ページに広告が含まれる場合があります。
厳密に物を買わない挑戦をはじめてから7ヶ月たちました。
今回は、7月の振り返りと、たくさん買い物しなくてもすむコツを紹介します。
7月に買ったもの
7月はフロッサー(柄のついているデンタルフロス)と、ふつうのフロス、本1冊、雑誌1冊を買いました。
雑誌をのぞいてすべて、購入先はカナダのアマゾンで、購入したのは7月1日です。
フロッサー
フロスが2本ついているタイプで、日本で使ってみて気に入った商品です。値段はおよそ20ドル。
こちらの記事で詳しく説明しています⇒私の歯磨きグッズとその収納方法(写真つき) 「ハンドル付きフロス」のところです。
150本入りが4つ入っているので、全部で600本。1日2本使うとすると、300日もちます。1本なら600日です。
アマゾンには75本入り、9ドルという商品もありましたが、75本だと、すぐになくなるので、こちらを選びました。
デンタルフロス
いつも使っているフロスです。
歯と歯の間に入れるとふくらむタイプです。こちらも気に入っている商品です。
過去記事で詳しく説明⇒筆子の買わない挑戦、3月の振り返り。予定どおりの買い物をした月
「このフロスがあれば、もうフロッサーはいらない」と一時期思っていました。ところが、6月に歯の詰め物を2つ入れ替えたら、歯と歯の間がとてもタイトになり、歯の間が狭い人向けのこのフロスですら、入らなくなりました。
そこで、やむなくフロッサーを買ったのです。
本当は、私はフロッサーは使いたくないのです。どう考えてもプラスチックのゴミが増えますから。
プラゴミは増やさないほうがいい話⇒なぜ、今すぐプラスチックのごみを減らすべきなのか?
しかし、フロスをかけないと、また詰め物の下から虫歯になるやもしれず、そうなるとまた治療をしなければなりません。
そんなわけで現時点では、フロッサーとフロスと両方を使っています。
本はフランス語の多読用にペーパーバックを1冊、雑誌は定期購読している子供向けのフランス語の雑誌です。
なぜ私はリステリンを買うのか?
7月は買いませんでしたが、私がずっとリステリンを買っていることに関して、5月のはじめにご意見をいただいたので、ここで回答しておきます。
リステリンをご存知ない方はこちらをどうぞ⇒リステリンは歯肉炎改善に効果があるのか? 歯の健康のために私がしていること
お便り引用不可なので、要点を箇条書きします。
・スエーデンに住んでいた時、歯医者から、リステリンは絶対使うな、と言われた。
・筆子さんはリステリンについてしっかり調べてから使っているのか?
・市販のシャンプーを使わないという主義の筆子さんが、口内に頻繁に入れる化学物質を気にしないのは変である。
こんなメールでした。歯磨き粉に関しても似たような意見をもらったことがあります。
リステリンに限らず、化学的に合成されたマウスウォッシュやデンタルリンスは、身体にいいか悪いかといったら、みんな身体によくないですよ。
それは、レントゲンや化学的に合成された薬が、身体によくないのと同じです。
肌につける化粧品や市販の合成シャンプーが、もともと肌にそなわっている常在菌のバランスをくずしてしまうように、化学的に合成されたマウスウォッシュは口の中の細菌のバランスをくずしてしまうでしょう。
だから、私は歯や歯茎に何の問題もない人は、マウスウォッシュのたぐいは使わないほうがいいと思います。
ですが、私のように、ものすごく歯や歯茎のトラブルが多くて、歯医者に、「リステリンを使って積極的にバクテリアを殺しなさい、さもないと、私はあなたにインプラントを入れませんよ。口腔内が清潔に保てないなら、インプラントが持ちませんからね」と言われたら、リステリンを使うのはやむをえないのではないでしょうか?
というか、それが私のした選択です。
多少なりとも、害が減るように、最近はアルコールの含まれていないリステリンを使っています。
リステリンを使いはじめて、4年半たちました。年に1度、歯茎の状態のチェックを受けていますが、だいたいずっと横ばいで、去年は、むしろほんの少しよくなっている、と言われました。
3ヶ月に1回、歯のクリーニングをしているし、家でも一応、フロスを使ったりして、私なりに努力しているから、リステリンそのものの害や効果をはかることはできません。
リステリンを使わない4年半と、使っている4年半を純粋に比べることはできないですから。
私はシャンプーを使っていませんが、それはシャンプーを使わなくてもなんの支障もないからです。しかし、もし、しょっちゅうシラミが発生するなら、シラミ駆除用の化学的に合成されたシャンプーを使うと思います。
買い物しなくてすむようになるには?
1年ぐらい買わない挑戦をしてみると、自分の暮らしに必要なものや、買わなくてもいいものがわかるので、買わないチャレンジは、買い物習慣を見直したい方にはおすすめです。
毎月の買い物結果を見てくれている方は、気づいていると思いますが、私の買うものは、食品をのぞくと、歯のお手入れグッズと本ぐらいです。それ以外は、あまり必要ないんだ、ということがよくわかりました。
まあ、前からそんな気がしていましたが、よりその現実がはっきりしました。
買わない挑戦のやり方を書いています⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
シンプルライフをめざしている人でも、「いったん断捨離が終わったら、物を買いたくて仕方がなくなった」とか、「数を増やさないために、捨てなくてもいい物を捨ててでも、新しい物を買いたくなり買ってしまう」という方がいます。
それは、たぶん、自分が本当に欲しいものや、自分の生活に必要なものがわかっていないからです。
あるいは、「本当はそんなに欲しくないものやサービス」を何度も買って、とりあえず、その時だけは幸せな気分になる、という生き方がすっかりくせになっているのでしょう。
買い物が楽しい話⇒買い物で気分があがるのはドーパミンのせい。この仕組みを知って無駄遣いを防ぐ。
買い物だけから、生きがいというか、生きる喜びを得る生き方を変えてみるといいかもしれません⇒幸せは自分の心の中にある、幸せをアウトソーシングしてはいけない(TED)
もう少し、買い物のハードルをあげて、本当に必要なものや、本当に欲しいものだけを買うようにすると、そんなに何度も買い物をして、気分をあげる必要はなくなります。
あとは、人の生活を真似しないことですね。友達や同僚、雑誌やSNSで見た他人の生活を真似しようとすると、際限なく、買い物を続けるはめになります。
人の生活は人の生活、自分の生活は自分の生活としっかり分けて考えられるようになると、他人の持っている物と同じ物を持たなくても大丈夫になります。
他人が持っている物を買ったところで、それが自分が本当に欲しい物でなかったら、買ったときの興奮がさめてしまえば、また別の物が欲しくなります。
これまでの買わない挑戦の振り返り
買わない生活チャレンジ中、買わないことが平気になった主婦の6月の振り返り。
無駄な買い物をやめる7つのコツ(私の買わない挑戦、5月の結果)。
筆子の買わない挑戦、3月の振り返り。予定どおりの買い物をした月。
買わない挑戦のマイルールはこちら⇒買わない生活を継続するために私が心がけていること。 | 筆子ジャーナル
*****
先月の買わないチャレンジの結果をお伝えしました。
今月は、キャンドルと水筒の中を洗うブラシを買うつもりです。
もう、何ヶ月も前から、そう思っていますが、買わない挑戦していると、必要な物の買い物もペースダウンするので、買わないまま今日まで来てしまいました。