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ミニマルな日常

めんどくさい仕事や家事を楽しんでやる7つのコツ。

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汚部屋片付けたい気持ちはあるけれど、片付けそのものがめんどくさくてできない、という人がいます。

たしかに、床いっぱいに散らかった物を片付けるのは、そんなにエキサイティングな作業ではありません。

今回は、家事や仕事など、べつにそんなに難しくはないけれど、退屈だ、めんどくさいと思ってしまう作業を楽しんでやる方法を7つ提案します。



1.ポジティブシンキング

最初におすすめしたいのは、前向きな思考をすることです。これさえできれば、どんな仕事だって楽しくできます。

「物がありすぎて、捨てても捨てても、変わり映えしないじゃん」と思ってしまうと楽しくなくなります。

きのうの部屋とは違う部分、変化があった部分を見つけ、そこに意識を向けてください。

たとえ、1ミリでも、すきまや余白ができれば、すごいことなのです。1ミリ分、きれいな部屋に近づいています。

何も片付けていなかったら、床はさらに埋まっていたことでしょう。

ポジティブシンキングは、悪いできごとを、無理やりよいできごとだと考えて、自分を納得させることではありません。

そのできごとを構成するいろいろな要素の中から、特に、いいことに意識を向けることです。

ふだんから前向きに考えられるように、モーニングページを書くことをおすすめしています⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

いろいろなことに、まめに感謝する練習も有効です⇒感謝ノートの書き方と女の子のよいところ(Q&A)

自分でも悲観的だという自覚がある人はこちらの記事をお読みください⇒ポジティブ思考は学習できる。前向きになる4つのポイント教えます。

ポジティブシンキングできると、何をやるときにも、プラスになるので、この機会にぜひ身につけてください。





2.簡単な仕事に細分化する

「めんどくさい」とは、手間だなあ、難しいなあ、わずらわしいなあ、と思う気持ちです。

机の右はしにあるものを左はしに移すような、ごく簡単な仕事は、めんどくさいとは思わないでしょう。

そこで、めんどくさいと思っているタスクを細分化して、簡単で負担が軽い(ように思える)仕事にし、順番に少しずつやってください。

仕事を細分化することは、動き出すきっかけ作りにも有効です。

ばかばかしいと思うほど、細分化して、着手してください。

たとえば、夕食後、お皿を洗うのがめんどくさい、と思うなら、まずは鍋釜など、調理器具だけを洗います。そしてちょっと休憩します。

次に、お皿だけ洗ってみます。また休憩します。その次は茶碗を洗います。

実際は、一気にやるほうが楽ですし、たぶんやり始めたら、最後までやってしまうものです。

「どうしてもめんどくさくて着手できない、しかし、人に頼むのもいやだ」と思うなら、こうやって、少しずつ山を崩していけばいいでしょう。

細分化については以下の記事をお読みください。

机の上の正しい片付け方:「きれい」のキープは難しくない

モノを持ちたくないあなたへ~こんなものはキッチンには不要です

私も、紙焼き写真やネガの断捨離は少しずつ日数をかけて行いました⇒古い写真を整理するとき、残す写真を選ぶ基準。箱にまとめて入れてます。

3.オリジナルの工夫を加える

誰かから強制された仕事や、義務感からやっている仕事は、楽しくありません。

ですが、生きていれば、自分がそこまで望んでない仕事だけど、やるべき仕事を行う局面は、たくさんあります。家事なんて、その最たるものですね。

こういうタスクをやるときは、やり方に、オリジナルな工夫をしてください。

すると、「やらされ仕事」から、「自分が積極的にかかわっているタスク」に変わるので、もっと前向きに取り組めるようになります。

工夫は、時短でも、作業のシンプル化でも、何でもいいです。ツールを工夫してもいいですね。

自分で工夫するところがポイントなので、自分で考えてください。

さまざまなチャレンジを組み込むと楽しくなるかもしれません。

読者の方から、1000個捨てチャレンジの経過を教えてくれるメールをよくいただきますが⇒持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方 「1000個」という数値目標があると、前進している感覚や、達成感が生まれて楽しいみたいです。

30日間チャレンジもおすすめです⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)

「この、限りなくめんどくさい仕事から、学べることはないか」と考えるのもいいでしょう。

4.その作業で恩恵を受ける人のことを考える

めんどくさいと思うそのタスクが終わったあと、恩恵を受ける人のことを考えてみます。

なにか達成したい状況があるから、タスクが生まれます。

では、そのタスクが終わったあと、恩恵を受ける人は誰なのでしょうか? その人たちは、それが終わったあと、どんな気持ちになるでしょうか?

