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ずっと不用品を捨てることに取り組んでいて、もう捨てる物がなくなった。捨てるべき物はすべて捨て終わった。
だけど、なんかスッキリしない、もやもやする。
こんなときにやってみるといいことを10個紹介します。
1.隠された場所にあるガラクタを捨てる
全部捨てたつもりでいても、目に見えない場所にガラクタがひそんでいることがあります。
そうした場所にある、不用品を捨ててください。
目に見えない場所の例:
・ふだん、扉をしめていたり、ふたをしている場所:物置き、押入れの中、開かずの間、収納スペースの奥のほうにある箱の中、下駄箱の中、流しの下の奥のほうなど。
・家具と壁のすきま、ベッドの下
・大きな家具で隠れている場所
・高いところにある収納庫
・車の中、トランク
・実家、別宅、友人の家
・めったに足を踏み入れない収納スペース(階段の裏とか)。
2.手持ちのものを使っているか調べる
いらない物をすべて捨て終わっているなら、手持ちのものをフル回転で使っているはずです。
家にある物をまんべんなく使えているか、調べてください。
特にチェックしたい物は、洋服、靴、バッグ、アクセサリー、化粧品、書籍、文具、ガジェット、食器、キッチンツール、調理家電あたりです。
衣類や靴は、使ったものを左から戻すというルールを作ると、使わないものは自然に右側にたまります。
食器やキッチンツールも、使ったことがわかるしまい方を工夫してみると、本当に使っているかどうか、判別しやすいでしょう。
もちろん、使っていない物が見つかったら、手放します。
3.デジタルなガラクタを捨てる
写真、古い文書、アプリなど、デジタルなものも、ためると生活がしにくくなるので(時間を奪われます)、スマホやパソコンの中身の断捨離をします。
やり方→月に1度は、ためこんでいるデジタルなゴミを捨てよう。
4.スケジュールを見直す
自分の時間の使い方を見直します。
・やる必要のないことをたくさんやっていないか? ⇒やらなくていいことを意識的に見つけ、手放していくすすめ。
・楽しいけれど、たいして意味のないタスクをたくさんスケジュールに入れていないか?⇒シンプルライフの始め方。物を捨てるだけが能じゃない。
・時間を奪う活動をしすぎていないか?
時間を奪うもの:
5.思考のクセを改める(こころの断捨離)
のぞましくない考え方のクセを捨てます。
たとえば、
・人と比較する→オレンジ対バナナ:人と比べることで生じるダメージとその修復(TED)
・見栄をはる⇒見栄を張るのをやめたいなら、まっさきに読むべき記事がここにある。
・やたらと言い訳する
・すぐに人のせいにする⇒被害者的発想をやめる7つの方法(前編)、悪いのは私じゃない誰かだと思い込みすぎていませんか?
・やたらと心配する⇒心配や不安でいっぱいの人生から抜け出すには?
・ノーと言えない⇒断る勇気を持とう。上手にNo(ノー)と言う方法
・愚痴や不満をたくさんいう
・他人のことにあれこれ口出しする
・過ぎたことをいつまでも悔やむ
・自分の利益しか考えない
・足りないマインド⇒足りないマインドがあると、物が増え、片付けもできない理由。
・完璧主義⇒完璧主義を克服する7つの具体的な方法。
6.無駄遣いをやめる
自分の価値観にそったお金の使い方ができているか見直します。
こんなことをやるといいでしょう。
・現状の把握
毎月入ってくるお金とそれを何に使っているか(お金の流れ)把握する
現在の資産を把握する
・無駄遣いしているものを洗い出す
定額課金サービスにお金を使いすぎていないか?
参考記事
買い物をしすぎないための7つの具体的な工夫(前編)。地味だけど効果あり。
無理なく実践できる。買い物しすぎない7つの具体的な工夫(後編)
7.買わない生活をしてみる
不用品を捨て終わっても、前と同じように、物をどんどん買っていると、遠からず、また片付けに時間を使うことになります。
いらない物を一掃したら、買わない生活を試してみるといいでしょう。
買わない生活とは?⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
8.食生活を改善する
食生活を見直すと、自然に生活も整ってきます。
ストレスが多いとき、何かから逃避したいとき、エネルギーが低下しているとき、忙しくて余裕がないとき、人はジャンクなものを食べがちです。
甘いものが好きな人が多いのは、たんなる習慣という理由もあるでしょうが、それを食べると、楽しい気分になるからだと思います。
⇒砂糖への依存性はこうして起きる。甘いものをやめるために1番大切なこととは?
買い物と同じで、手軽に簡単に手っ取り早くハッピーな気持ちになるのに、スイーツの摂取は最適なのです。
甘いものを食べるのは楽しいことですし、文化の1つとも言えますし、コミュニケーションの1つでもありますから、100%やめることはないです。
ただ、目先の喜びのためだけに食べているのなら、少し回数を控えたほうが、体にも財布にもやさしい生活になります。
短絡的でお手軽な満足(インスタント・グラティフィケーション)のワナから抜け出すすすめ。
9.先延ばししていたことに取り組む
ずっとやりたいと思っていたのにやらずにいたこと、やらねばならないのに、ずっと先延ばししていたこと、気になっていることに取り組みます。
何をやるかは人によって違いますが、自分の気持ちに正直になれば、自分でわかります。
10.コンフォートゾーンから出る(新しいことをやる)
コンフォートゾーンとは、痛みがなくて、自分が心地よくいられる圏内です。
住み慣れた場所、やり慣れたこと、よく知っている人たち。そういうもので構成された世界がコンフォートゾーンです。
コンフォートゾーンは安全ですが、ずっとここにいると、人生がもたらすあらゆる可能性から、自分で自分を遠ざけてしまい、つまらない毎日になります。
すると、なんだか退屈でつまらない、という気分になり、しなくていい買い物をしたり、食べなくてもいいおやつを食べたりします。
なので、意識的にコンフォートゾーンから出たほうが幸福度はあがると思います。
何かを先延ばしにしているとしたら、たぶん、それをやるためには、コンフォートゾーンから出なければならないからです。
断捨離しようと思っているのに、しないのは、捨てるより、そのまましまいこむほうが、心地いいからです。
不用品を探してゴミ袋に入れるより、テレビを見ているほうが楽だからです。
しかし、この記事を読んでいるのは、すでにある程度、断捨離をすませた人だと思います。
全部捨てたのに、何か物足りないとしたら、人生のほかの部分で、コンフォートゾーンから出るときが来ているのではないでしょうか?
関連記事もどうぞ:
「これ以上捨てられない」~断捨離に行き詰まったその時から真の断捨離が始まる
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私もコンフォートゾーンでぬくぬくしているのが好きで、なかなか新しいことに挑戦しません。
自分がいやなことは無理にやるべきではないですが(それはそれで大きなストレスを生みます)、ちょっぴり負荷をかけたり、冒険したりといったことをしないと、コンフォートゾーンの中で腐っていくと思います。
べつに新しいことに挑戦しなくても、「こんな習慣は改めたい」と思うことを実際にやめてみると、いやでもコンフォートゾーンから出ることになりますから、おすすめです。
私もナッツを食べ過ぎるのをやめたいので、いろいろ試しています。