると、午前中から気もそぞろで、帰ってからも休憩が必要です。
たった1時間の用事ではありません。
私は車を運転しないので、出かけるときはUberを使うしかないんですが、この費用を節約するためにも、用事が複数あるときは同じ日にまとめるようにしています。
たとえば通院とラボ(検査)があるなら、まず病院に行って、そのあとラボに寄って、それから歩いて帰るという感じです。
別々の日にすると、2日つぶれるうえに、往復の回数も増えます。
それと、日曜日は原則として用事を入れません。
仕事もしません(まあ、遊びは別ですけどね)。
ここは動かさない空白と決めています。
今すぐできることを1つ。手帳の9月のページを開いて、すでに決まっている外出の日に印をつけてみてください。
数えてみて多いと感じたら、まとめられる用事がないか探します。
同じ方面のもの、同じ週にある短いものは、まとめやすいです。
家を出なくても、予定は予定
予定は外出だけではありません。
家にいたままの用事も、詰め込まないようにしてください。
オンラインでの打ち合わせやレッスンが増えている人は多いと思います。
家を出ないぶん軽く見積もりがちですが、時間も集中力もしっかり使います。
私も以前、Zoomでのインタビューが重なった週がありました。
ふだんは1週間に1回、1時間くらいですが、その週は3回入りました。
長時間の外出はしていないのに、週の終わりにはぐったりしていました。
来客も、修理の立ち会いも、書類の手続きも、家にいても時間を取られます。
家から出ていないから何もしていない、ということにはなりません。
こういうときは、1日の中ではなく、1週間の単位で考えます。
疲れたら仕事をする時間を減らす、週の後半には何も入れない、こんなやり方です。
1週間を1つのかたまりとして見るほうがうまく調整できます。疲れもたまりません。
用事を動かす余地を残すためにも、もともとの予定を少なめにしておいたほうがいいです。
びっしり埋まっていると、動かす先がありません。
私は毎日8時間寝るようにしているので、疲れても寝れば戻ります。
逆に言うと、睡眠時間を削らないと回らない月は、予定を入れすぎです。
眠る時間を先に確保して、残った時間に何を入れるか考えてください。
⇒シンプルに暮らすために余白を取ることを意識したい7つのもの
9月にどうしてもやりたいことを、先に1つか2つ決める
上限を決めるだけだと、なんだか窮屈な月になりそうですよね。
そこで、残す用事は大事なものにしてください。
気が進まないものから外していくやり方でもいいのですが、本当にやりたいことを先に決めておくと、取りこぼしがありません。
9月の終わりに「これができてよかった、いい月だった」と思えることを、1つか2つ選んでください。
そして、それを先に手帳に書きます。
日にちまで決めてしまうのがコツです。
残った枠で、ほかの用事を考えます。
「これができたらいいな」という大事な候補を5つも6つも入れるのはやめておきましょう。
1か月のうちには、必ず予定外のことが起きます。
体調を崩す、家族の用事が入る、天気が悪い。
たくさん入れてしまうと、できなかったことのほうが目について、不満の残る月になります。
11年ほど前、このブログを書き始めたころ、毎日記事を2本更新していました。
ほかの仕事もしていたので、まさしく予定の入れすぎでした。
そのころは、読みたいと思って買った本が、ずっと積んだままでした。
働きすぎると疲れるだけでなく、本当にやりたかったことが後回しになります。
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予定を減らすのは、何もしない月にするためではありません。
上限は自分を縛るためではなく、これだけはやると決めたことを守るためのものです。
空白の目立つ手帳は、はじめは物足りなく見えるかもしれません。
けれど、時間に余裕をもたせれば、やりたいと思っていたことをちゃんと終わらせることができます。














































