マスクをしている女性

ミニマルな日常

最終更新日: 2022.10.3

知らないうちに増えすぎたもの。数が多いと迷う時間も増える。

ページに広告が含まれる場合があります。

 

読者のシンプルライフぶりがわかるお便り紹介コーナーです。

今回は、5月の終わりから6月のはじめにかけていただいたメールから3通シェアします。

内容:

・いつのまにかマスクの数が増えていた

・モーニングページの効果

・少し進んだ実家の片付け

まずなななさんのメールです。6月のはじめにいただきました。



増えすぎたマスクを断捨離

筆子さんこんにちは!

早速近況を報告させてください。

マスクを手放せなくなって1年以上経ちますが、気づくとマスクが増えていました。

不織布の使い捨てマスクは顔が蒸れかゆくなるので、布製のマスクを使っています。

自分で作ったもの、無料でもらったもの、買ったもの。

出かけるときに、どれにしようか迷う時間が発生していることに気づきました。

今日の服装にあうもの、出かける先にふさわしい?もの…なんて考えてるんです。

カナダはどうかわかりませんが、耳にかける部分がリボンになっていたり、チャームがついていたり、レースだったり、日本では「おしゃれマスク」なるものを見かけます。

マスクもアクセサリー、自分を表現するアイテムになっているのですかね。

と、私もつい、買ってしまったのですが。

とにかく、迷う時間がもったいないので、ぐっと量を減らしました。もう増えないように気を付けます。

私の住んでいる北陸の今日の最高気温は28℃で、蒸し暑いです。

この夏も暑いのでしょうね。

今年は積雪量が何十年ぶりに多く、大変な目にあいました…。温暖化の影響かとおもうとゾッとします。

今後もブログ楽しみにしています。

なななさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

マスクの数を減らして、すっきりできてよかったです。





過ぎたるは及ばざるが如し

はい。数がありすぎると、迷います。

迷って、前に進めなくなります。

そのからくり⇒バリー・シュワルツに学ぶ『選択のパラドックス』(TED)~所持品をミニマムにすると生きやすくなる理由とは?

マスクって、日本では、一時期品不足で、買えなかったり、値段が高騰したり、政府が各世帯に郵送していと思うのですが、今は逆に余っているのですね。

なななさんのお便りを拝見して、日本は、本当にそこに居住している人間の物を増やすようにできている国だと改めて思いました。

日本に住んでいると物が増えやすい話はこちら⇒最近、心がけているのは、物を使い切ること。

エコバッグもそうですよね。

エコバッグなんて1つか2つあれば充分なのに、ありとあらゆるエコバッグを企画製造して販売し、おまけや付録につけ、国中をエコバッグだらけにします。

しかも、「ミニマリスト御用達」みたいな、わけのわからないウリ文句をつけて、シンプルライフを心がけている人にまで買わせます。

エコバッグは、ゴミ削減を目的として使うものなのに、作りすぎたら、ゴミは減りません。

国民1人あたりが所有するエコバッグやレジ袋、ショッピングバック(ショップの袋)の枚数を調べたら、日本はだんとつでトップになると思います。

なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?

マスクでも1位でしょう。

もともと、日本にはマスクを着用する文化がありましたしね。

カナダには、「おしゃれマスク」なんてありません。

少なくとも私は見たことないです。

私、ほとんど外に行かないし、行くとしたら、スロージョギングかウォーキングのためなので、マスクをしている人を見かけません(運動中はしなくてもよい。ついでに書くと、私の州では、交通公共機関を利用するとき以外は、もうマスクはしなくてもよい)。

だから、他人がどんなマスクをしているかなんて、考えたことがなかったのですが、たいてい、政府がファーストフードのドライブスルーなどで配った不織布のマスクをしています。

