デイジー

ミニマルな日常

最終更新日: 2020.02.22

新年から始めたい、持続可能な社会にするための取り組み、7つのアイデア(その1)。

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新しい年になり、今年はもっと環境によい暮らしをしたいと考えている人も多いでしょう。

そこで、誰にでも簡単に始められる持続可能な社会にするための小さな取り組みを7つ紹介します。

いずれも私が心がけていることです。

今回は、1.ものの節約、2.食べきる、この2つです。

☆持続可能な社会:環境や自然を大事にして、次世代が使う部分も残しつつ、いまの世代の人がそれなりに快適に暮らせる社会。



1.ものを節約する

ものをどんどん買って、湯水のように使い捨てるのではなく、大事に使うと、いまよりは環境保護につながります。

今回は、私が節約をしている3つのものを紹介します。

1)衣類

新しい服を買うのではなく、手持ちの服をしっかり着ます。

服は製造する時に、かなりリソースを要するのに、そのわりにはあまりリサイクルされていない製品です。

とくにファストファッションが主流になってからは、ろくに使わないうちに、捨てられる服も多く、社会問題になっています。

詳しくは⇒服を使い捨ててはいけない。着ているものがあなたの生き方を表している(TED)

そこで、私は衣類を長く着るようにしています。

多少穴があこうが、なんだろうが、着れるうちは着ます。

いま、はいているレギンスは、綿が89%、ポリウレタンが11%なので、綿100%のものより丈夫なのか、穴はまだあいていません。

ところが、表面の黒い部分が落ちて、網状の白い部分(チュールみたいな感じ)が露出している箇所が複数あります。股や縫い目の部分なので、ふつうに立っている分には誰にもわからないでしょう。

去年、買わない挑戦をしていたこともあり、現在、レギンスはこれ1本だけなので、ジョギングや自宅で生活しているときはまだ着ています。

このように、服は、徹底的に着ます。

まあ、私のように、穴のあいたレギンスや、表面がはげたレギンスをはかなくてもいいと思います。

しかし、一般に、日本女性は、必要以上にきれいにしており、ちょっと毛玉ができただけでも、毛嫌いして着なくなり、新品を買い求める傾向があるんじゃないでしょうか?

前も書きましたが、数年前、私がタイツを寄付した話を画像つきで紹介したら、「そんな毛玉だらけのタイツは日本では寄付できない、そんなことができるなら、誰だって断捨離できる」というメールをもらったことがあります。

「ええ、あれが毛玉だらけだっていうの?」と、驚いたので、このこと、今も忘れられません。

こちらでもその話を書いています⇒後片付けをしないだらしない夫とケンカせず仲良く暮らす3つの秘訣。

私の感覚では、あのタイツ、そんなに毛玉だらけじゃないし、まだまだ使用できるものです。

タイツという商品そのものを使用しなくなったから、手放したのです。

まだきれいで充分着られる服なのに、お払い箱にしようとしていないか、一度客観的に考えてみるといいです。

また、新しい服を買うときは、中古品を買うと、エコロジーに貢献できます。

服がたくさんありすぎると、1着1着を大事に着ることができないため、もう着ない服は寄付して、誰かに着てもらうのも、タンスにしまいっぱなしにしているよりは、エコです。





2.電気

電気を使いすぎないほうが、環境を保護できます。

私がやっているのは、

・使っていない電化製品のコードは抜く(待機時消費電力の節約⇒この春から始めたい。誰でも簡単にできる4つのエコな習慣。

・不用な電化製品を導入しない、使う電化製品を減らす

・ドライヤーを使いすぎず、できるだけ自然乾燥する(髪の毛、衣類とも)。

もし、古い電化製品を、ストレスをためながら、なだめすかしつつ使っているなら、新しいものにしたほうが、省エネになることがあります。

電気を節約すると、電気代が下がるから、積極的に節約している人も多いかもしれません。

ただ、自分で電気代を払っていないと、無自覚に使い過ぎてしまうこともあるでしょう。

電気で動いている物を使っているとき、エネルギーを使いすぎていないか、考えてみてください。

「これは何をエネルギー源にして動いているのかな?」という視点をもつと、無駄遣いが減ります。

スマホでも、バッテリーの持ちをよくするための施策をほどこすと、結局、電気を節約することになります。

使っていない機能やアプリで、削除できるものはすべて削除し、オフにできるものはオフにして、スマホが周囲の明るさにあわせて、自動的に明るくなったり暗くなったりするのをやめさせ、自分でそのつど調節する(つまり、自分のエネルギーをつかう)といったことをしています。

