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暮れに、「今年はこんな年でした」「こんな物を捨てました」「こんなふうにシンプルになりました」というメールを何通かいただきました。
きょうは、そんなお便りの中から2通紹介しますね。
内容
・9ヶ月かけて洋服を1/3減らした。
・気持ちをノートに書きながら、考え方のクセを捨てた。
まず、yokoさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
洋服を捨ててて思うこと
件名:チャレンジの結果報告
目標達成
以前、持っている洋服300着を200着に減らすチャレンジに取り組んでいることをメールさせていただいたyokoです。
3月から始めて毎月処分を続けてきて、12月を迎えたので結果報告をさせてください。
目標だった200着は無事にクリアすることができて、現在の服の数は191着になりました。
毎月コンスタントに処分できたわけではなく、2,3着しか処分できない月もあれば、20着以上処分できた月もありました。
あまり結果にこだわらず、淡々と作業を続けたのも良かったと思っています。
また、洋服ノートを作ったときにそれぞれのアイテム数も把握できていました。
日替わりでTシャツを着てみた
Tシャツが34枚あったので、毎日ローテーションで着ても1ヶ月以上あるのか!と思い、1ヶ月チャレンジで毎日違うTシャツを着続ける・・・・にも挑戦してみました。
挑戦してみて思ったことは「全部を着るのはものすごく大変」という当たり前のようなものでした。
着物やドレスではなく、たかがTシャツ、頭からすぽっと着るだけのごくシンプルなアイテムだし、まぁむつかしいことはないだろうと、高をくくっていたのですが、思いのほか大変な作業でした。
数が多いってこういうことなんですね。
処分した服の傾向
処分する服を選びながら、そのほとんどがセール品であることや、私にとっての「野望ガラクタ」は服(服飾品も大量にあります)だったんだなぁということに改めて気がついたりもしました。
3月から一切服を買ってないので、100着以上減るとかなりスッキリして管理しやすくなってきています。
ここからさらにもう半分くらいまで減らすとより快適に生活できそうです。
数量を決めてモノ減らしにチャレンジするのはメリハリがあっていいですね。
洋服以外のものも毎日何かしら処分するようにしています。
猫との別れ
前回のメールで「白と黒の一張羅の毛皮を身に着けてさっぱりと暮らしているうちの猫」のことを書きましたが、12月21日に8才で亡くなりました。
調子が悪くなってあっという間に旅立って行ってしまいました。
大事にしていてもふっといなくなってしまうんですね。
家族ですらそうなのに、使ってもいないモノに執着するのは本当におろかだなと猫を見送ってしみじみ感じています。
年の瀬にポツンと一人になってしまって寂しいですが、毎日ブログを更新してくださる筆子さんや、8年間幸せな時間をくれた猫に感謝して日々を過ごしています。
本当にありがとうございました。
yokoさん、こんにちは。メールありがとうございます。
こちらこそ、いつもブログを読んでいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
yokoさんが、目標を達成できてよかったです。
衣類を1/3捨てた、ということですよね。かなり、管理が楽になったのではないでしょうか?