不織布のマスク

道端に落ちているのもこれです。

娘は、職場でマスクをつけなければならないので、ブティック(Aritzia)で数枚買いましたが、黒やカーキの無地のシンプルなデザインのものです。

それではなななさん、引き続き、シンプルに暮らし、お互い、少しでも温暖化を防ぎましょう。

どうぞ、お元気で。

次はSさんのお便りです。Sさんが自覚している問題は、コンビニなどで買い物しすぎて貯金ができないことと、不規則な生活をしていることです。

これを解決するため、Sさんは、『筆子ジャーナル』を読み、今年の2月からモーニングページを開始しました。

コントロールできるようになってきた

件名:考え方も変わってきました

モーニングページは愚痴の内容からアイディアなど前向きな内容に変わってきました。

思考の切り替えが大切だと分かりました。

私は、長財布が傷んで捨てて今、小銭入れを使っています。使いそうな金額のお札だけカバンの内ポケットなどのすぐ出せる所にいれて、予備のお札は薄いポーチにしまっています。

お札が取り出しにくくなって使いすぎなくなりました。

でもお札がキレイに保管できないし、すぐに出せないし(すぐに出せない時クレジットカードを使う場合もあります)落とすかもしれないのでまた財布は買いたいです。

財布には大切な役割があると分かりました。

コンビニで買い過ぎていたのですが、行く回数を減らしたり、インターネットで募金などの支払い方法をコンビニで支払うコンビニ決済にしてみたりしました。

行く理由を変えている感じです。

今はもう欲しいものがなくて30日待つノートを書かなくなってきました。コントロールできるようになってきました。

Sさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

お元気そうで、何よりです。

買い物をコントロールできるようになってきたのですね。私もうれしいです。

考え方も前向きになってきて、よかったです。

「モーニングページを書き始めた当初は、愚痴ばかり書いていた」という人はたくさんいます。

しかし、どんなに愚痴や不満がある人も、そればかり、毎朝、3ページ、何日もえんえんと書き続けることはできません。

私たちは、本来、愚痴や不満でできあがっているわけではなく、そうしたガラクタで埋もれたその奥底には、キラキラした魂があります。

本来の自分を取り戻すことができれば、愚痴ばかり言っているのが、逆にしんどくなります。

Sさんは、よくコンビニに行っているそうですが、用のない時に行くのをやめればいいんじゃないですか?

コンビニに行ったとしても、何も買わずに出てこればいいのです。

それでは、Sさん、これからも、モーニングページを書き続けてくださいね。

素敵な財布が見つかることを祈っています。

モーニングページとは? ⇒ ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

Sさんから、前回いただいたお便りはこちら ⇒ 自分で管理できる分まで持ち物を減らしたら、生活全体が整ってきた。

次は、物を増やさないように気をつけているMさんのお便りです。

実家の片付けがちょっぴり進む

件名:実家の片付け

こんにちは‼︎

昨日、実家の片付けについて、ほんの少し進歩があったのでご報告させて下さい。

筆子さんには、先日も自分の実家の状況などおたよりさせていただきましたが、父が時々片付けスイッチが入ります。

父の場合、多少捨てますが、奥に押し込む、収納や整理整頓が主です。

収納用品を買っては押し込む。古い家具を車庫に設置し物を置く状態に、私はうんざりしていますが。

母に捨てていいか聞けば「いる」と言うため、父もうんざりしながら作業をします。

昨日は、車庫の作業を始めたため、車庫に設置された古い食器棚や家具を処分して欲しいと言ってみました。

「なんで?」と聞かれたため、「子供達の自転車を置きたいから」古い靴箱も、カラーボックスも処分して欲しいと伝えてみました。

私から見ればガラクタ置き場です。

車庫に置かれたカー用品の洗剤、色んな液体の洗剤。父の大工道具やわからないネジ。植木鉢や土。分別が必要ですんなり捨てられない…

ふたりでゴミ袋2つ分捨てましたが全然終わりません。年内に片付けばいいなと思います。

本当に色んな物にお金を使っていて、それを捨てるのに、膨大な時間と労力を使うこと。

片付けのための人生なのかと思うほどです。

自分は買わない主義を続け、こんな状態にならないよう気をつけたいと思います。

Mさん、こんにちは。いつもお便りありがとうございます。

お父さん、少し片付けてくれたのですね。よかったです。

それにしても、Mさんの家は、本当に物がたくさんありそうですね~。

収納用品を買ってしまう、奥に押し込む…… ありがちなことです。

ですが、これは、問題の先送りにすぎません。いつか誰かが苦しんで決着をつけることになるでしょう。

片付かない理由は、収納という名の「決断の先延ばし」をするから

このことを、一度、はっきりご両親に伝えてみては?

