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私が、「こんなにたくさん持っていてもしょうがないよね?」と思って断捨離した物を4種類紹介します。
きっとあなたの家にも似たようなものがあるでしょう。できるだけ早く捨てることをおすすめします。
今は、わりと何でも早め早めに捨てられるし、そもそも家の中に、安易に物を入れないミニマリストな私。ですが、昔はそう簡単には物を捨てられませんでした。
なかなか捨てられず、時には、捨てることなど夢にも思わず、ずるずると持ち続けていたものがたくさんあったのです。
しかし結局大半のものを捨てました。
「こんなに持っていてもしょうがない」と思って捨てたのです。使わない物を持っていたって場所を取るだけなのですから。
しかし、こんな当たり前のことがわかるまで、ずいぶん年数を要しました。
スペースは有限。
何も考えずに取ってある物のほとんどは、「こんなに持っていてもしょうがない物」なのです。
私はこんな物を大量に持っていました。
何百冊あったかわからない本
実家に里帰りするたびに、自分が買いためた本を捨てていました。読んだ本、未読本、いつか読むかもしれない本。それはそれはたくさん。
しかし、2年前の里帰りでついにすべての本を捨て切りました。
この写真は捨てた本の一部です。
実家にこんなに本を置いておいてもしょうがないのですから。
私はこれまで、本を捨てる方法をいろいろ考えてきました⇒本を断捨離する7つのコツ。なかなか本を捨てられないあなたへ
ですが、最近、もっとシンプルな方法を思いつきました。それは、「人は今この瞬間に1冊の本しか読めない」という事実を確認すること。
今、この瞬間を楽しむために必要なのはたった1冊だけでいいのです。
たくさん未読の本が、本棚やKindleの中にあると、そういうのを見るたびに、「次はこれを読まなきゃ」と心の奥底で思ってしまいます。
それは期待というより、半ばノルマや義務になってしまうのです。
なぜ、わざわざ自分で自分に義務を課してしまうのか?それでなくても、ほかにいっぱい果たさなければならない義務があるというのに。
もっと楽しくいきたい。そう思うなら余分な本を捨てればいいのです。今、この瞬間の読書がもっと楽しくなります。
もっと早く捨てればよかった完成したジグソーパズル
もう30年以上前のこと。我が家でジグソーパズルが流行ったことがあります。世間でも流行っていたのかもしれません。
ジグソーパズルは周期的にブームになりますね。
弟が「モナリザ」のパズルを買ってきたのを皮切りに、さまざまなジグソーパズルをやりました。
実はジグソーパズルは、以下の理由から、シンプルライフを目指す人には、ひじょうにやっかいなゲームです。
●やってる最中は場所を取る。
●いったんやり始めると終えるまでほかのことができなくなる。
●パズルを作り終えたあと始末に困る。
パズルができあがると、パズルの箱についていた糊を使って糊付けをし、裏の部屋の壁に飾っていました。
額に入れる人もいますが、額はけっこう高いので買う選択はなし。
1つ、また1つと壁にパズルが飾られ、そのうち、まるでパズル屋さんの店内にいるかのようになってきました。ピースが落ちてきて、崩壊しかかっているパズルもありました。
私が作っていたジグソーパズルは、絵柄も傾向も色調もバラバラ。そんな
カラフルなジグソーパズルに囲まれていたら、どう間違っても安らかな気分にはなれません。
そのうち、パズルはトイレの壁や、自室の壁、茶の間の壁を侵食。
パズル熱がさめたあとも、家の中にたくさんのジグソーパズルがありました。ある時、私は、ほとんどすべて捨てました。ようやく気づいたのです。
ジグソーパズルはパズルをやり終えた段階で、使命を終えている、と。
完成したら、取っておく必要はないのです。バラして、リサイクルショップに持っていくか、人にあげましょう。
どうしても、くずしたくない人は、写真を撮ってからくずせばいいでしょう。
ジグソーパズルがあると、生活がシンプルにならないので、自分では2度と買わないことにしました。
例外的に、娘が小さいときA4サイズぐらいの、ピースが大きいパズルを買ってやらせたことがあります。終わったら、すぐに寄付センターに持って走りました。
ジグソーパズル以外にも、もう使っていないゲームがあったら断捨離してください。
ゲームは所有するものではなく、レンタルするものだと思います。だって、同じゲームをそんなに何度もやらないでしょう?