Tシャツは、インナーとして使えば、ほぼ通年で着ることができますよ。
私は、長袖のトップスの上に半袖のTシャツを重ねる、という着方をよくしています。
もちろん、インナーとしても使っていますが。冬は寒いから、持っている服を総動員して重ね着しています。
さて、突然、愛猫が旅立ってしまったとのこと。
それは、お寂しいですね。ですが、yokoさんが書いているように、8年でも、一緒に過ごせてよかったと思います。
会うは別れの始まりだから、縁がある間は、自分の物も、ペットも大事にして、その瞬間を楽しみたいですね。
大事にするというのは、もちろん、しまいっぱなしにすることではなく、ちゃんと使うことです。
それでは、yokoさん、今年も、モノ減らしを続けて、ますますいい年にしてください。
yokoさんの前回のメールはこちら⇒猫のようにシンプルに暮らすために、私がやっていること。
次は、Tさんのお便りです。
思い込みを捨ててスッキリ
件名:捨てて一番スッキリしたものは「自分の考えのクセ」
欠かさず記事の更新ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいています。
山のようにモノがあった実家、義実家を片付けた時、自分自身の家の片付けの時、筆子さんの記事を指針に進めることができました。感謝しています。
今、私は毎朝のモーニングノート、10年日記を続けており、知らず知らずに自分が囚われていた思考の偏りを修正中です。
しがらみから解放され、のびのびした気持ちに変わっていくことができ、ありがたく思っています。
以前、自分で自分を「完璧主義」で縛っていたということを発見したと、メールでお知らせしたのですが、最近もうひとつ気がつきました。
「自分は世の中に求められる人でなければならない」という思い込みです。
いつか誰かから求められ「出番」がくるかもしれないから、これは捨てずに準備万端で持っていなきゃいけない・・・と一人で思い込み、仕事上の資料や道具、服やバッグ、食器や生活道具などなど、たくさん抱え込んでいたことに、モーニングノートで気づきました。
自分が勝手に「出番がくる、来るはず、来ないと困る」と思ってだだけで、持っていても楽しくないものをため込んでいる自分を発見しました。
「求められようと求められまいと、私は私」と自分に言い聞かせました。
そうしたらす~っと目の前が明るくなる気がして楽になれました。
退職して2年、シニアワーカーとして再雇用で働いていましたが、やっと高い地方税も払い終わって(苦笑)3月末で退職します。
仕事の引継ぎ用の資料はしっかりデータに記録して、紙媒体や本はじゃんじゃん捨て、明日退職でもいいくらい片付き気分は晴れやかです。
物質としてのモノを捨てるだけでなく頭の中もすっきり整理する取り組みに、読みやすい記事で導いていただいて感謝しています。ありがとうございます。
コロナ禍でたいへんな冬になりそうですが、なんとか乗り切り、明るい春を迎えられますよう
これからもお元気で活躍されることをお祈りしております。
Tさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
毎日、ブログを楽しみにしていただいているとお聞きし、とてもうれしいです。
Tさんから、はじめてメールをいただいたのは、2017年の夏ですね。
きっと、Tさんはまじめな人なのでしょう。
だから、人の役に立ちたいと思っています。
ですが、バッチリ物をそろえてスタンバイしていなくても、ふつうに生きていたら、充分誰かの役に立っています。
Tさんのこのお便りを読んで、勇気づけられる人もたくさんいるはずです。
yokoさんが飼っていた猫は、特に、飼い主の役に立とうとか、ご機嫌をとろうとしながら生きていたわけではありません。
猫としての毎日を自分の好きなように生きていただけ。
それでも、yokoさんに多大な喜びを与えて、死んだあとも、彼女の思い出の中で生き続ける存在です。
人間も同じではないでしょうか? 役に立ったり、迷惑をかけたりしながら、ネットワークを作って、必要なときは協力しあって生きていると思います。
Tさんは、3月末で完全にリタイアされるのですね。
Tさんの新しい人生の始まり、私もとても楽しみです。
どうぞ、お元気で、今年もいい年にしてください。
Tさんが、完璧主義を捨てた話はこちらで掲載しています⇒ようやく奨学金を返済できてスッキリ:2018年の振り返りその3
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[筆子の日記]
きのう、私のところは元旦だったので、新しい10年日記をおろしました。
10年日記を使い終わりつつある話⇒10年前の日記を読んで思うこと、そして日記をつけるメリット。
年頭所感の欄に、今年の目標を書いて、1月予記の欄に1月の目標を書いて、覚えておいたほうがいい日付(パスポートが切れる日とか)を、書き込んだら、顔がにまにましてきました。
この10年がどんなふうに展開するか、とても楽しみです。
今、日記の記入に使っているペンは、この日記帳の紙と相性がいいのか、比較的きれいな字で書けます(あくまで、自分基準)。 あとで読み返せるように、このまま整った字で書いていくのも、今年の目標の1つです。
それでは、あなたも、質問や感想、年末年始に感じたことなどありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。