まあ、言ったところで、理解は得られないかもしれませんが。

Mさんのご両親はたぶん私と同世代ですよね。

私のムックなどを読んでもらってはどうでしょうか⇒ムック本:『8割捨てて、すっきり暮らす』、著者による紹介。

ブログでは、はっきり書いていることも、本やムックでは、かなりマイルドになっているので、ふつうの人でもとっつきやすいと思います。

それでは、Mさん、これからもご家族仲良く、お元気でお暮らしください。

Mさんの前回のお便りはこちらで紹介⇒私が感じるシンプルライフのメリット~変化に柔軟に対応できるのがいい。

*****

エッセオンラインに新しい記事を書きました(告知2回め)⇒60代ミニマリストが実感する「少ないもの」で暮らすメリット | ESSEonline(エッセ オンライン)

よかったら読んでください。

気づけば、もう8月ですね。

今月、私は、フランス語のリスニング強化月間ですが、あなたはどんな目標を立てましたか?

また教えてくださいね。お待ちしています。





花の香りをかいでいる人すぐにできる簡単なセルフケアのアイデア(前編、3つ)前のページ

成功と失敗、そして創り続ける力:エリザベス・ギルバート(TED)次のページ何かを書いている人

ピックアップ記事

  1. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。
  2. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  3. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  4. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  5. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

関連記事

  1. 混乱する人

    ミニマルな日常

    気が散って、ちっとも片付けが進まない。そんなときはこうしてみよう。

    部屋を片付けたいけれど、すぐに気が散って、ちっとも進まない。こんなメー…

  2. 娘の汚部屋

    ミニマルな日常

    あなたの部屋はこうして汚部屋になる~汚部屋改善・写真つき

    ほっとくと汚部屋になってしまう高校生の娘の部屋を毎日軽く片付けています…

  3. キルトのベッドカバー

    ミニマルな日常

    あまりにも本音を言わない人生は、他人の人生を生きるようなもの。

    数日前に、義理のお母さんが手作りグッズをくれるけれど、全く欲しくない。…

  4. ネットで何か買おうとしている人

    ミニマルな日常

    ミニマルライフにしてから買わなくなったもの5つ。

    ミニマリストになってから買わなくなったものを紹介します。私は5…

  5. 空と海

    ミニマルな日常

    親の介護でどん底生活。こんな時にポジティブになる方法。

    親の介護がたいへんで、とてもきびしい状況なので前向きになりたくてもなれ…

  6. ストレスいっぱい

    ミニマルな日常

    母親がネガティブな性格すぎてストレスいっぱいです、という質問の回答。

    人生相談が届いたので、お便りと私の回答をシェアします。お母さんがネガテ…

文庫本『それって、必要?』発売中。

「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,826人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 4人家族
  2. 片付いた机の上
  3. 片付いたリビングルーム
  4. チャレンジする女性
  5. ベッドにスプレーする女性
  6. 目標に向かう旅をする女性
  7. 引っ越しの荷造りをしている女性
  8. 小さなアパート
  9. 引き出しの中の服
  10. パントリーをチェックしている女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 静けさ
  2. 黒い皮のバッグ
  3. パスタを食べている女の子
  4. 罪悪感を感じる人
  5. ブティックのショーウインドウ
  6. 図書館
  7. パワフルな女性
  8. 粗大ごみ
  9. 古い家
  10. 的を得た図

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP