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汚部屋の片付けの調子はどうでしょうか?
今回は、不用品を捨てる活動と平行して行うと効果的な、これ以上ガラクタを作らないちょっとした心がけを3つ紹介します。
1.先入れ先出し
先入れ先出しは、物流や簿記の世界の用語で、先に倉庫に入ったものから、出していく、つまり使っていくことです。
英語では、First In, First Out ファーストインファーストアウト(FIFO)といいます。
何かを買ってきたら、新しいほうは引き出しや棚の奥に入れ、古いほうを手前に出して、こちらから使うようにしてください。
古いものを確実に使っていく
部屋の中でガラクタ化しているものは、たいてい古いものですよね?
数ヶ月前~数年前に買った古いものから使っていけば、物は増えません。
過剰在庫になっている物を使い切るまで新しい物を買わないようにしましょう。
以前、夫がラップに包んだバナナをフリーザーにためている話を書きました。
こちらに写真あり⇒すでに持っているものに満足する練習:感謝できるようになる方法(その2)
今もけっこう入ってます。
夫は、先入れ後出し(出すことがあるとすれば)タイプなので、こんなことが起きます。
フリーザーのポケットに、ラップでくるんだバナナを上から乗せていき、古いほうを食べません(新しいものも減っていない様子)。
同じことが、冷蔵庫内でも起きています。夫は残り物をすぐに食べず、数日前の残り物の手前に、きのうの残り物を起き、きょうの残り物は1番手間に起きます。
そのため、1番奥にあるものは、どんどん古くなってガラクタ化します。
先入れ先出しをしない人には、そうしない理由があると思います。
夫の場合
・きのうと同じものを連続で食べるのはいや
・ほんのちょっぴりしか残っていなくても、食べ物を捨てるのはもったいからしたくない
・おかずをリメイク(リサイクル)する発想がない
こんな事情があります。
でも、「捨てるのがもったいない」「捨てられない」と言っているわりには、奥のものが古くなりすぎて、カビがはえ、食べられなくなり、結局、捨てています。
考えてみると、断捨離も先入れ後出しです。古いほうを全然を使わないから、あとになって大量に出します。
古いものをいつまでも消費せず、新しいものをどんどん追加し上乗せてしていく習慣が、物を増やします。
物を収納するときは、もっとも古いものを1番手前に持ってきて、使いやすい状態にしましょう。
2.まとめ買いするものを減らす
物をいっぱい持っている人は、
A.買い物の頻度が高い
B.1度に買う量が多い
AもBも行っている
こんな傾向があると思います。
買い物の頻度を減らすすすめは、過去記事で何度も書いています。
買わない挑戦⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
パントリーチャレン⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法
今回は、1度に買う量を減らすために、当たり前のように、まとめ買いをしているものの見直しをおすすめします。
ティッシュペーパー、トイレットペーパー、洗剤、乾物、紙おむつ、生理用品、食品、飲料、ラップ、アルミホイル、下着、靴下、ハンカチ。
みな、いろいろなものをまとめ買いします。
私も1つだけまとめ買いをするものがあって、それはコンポジションブック(北米の大学ノートみたいなノート)です。
いつも、12冊、約25ドルの商品をアマゾンで買っています(最近、値段があがっています)。
現在、在庫が3冊あります。
コンポジションブックは200ページだから、モーニングページを書いていると、1冊を2ヶ月と数日で使い切るし、その他のノートも全部コンポジションブックを使っているため、消費が早いからです。
モーニングページを知らない人はこちらをどうぞ⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
このように、時間、手間、費用などの経済性を優先して、まとめ買いをしていると思いますが、たくさん買えば買うほど、物を増えるのも事実です。
まとめ買いをする必要のないものを見つけて、まとめ買いしなくてもいい生活に変えましょう。
使い捨て商品をやめる
まとめ買いしない方法として、1回で使い捨てる(シングルユース)製品の代わりに、何度も使える製品を使うと効果的です。
プラスチックラップやジップロック袋は、簡単に、何回も使える製品に切り替えることができます。
プラスチックのラップではなく、みつろうのラップを使う、ジップロックのかわりにシリコン製のバッグを使う、など。
食品をフリーザーに入れるとき、ジップロックを使っているなら、ガラス容器に入れてもいいですね。
ラップもジップロックも便利ですが、このまま地球上のプラスチックのごみが増えていくと、何年かのちには、規制の対象になるかもしれません。
今のうちに、エコな製品を使う生活に慣れておくと、そうなった時に、スムーズにシフトできます。
もちろん、シングルユース製品をやめることは、エコロジーにもつながります。
ゼロ・ウェイスト(ゴミなし)生活の始め方。1回しか使わない物の使用をやめてみる。
通常、ゴミを出さない生活を意識すると、部屋の中のガラクタも減っていくので、ゴミを減らすことを意識するのもおすすめです。
3.ペーパーレス化
汚部屋の構成要因の1つが紙類の人は、ペーパーレスを意識してください。
紙媒体をデジタル化すれば、ペーパーレスになります。
たとえば
・雑誌、本、新聞はデジタルで読む
・銀行やクレジットカードの明細はデジタルで受け取る
・学校や町内のお知らせもデジタルで見る
・カタログをデジタルで見る
・レシピノートやカードはデジタルで作成
・物理的な年賀状ではなく、デジタルでメッセージを交換
・デジタルでノートを取る
・仕事の書類をいちいち印刷しない、デジタルで閲覧
・カレンダーはデジタルで確認
・手帳やスケジュール帳もデジタルのものを使う(デジタル機器でスケジュール管理)
・To-doリストもデジタルで書く
・デジタルで家計管理、デジタルで家計簿をつける
・所持品やストック品の内容をデジタルで管理
・ノートはデジタルで取る
・オンラインで確定申告する
・デジタルで日記を書く
すべてペーパーレスにするのではなく、部屋から紙の山を見つけて内容を確認し、それをデジタルにできないか検討します。
私はどちらかというとアナログ派ですが、キンドルで本を読むようにしてからは、本の山を作らなくなりました。
今年は、手書きで書いているノートの一部をデジタルでの手書きに変える予定です。
食事の記録や、お金の流れなど、あれこれノートに書いているので、ノートがかさばってしかたありません。
朝のルーティン、50代ミニマリスト主婦の場合。書くことに時間を使っています。
過去の日記や家計簿などを捨てられない人は、デジタル化してしまえば、何十年分でも持ち続けることができますよ。
デジタル化のコツ
紙をデジタル化するコツを紹介します。
・完璧主義に陥らない
最良のシステムでデジタル化しようと考え始めるとスタートできないのは、断捨離と同じです。
・手近なところから小さく始める
これも、断捨離と同じで、ハードルの低い作業から始めます。
・古いもののことは考えない
昔の写真やノート、通知表、手に入れた本など、すでに紙媒体で持っているものは、とりあえずそのままにして、今、この瞬間から作成するものや手に入れるものをデジタルにします。
・いらないものは記録しない・受け取らない
カタログやお知らせの手紙など、不用なものはデジタル化する以前に止めてください。
■今年こそ汚部屋脱出⇒汚部屋脱出に効果的な7つの生活習慣~2023年年頭の決意。
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汚部屋脱出につながる生活習慣を3つ紹介しました。
特に、先入れ先出しは、強く意識することをおすすめします。
物を家に入れたら、いつかは出すことになるので、置きっぱなしにせずコンスタントに消費してください。