汚部屋の場合は自分や家族です。会社の仕事だったら、同僚、クライアント、消費者、ともっとたくさんいます。

人間は生まれつき、人のために何かすることが好きだと思います。たいていの人が、「もっとこの世界をよくしたい」と考えているんじゃないでしょうか?

自分がそのタスクをすることで、恩恵を受ける人のことを意識すれば、「めんどくさくてつまらない仕事」から、「人の役に立つやりがいのある仕事」に変わります。

5.楽しいことと抱き合わせる

めんどくさい仕事を楽しいことと組み合わせると、楽しくできます。

お気に入りの音楽をかけながら、片付けをすると作業がはかどる、という人がいます。私は、音のない中でやるほうが好きですが。

ごほうびを設定するのも、楽しいこととの抱き合わせです。

終わったあとの開放感をイメージするのもいいでしょう。「やらなくちゃ、やらなくちゃ」と思っているのは、かなりストレスですからね。

6.習慣にしてしまう

人間は習慣の動物なので、めんどくさい仕事も、習慣にしてしまえば苦になりません。

1ヶ月ぐらい、がまんしてやってみてください。ほどなく習慣になり、何の抵抗もなくできるようになります。

習慣づけのコツを書いておきます。

●すでに習慣になっている行動の前後にやる

●できれば毎日やる(タスクによっては、毎週同じ曜日にやる、5のつく日にやる、など規則正しさを意識します)。

●できれば同じ時間にやる(やはり規則正しさを意識します)。

●やる量は、いつも一定にする(あるとき、突然長時間やり、その後数日、何もやらない、というやり方だと習慣づけできません)。

●すごく簡単なこと、シンプルなこと、小さなことから始める

●リマインダーを用意する

●行動のきっかけ(トリガー)を作る

習慣づけの方法は過去記事にたくさんあります。こちらからどうぞ⇒快適に暮らしたい人のための習慣づけに関する記事のまとめ(その1)

7.ほかの人と一緒にやる

家族でも友人でも、仲間と一緒にやると、とってもめんどくさい仕事も楽しくなったりします。

お子さんがいる方は、一緒に片付けてみてください。

友達と、片付け状況など、情報交換しながらやると励みになるかもしれません。いま、そういうSNSもあるかもしれませんね。

断捨離セミナーや、片付け講座みたいなものには、べつに行かなくても、片付けられる、と私は思うのですが、仲間がいるから片付けられる、という人がいるのも事実です。

以前、私に相談してきた方から、私の回答が役にたたなかった、というより、その回答がひじょうに腹立たしかった、という怒りと恨みに満ちたメールをもらったことがあります。

その方は、断捨離セミナーのようなところにいき、自分と同じように片付けられない人がいるのを知って安心したし、セミナーのおかげで片付けられるようになった、とメールに書いていました。

仲間作りとして、こうしたセミナーを利用するのもありでしょう。

☆関連記事もお読みください

めんどくさいから片付けができない。そんな人におすすめの5つの簡単プロジェクト。

いやいや家事をする生活はこれで抜け出せる。

どうしてもできない?家事や片付けを後回しにする癖を直す5つの方法。

掃除が嫌いな人に贈る、多少なりとも掃除をする気になる方法。

嫌いな掃除を楽しむ5つのコツ。ミニマリスト流で家事のストレスを減らす。

*****

今回は、めんどくさい仕事を楽しく行う方法を7つ紹介しました。

「家事がめんどくさい」「片付けがおっくう」と思ったら、7つの方法を順番に試してください。

1度に7つやるのではなく、1つずつです。

それでもやっぱり、めんどくさくてできない状況が続いたら、なぜできないのか、その理由を書いてご相談いただければと思います。





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