もしゲーム好きなら、親戚や友達とシェアするシステムを作ってみてはどうでしょうか?
収納ケースにいっぱいあった靴下
若いころからソックスが好きでした。足は2本なのに、ショッピングに行くたびにソックスをフラフラと買っていたのです。
ソックスって小さいし、値段もそんなに高くないので買いやすかったのでしょうね。
OLのときは、本当にお金を無駄遣いしていましたからね。今は、極力、不要な物は買っていませんが。人間変われば変わるものです。
店で靴下を買うだけでなく、フェリシモの頒布会にも入っていました。デザインは同じで色違いのソックスがどんどん来る会です。
ですが、やはり数が多すぎると、履き切ることができません。フェリシモのソックスは、手をつけない(足をつけないというべきか)まま、どんどんタンスにたまっていきました。
以前、Tシャツをたくさん持っていたことをお話しました。ベッドの下に、背の低い収納ケースを置き、その中に丸めたTシャツを並べていましたが、その横にはソックスを丸めて入れてました。
しかし、だんだん自室に入りきらなくなり、母の部屋にある押入れに大きな引き出しタイプの収納ケースを入れ、その中に靴下とパジャマを詰め込んでいました。
はい。パジャマの頒布会にも入っていたのです。
その後、ためこんだソックスを見て、「こんなに持っていてもしょうがないよね」と断捨離することに。
10年ぐらい前に、5本指ソックスに切り替えたので、もうふつうのソックスは買わなくなりました。
5本指ソックスの話⇒知らないと損する5本指靴下の健康効果~履き心地の良さには理由あり
5本指ソックスになってからは、いつも3~5足を所持し、穴があいたら買い換えています。
日本にいる時はソックスを穴があくまで履く、ということはありませんでした。最近は、スロージョギングをしているので、わりと穴があきやすいのです。もちろん、すべてヘビーローテーションになっているせいもあるでしょう。
穴があくとがっかりしますが、「ちゃんと使い切った感」があり、うれしくもあります。
私は、新品のソックスをためこんでいましたが、多くの人はくたびれたソックスや、もう飽きたソックスをそのまま持っているのではないでしょうか?
ウエスにして、使い切るといいですよ⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
文房具屋になれそうなほどあった筆記具
子供のころから文房具が好きだった私。学生の頃は、串田孫一の「文房具」という本を愛読していました。
いろいろな文房具の写真がのっているムックも持っていました。
もちろん文房具そのものもたくさん持っていました。とくに多かったのがボールペンなどの筆記具。
今、思うと、なぜあんなにボールペンを買い集めてしまったのか、はなはだ不思議です。東急ハンズに行って、試し書きして気に入れば、買って持ち帰っていました。ほとんど病気です。
どんなにボールペンを使う人でも、必要なのは数本です。
断捨離を始めてからようやく気付きました。筆記具は使うためにあるんだ、と。
世間には、さまざまなボールペンやシャープペンをコレクションして、鑑賞したり、シチュエーションによって使い分けたりする人もいます。
ですが、私はそういうタイプではありません。使う筆記具はわりといつも決まっているのです。
使わないペンは引き出しの中にゴロゴロと転がっていました。引き出しに入りきらないものは、ケースに入って棚の中です。
買って家に持ち帰ったらいきなり存在意義をなくしてしまった数々の筆記具は、私の部屋の中でひっそりと眠っていました。
ある時、「こんなに持っていてもしょうがないよね」と思って捨てました。今は、青いボールペンを1本だけ持っています。
たまに黒いボールペンが必要な時があると、娘の部屋にあるのを借りています。
そうなのです。粗品でもらうことも多いボールペンはそこら中に転がっているのです。普段使うものが1本あれば十分です。
もし、あなたが私と同じで、ボールペンをよく買うタイプなら、1度手持ちのボールペンの数を数えてみては?
その数の多さに驚愕するかもしれません。一生かかっても使い切れないほどボールペンを持っていても仕方ありません。
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このほかにも、数が多かったものはまだまだあります。物の増殖のすべては買いすぎが原因だったのです。
シンプルライフにするためには、家の中に置く物の数にリミットをもうけなければなりません。
それに、そんなにたくさんの物がなくても充分暮らしていけるのです。