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できるだけ物を買わない生活をする。これが私の2019年の年間目標です。
今回は、先月11月の買い物の状況を振り返りです。さらに、いまは、買い物がヒートアップするシーズンなので、周囲の影響を受けて、買ってしまわないコツを4つお伝えします。
11月買った物
11月は、ふだん自分が使っている物を買いました。
●キャンドル3本セット
Yummiという名前のカナダのメーカーが作っている無香料のキャンドルです。
トールサイズを選びました。冬場はよく使うので、だいたい1ヶ月1本消費します。
10月に、試しにアマゾンで買ったキャンドルより、ずっとまともな商品で、最後まで使い切ることができます(アマゾンで買ったキャンドルは、糸の入れ方がいい加減で、3本買ったうちの2本は、しっかり最後まで使いきれませんでした)。
●ラベンダーの精油
しばらく精油を買っていませんでしたが、キャンドルと一緒にラベンダーの精油を買いました。10ml入り。
エッセンシャルオイルは、部屋だきに使うこともありますが、ほとんどお風呂に入れて消費します。
あとは、キンドル本1冊と、定期購読している子供向けの雑誌1冊が家に入りました。
買って後悔したものはなく、チャレンジは達成できた月と言えます。
では、ここからは、周囲の影響を受けないために私が気をつけていることを書きます。
1.消費するメディアを選ぶ
ふだん自分が接するメディアを厳選します。
買い物の決断に影響を与えるものは、大きくわけて3つあると思います。
1.メディア(テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、インターネットなど)
2.身近な人(友だち、家族、近所の人など)
3.自分の過去の体験
このうち特に問題なのは1番と2番です。
私は、そこまで身近な人の影響は受けません(まれに娘の影響を受けますが)。
私の周囲の人は、私がミニマリストで物をあまり買わないことを知っています。娘にいたっては、「ママは、今年は、買わないチャレンジしているんだよね(私は買うけどね)」と言うぐらいです。
一昨年だったと思いますが、店で試食して、売り子さんにすすめられ、さらにほかのお客さんが買っているのを見て、ナッツの入った「ヘルシーなスナック」(ばか高い)を買ってしまったことがあります。
しかも、これ、ちょっと甘かったです。これは他人の影響を強く受けてした決断でした。
人の影響を受けて買い物することは減りましたが、メディアの影響はいまだにかなり受けています。
去年、塗り絵グッズをたくさん買いましたが、明らかにYouTuberと、アマゾンのレビューの影響を受けていました。
ソーシャルメディアのせいで買い物をしてしまった、という読者もいました⇒節約したいならSNS(特にインスタグラム)は見ないほうがいい6つの理由。
メディアの影響力は大きいので、ふだん自分がどんなメディアに接していて、その結果どんなことが起きているか考えて、接するメディアを厳選するなり、ふれる時間を減らすなりしたほうがいいです。
人に強い影響を受けているときは、関係性の見直しをするといいでしょう。
人にしてもメディアにしても、極端に偏った情報を流すものや、明らかに自分のためになっていないものは、切ったほうがよいです。
捨てることを検討したほうがいい、自分のためにならない人間関係。
2.自分の軸を立てる
11月から2月ぐらいまでは、物を買う機会が多いです。セールも多いですし、買い物に奔走している人を見かける時期でもあります。
そういうときに、何も考えず、ぼーっとしていると、周囲の影響を受けて、いらない物を買ってしまいます。
常日頃から自分なりの考えやポリシーを持ち、それを忘れないようにすれば、影響を受けにくいです。
たとえば、私なら、「ミニマルライフでいきたいし、今年は余分な物は買わないようにしている」と思っていますから、ブラックフライデーやサイバーマンデーで、ほかの人が買っていたとしても、「関係ない」という気持ちでいられます。
まあ、私はソーシャルメディアを使っていないから、人が何を買ったか、知るよしもありません。
