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なんだか疲れて何もやりたくないわ~。こんなときに、やってみるといい片付けを3つ紹介します。
疲れたときは、休めばいいのですが、何もやらない日が何日も続くと、「やるべきことをやっていない罪悪感」や「すべきことを先延ばししている気持ち悪さ」を感じて、ますます気持ちが落ち込みます。
だから、少しは片付けをしておいたほうがいいのです。
横の物を縦にする気にすらなれないときは、こんなことをやってみましょう。
1.すぐに終わる片付けをする
すぐに成果が感じられる、簡単な片付けを行います。
どんな片付けがいいかは、過去記事にたくさん書いていますよ。
何を捨てていいのかわからないときは、こんな物から捨ててみては?:プチ断捨離のまとめ、その2。
もしかしたら、リンクをクリックして過去記事を読むことすらやりたくないでしょうか?
そんな人のために、ここにいくつか書いておきます。
すぐに終わる片付けの例
・紙袋を捨てる⇒その紙袋、今すぐ捨てましょう~つい取っておくものだけど、捨てたほうがいいもの(その1)
・化粧ポーチの中を片付ける
とりあえず、もう使わない化粧品を取り出しましょう。取り出した化粧品は、ビニール袋などに入れておき、もっとやる気のあるときに捨てます。
化粧品は、捨てるのがわりと面倒ですから。
もちろん、捨てられるなら、今日捨ててもいいですよ。
・ペン立ての中を片付ける
インクの出なくなったサインペンやボールペンを捨てます。
短くなって、ペン立ての底深くに落ちている鉛筆には、補助軸をつけて、使える状態にしましょう。
補助軸がないときは、100円均一ショップに売っていますから、30日待つノートに、「鉛筆の補助軸」と書いておいてください。
短い鉛筆同士を糊付けする方法もありますが。
・デスクの上を片付ける
いつも使っているデスクの上を、きれいにします。
今さら人に聞けない机の上の正しい片付け方:「きれい」のキープは難しくない
あまりに、物がたくさんのっていて、大がかりな作業になりそうなときは、タイマーを2分に設定して、部分的に片付けてください。
・古い年賀状を捨てる
そろそろ年賀状を書く人もいると思います。新しいものを書く前に、古い年賀状を捨てましょう。
どのぐらい古い年賀状を捨てるかは、自分で決めればいいのですが、去年のものがあれば十分ではないでしょうか?
年賀状を出すのをやめる方法。無理に出すのはおかしくないですか?
・冷蔵庫から古いものを1つだけ発見して処理
冷蔵庫全体を掃除する必要はありません(してもいいけれど)、中から、古いものを1つだけ見つけて、一番手前に置き、きょうのお昼/おやつ/夕食で、食べきってください。
2.一番気になっていることに着手する
小さなプロジェクトとは逆に、もっとも気になっていることに着手します。
それは、すぐに終わる片付けではないでしょう。
やり始めると、とてつもなく大がかりなことになりそうで、精神的にも、体力的にも、かなりの消耗を強いられそうだ。めちゃめちゃ、めんどくさいことをやらなければならない気がする。
こんなふうに思っているからこそ、先延ばししているのですから。
でも、大丈夫!
細分化すればいいんです。
どんなに大きな片付けプロジェクトも、小さなものを1つひとつ処分する作業の積み重ねです。
気になっていることが、片付けとは違うことでも、細分化して、1つひとつ順番に進めればいつか終わります。
細分化するために、計画を書き出しましょう。
気になることを終わらせる手順
準備:タイマーを15分にセットする(15分も気力が続かないと思ったら5分でもいいです)。
ステップ1:気になっていること、やったほうがいいけど、先延ばししていることを、ランダムにリストアップする
ステップ2:書き出したら、一番、気になっていることに、印をつける
今回行うのは、この一番気になっていることです。
たとえば、それが、「ずっと空き家になっている実家の片付け」だったとしましょう。
ステップ3:別の紙の一番上に、「実家の片付け」というタイトルを書く(ノートを使ってもいいです)。
その下に、実家が片付くまでに、やるべきことをリストアップする。
その中から、もっとも心理的にネックになっているものに印をつけます。
なぜ、これがハードルになっているのか、その理由を考えて書きます。
もしかしたら、それは片付けとは関係ないことかもしれません。
自分一人では決められないから、兄弟姉妹に連絡しなければならない、とか、単に実家が遠すぎるから、行くことができないとか。
一番の障害を紙に書きましょう。
次に、このハードルを乗り越えるために、自分ができることを全部書きます。
あとは、これをやっていくだけです。
ここまでで、15分過ぎてしまったら、続きは明日やってください。
前に進めなくなるたびに、問題をすべて書きだし、今すぐ自分ができることにまで細分化すると、行動を起こすことができます。
細分化してすすめる方法を具体的に紹介⇒大事な書類もどうでもいい紙も床の上で堆積しているときの片付け方(汚部屋改善)
ゴールや計画を書いたほうがどんなことも達成しやすいですよ。
3.きのうとは違うもの/違う場所を片付ける
同じことを繰り返していると飽きてきて、やる気がなくなります。
気分を変えるために、きのうとは、全然違うものを片付けるか、違う場所で片付けをしてください。
■片付ける対象を変える例
・衣類の断捨離をしていたのなら、書物を片付ける
・食器の片付けをしていたのなら、文房具を片付ける
・写真の整理をしていたのなら、パントリーの中を片付ける
■片付ける場所を変える例
・キッチンを片付けていたのなら、車の中を片付ける
・寝室を片付けていたのなら、下駄箱の中を片付ける
・庭を片付けていたのなら、スマホのアプリを整理する
それぞれ、長々とやる必要はありません。
15分やればOKです。
片付ける物や場所を変えると、環境が変わるので、おのずとリフレッシュできます。
仕事でも、家事でも、ずっと同じタスクをやっていると、行き詰まりますが、それは環境が変わらないからです。
その他の環境の変え方
環境を変えるためにこんなことをするのもいいでしょう。
・いつもと違うメンバーと行う
1人でやっているなら、他の人と一緒に片付けてください。
・いつもとは違うやり方をする
1000個捨てで行き詰まっているのなら、333プロジェクトをやるとか。
・いつもと違う時間帯に行う
これは、私がよく使う環境の変え方です。
片付けではありませんが、モーニングページを書く時間や、スロージョギングをする時間、家事をする時間など、半年~1年で変えています。
・引っ越す
違う家に引っ越せば、ガラリと環境が変わります。
ダウンサイジングをすれば、さらに物が減るでしょう。
・視点を変える
片付けるものや場所を変えなくても、考え方を変えれば、きのうとは違う片付けになります。
洋服を捨てられないときに取り入れるといい考え方をシリーズで紹介していますが⇒着ていない服を捨てたい。でも、捨てるのはむずかしい。そんなときはこう考えてみる(その1)
多くの考え方は、服を捨てる時以外にも応用できます。
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最後にお知らせです。エッセオンラインにて新しい記事がアップされました。
私物の紹介です。ふだんショルダーバッグに入れている物について書きました。
興味のある方はごらんください⇒50代からは、必要なものだけ持ち歩く。年齢に合わせたバッグの中身 | ESSEonline(エッセ オンライン)
今回は、何もする気がおきない時に、やってみるといい片付けを紹介しました。
たとえ、やる気がなくても、ちょっと何かを捨ててみると、もっと捨てたくなります。
気軽にそのへんに転がっているガラクタを捨ててください。