3.紙

以前の私は紙を無駄にする傾向がありました。

読みもしない本を大量に積ん読しており、数年かけて、その大半を断捨離しました。

買ったけれど、読まずに人にあげたり、寄付した本の冊数は数えたことはありませんが、これまでの生涯すべてで捨てた本を積み上げると、相当高くなるはずです。

考えただけで、胸が痛いです。

筆子流・本と雑誌の捨て方を書いた記事のまとめ

さらに、インターネットでたくさんレシピをプリントアウトして、もっていました。

ほかにも、語学に関することをプリントアウトして、たくさん持っていました(基本、私は独学なので、教材は自前で用意します)。

そうやってプリントアウトしたものを、ちゃんと読んだり、活用したりしていたら、まだよかったのですが、その大半は、読まずに裏紙チャレンジで消費されていきました。

☆裏紙チャレンジ:いらない紙の裏側(白紙部分)をメモに使うこと。

あまりに紙を無駄にしたので、反省して、いまはこんなことをしています。

・本はできるだけ電子書籍を購入(最近は、図書館のEブックを利用)

・ネットで読みたいものはパソコンやタブレットで読む

・大事なことが書いてあるときは、印刷せず、ポイントだけノートにメモする

・ノートは1冊ずつ、はしからはしまで使い切る

買わない挑戦をしていたので、新しいノートは買わず、古いスケジュール帳やノートの、カレンダーの使っていない部分や、何かが印刷してある余白や、ときに印刷してある上にも、がしがし書いています。

ただのメモならそれで充分です。

2.食べきる

食料品を無駄にしないため、できるだけ食べきるようにしています。

フードロスを防ぐ方法は3つあると思います。

1)買いすぎない

2)作りすぎない

3)あまった食材の再利用

私がよくやっているのは1)と2)です。

買いすぎない

こんな工夫をしています。

・冷蔵庫やパントリー(最近は小さなワゴンの2段を使用)が、ほぼからっぽになるまで、買わない。

冷蔵庫には、夫の常備品や専用食料品も入っているため、からっぽにはなりません。

・パントリーチャレンジをする⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法

作りすぎない

・その食品がくさらないうちに食べ切れる量だけおかずやらを作ることを意識する

・すぐに使えそうにない食材は冷凍する

・足の早いもの(腐りやすいもの)から食べる

・在庫の把握につとめる

・クリエイティブな調理をする

以前は、買ったのに忘れていて、ところどころ傷んだアボカドの黒い部分は捨てていました。

そういうことがないように、最近は、家計簿(食品を買ったとき、買ったものと値段を書いています)をまめに見直して、記憶をリフレッシュするようにしています。

アボカドは、ワゴンに入っているので、上にかけてあるクロスをめくればいいのですが、私は、リストを見るほうが、簡単なので、そうしています。

また、アボカドが多少黒くなっていても、スープやスムージーにして食べています。

フランスのゼロウエイストを心がけているレストランが、アボカドのいたんだ(ように見える)部分をブラウニー(チョコレートのケーキ)の生地にまぜているというニュースを見てから、捨てずに食べるうようにしました。

ネットで調べて、茶色っぽくなったアボカドは、ただ実が酸化しているだけなので、食べても大丈夫、という記事を見つけ、大丈夫なんだろう、と思って食べています(リアルに腐っている場合は、変な匂いや味がします)。

参考動画(英語、3分39秒)

私はやりませんが、卵のからやコーヒーのかすをガーデニングや、脱臭剤に再利用する人もいますね。

食べ物を無駄にしないためにできる10の方法。

食品ロス(捨ててしまう食べ物)を減らすためにできること(TED)

■関連記事もどうぞ

地球温暖化防止のために日常生活で私がやっていること

私の取り組み、続きはこちら⇒オーガニックフードのすすめ:持続可能な社会にする取り組み(その2)

*******

持続可能な社会をめざす取り組みの2つを紹介しました。

皆さんがやっていることもよかったら教えてください。





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