ほかにも、「いま私は汚部屋脱却中だから、100均でこまごまとしたものは当分買わないのだ」とか、「ストック買いはもうやめた、必要なものを必要なタイミングで買う」という自分なりのポリシーを打ち立てておけば、多少の失敗はあるでしょうが、大崩れすることはないでしょう。
3.鵜呑みにしない
人の言うことやメディアで見聞きしたことを、そのまま鵜呑みにしないことも重要です。
情報を、いったん自分のフィルターに通して検討すると、流されません。
いま、うねうねしたチョーカーが流行っているそうです。
誰かが身につけているのを、インスタで見て、「あ、うねうねチョーカー流行っているんだ⇒買おう」と直行便のようなことはせず、「流行っているんだ⇒これが自分の人生にもたらすものとは?⇒買わない/やっぱり買う」、このようにワンクッション置くのです。
いや、「私は、買う前に一応考えているよ」という人も多いかもしれませんが、それと同じくらい、何も考えず、反射的に買ってしまう人も多いです。
昔、リボンが流行っていたとき、私はリボンを大量買いしました⇒使わないリボンをいつまでも持ち続ける人:ミニマリストへの道、番外編8
あのとき、何も考えていませんでした。
もちろん、そのリボンがいくらだとか、それを買うお金があるとかないとか、そのぐらいは考えましたが、これから購入するリボンが、長い目で見て、自分の人生にどんな役割を果たすかなんて、全く考えていなかったのです。
りぼんぐらい、と思うかもしれませんが、小さなものでも侮れません。
リボンは安いし、かさばりませんがが、こうした小さなものを、なんとなく買いすることが、散らかった部屋で、貯金できないことを嘆く生活につながります。
特に、写真のような情報量の多い情報は要注意です。
画像による情報は、文字情報より、頭の中で処理するのが簡単なので、検討する間もなく、「ほしい、いま、ネットで注文しよう! ポチッ」となってしまうのです。
その場ですぐに物が買えてしまう現代は、いったん自分のフィルターに通すことは、衝動買い防止には不可欠です。
メディアにのっている写真は巧妙に演出されているし、修正されている、ということを知っている人も多いでしょう。ですが、かわいい服や素敵な雑貨、前から気になっていた何かを見たその瞬間、そんなことを思い出せるでしょうか?
ワンクッション置かない限り、情報を批判的な目で見ることはできません。
4.他人の承認を求めすぎない
やたらと他人の評価や承認を求める生活をしないようにします。
誰でも、人にほめられるとうれしいものですが、べつにほめられなくても、「すごいね、よくがんばったね」と言われなくても、ふつうに暮らせるようにしておくと、周囲の影響を受けて、物やサービスを買うことが減ります。
べつに必要じゃない物を買う一番の動機は、「他人にこんなふうに思ってもらいたい」「自分も一緒でいたい」という気持ちではないでしょうか?
大部分の人は、基本的には皆と一緒でありたいけど、少しだけ差をつけたい、と思っていて、皆と一緒の部分はもうクリアできています。
ある程度一緒じゃないと社会生活ができませんから。
さらに、「ちょっと差をつけたい」という気持ちが強いなら、物ではなくて、生き方とか、何か目に見えない部分で追求したほうがいいです。
物を使って差をつけようとしても、自分より素敵な物や変わった物を持っている人が絶対いるし、そのときの流行もめまぐるしく変わるので、きりがありません。
2番に書いたように、マイペースで、自分の好きなことを追求したほうが、物を買い集めるより満足度があがります。
買わない挑戦、過去記事もどうぞ
買いたい衝動に対処するには?(買わない挑戦8月の振り返り)。
買い物しなくてすむようになるには? 筆子の買わないチャレンジ、7月の振り返り。
買わない生活チャレンジ中、買わないことが平気になった主婦の6月の振り返り。
無駄な買い物をやめる7つのコツ(私の買わない挑戦、5月の結果)。
筆子の買わない挑戦、3月の振り返り。予定どおりの買い物をした月。
買わない生活を継続するために私が心がけていること。 買わないチャレンジのルールを記載。
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買わなイヤー、最終月の12月は、クリスマスのギフトを買うほかは、デンタルフロスがなくなりそうなので、それを買う予定です。
ずっと、水筒の中を洗うブラシを買いたいと思っているので、手頃な物が見つかればそれも買います。